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社内SEとは?仕事内容や年収、他のエンジニア職との違いを解説

2026年08月21日更新

社内SEという職種名は目にするものの、実際にどんな仕事をしているのかまではつかみにくいと感じたことはないでしょうか。

社内SEは、自社の社員を相手にITの企画から運用までを担う職種です。DX推進を背景に、事業会社がIT人材を自前で抱える動きが強まり、募集する企業は増えています。

ただし、担当する範囲は企業によって大きく異なり、IT戦略の立案に関わるポジションもあれば、問い合わせ対応が中心のポジションもあります。同じ社内SEという求人名でも、入社後の仕事内容と年収は同じではありません。

この記事では、以下の内容を解説します。

  • 社内SEが担う6つの仕事内容
  • SIer・SESのSEや情シスとの違い
  • 年齢別・経験年数別の年収の相場と転職市場の水準
  • 社内SEに向いている人の特徴
  • 社内SEから進めるキャリアパス

これから社内SEを目指す方や、現在の働き方を見直したいエンジニアの方に、判断の材料となる情報をお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

目次

CONTENTS

社内SEとは自社のITを担当するエンジニア

社内SEは、自社が使うシステムやIT環境を担当するエンジニアです。ここでは、この職種の輪郭を次の3つの角度から整理します。

  • 顧客は社外の企業ではなく自社の社員になる
  • 情報システム部門に所属する場合が多い
  • DX推進を背景に求人が増えている

それでは、順に見ていきましょう。

社内SEの求人情報

未経験インフラエンジニア職(研修あり・2027年3月入社以降募集)

想定年収

-

勤務地

横浜市・川崎市など

業務内容

未経験からITエンジニアへと成長することができる環境! 【ゼロから成長できる研修からスタート!】 入社後は、IT業界のイロハからわかる導入研修を1~2月間実施。 業界理解からスタートできるから、未経験でも問題なし! さらに、オンラインで学べる基礎研修コースと応用研修コースも揃えております。 自分のペースでITエンジニアへの階段を駆け上がることが可能です。 【配属案件事例】 未経験からの就業でも研修をしっかりと行うので確実にインフラエンジニアとしてのキャリア形成が可能です。 以下直近のプロジェクトアサイン割合になります。 NW運用保守:22.2% サーバー運用保守:22.2% 情シス:22.2% 運用監視:11.1% キッティング:11.1% 通信機器検証業務:11.1% ※将来のキャリアを考えたアサインが可能

【虎ノ門/IT責任者(候補)】フレックス有/東急不動産G

想定年収

600~1,000万円

勤務地

東京都(港区)

業務内容

IT責任者として、会社の急成長を支える為に、より効率的な業務を実現する各種システム・インフラ等の運用・改善・管理業務から、部門マネジメント、将来はITやDX戦略企画・導入等を期待しております。 ・全社ITサービス運用管理・保守・改善対応やライセンス管理(SalesforceやMicrosoft365、AD、MDM、SAP Concur、kintone、SANSAN等) ・ネットワーク保守管理・トラブルシューティング ・セキュリティポリシーの策定・アップデート ・ITプロジェクト支援、他部門の業務システム検討支援 ・部門マネジメント業務

DXエンジニア|【自ら企画立案可能!/東急不動産G/東京本社】

想定年収

500~700万円

勤務地

東京都(港区)

業務内容

Pythonを活用した業務自動化・社内ツール開発・データ処理を通じて、各部門の業務効率化を推進していただきます。 単に依頼されたものを開発するだけではなく、現場の業務内容を理解し、課題整理・改善提案・実装・運用改善まで一貫して関わることができます。 ●具体的には ・Pythonを用いた業務自動化ツールの開発 ・Excel等で行っている手作業・定型業務の自動化 ・社内向けツール・スクリプトの開発 ・pandas等を用いたデータ加工・集計・分析 ・API連携や外部サービス連携による業務効率化 ・各部門への業務ヒアリング、課題整理、改善提案 ・自動化した仕組みの運用・改善 ・データ分析・機械学習を活用した業務改善の支援 ●プロジェクト例 ・Excelで管理している入力・集計業務の自動化 ・定型レポート作成業務の自動化 ・社内データの収集・加工・可視化 ・外部システムやAPIとの連携による業務効率化 ・発電量予測や需給予測に関連するデータ処理支援 ・scikit-learnやLightGBM等を用いた分析・機械学習活用の支援 ※発電量予測・需給予測や機械学習に関連する業務は、ご経験・スキルに応じてお任せします。

