フルスタックエンジニアとは何をする仕事?仕事内容・年収をわかりやすく解説
2026年01月07日更新
ITエンジニアの需要が高まる中で、「フルスタックエンジニア」という働き方に注目が集まっています。フロントエンド、バックエンド、インフラといった複数の領域に関わるエンジニアを指す言葉として使われていますが、その定義や求められるスキルの範囲は企業や開発体制によって異なります。一方で、複数の開発領域を横断して経験を積んでいる場合、担当できる役割の幅が広がり、評価されるポイントが増えるケースもあります。
そのため、「フルスタックエンジニアとは何を求められる職種なのか」「どのような経験が評価されやすいのか」「将来的にどのようなキャリアパスが考えられるのか」といった点を整理して理解することが重要です。
本記事では、フルスタックエンジニアの定義や仕事内容を整理したうえで、年収の傾向や将来性、フルスタックエンジニアとしてキャリアを伸ばしていくための考え方、転職を検討する際のポイントを解説します。
著者

角田 元輝
Kakuta Genki
大学卒業後、大手家電量販店に入社。入社2年目で歴代最速で支店長に就任し、マネジメント面でも全社1位の成果を収める。また、顧客の潜在ニーズを捉え、押し売りではなく課題解決の伴走を徹底することで個人の販売実績でも12カ月連続5000人中1位を獲得。その後、支援を通じて「人が持つ可能性を引き出し、未来につなげること」に強いやりがいを感じ、MyVisionに参画。 現在はキャリアアドバイザーとして候補者様一人ひとりの想いを大切にしながら、前職で培った課題解決力を活かし、理想のキャリアプランを実現するための伴走支援を徹底している。
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監修者

大河内 瞳子
Okochi Toko
株式会社MyVision執行役員
名古屋大学卒業後、トヨタ自動車での海外事業部、ファーストリテイリング/EYでのHRBP経験を経てMyVisionに参画。HRBPとして習得した組織設計、採用、評価などの豊富な人事領域経験を生かした支援に強みを持つ。
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目次
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フルスタックエンジニアとは
フルスタックエンジニアとは、フロントエンド、バックエンド、インフラといった複数の技術領域に関わりながら開発に携わるエンジニアを指します。特定の領域に限定されず、複数のレイヤーに関わる点が特徴とされています。
フルスタックエンジニアには、明確に定義されたスキルセットや担当範囲が定められているわけではありません。フロントエンドとバックエンドを中心に担当するケースもあれば、アプリケーション開発とインフラ構成の両方に関わるケースもあり、実際の役割はプロジェクトや開発体制によって異なります。
そのため、フルスタックエンジニアという言葉は、職種名というよりも、複数の工程や技術領域に関与する役割を指す文脈で使われる場合もあります。
フルスタックエンジニアの仕事内容
フルスタックエンジニアの仕事内容は、担当するプロダクトや開発体制によって異なりますが、フロントエンド、バックエンド、インフラといった複数領域にまたがる点が共通しています。ここでは、代表的な業務内容を領域ごとに整理します。
フロントエンドの開発
フロントエンドの開発では、ユーザーが直接操作する画面の実装を担当します。デザインをもとにUIを構築し、入力内容の制御や画面遷移など、ユーザー操作に応じた挙動を実装することが主な役割です。
フルスタックエンジニアの場合、画面単体で完結させるのではなく、バックエンドの処理内容やAPI仕様を踏まえた実装をおこなう場面が多くなります。画面側の実装がシステム全体にどのような影響を与えるかを意識しながら開発を進める点が特徴です。
バックエンドの開発
バックエンドの開発では、アプリケーションのロジックやデータ処理を実装します。フロントエンドからのリクエストを受け取り、必要な処理を行い、結果を返す役割を担います。
フルスタックエンジニアがバックエンドに関わる場合、画面側でどのような使われ方をするのかを理解したうえで処理を設計することが求められます。機能追加や仕様変更が発生した際にも、フロントエンドとのつながりを意識しながら対応するケースが見られます。
