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ネットワークエンジニアとは?仕事内容、年収、必要なスキル、資格などを徹底解説

2026年09月29日更新

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ネットワークエンジニアに興味はあるものの、「具体的にどんな仕事なのかわからない」「未経験の自分でも目指せるのか」と感じていないでしょうか。

ネットワークエンジニアとは、企業や社会の通信網を設計・構築・運用する技術者です。クラウド化が進み、求められる知識は変わりつつあります。一方で、通信を支える役割そのものはなくなりません。未経験から入れる工程があり、その先のキャリアも描きやすいため、IT職種への転職を考える人にとって魅力的な候補のひとつです。

この記事では、以下の内容を解説します。

  • 仕事内容と、似た職種との違い
  • 年収の目安と、年収が伸びる要因
  • やりがいときつさ、向いている人・向いていない人
  • 将来性とAIの影響、その先に広がるキャリアパス
  • 必要なスキル、資格を取る順番、未経験からの目指し方

ネットワークエンジニアを転職先の候補に考え始めた方に、自分に合う職種かを判断するための材料をお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

目次

CONTENTS

ネットワークエンジニアとは?

ネットワークエンジニアとは、企業や社会の通信網を設計・構築・運用する技術者です。たとえば、社内のWi-Fiやネットショッピングの通信も、こうした技術者が日々支えています。

主な勤務先は、通信会社やインターネットサービスプロバイダ(ISP)、SIer(システムの開発・導入を請け負う企業)、事業会社の情報システム部門などです。未経験からこの職種に就く場合は、監視や運用・保守の工程から担当するのが一般的です。そこで経験を積みながら、設計といった上流工程に担当領域を広げていきます。

ネットワークエンジニアの仕事内容5つ

ネットワークエンジニアの仕事は、通信環境の方針を決める上流工程と、実際に形にして守る下流工程に分かれます。主な工程は、次の5つです。

工程内容
要件定義顧客の要望を聞き取り、必要な機器や予算を整理する
設計機器の構成を決め、設計書としてまとめる
構築設計にもとづいて機器を設置し、通信を確認する
運用・保守稼働後の設定変更や機器交換をおこなう
監視・障害対応24時間体制で状態を確認し、異常に対応する

順に見ていきましょう。

要件定義は、顧客が求めるネットワーク環境の要望を聞き取り、必要な機器や回線、予算、スケジュールを決める工程です。求めるシステムによって重視する要件は変わるため、顧客との対話を重ねながら方向性を固めていきます。あわせて、通信を不正アクセスから守るためのセキュリティ要件も、この段階で決めておかなければなりません。

要件定義では、顧客との折衝力や幅広い知識が求められます。そのため、実務経験を積んだ人が担当することが多い工程です。

設計は、要件定義で固まった内容をもとに、機器の選定やネットワークの構成を決め、設計書にまとめる工程です。たとえば、通信量に応じて、データを中継するルーターや、複数の機器をつなぐスイッチの台数を決めていきます。

また、機器が故障した際に自動で通信経路を切り替える仕組み(冗長化)も、この段階で検討が必要です。設計の品質は、その後の構築や運用のしやすさを大きく左右します。

設計は要件定義に近い上流工程のため、構築や運用の経験を積んでから担当するのが一般的でしょう。

構築は、設計書の内容にしたがって機器を設置・設定し、想定どおりに通信できるかをテストで確認する工程です。機器の入れ替えは、業務時間中におこなうと利用者への影響が大きくなります。そのため、夜間や休日に作業することもあります。

構築は、監視・運用で経験を積んだ人が次に担当することが多い工程です。設計書どおりに通信を動かす経験は、のちに設計を担当する際に活きるでしょう。

運用・保守は、ネットワークが安定して稼働するように、日々の点検や設定変更、機器の交換をおこなう工程です。たとえば、通信のログを定期的に確認したり、ソフトウェアを更新したりして、障害を未然に防ぎます。

また、監視担当から引き継いだ障害について、原因を特定し、根本的な対応までおこなうのも運用・保守の役割です。なお、監視担当が自力で解決できない障害を上位の担当者へ引き上げることを、エスカレーションと呼びます。

運用・保守では、構築や設計につながる機器の知識を、実務のなかで蓄えられます。

監視・障害対応は、専用のツールを使い、ネットワーク機器やトラフィック(ネットワーク上を流れるデータ量)の状態を24時間体制で確認する工程です。異常を知らせるアラートが出た場合は、影響の範囲を切り分けて一次対応をおこないます。自力で解決できない障害は、運用・保守の担当者へエスカレーションします。

24時間体制のため、交代制のシフト勤務となる職場も少なくありません。一方で、手順書に沿って対応できる場面が多く、未経験者が最初に配属されやすい工程です。

システムエンジニア・サーバーエンジニアとの違い

ネットワークエンジニアは、システムエンジニア(SE)やサーバーエンジニアと混同されることがあります。しかし、担当する領域はそれぞれ異なります。

職種主な役割
ネットワークエンジニア通信経路の設計・構築・運用
システムエンジニア(SE)業務システムやアプリケーションの設計・開発
サーバーエンジニアサーバーの設計・構築・運用
インフラエンジニアネットワークやサーバーなど、ITの基盤を担う職種の総称

アプリやシステムそのものをつくりたいならSE、通信やサーバーといった基盤を支えたいならネットワークエンジニアやサーバーエンジニアがキャリアの候補になります。それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

ネットワークが情報をつなぐ仕組みであるのに対し、システムはその情報を使って動く仕組みです。SEは、業務システムやアプリケーションについて、要件定義から設計、開発、テストまでを一貫して担当します。一方、ネットワークエンジニアは、機器同士をつなぐ通信の仕組みを整え、システムを問題なく利用できる状態をつくります。