03. 社内SE

想定年収

350~600万円

勤務地

東京都(新宿区)

業務内容

AI/DX推進室に所属し下記業務に従事していただきます。 ●全社横断的な社内基幹システムのフロントエンド開発・改修 ●WordPressを用いた弊社CMSの開発・運用・改修 ●SEOないしCVR向上のためのWebライティング業務

情報システム

想定年収

360~600万円

勤務地

東京都(中央区)

業務内容

入退者に伴うアカウント発行・PCキッキング、社内ヘルプデスクとしての細かな作業など、情報システムの「現場」を止めずに回す仕事です。 また将来的には各種情報システム/インフラ/セキュリティ関連の企画・運用・管理まで幅広く取り組んでいただきます。 会社全体の成長・人員拡大とともに役割も増えていきますので、出来る業務から徐々にステップアップし幅広い業務を経験していただけます。 【具体的な仕事内容】 ●キッティング作業 WindowsPC、iPhoneの初期設定、アプリのインストール ●各種サービスの運用 ユーザー登録、編集、設定変更 ●文書管理 各種マニュアルの作成編集、台帳管理、書類作成 ●ヘルプデスク 社員からの問合わせ対応(障害、使い方がわからない 等) ●ベンダーコントロール 発注業務 契約管理

社内SEと他のエンジニア職を分ける最大の違いは、仕事を依頼してくる相手です。SIerやSESのSEは、契約を結んだ社外の企業から依頼を受けます。一方で、社内SEに依頼をするのは、経理や営業、製造といった自社の各部門で働く社員です。

そのため、要望を聞き取る場面での進め方も変わってきます。依頼してくる社員はITの専門家ではないので、要望が整理された形で出てくるとは限りません。請求書の処理に時間がかかっている、在庫の数字が合わないといった困りごとの形で持ち込まれるのが一般的でしょう。

社内SEの仕事は、こうした業務上の困りごとを聞き出し、システムで解決できる形に組み立て直すところから始まります

また、システムを納品したら終わりという区切りもありません。導入したシステムはその後も自社で使い続けるので、使い勝手の悪さや運用の負担は、そのまま自分たちに返ってきます。

長く使われることを前提に設計できる点は、受託開発にはない社内SEの持ち味です

社内SEは職種を指す呼び名なので、所属先の部署名は企業によって変わります。多くの場合、情報システム部門やIT推進部といった、社内のIT全般を受け持つ部署に配置されます。企業規模が小さい場合は、総務部や経営企画部のなかにIT担当として置かれるケースもあるでしょう。

そして、配置される部署によって担当する範囲も変わります。情報システム部門が独立して置かれている企業では、数十人規模の組織のなかで、インフラ、業務システム、セキュリティと担当が分かれているのが一般的です。

一方、総務部の一部としてIT担当が置かれている企業では、パソコンの手配から基幹システムの入れ替えまで、ひとりで受け持つ場合もあります。

求人票に社内SEと書かれていても、所属部署と組織の規模を確認しないと実際の仕事は見えてきません。選考の段階で、部署の人数と担当領域の分け方は聞いておきましょう。

事業会社が社内SEを募集する動きは強まっています。背景にあるのは、ITを外部に任せきりにする体制では立ち行かなくなってきた事情です。情報処理推進機構(IPA)の調査では、DXを推進する人材が不足していると答えた日本企業は85.1%にのぼりました。