データベースの構築
データベースの構築では、アプリケーションで扱うデータの構造を設計し、保存・取得の方法を整えます。テーブル設計やリレーションの定義などが主な作業です。
フルスタックエンジニアは、バックエンドの処理内容や画面でのデータ利用を踏まえて、どのようなデータ構造が適しているかを考えながら構築に関わります。単にデータを保存するだけでなく、後続の開発や運用を意識した設計が求められる場面もあります。
インフラの構築
インフラの構築では、アプリケーションが動作する実行環境を整備します。サーバーやネットワーク、クラウド環境の設定などが対象です。
フルスタックエンジニアがインフラを担当する場合、アプリケーションの構成や負荷の特性を踏まえながら環境を整えることになります。インフラ専任のエンジニアと連携しつつ、アプリケーション側の要件を整理して反映する役割を担うケースもあります。
アプリケーションの開発
アプリケーションの開発では、フロントエンド、バックエンド、インフラといった各工程をつなぎながら、機能全体を形にしていきます。要件に応じて処理の配置を検討し、全体として整合性の取れた構成になるよう調整します。
フルスタックエンジニアは、変更や追加が発生した際に影響範囲を把握しやすく、複数工程をまたいだ対応が求められる場面で関与することもあります。
フルスタックエンジニアに求められるスキル
フルスタックエンジニアに求められるスキルは、仕事内容そのものだけではなく、複数の工程に関わるための前提理解や考え方も重要なポイントです。ここでは、実務を進めるうえで重要になるスキルの方向性を整理します。
フロントエンドの知識
フロントエンドの知識としては、HTML、CSS、JavaScriptといった基本技術に加え、ReactやVue.jsなどのフレームワークを用いた画面実装の理解が挙げられます。画面表示やユーザー操作が、アプリケーション全体の処理とどのようにつながっているかを把握していることが重要です。
単に見た目を実装できるだけでなく、データの取得や更新がどのように行われているかを理解していることで、バックエンドとの連携を前提とした開発を進めやすくなります。
バックエンドの知識
バックエンドの知識では、Java、Python、PHP、Ruby、Node.jsなどのサーバーサイド言語を用いたアプリケーション開発の基本的な理解が求められます。APIの役割や、フロントエンドとどのようにデータをやり取りしているかを把握していることが重要です。
処理の詳細をすべて設計する必要はありませんが、アプリケーションの処理の流れやデータの扱い方を理解していることで、仕様変更や不具合対応にも関与しやすくなります。
インフラ・クラウドの基礎知識
インフラ・クラウドの基礎知識としては、アプリケーションがどのような環境で動作しているかを把握していることが挙げられます。Linuxの基本操作や、AWS、GCP、Azureなどのクラウドサービスにおける主要な構成要素の理解があると、実務を進めやすくなります。
専門的なインフラ設計や運用を担う必要はありませんが、実行環境の前提を理解していることで、開発やトラブル対応の際に状況を把握しやすくなります。
システム全体を俯瞰する設計力
システム全体を俯瞰する設計力とは、個々の機能や実装だけでなく、アプリケーション全体の構造や処理の流れを理解したうえで開発に関われる力を指します。
機能追加や修正が発生した際に、どの工程やコンポーネントに影響が及ぶかを把握できることで、開発を進めやすくなる場面があります。
フルスタックエンジニアに向いている人の特徴
フルスタックの仕事内容、基本的なスキルについて解説しましたが、フルスタックエンジニアに向いているのはどのような人なのでしょうか。とくに挙げられることが多い4つの特徴をご紹介します。
好奇心が旺盛で学習意欲が高い
言語やフレームワーク、クラウドサービス、開発プロセスなどは、ツールやAIなど、常に時代によって変化します。新しい技術が登場するだけでなく、同じ技術でも推奨される設計や運用の考え方が更新されるため、一定の学習は業務の一部になりやすい領域です。
フルスタックエンジニアの場合、関わる範囲が広い分だけ「知らないものに遭遇する確率」も上がります。すべてを深掘りして把握する必要はありませんが、必要になったタイミングで調べ、最低限の理解まで持っていける人は仕事が進めやすくなります。