たとえば、社内で使う業務システムを新しくつくる場合、システム本体を設計するのはSEです。そして、社員がその業務システムを利用できるように通信環境を整えるのが、ネットワークエンジニアの役割といえます。

SE(システムエンジニア)とは?仕事内容・年収・向いている人を解説

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サーバーエンジニアは、Webサイトや業務システムのデータを保管・処理するサーバーを設計・構築し、安定して動かし続ける職種です。一方、ネットワークエンジニアは、サーバー同士やユーザーとサーバーをつなぐ通信経路を担当します。

ネットワークがなければ、利用者はサーバーにアクセスできません。反対に、サーバーが止まれば、ネットワーク越しに提供するサービスも使えなくなります。両者は担当が異なるものの、互いに欠かせない関係にあるため、同じプロジェクトで連携する場面も多いでしょう。

サーバーエンジニアとは?仕事内容・年収・未経験からのなり方を解説

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インフラエンジニアとは、ネットワークやサーバーなど、ITの基盤を担うエンジニアの総称です。つまり、ネットワークエンジニアは、インフラエンジニアに含まれる職種のひとつといえます。

そのため、求人によっては、インフラエンジニアという職種名で、ネットワークとサーバーの両方を担当する募集も見られます。求人を見る際は、職種名だけでなく、担当する領域や工程まで確認しておきましょう。

インフラエンジニアとは?仕事内容・年収と未経験から入る現実的なルート

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ネットワークエンジニアの年収

ネットワークエンジニアの年収は、経験年数に応じて緩やかに上がっていく傾向があります。職業情報提供サイト(job tag)の統計にもとづく、経験年数別の目安は次のとおりです。

経験年数平均年収
0年(未経験)454.9万円
1〜4年462.0万円
5〜9年518.8万円
10〜14年573.7万円
15年以上587.6万円

※サーバー管理者などを含む「運用・管理(IT)」区分の数値です。経験年数0年は、その職種の経験が1年未満であることを指します。

参考:職業情報提供サイト(job tag)「運用・管理(IT)」

経験0年と15年以上の差は、130万円程度にとどまります。そのため、年収を伸ばすには、経験年数よりも上流工程への移行や、クラウド・セキュリティの知識が鍵になると考えられます。

なお、エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」の求人データベースでは、ネットワークエンジニアの平均年収は670.1万円です。即戦力人材を求める求人が中心のため、平均が押し上げられていると考えられます。

ネットワークエンジニアの平均年収は?収入を上げる方法も紹介

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ネットワークエンジニア4つのやりがい

ネットワークエンジニアの仕事には、この職種ならではのやりがいがあります。よく挙げられるのは、次の4つです。

  • 自分が設計・構築したネットワークが会社の通信を支える
  • 障害の原因を突き止めるたびに、自分の技術が育っていくのを感じられる
  • 復旧の対応がクライアントや社内から感謝される
  • チームで大規模な切り替え作業をやり遂げられる

自分が選んだ機器や設計した構成が、そのまま会社の通信を動かします。たとえば、複数の拠点をつなぐ回線や社内のWi-Fiを担当した場合、その通信を毎日多くの社員が業務で使うことになります。

また、設計した内容は、ネットワーク図や設定ファイルという形で会社に残り続けます。数年後に別の担当者が見返しても意図が伝わる設計を残せることは、技術者としての自信にもつながるでしょう。

自分の設計判断が、会社全体の通信環境として長く形に残る点は、大きな手応えといえます。

障害対応では、通信が止まった原因を突き止めていく過程で、自分の技術が育っていくのを実感できます。原因の特定は、ネットワーク図を見ながら、どの機器や区間で通信が止まっているのかをひとつずつ確認していく作業です。

経験が浅いうちは、原因の特定に時間がかかることもあります。しかし、対応した障害の数だけ、当たりをつける勘所は磨かれていきます。同じような障害でも、以前より早く原因にたどり着けたときに、成長を実感できるでしょう。

通信が止まって困っていた利用者から、復旧した直後にお礼の言葉をもらえることがあります。ネットワークの障害は、メールが送れない、システムに入れないなど、業務そのものを止めてしまうためです。

とくに社内向けのシステムであれば、普段は関わりの少ない他部署から声をかけられることもあるでしょう。自分の対応で業務が再開したと実感できる瞬間は、裏方の仕事の価値を確かめられる場面です。

大規模なネットワーク機器の入れ替えは、設計担当・構築担当・テスト担当など、複数のメンバーで役割を分担しながら進めます。利用者への影響を抑えるため、作業は夜間や休日におこなうこともあります。

限られた時間のなかで、各メンバーは担当する機器の設定や動作確認を終わらせなければなりません。そのため、ひとりでは終えられない規模の作業をチームで完了させたときには、大きな達成感と一体感を得られるでしょう。

ネットワークエンジニアがきついと言われる理由

ネットワークエンジニアが「きつい」と言われる理由は、主に3つあります。

  • 障害が起きると時間を問わず対応を求められる
  • 監視・運用の段階では夜勤やシフト勤務がある
  • 学び続けなければ技術についていけなくなる

このうち、障害対応と夜勤の2つの根本には、企業活動やサービスを支える通信が24時間365日稼働し続けなければならない、という特性があります。常に誰かが状態を監視し、異常があればすぐに対応できる体制を整えておく必要があるためです。