必要な人材を自社で抱えようとする企業が増え、その受け皿として社内SEの募集枠が広がっています。

加えて、業務システムの中身が変わったことも影響しています。クラウドサービスの普及によって、システムを一から作らずに既製のサービスを組み合わせて業務に合わせる進め方が広がりました。

この進め方では、ベンダーに丸ごと発注するよりも、自社の業務を理解した担当者が主導したほうが早く形になります。

ただし、募集が増えても採用枠そのものは1社あたり数名にとどまります。人気の高さから応募が集中しやすく、求人が増えたぶんだけ入りやすくなるわけではない点は押さえておきましょう。

参考:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「DX動向2025

社内SEと他のエンジニア職との違い

社内SEは、名前の似た職種や役割と混同されやすい職種です。ここでは、混同されやすい4つの対象との違いを整理します。

社内SEとSIer・SESのSEは、どちらもシステムエンジニアと呼ばれますが、働く前提が異なります。

比較項目社内SESIer・SESのSE
所属先事業会社のIT部門ITベンダー
顧客自社の社員や部門契約を結んだ社外の企業
勤務地自社のオフィスで固定される案件ごとに変わる場合がある
関わる期間導入後も使い続ける限り続く契約期間で区切られる
収益との関係コストを扱う部門に属する売上を生む部門に属する

とくに違いがあるするのが、最後の収益との関係です。SIerやSESでは、エンジニアの働きがそのまま会社の売上につながります。一方で社内SEの部門は、自社の業務を支える側に回るので、直接的な売上を生みません。

この立場の違いは、そのまま評価の受け方や予算の通しやすさに影響します。

年収の水準にも差が表れます。エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」が保有する求人データでは、要件定義から開発までを担うSEの平均年収が698万円だったのに対し、社内SEは623万円でした。

働き方の落ち着きと引き換えに、年収の面では差がつきやすい構造があります。

社内SEの求人情報

未経験インフラエンジニア職(研修あり・2027年3月入社以降募集)

想定年収

-

勤務地

横浜市・川崎市など

業務内容

未経験からITエンジニアへと成長することができる環境! 【ゼロから成長できる研修からスタート!】 入社後は、IT業界のイロハからわかる導入研修を1~2月間実施。 業界理解からスタートできるから、未経験でも問題なし! さらに、オンラインで学べる基礎研修コースと応用研修コースも揃えております。 自分のペースでITエンジニアへの階段を駆け上がることが可能です。 【配属案件事例】 未経験からの就業でも研修をしっかりと行うので確実にインフラエンジニアとしてのキャリア形成が可能です。 以下直近のプロジェクトアサイン割合になります。 NW運用保守:22.2% サーバー運用保守:22.2% 情シス:22.2% 運用監視:11.1% キッティング:11.1% 通信機器検証業務:11.1% ※将来のキャリアを考えたアサインが可能

【虎ノ門/IT責任者(候補)】フレックス有/東急不動産G

想定年収

600~1,000万円

勤務地

東京都(港区)

業務内容

IT責任者として、会社の急成長を支える為に、より効率的な業務を実現する各種システム・インフラ等の運用・改善・管理業務から、部門マネジメント、将来はITやDX戦略企画・導入等を期待しております。 ・全社ITサービス運用管理・保守・改善対応やライセンス管理(SalesforceやMicrosoft365、AD、MDM、SAP Concur、kintone、SANSAN等) ・ネットワーク保守管理・トラブルシューティング ・セキュリティポリシーの策定・アップデート ・ITプロジェクト支援、他部門の業務システム検討支援 ・部門マネジメント業務

DXエンジニア|【自ら企画立案可能!/東急不動産G/東京本社】

想定年収

500~700万円

勤務地

東京都(港区)