新しいことがあった際に学習を積み重ねられるタイプは、フルスタックの業務と相性が良い傾向があります。
いろいろな職種の人とのコミュニケーションが得意
フルスタックエンジニアは複数の工程に関わることがある分、チームを超えたコミュニケーションが求められることがあります。
たとえば、仕様を決める段階ではPdMや企画側と会話しながら、「どの条件で何を満たせば完了なのか」「例外時にどう振る舞うのか」といった判断を詰める必要が出てきます。また、デザイナーとはUIについて実装上の制約を共有して落としどころを決めたりする場面があります。
ステークホルダーと、相手に伝わる言葉で必要なコミュニケーションを取れる人はフルスタックエンジニアに向いていると言えるでしょう。
自分の手でプロダクトを作っている実感がほしい
フルスタックエンジニアは複数の工程に関わることがある分、機能が形になっていく一連の流れを把握しやすい立場になることがあります。
たとえば、画面の実装だけでなく、APIの挙動やデータの持ち方まで含めて調整しながら機能を完成させたり、リリース後の不具合対応で原因を追う中で、どこに問題が起きているのかを工程をまたいで確認したりする場面があります。
実装がユーザーの体験やプロダクトの成果にどうつながっているかを意識しながら開発に関わりたい人は、仕事の納得感を持ちやすい傾向があります。
幅広い分野の興味がある
フルスタックエンジニアは複数の領域に関わることがある分、担当外の前提や周辺知識が必要になる場面が出てくることがあります。
たとえば、画面の要件を満たすためにバックエンド側のデータ構造を理解する必要が出たり、パフォーマンスや運用を意識してインフラ構成の前提を把握したりする場面があります。すべてを深く極める必要はありませんが、必要なときに周辺領域にも関心を広げられると、開発を進めやすくなります。
フロントエンド・バックエンド・インフラといった領域を分断せず、全体のつながりに興味を持てる人は、複数工程に関わる開発でも学びを積み上げやすいでしょう。
フルスタックエンジニアの年収相場
フルスタックエンジニアは担当範囲の定義が企業ごとに異なるため、年収もレンジが広くなりやすい職種です。相場を見るときは「フルスタック」という肩書きだけで判断せず、担当領域の深さ、期待役割(実装中心か、技術選定や運用まで含むか)、会社の給与水準で分解して捉えることが重要です。
国内の相場感としては、正社員でおおむね500万〜1,000万円程度です。加えて、正社員の相場を550万〜650万円程度として整理する解説もあり、経験や担当範囲によって上振れ・下振れが出やすい職種といえます。シニア層・技術的な牽引を前提としたポジションでは1,000万円超の求人も存在します。
フルスタックは複数領域を横断できる前提で評価されるため、たとえば「バックエンドの設計・実装で成果を出しつつ、フロントの要件実装まで自走できる」のように、主となる領域と合わせて、周辺領域まで説明できる状態になるほど年収は上がりやすくなります。
以下の記事では、フルスタックエンジニアの年収を年齢層別・役職別のほか、年収のあげ方などをさまざまな側面から解説しています。フルスタックエンジニアからのキャリアパスや想定年収も掲載しているため、ぜひご覧ください。
フルスタックエンジニアを目指す上で知っておきたいこと
フルスタックエンジニアは、プロジェクトの状況に応じて関与範囲が広がる役割として置かれることが多い職種です。目指す前に、現場で起こりやすいギャップを理解しておくと、学習計画や転職方針を立てやすくなります。
好きな分野の開発ができるとは限らない
フルスタックに期待されるのは、複数領域に関わり続けられることよりも、チームの不足を埋めてプロダクトを前に進めることというケースが多くあります。希望していた領域よりも、いま不足している領域を任される期間が長くなることがあります。
「好きな分野を伸ばしたい」場合は、求人票の技術スタックだけでなく、配属後に何を任されやすいか(機能開発中心か、運用改善中心か、負債解消中心か)まで確認しておくほうが現実に合いやすいです。
転職時に評価されるのは経験が多い領域
転職市場では「広く触ってきた」だけでは評価が安定しません。選考で見られやすいのは、成果が説明できる主戦場の領域です。フロント・バック・インフラのどれでもよいので、実務での改善、障害対応、設計判断、品質や速度への寄与など、再現性のある経験として語れる軸があるかが重要です。