ただし、この不規則さは職種全体に一律にかかるわけではありません。未経験から入りやすい監視・運用の工程は、当番やシフト勤務が発生しやすい領域です。一方、設計を担う立場や、事業会社の情報システム部門では日中の業務が中心となり、夜間の呼び出しは少なくなる傾向にあります。

もうひとつの理由は、技術の変化です。クラウドやセキュリティなど、扱う技術は年々変わっています。安定した稼働を支え続けるには知識の更新が欠かせないため、業務時間外の学習も一定程度は必要だと考えておきましょう。

ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由は?将来性・向いている人も解説

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ネットワークエンジニアに向いている人

ネットワークエンジニアに向いているのは、仕組みへの興味と慎重さを持ち、学び続けられる人です。よく挙げられる特徴は、次の6つです。

  • IT機器や通信の仕組みに興味がある
  • 新しい技術を学び続けるのが苦にならない
  • 細かい確認を慎重に続けられる
  • 障害の原因を筋道立てて突き止められる
  • トラブル時も冷静でいられる
  • 周囲と協力して作業を進められる

とくに最後の項目は、前職が営業や接客の人にも活かしやすい強みです。顧客や他部署との調整に慣れている人は、障害が起きたときの状況報告や、チームでの機器入れ替え作業でその経験を発揮できます。

なお、この職種に就くうえで、文系か理系かは問われません。実際に、文系出身でネットワークエンジニアとして働いている人もいます。

ネットワークエンジニアに向いていない人

ネットワークエンジニアに向いていない人の特徴と、その場合の選択肢は次のとおりです。

当てはまる人合わないと感じやすい理由検討したい選択肢
夜勤や休日の対応を避けたい人入口となる監視・運用はシフト勤務が多い日勤中心の求人に絞るか、社内SEを目指す
業務時間外に勉強したくない人扱う技術が変わり続け、知識のアップデートが必要業務時間内に学べる研修が整った企業を選ぶ
目に見える画面やサービスをつくりたい人成果が通信の裏側に現れ、形として見えにくいWeb開発やアプリ開発の職種を検討する
急なトラブル対応に強いストレスを感じる人障害はいつ起きるか予測できない計画的に進めやすい開発職などを目指す

このうち、夜勤や学習の負担は、入社先によって軽くできる場合があります。一方、成果の見えにくさや突発的な対応は、仕事そのものの性質です。こちらが合わないと感じる場合は、ほかの職種も含めて比較してみましょう。

ネットワークエンジニアの将来性

ネットワークエンジニアは、今後も一定の需要が見込まれる職種です。ただし、仕事の中身は次のように変わりつつあります。

  • 社内の物理機器を扱う仕事は減っていく
  • クラウドやセキュリティに関わる仕事は増えている
  • 監視や定型作業の一部は、AIなどによる自動化が進む

一方で、障害の原因を判断する力や、要件に合わせて構成を設計する力は、引き続き人に求められます。また、経済産業省の推計では、2030年までにIT人材が最大80万人程度不足する可能性があり、専門スキルを持つ人材への期待は今後も高まっていくと考えられます。

従来のネットワーク経験にクラウドやセキュリティの知識を足せる人材は、市場での価値を保ちやすいでしょう。

参考:厚生労働省「IT・デジタル人材の労働市場に関する研究調査事業」調査報告書(令和6年3月)

ネットワークエンジニアのキャリアパス

ネットワークエンジニアは、監視・運用から構築、設計へと工程を上げながらキャリアを重ねていきます。その先の道は、大きく次の3つに分かれます。

  • ネットワークの専門性を深める
  • 隣接する技術領域へ専門を広げる
  • マネジメントや上流工程へ進む

それぞれ解説していきます。

ひとつめは、ネットワーク技術の専門家として、より大規模で複雑な環境を担う道です。たとえば、通信事業者の基盤ネットワークや、多数の拠点をつなぐ企業ネットワークの設計を担当できるようになります。

この道では、構築や運用の実務に加えて、要件定義から設計までを一貫して担える力が評価されます。ネットワークスペシャリスト試験やCCNPなど、上位資格で専門性を客観的に示すことも有効でしょう。スキルのレベルが上がるほど、年収の水準も高くなる傾向にあります。

ネットワークの知識を土台に、クラウドやセキュリティといった隣接する領域へ専門を広げる道です。

職種特徴
サーバーエンジニアネットワークとあわせて、インフラ全体を扱えるようになる
クラウドエンジニア(AWSエンジニアなど)需要が伸びている領域で、ネットワークの知識がそのまま活きる
セキュリティエンジニアネットワークの知識を土台に、専門を移せる

どの道に進む場合も、設計や要件定義といった上流の経験を積むことが、市場価値に影響します。

技術の経験を土台に、チームやプロジェクト、顧客の課題全体を見る立場へ進む道です。

職種特徴
ネットワークエンジニアの管理職チームの育成と、案件全体の管理を担う
プロジェクトマネージャー上流工程の経験を活かし、プロジェクトの進行を統括する
社内SE事業会社の情報システム部門で自社のIT全般を担い、企業によっては夜勤の少ない働き方も選べる
ITコンサルタント顧客のIT戦略を支援する

このなかでもITコンサルタントは、上流工程で培った技術知識をもとに、顧客の経営課題に踏み込む仕事です。上流経験を積んだネットワークエンジニアにとって、技術と経営の両面から提案できるITコンサルタントは有力な選択肢になります。責任は増えますが、キャリアの幅を広げやすい道でもあります。