業務内容

Pythonを活用した業務自動化・社内ツール開発・データ処理を通じて、各部門の業務効率化を推進していただきます。 単に依頼されたものを開発するだけではなく、現場の業務内容を理解し、課題整理・改善提案・実装・運用改善まで一貫して関わることができます。 ●具体的には ・Pythonを用いた業務自動化ツールの開発 ・Excel等で行っている手作業・定型業務の自動化 ・社内向けツール・スクリプトの開発 ・pandas等を用いたデータ加工・集計・分析 ・API連携や外部サービス連携による業務効率化 ・各部門への業務ヒアリング、課題整理、改善提案 ・自動化した仕組みの運用・改善 ・データ分析・機械学習を活用した業務改善の支援 ●プロジェクト例 ・Excelで管理している入力・集計業務の自動化 ・定型レポート作成業務の自動化 ・社内データの収集・加工・可視化 ・外部システムやAPIとの連携による業務効率化 ・発電量予測や需給予測に関連するデータ処理支援 ・scikit-learnやLightGBM等を用いた分析・機械学習活用の支援 ※発電量予測・需給予測や機械学習に関連する業務は、ご経験・スキルに応じてお任せします。

03. 社内SE

想定年収

350~600万円

勤務地

東京都(新宿区)

業務内容

AI/DX推進室に所属し下記業務に従事していただきます。 ●全社横断的な社内基幹システムのフロントエンド開発・改修 ●WordPressを用いた弊社CMSの開発・運用・改修 ●SEOないしCVR向上のためのWebライティング業務

情報システム

想定年収

360~600万円

勤務地

東京都(中央区)

業務内容

入退者に伴うアカウント発行・PCキッキング、社内ヘルプデスクとしての細かな作業など、情報システムの「現場」を止めずに回す仕事です。 また将来的には各種情報システム/インフラ/セキュリティ関連の企画・運用・管理まで幅広く取り組んでいただきます。 会社全体の成長・人員拡大とともに役割も増えていきますので、出来る業務から徐々にステップアップし幅広い業務を経験していただけます。 【具体的な仕事内容】 ●キッティング作業 WindowsPC、iPhoneの初期設定、アプリのインストール ●各種サービスの運用 ユーザー登録、編集、設定変更 ●文書管理 各種マニュアルの作成編集、台帳管理、書類作成 ●ヘルプデスク 社員からの問合わせ対応(障害、使い方がわからない 等) ●ベンダーコントロール 発注業務 契約管理

自社開発エンジニアも事業会社に所属する点では社内SEと同じです。しかし、つくるものの向き先が正反対になります。

自社開発エンジニアが手がけるのは、外部の利用者に届ける自社サービスです。作ったものが売上に直結するため、機能の良し悪しが事業の成績として跳ね返ってきます。

対する社内SEがつくるのは、自社の社員が業務で使うシステムです。売上を伸ばすのではなく、業務にかかる時間やミスを減らすことが成果になります。評価されるのは新しさではなく、現場の業務がどれだけ楽になったかという点です。

使う技術の選び方も変わります。自社開発では、利用者数の増加に耐えるために新しい技術を取り入れる判断が起こりやすい傾向です。一方の社内システムでは、長く安定して動くことと、既存システムとつながることが優先されます。そのため、技術の新しさを追いたい人ほど物足りなさを感じやすいでしょう。

どちらが上ということではなく、成果として何を求められるかが根本から違う職種だと捉えてください。

情シスと社内SEは、同じものを指す言葉として使われる場面もありますが、本来は指している対象が違います。情シスは情報システム部門の略で、組織の名前です。対する社内SEは、そこで働く人の職種の名前にあたります。

情報システム部門が受け持つのは、社内のIT全般です。業務システムだけでなく、社員が使うパソコンやネットワーク、セキュリティの体制づくりまで含まれます。そのなかで、システムの企画や開発、運用を担当する人が社内SEと呼ばれる、という関係だと理解するとつかみやすいでしょう。

ただし、実際の使われ方は企業によってばらつきます。情シス担当という肩書きでシステムの企画から手がけている人もいれば、社内SEという職種名でパソコンの管理を中心に担っている人もいます。言葉の定義よりも、その企業で何を任されるかを確かめるほうが実務上は大切です。