フルスタック志向でも、まずは「最も強い領域」を言語化しておくと、職務経歴書と面接の一貫性が出ます。
器用貧乏になりがち
広く触れるほど、学習やキャッチアップの対象は増えます。その一方で、深掘りする時間が不足すると「どれも触れるが、決め手になる強みがない」という状態になりやすいです。これを避けるには、全部を同じ深さで追わず、主戦場を決めたうえで周辺領域は“必要十分”に留める、という考え方が現実的です。
具体的には「バックエンドを軸にして、フロントは実装と連携に困らないレベル、インフラは運用前提を理解できるレベル」のように、深さに差をつけると、強みと広さを両立しやすくなります。
以下の記事では、フルスタックエンジニアを目指すメリットや、評価される環境を解説しています。「いらない」といわれる理由について詳しく知りたい人はぜひご覧ください。
フルスタックエンジニアを目指す人におすすめの資格
フルスタックエンジニアは担当領域が広くなります。資格を取得することは、該当の領域の基礎知識を有している証明になったり、自身のスキルアップのためにも有効です。
フルスタックエンジニアを目指す人におすすめの資格を5つ紹介します。
AWSクラウドプラクティショナー
クラウドの基本概念、主要サービスの役割、セキュリティやコストの考え方などをひととおり整理しやすい資格です。インフラを専門に扱わない立場でも、設計や運用の会話で前提をそろえる必要が出るため、クラウドの共通言語を作る入口として使いやすい位置づけです。
参照:aws
応用情報技術者試験
ネットワーク、データベース、開発、運用、マネジメントなど、ITの基礎を横断的に棚卸ししやすい試験です。採用では、特定領域の深さだけでなく、周辺領域の理解度が問われる場面もあるため、基礎の説明力を補強する材料になります。
データベーススペシャリスト試験
データ設計、性能、運用といった観点で、データベース領域の専門性を示しやすい資格です。プロダクト開発では、画面やAPIの前に「データの持ち方」が要件や実装方針を左右することがあります。データ周りを強みにするなら、設計判断の根拠として言語化しやすくなります。
プロジェクトマネージャー試験
スケジュール、コスト、リスク、関係者調整など、プロジェクト推進の観点を体系化しやすい試験です。開発が進むほど「実装ができる」だけでは前に進まない場面が増えるため、推進・合意形成・リスク管理の軸を持つことが評価につながるケースがあります。
システムアーキテクト試験
要件定義からアーキテクチャ設計までを対象にし、設計判断を主戦場にする方向性と相性が良い資格です。技術選定や非機能(性能・可用性・セキュリティ)を含めて全体設計を組み立てる役割を担う場合、説明可能な“設計の型”を作る補助線になります。
フルスタックエンジニアからのキャリアパス
「工程をまたいで意思決定し、成果につなげた経験」をどう整理できるかによって、キャリアパスが変わってきます。代表的な広げ方を紹介します。
システムアーキテクト
要件や制約を踏まえて全体設計を組み立て、実現方法をアーキテクチャとして落とし込む役割です。実装の幅そのものより、非機能を含めた設計判断(なぜその構成にしたか)を積み上げてきた人ほど、移行後も強みが出やすくなります。
テックリードやCTO
テックリードは、設計方針の意思決定、品質担保、レビューや技術支援を通じてチームを牽引する役割として置かれます。CTOは、技術戦略や投資判断、組織づくりまで責任範囲が広がるポジションです。個人の実装範囲よりも、技術選定の再現性、意思決定の根拠、チームへの波及(標準化や仕組み化)を実績として示せるとつながりが作りやすくなります。
独立・企業
独立や起業は、技術力に加えて「責任範囲の定義」と「成果物の合意」が成果に直結します。実装だけでなく、要件のすり合わせ、仕様変更時の扱い、運用や保守の範囲などを事前に固める力が必要になります。技術スタックの広さ以上に、「任せられる領域」を自分の言葉で切り出せるかが重要です。
フルスタックエンジニアとして転職するためには
フルスタックエンジニアとしての転職では、どの領域でどのレベルの成果を出し、どこまでを自走できるかがポイントです。ここでは、実務経験の作り方と、転職活動での確認ポイントを整理します。
下流工程から開発経験をつむ