ネットワークエンジニアのキャリアパスは?将来性や、おすすめの資格とあわせて解説

ネットワークエンジニアのキャリアパスは?将来性や、おすすめの資格とあわせて解説

ネットワークエンジニアに必要なスキル・知識6つ

ネットワークエンジニアには、技術面だけでなく、対人面や学習面まで幅広いスキルが求められます。

  • 機器と通信の仕組みを理解するネットワークの知識
  • 通信を不正アクセスから守るセキュリティの知識
  • クラウド上にネットワークを構築するクラウドの知識
  • 障害の原因を切り分ける問題解決力
  • 関係者と状況を正確に共有するコミュニケーション能力
  • 新しい技術を追い続ける学習力

それぞれ、監視・運用の段階と、設計を担う段階で求められるレベルに分けて紹介します。

ネットワークの知識とは、ルーターやスイッチといった機器が、どのようにデータをやり取りしているかを理解するための知識です。たとえば、パソコンがインターネットにつながらないとき、原因がルーターの設定なのか、ケーブルの配線なのかを見分ける土台になります。

監視・運用の段階では、まず機器の基本的な役割や、IPアドレス(ネットワーク上で機器を識別する番号)の仕組みを理解しておきましょう。設計を担う段階になると、数百台規模の機器をどう配置し、どう接続するかを判断できる体系的な知識が必要です。

セキュリティの知識とは、外部からの不正アクセスや攻撃から通信を守るための知識です。たとえば、社外からの不審な通信を検知したときには、ファイアウォール(外部からの不正な通信を遮断する仕組み)の設定を確認し、必要に応じてブロックします。

監視・運用の段階では、ファイアウォールの基本的な設定や、怪しい通信ログの見分け方を身につけておきましょう。設計を担う段階では、システム全体を見渡し、どこにどんな防御策を組み込むべきかを判断する力が欠かせません。

クラウドの知識とは、AWSやAzureなどのクラウドサービス上に、仮想的なネットワーク環境を構築するための知識です。物理的な機器を購入・設置する代わりに、画面上の操作で仮想ルーターや仮想ネットワークを作成し、社内と同じような通信環境を再現します。

監視・運用の段階では、クラウドサービスの管理画面の基本操作に慣れておきましょう。設計を担う段階では、オンプレミスとクラウドを組み合わせ、コストと性能のバランスが取れた構成を考える力が問われます。

障害対応で差が出るのは、原因を突き止めるまでのスピードと正確さです。たとえば、支店からデータセンターに接続できなくなったとします。この場合、原因が支店側のルーターか、途中の回線か、データセンター側の機器かを、ログやアラートの情報から順序立てて絞り込んでいきます。

監視・運用の段階では、手順書に沿って典型的な障害に対応する経験を積みましょう。設計を担う段階では、手順書に載っていない未知の障害でも、仮説を立てながら原因を突き止める力が必要となります。

コミュニケーション能力とは、障害の状況や作業の進捗を、関係者に正確に伝える力です。たとえば、障害が起きたときは、専門用語を知らない顧客にも状況が伝わるように言い換えます。その一方で、対応にあたる社内のメンバーには、技術的な詳細を漏れなく引き継がなければなりません。

監視・運用の段階では、決められた報告フォーマットに沿って状況を共有する習慣をつけておきましょう。設計を担う段階では、要件定義の場面で、顧客自身も言語化できていない要望を引き出す力まで期待されます。

学習力とは、クラウドやセキュリティなど、変化し続ける技術を自分から学び続ける力です。たとえば、これまで使っていた機器の構成がクラウド移行によって丸ごと入れ替わると、新しい操作方法や設計の考え方を学び直す必要が生じます。

監視・運用の段階では、CCNA(ネットワークの基礎を証明する資格)などの取得を通じて、学習を続ける習慣をつけておきましょう。設計を担う段階では、学んだ最新技術を、実際のシステム設計にどう取り入れるかを判断する力が求められます。

ネットワークエンジニアにおすすめの資格8選

ネットワークエンジニアに関わる資格は、ITの基礎を証明する国家資格から、実務に直結するベンダー資格(特定の企業が自社製品・サービスについて認定する資格)まで幅広くあります。代表的な資格と取得の目安は、次のとおりです。

資格名種別どんな人に向いているか
ITパスポート試験国家資格ITの専門知識にいきなり入るのが不安な人
CCNAベンダー資格(シスコ)未経験からネットワークエンジニアを目指す人
基本情報技術者試験国家資格エンジニアとしての基礎力を幅広く示したい人
LinuC・LPICベンダー資格サーバー側の知識も併せて身につけたい人
AWS認定クラウドプラクティショナーベンダー資格(AWS)クラウドの知識をこれから身につけたい人
CCNPベンダー資格(シスコ)構築・設計を任されるレベルを目指す人
ネットワークスペシャリスト試験国家資格上流の設計力を客観的に証明したい人
情報処理安全確保支援士試験国家資格セキュリティへ専門を広げたい人

未経験の場合は、ITパスポート試験で用語に慣れたあと、CCNAで実務の基礎を固める順番が取り組みやすいでしょう。IT用語に抵抗がなければ、最初からCCNAに取り組んでもかまいません。それぞれの資格を紹介していきます。

ITパスポート試験は、経済産業省所管のIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施する、ITの基礎知識を証明する国家資格です。AIやIoT(モノをインターネットにつなぐ技術)といった新しい技術から、経営戦略やマーケティングなどのビジネス知識まで、出題範囲は幅広く設定されています。

ネットワークの専門知識にいきなり入るのが不安な人にとって、ITの全体像をつかむベースを学べる資格です。専門用語への抵抗を減らしたい人は、ここから始めるとよいでしょう。

参考:IPA「ITパスポート試験」

CCNAは、ネットワーク機器大手のシスコシステムズ(Cisco Systems)が認定するベンダー資格です。ルーターやスイッチの操作スキルだけでなく、ネットワークの設計や運用に関する基礎知識を体系的に学べます。