求人票を読むときも、職種名だけで判断すると入社後にずれが出ます。業務内容の欄に企画や要件定義が書かれているかどうかを、ひとつの目安にしましょう。

ヘルプデスクは、社内SEと並ぶ別の職種ではなく、社内SEが担う業務のなかのひとつです。厚生労働省の「職業情報提供サイト jobtag」でも、運用・管理(IT)のタスクとして、ユーザーやヘルプデスクからの問い合わせ対応が挙げられています。

内容としては、パソコンが起動しない、システムの操作方法がわからない、パスワードを忘れたといった相談への対応が中心です。社員が業務を止めずに進められる状態を保つ、支える性質の強い仕事だといえます

企業によって、この業務の位置づけは変わります。社員数の多い企業では、問い合わせ対応を専門に担うヘルプデスク担当が別に置かれ、社内SEは企画や開発に集中できる体制が組まれています。

一方、IT部門が数名の企業では、社内SEが企画から問い合わせ対応までをまとめて受け持つ形です。

問い合わせ対応が業務のどれくらいを占めるかは、働く際の満足度を大きく左右します。上流の仕事に関わりたい人ほど、この比率は選考時に確認しておきましょう。

参考:厚生労働省「運用・管理(IT) - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

社内SEの仕事内容

社内SEの仕事は、システムをつくる作業だけにとどまりません。何を導入するかを決める段階から、使い始めたあとの管理まで、幅広く受け持ちます。

主な業務は次の6つです。

  • 業務の課題を整理してシステムの導入を判断する
  • 開発を自社で進める、または外注先を管理する
  • システムとネットワークを安定して動かし続ける
  • 社員から寄せられる問い合わせに対応する
  • 情報セキュリティの対策を進める
  • IT予算を組んで投資に見合う効果が出ているかを管理する

それぞれの中身を見ていきましょう。

社内SEの仕事は、現場の困りごとを聞くところから始まります。承認までに時間がかかる、部門ごとに数字の管理方法が違うといった相談を受け、何が原因なのかを業務の流れに沿って整理していきます。

そのうえで、どう解決するかを決めます。既製のクラウドサービスを導入するのか、既存システムを改修するのか、あるいは業務のやり方そのものを変えれば済むのかという判断です。システムを入れないという結論を出せるのも、社内SEだからこその立場だといえます

決めた内容は、投資の判断をおこなう経営層や部門長に説明します。ここで求められるのは技術の説明ではありません。導入によってどれだけの工数が減り、費用に見合う効果が出るのかを、数字で示す力です。

この工程を任されるかどうかが、社内SEとしての市場での評価を分けます

導入するものが決まったら、実際につくる段階に進みます。ここでの進め方は、自社で開発するか、外部のベンダーに発注するかの2通りです。

自社開発を選ぶ場合は、社内SEが設計からテストまでを担当します。ただし、事業会社の情報システム部門は少人数で運営されるケースが多いため、大規模なシステムを一から自社でつくる例は限られます。

そのため、多くの企業で中心になるのは外注先の管理です。要件を伝え、見積もりを検討し、開発の進み具合と品質を確認していきます。ベンダーに任せたあとも、仕様の判断や関係部門との調整は社内SEの役割として残ります

なお、この管理の経験は転職市場で高く評価されます。予算と納期を握りながら外部の会社を動かした実績は、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントへ進む際の土台になるでしょう。

導入したシステムは、動かし続けなければ意味がありません。サーバーやネットワークの状態を監視し、動きが遅くなっていないか、容量が足りているかを確認します。

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、運用・管理(IT)に従事する人の90.3%が、定期的なデータやシステムのバックアップを業務としておこなっています。

障害が起きたときの対応も重要な仕事です。原因を切り分け、影響を受けている業務を確認し、復旧までの見通しを関係部門に伝えます。社内システムが止まると業務そのものが止まるため、復旧の速さがそのまま評価につながる場面です。

また、システムは入れ替えの時期も迎えます。サポートが終了するソフトウェアの入れ替えや、老朽化した機器の更新を計画的に進めるのも、運用・保守の一部といえるでしょう。