下流工程では、実装そのものだけでなく、仕様の読み取り、影響範囲の把握、品質担保までを一連で経験できます。機能追加や改修、バグ修正のようなタスクでも、どこを直し、なぜその設計にし、どう検証したかが蓄積されます。
担当領域の広さよりも「どの範囲を自走し、何を改善したか」が伝わる形にまとめられるようにすることが重要です。担当工程、技術スタック、役割分担、成果物、改善結果をセットで言語化できるようにしましょう。
クラウドサービスやOSのスキル・知識を増やす
開発の現場では、アプリケーションの実装だけでなく、動作環境や運用前提の理解が必要になる場面があります。クラウドやOSに関する知識は、いきなり構築担当になるためというより、設計・障害対応・運用の会話で前提をそろえるために効きます。
学び方としては、サービス名を暗記するよりも、アプリが動くまでの構成を説明できること(ネットワーク、認証、デプロイ、監視、ログ、権限)を優先すると実務につながりやすいです。触ったことがない領域でも、最低限の用語と構造がわかるだけで、担当できるタスクの幅が広がります。
実務レベルのポートフォリオを作成する
ポートフォリオは「作ったもの」そのものより、仕事の進め方と再現性を見せる材料になります。画面があるだけの成果物よりも、設計意図や運用を含めて説明できるほうが評価につながりやすいです。
たとえば、API設計の方針、DB設計の理由、認証の扱い、エラー処理、ログの出し方、テスト方針、デプロイ手順などを、過不足なく言語化できると強いです。規模は大きくなくて構いませんが、実務に近い粒度で「なぜそうしたか」を説明できる状態を目指すと説得力が上がります。
求人の開発範囲や担当工程をしっかり確認する
同じ「フルスタック」でも、実態は企業によって大きく異なります。転職後のミスマッチを減らすためには、求人票の技術スタックだけで判断せず、担当工程と責任範囲を具体的に確認することが重要です。
確認したいのは、実装中心なのか、設計や技術選定まで含むのか、運用や障害対応の比重はどれくらいか、レビュー体制や開発プロセスはどうなっているか、といった点です。幅広さを求めるのか、主領域を軸に周辺まで関与する形なのかで、求められる経験も変わります。
IT業界特化のエージェントを利用する
転職活動では、職務経歴書の見せ方と求人の見極めで差が出ます。IT業界特化のエージェントは、求人の期待役割を具体的に把握していることが多く、担当領域の強みをどのように整理すべきか、面接でどこを深掘りされやすいか、といった観点で支援が受けられる場合があります。
また、求人票だけでは分かりにくい開発体制や選考の傾向を踏まえて応募先を絞り込めると、無駄な応募を減らしやすくなります。とくに「どの領域を主戦場として語るか」が定まっていない段階では、第三者と整理する価値があります。
テックゴーが選ばれる理由
エンジニア転職は、求人票だけでは判断できない情報が多く、入社後のギャップが起きやすい領域です。テックゴーは、選考に進む前の情報整理から、入社後の働き方まで見据えた支援を受けられる点が強みです。
特徴のひとつは、求人の「中身」を踏まえて判断できることです。開発体制、技術スタック、役割分担、裁量の範囲など、働き方に直結する論点を軸に、候補企業を比較しやすくなります。求人の良い面だけでなく、懸念になりやすい点も含めて整理できると、判断の精度が上がります。
また、書類や面接の作り込みを、職種特性に合わせて進めやすい点も選ばれる理由です。フルスタックの転職では「なんでもやれます」では刺さりにくく、主戦場の領域と周辺領域をどう説明するかが重要です。経験の棚卸しから、伝える順序、深掘りされやすい論点まで整えることで、評価がぶれにくくなります。
さらに、年収や条件の交渉も含めて、転職活動を一連のプロセスとして支援を受けられます。転職は内定がゴールではなく、入社後に期待役割を満たし続けることが成果につながります。判断材料を増やし、選考で伝え方を整え、条件面も含めて納得して決めたい人にとって、テックゴーは使い勝手の良い選択肢だといえます。
まとめ
フルスタックエンジニアとしての転職では、肩書きよりも「どの領域で、どこまでを自走でき、どんな成果を出したか」が評価の中心です。下流工程で実装経験を積み、クラウドやOSの前提理解を補い、実務に近い形でポートフォリオや成果を言語化できると、選択肢を広げやすくなります。あわせて、求人の担当工程や責任範囲を具体的に確認し、転職の軸と実態がずれないように進めることが重要です。