実務に近い内容を学べるため、未経験からの転職活動では、基礎知識と学習意欲を示す材料になります。入社後に監視・運用の業務へ入る際にも、学んだ知識を活かせるでしょう。

参考:シスコシステムズ「CCNA」

基本情報技術者試験は、IPAが実施する、ITエンジニアの登竜門とされる国家資格です。アルゴリズムやネットワーク、セキュリティなど、エンジニアとして共通で必要になる知識を体系的に学べます。

CCNAがネットワークに特化した資格であるのに対し、基本情報技術者試験はIT全般の基礎力を証明する資格です。ネットワーク以外の領域も含めて、エンジニアとしての基礎力を幅広く示したい人に向いています。

参考:IPA「基本情報技術者試験」

LinuCとLPICは、どちらもLinux(サーバーでよく使われるOS)の操作・運用スキルを証明する資格です。特定の企業の製品に依存しない、ベンダーニュートラル資格に分類されます。サーバーの操作に加えて、Linux上のネットワーク設定の基礎も出題範囲に含まれます。

LinuCは、日本のLPI-Japanが運営する日本市場向けの資格です。一方、LPICは、カナダに本部を置くLinux Professional Instituteが運営する国際資格です。出題内容は似ているため、国内企業での評価を重視するか、海外や外資系企業での通用度を重視するかで選ぶとよいでしょう。

ネットワークとサーバーの両方に関わる場面は少なくありません。構築や運用のなかで、サーバー側の知識もあわせて身につけたい人に向いています。

参考:LPI-Japan「LinuCとLPICの違い」

AWS認定クラウドプラクティショナーは、Amazon Web Servicesが認定する、クラウドサービスの入門資格です。AWSの基本的なサービス内容や料金体系、セキュリティの考え方を体系的に学べます。

物理的な機器を扱う仕事から、クラウド上での構築へと、仕事の中心は移りつつあります。この変化にこれから対応したい人にとって、最初の一歩になる資格です。

参考:AWS認定クラウドプラクティショナー

CCNPは、CCNAの上位にあたるベンダー資格で、大規模なネットワークの構築・運用に関する知識とスキルを証明できます。CCNAの取得は受験の前提条件ではありません。ただし、内容が高度なため、CCNAで基礎を固めてから挑戦する人が多いでしょう。

構築・設計を任されるレベルの技術を客観的に証明したい人に向いている資格です。

参考:シスコシステムズ「CCNP」

ネットワークスペシャリスト試験は、IPAが実施する、ネットワークの設計や運用を担う技術者向けの国家資格です。CCNAが実務の基礎を問う資格であるのに対し、ネットワークスペシャリスト試験は上流の設計力を問う、難関の資格といえます。

構築や運用の実務経験を積んだうえで、上流の設計力を客観的に証明したい人におすすめです。

参考:IPA「ネットワークスペシャリスト試験」

情報処理安全確保支援士試験は、IPAが実施する、サイバーセキュリティの専門性を証明する国家資格です。合格後に登録すると、情報処理安全確保支援士という名称を使って業務にあたれる、登録制の資格でもあります。

ネットワークの知識を土台に、セキュリティへ専門を広げたい人に向いています。

参考:IPA「情報処理安全確保支援士試験」

ネットワークエンジニアを目指す方法

ネットワークエンジニアを目指す方法は、IT業界の経験があるかどうかによって変わります。ここでは、未経験者と経験者、それぞれが最初に狙うべき工程と、事前に準備すべきことを紹介します。

未経験からネットワークエンジニアを目指すなら、まずは資格取得によって基礎を固めましょう。たとえば、IT全般の知識を学べるITパスポート試験や、エンジニアの登竜門である基本情報技術者試験は、入門資格としておすすめです。こうした資格があれば、応募書類や面接で熱意と実務への適性をアピールしやすくなります。

実務の最初のステップとしては、設計や構築ではなく保守・運用業務の求人に挑戦するのが現実的です。トラブル対応や監視業務を通じて実務経験を積めます。資格と経験を少しずつ積み上げていけば、未経験からでも着実にキャリアを広げられます。

すでにIT業界での経験がある場合は、持っているスキルをどう活かすかを明確にすることが大切です。とくにサーバーエンジニアやクラウド関連の経験(AWSやAzureなど)があれば、ネットワーク分野への転職は比較的スムーズに進みやすいと言えます。

加えて、基本情報技術者試験やCCNAなどの資格を取得しておけば、知識の裏づけとして選考での説得力が増します。その際には、どの業界でどのような業務に携わりたいのかを言語化し、自身のキャリアの方向性を整理しておくことが大切です。

ネットワークエンジニアの求人情報

【情報システム部】インフラエンジニア 基盤(ネットワーク・デバイス等)構築業務

想定年収

720~1,300万円

勤務地

東京都(江東区)

業務内容

情報システム部にて、基盤(ネットワーク・サーバ・デバイス等)構築・運用業務をご担当いただきます。 業務経験年数・スキル等に応じ、IT 人財のキャリアパスに基づき、プロフェッショナル職制への登用も想定しております。 ・基盤構築業務に関する計画・推進、管理、開発・運用業務 ・新たな基盤構築等、大型プロジェクト推進業務 ● インフラ領域部門について 生命保険事業全体の信頼性と先進性を足元から支える、ITインフラの総合領域です。 当領域では、全社の膨大な顧客データ・ビジネス情報を安全かつ高度に利活用するための統合データプラットフォームの構築を推進。 オンプレミスのサーバ基盤に加えクラウドやSASE等を取り入れ、拡張性と高セキュリティを両立したシステム環境の設計・構築を担います。 さらに、ネットワーク・デバイスからメインフレーム(ホスト基盤)に至る全社インフラの安定稼働と当社として最適なアーキテクチャを追及します。 24時間365日止まらない社会インフラとしての確かな安心感を担保しながら、未来のデジタル変革を技術面から強力にバックアップします。 データ活用・先進設計・安定運用の各スペシャリストが集い、次世代IT基盤への進化を牽引しています。 ● ご参考 : アプリ領域部門について> 個人・企業保険のフロント(CX/DX)から、資産運用・コーポレート系のパッケージ導入、契約・営業管理などの基幹バックエンドまでを一手に担う領域です。 ● 期待する役割 今まで培ってきた経験やノウハウを展開いただき、当社システム開発の最前線での活躍を期待しています。 

海底ケーブル事業のインフラエンジニア・セールスエンジニアリング(グローバルデジタルインフラ)【法人事業】

想定年収

812~1,587万円

勤務地

東京都(港区)

業務内容

【ミッション】 海外のOTT・通信事業者向けNWサービス、DCサービス事業の拡大 【主な業務】 海外のOTT・通信事業者向けNWサービス、DCなどのソリューション提案、設計および構築に係るセールスエンジニアリング 【具体的な業務】 ・顧客ごとの個別要件に基づいたソリューション検討(要件定義・設計・構築・運用・全体PM) ・既存プロダクトで解決できないケースでの個別ソリューション構築(個別カスタマイゼーション) ・上記に伴う社内関係部門との連携と対外折衝(パートナー・ベンダー・業務委託先など) ●業務の変更の範囲:会社内でのすべての業務

【大阪/インフラエンジニア/テックリード・PM】クラウド×AIのアーキテクチャ設計と組織構築を牽引|多重下請け構造打破を目指す

想定年収

600~1,300万円

勤務地

大阪府(大阪市)

業務内容

官公庁やメガバンク、大手通信キャリア、小売・アパレル・ECといったビッグユーザー案件、ユーザー系のプライム案件、大手ベンダー系の案件に参画。 自社社員中心のチームにおけるインフラ案件のPLやPMとしてプロジェクトの進行をしていただきます。 ●具体的な仕事内容 ・オンプレミス/クラウド環境における要件定義・基本設計・アーキテクチャ設計 ・AI技術(AIOps)を用いた次世代インフラ運用自動化やセキュリティ最適化の実装・推進 ・大規模マルチクラウド環境やゼロトラストモデルに基づくエンタープライズ向け基盤設計 ・自社社員を中心としたチームのプロジェクト管理(PL/PM)、品質管理、デリバリー管理 ・次世代リーダーの育成、技術指導、および顧客へのITソリューション提案 ●顧客の業界例 金融/福祉/通信/EC/流通/商社/官公庁/モビリティ/SAP/飲食/航空 ●プロジェクト例 ・金融系システムのオンプレ→クラウド基盤移行 -使用製品:AWS、RHEL、WindowsServer、PostgreSQL、CLUSTERPRO等 -担当工程:要件定義、基本設計、詳細設計、構築、単体テスト、結合テスト、運用保守 -働き方:リモート50% 出社50% ・大手通信キャリア向けネットワーク更改 -使用製品:CiscoL2/L3SW、Router、FW等 -担当工程:要件定義、基本設計、詳細設計、構築、単体テスト、結合テスト、運用保守 -働き方:リモート80% 出社20% ・技術・環境スタック例 -クラウド基盤 :AWS、Azure、Google Cloud -ネットワーク :Cisco、Juniper、Allied Telesis、YAMAHA -OS / サーバー :Linux(RHEL/CentOS/Ubuntu)、Windows Server -仮想化/ストレージ:VMWare、Hyper-V / DELL、HP、NetApp等 -IaC / 自動化 :Terraform、Ansible、CloudFormation -監視・運用 :Zabbix、Datadog、CloudWatch、Azure Monitor -AI関連(AIOps):Python(運用自動化・ログ解析用)、Azure OpenAI Service ●役割・ミッション 上級インフラエンジニアとして、要件定義から設計・構築、リリースまで全工程を主導するプロジェクトリーダー、またはアーキテクチャ設計を担うテックリードをお任せします。 特定のベンダーに依存しないマルチクラウドの全体構想設計に加え、AIを用いた障害予測(AIOps)やリソース最適化など最新技術の組み込みを推進。自社メンバーを中心とした強固なチームビルディングを実現することが最大のミッションです。 ●今後のキャリア例 ・シニアクラウドエンジニア より複雑で難易度の高い案件やシステムの設計・運用を担当する役割です。 ・クラウドアーキテクト クラウドインフラ全体を統括しビジネスニーズに応えた最適なクラウドソリューション設計を提案・実装する役割です。 ・フルスタックエンジニア フロントエンド、バックエンド、インフラ、全ての技術力を兼ね備え技術面でリードする役割です。 ・PM 技術的な課題解決とビジネス目標達成を両立させるプロジェクトの責任者。 ステークホルダー調整、リスク管理、品質担保など、プロジェクト成功に必要な全ての要素をコントロールし、チームを成功に導く司令塔的役割を担います。エンジニア経験を活かした技術的判断力と、ステークホルダーとの調整力を武器に、プロジェクトを確実に成功へ導く重要なポジションです。 ・ITコンサルタント 特定の分野技術に関する専門知識を持ち、企業に対して戦略的なアドバイスを提供頂きます。他企業の移行プロジェクトを成功させる手助けを経験できます。 ・トレーナー/メンター 新しいPMや技術者を発掘・育成するべく自身の経験と知識を共有する役割です。 ・事業部推進 事業部自体の戦略策定と実行、マーケットリサーチ、業績管理、内部統制とガバナンスなどを実行する役割です。 その他、縦にも横にもキャリアを広げることが可能。個々の強みや経験を活かし、柔軟なキャリア形成が実現可能です。

【大阪/インフラ/上級SE】スペシャリストへのキャリア応援企業/技術特化求人/リモート環境あり

想定年収

450~750万円

勤務地

大阪府(大阪市)

業務内容

【DX・AI案件増加中】サーバ経験を活かし、上流・マネジメントへ挑戦! お客様のDXが進む中、技術の選択肢も非常に広くなってきており、プロジェクト難易度が高まっています。 当社ではお客様のDXを加速するためにさまざまなサービスを拡充しており、その1つであるシステム開発領域はお客様からも非常に求められています。 今回はそれらのプロジェクトを管理する方では無く、技術領域を技術者として先頭立ってリード頂ける方を募集致します。 ●仕事内容 上級エンジニアとして、オンプレミス環境、クラウド環境のサーバ、ネットワークの新規構築・更改などお客様から依頼された案件を遂行します。 また独立系SI企業として幅広い業界で様々な領域の要件定義~リリース、運用保守までの工程をお任せいたします。 ALHではフルスタックエンジニアとしてネットワーク・セキュリティ、サーバー、クラウドまでの幅広い技術領域の経験を積むことができます。また、障害予測と防止・自動化・セキュリティ・リソースの最適化などでAI等の最新の技術に触れる機会もあり、挑戦環境の当社で、社会に役立つITプロジェクトに携わりませんか? ●業務内容 オンプレミス環境、クラウド環境のサーバ、ネットワークの新規構築・更改など、経験と希望に併せてアサイン先が決定いたします。 ・要件定義~リリース、運用保守まで一貫した対応 ・お客様とのリレーション構築 ・チームメンバーとの協業 ●顧客の業界例 金融/福祉/通信/EC/流通/商社/官公庁/モビリティ/SAP/飲食/航空etc ●取引先 以下の業界において、事業会社、大手・中堅SIerなど幅広いポートフォリオを形成しています。 IT/通信、金融、製造業、官公庁/公共、放送/広告、流通/小売、運輸/物流 ●プロジェクト例 ALHは業界を問わず様々なプロジェクトを支援しています。 レガシーシステムからモダンシステムへのリプレイス、toB向けサーバ運用・構築、toC向けサーバ運用保守など幅広く対応しています。 一人ひとりのこれまでのご経験と現在の技術力、キャリアの志向性に応じて、スキルアップに繋がる最適な案件へ配属させていただきます! ・大手金融システム 更改案件:要件定義~運用保守 ・金融システムのクラウド移行:詳細設計~テスト ・官公庁システム構築支援:詳細設計~テスト ●今後のキャリア ・DevOpsエンジニア -開発チームと運用チームの橋渡し役として、ソフトウェアをスピーディーかつ安全にリリースするための環境を整える重要なポジションです ・SRE(サイト・リライアビリティ・エンジニア)   -サービスが安定して動くように見守り、トラブル発生時にはすぐに解決するスペシャリストです ・PM -技術的な課題解決とビジネス目標達成を両立させるプロジェクトの責任者。 ステークホルダー調整、リスク管理、品質担保など、プロジェクト成功に必要な全ての要素をコントロールし、チームを成功に導く司令塔的役割を担います。 エンジニア経験を活かした技術的判断力と、ステークホルダーとの調整力を武器に、プロジェクトを確実に成功へ導く重要なポジションです。 ・プリセールスエンジニア -プロジェクト業務に並行して、案件拡大のための人員調整や営業活動など事業拡大に直結する役割です ・ビジネスアーキテクト   -新規事業開発や業務変革プロジェクトにおいて、「何を実現したいか」の目的設定から、関係者との協働関係構築、実現プロセスの推進まで一貫してリード。 技術的バックグラウンドを持つからこそできる、現実的で実行可能な変革シナリオを描く専門職です。 ・ITコンサルタント -特定の分野技術に関する専門知識を持ち、企業に対して戦略的なアドバイスを提供頂きます。他企業の移行案件を成功させる手助けを経験できます ・テックリード - プロジェクトにおいて、技術的な側面を担い、チームをリードしながら、品質向上や技術的な課題解決を担う役割です。 ・事業部推進 -事業部自体の戦略策定と実行、マーケットリサーチ、業績管理、内部統制とガバナンスなどを実行する役割です ALHでは固定化されたキャリアではなく、個々の希望・能力に合わせたキャリアの実現を応援しております!

中途_SI事業部_テックリード(2026/10/23~)

想定年収

1,000~1,300万円

勤務地

東京都(港区)

業務内容

本ポジションでは、プロジェクトおよび組織全体の「技術的な意思決定」と「標準化」を主導していただきます。 また詳細な実装や各種テスト等の実務については、メンバーや若手・ミドル層のエンジニアを主導しながら実施していただきます。 ●大規模・ミッションクリティカルなシステムの要件定義・設計 数千万人が利用する通信サービスや公共インフラの基幹NW、データセンターNWの最上流工程を担当。 最新のプロトコルや仮想化技術を駆使し、安定性と拡張性を両立した次世代アーキテクチャをデザインします。 ●アーキテクチャ設計および技術選定の最終意思決定 プロジェクト要件に応じたフレームワークやOSS、各種インフラ・ネットワーク機器の調査・評価を行い、最適な技術を選定・導入。 潜在的な技術的課題やリスクを基本・詳細設計の段階で特定し、プロジェクトマネージャーと連携して解決策を構築。 ●クオリティコントロール チーム全体のコードクオリティを担保するための設計レビュー・コードレビュー方針の策定。 テスト - 品質保証(開発クオリティの確認) ●実装 システムのパフォーマンス・堅牢性を左右するコアモジュール ●自社プロダクト創出への貢献(インキュベーション機能) 大手クライアントの最先端ネットワーク環境で得られた知見や共通の課題を抽出し、使い捨てにしない自社資産(新規プロダクトや機能)へと昇華させるための技術的なアプローチ・検討。 ●チーム全体の技術底上げ(メンター・リード) 若手~ミドル層エンジニア(別募集のジュニア~ミドルポジション等)への具体的な技術指導、技術的なベストプラクティスの共有によるチームの生産性向上。 ●開発環境 開発言語 Typescript / Python / Java フレームワーク React, Flask, FastAPI, SQLAlchemy, Spring プロジェクト管理, CI/CD Redmine, Jenkins 情報共有ツール Slack, Google Meet, Microsoft Teams OS Linux/Unix データベース PostgreSQL, mySQL, MariaDB, ElasticSearch 仮想化技術 OpenStack, Docker, Podman バージョン管理 Git クラウド AWS, Azure, GCP AI Claude Code, ChatGPT/Codex, Gemini その他 OSS 全般

ネットワークエンジニアの転職ならテックゴー

ネットワークエンジニアとしての転職では、監視・運用中心か、設計・構築まで任されるかで、求人の内容は大きく変わります。求人票だけでは、担当する工程や勤務体系まで読み取りにくいことも少なくありません。

テックゴーは、エンジニア領域に特化した転職エージェントです。ネットワークエンジニアのキャリアに詳しいキャリアアドバイザーが、現在のスキルや経験に合う求人と、その先のキャリアを見据えた入口を一緒に考えます。

▼テックゴーの転職支援が選ばれるポイント

  • エンジニアに特化した転職エージェントで、幅広い求人を保有している
  • アドバイザーは元エンジニア出身者が多く、現場感覚にもとづいたアドバイスに強み
  • 年収アップ金額は平均144万円(※1)
  • 年収アップ成功率は86%(※2)

(※1)2026年3月に内定承諾をし、年収アップを実現された方の平均実績 (※2)同期間に内定を承諾された方のうち、年収アップを実現された方の割合

未経験から目指す場合も、経験者としてキャリアアップを目指す場合も、まずは希望条件やキャリアの方向性について相談してみましょう。自分の経験がどの求人で評価されるのか、専任のアドバイザーが整理します。

まとめ

ネットワークエンジニアとは、企業や社会の通信網を設計・構築・運用する技術者です。この記事では、仕事内容から年収、きつさ、向き不向き、資格、キャリアパスまでを解説しました。

仕組みへの興味があり、夜勤の可能性や学び続ける負担を許容できるなら、ネットワークエンジニアは転職先としておすすめです。未経験から目指す場合は、ITパスポート試験など基礎的な資格でベースをの知識を固めましょう。そのうえで、監視・運用から上流工程へ上がれる環境を選ぶことが最初の一歩です。IT業界での経験がある人は、これまでのスキルをどう活かせるかを整理しておくと、狙う工程が見えやすくなります。

自分に合う入口や、その先のキャリアに迷ったら、エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」への相談もひとつの選択肢です。エンジニア領域に詳しいアドバイザーが、経験やスキルに合うキャリアを一緒に考え、サポートします。

よくある質問

ネットワークエンジニアはオワコンですか?

ネットワークエンジニアは、オワコンではありません。職業情報提供サイト(job tag)によると、ネットワーク管理者を含む運用・管理(IT)の有効求人倍率は、令和7年度で2.2倍です。求職者1人に対して2件以上の求人がある状況といえます。

ただし、社内に機器を置いて管理する仕事は減り、クラウドやセキュリティの知識が求められる場面は増えています。変化に合わせて知識を更新できれば、活躍の場は広がるでしょう。

参考:厚生労働省「運用・管理(IT) - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/319

ネットワークエンジニアで年収1000万は可能でしょうか?

ネットワークエンジニアでも年収1,000万円は可能ですが、到達できるのは高いスキルを持つ一部の人です。

職業情報提供サイト(job tag)によると、ネットワーク管理者を含む運用・管理(IT)のうち、ITスキル標準(ITSS)のレベル5以上の層では、上位4分の1の年収が1,086万円以上です。ITSSとは、ITエンジニアのスキルを7段階で示す指標で、レベル5以上は高度な専門性を持つ上位層にあたります。

この層では、技術だけでなく、企画やプロジェクトマネジメントの業務も求められます。

参考:厚生労働省「運用・管理(IT) - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/319

ネットワークエンジニアは底辺ですか?

ネットワークエンジニアは、底辺と呼ばれるような職種ではありません。企業や社会の通信を支える専門職であり、担当する工程が上がるほど、年収や裁量も広がりやすい仕事です。

そう言われる背景には、監視業務の働き方や、IT業界の取引構造に対するイメージがあります。監視業務は未経験から始めやすい反面、24時間体制の現場では交代制の勤務が前提です。また、IT業界には元請けから下請けへと仕事が流れる多重下請けの構造があり、下請けの立場では関われる工程が限られる場合もあります。

入社先によって、経験できる工程や勤務体系は大きく変わります。そのため、求人を選ぶ段階で、担当範囲や上流工程に上がれる道筋を確認しておきましょう。