参考:厚生労働省「運用・管理(IT) - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

社内SEには、日々さまざまな問い合わせが届きます。パソコンがつながらない、システムの操作方法がわからない、新しく入った社員のアカウントを作ってほしいといった内容です。

こうした対応で求められるのは、技術力だけではありません。相談してくる社員はITに詳しいとは限らないため、状況を聞き出し、専門用語を使わずに手順を伝える力が必要になります。社内SEが技術と業務の橋渡し役だといわれるのは、この場面での働きによるものです。

対応の負担を減らす工夫も仕事のうちに入ります。同じ質問が繰り返されるなら手順書を整備し、申請が多いなら自動化の仕組みを入れるといった動きです。

問い合わせをさばくだけでなく、発生させない仕組みをつくれる人は、企画の領域にも評価が広がっていきます

社内には、顧客の個人情報や取引先との契約内容、開発中の技術情報が蓄積されています。これらを守る役割も社内SEが担います。

具体的には、次のような業務が含まれます。

業務内容
アクセス権限の管理誰がどの情報を見られるかを部署や役職に応じて設定する
端末とソフトの管理更新プログラムの適用状況を確認し、古い状態を放置しない
社員への教育不審なメールへの対応方法などを周知し、訓練を実施する
事故発生時の対応被害の範囲を確認し、報告と復旧の手順に沿って動く

近年は、この領域の比重が増しています。クラウドサービスの利用が広がり、社外から社内システムにつなぐ場面が増えたことで、守るべき範囲そのものが広がったためです。

セキュリティの実務経験は社内SEのなかでも希少性が高く、年収を押し上げる要素になります。

社内SEは、お金の管理にも関わります。次の年度にどのシステムへいくら使うかを見積もり、部門としての予算を組み立てる仕事です。

予算には、既存システムの保守費用やライセンス料といった、必ず出ていく費用が含まれます。加えて、新しく導入するシステムの費用も見込まなければなりません。

限られた枠のなかで優先順位をつけ、経営層に必要性を説明して承認を得る流れになります。

さらに、使ったあとの検証も求められます。導入したシステムによって業務時間がどれだけ短くなったか、費用に見合う効果が出ているかを確認し、次の判断につなげる作業です。

技術と数字の両方を扱えるようになると、IT企画やCIOといった経営に近い立場への道が開けます

社内SEの年収はどれくらい?

社内SEの年収は、年齢や経験年数、そして担当する工程によって差が出ます。ここでは、3つの角度から相場を確認します。

  • 年齢が上がるにつれて年収がどう変わるか
  • 経験年数を重ねた場合にどこまで伸びるか
  • 転職市場では他職種と比べてどの位置にあるか

順に見ていきましょう。

なお、社内SEという名称は公的統計の職業分類には存在しません。そのため、運用や管理を中心に担う社内SEに近い区分として、厚生労働省の職業情報提供サイトにある「運用・管理(IT)」のデータを軸に整理します。

運用・管理(IT)に分類される職種の平均年収は609.8万円で、年齢別の内訳は次のとおりです。

年齢平均年収
20〜24歳約388万円
25〜29歳約453万円
30〜34歳約549万円
35〜39歳約604万円
40〜44歳約680万円
45〜49歳約702万円
50〜54歳約725万円
55〜59歳約778万円

伸びが大きいのは20代後半から30代前半にかけての時期で、この5年ほどで約96万円上がっています。担当できる範囲が広がり、ひとりで任される業務が増える時期と重なるためでしょう。

一方、30代後半から40代前半にかけても約76万円の伸びが見られます。この時期に上がる人は、運用の実務から離れ、システムの選定や外注先の管理といった判断を伴う仕事に移っている場合が多いです。

同じ年齢でも、運用の担当のままか、企画や管理に踏み込んでいるかで差が開きます。

参考:厚生労働省「運用・管理(IT) - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

次に、経験年数ごとの水準を確認しましょう。

経験年数平均年収
0年(未経験)約455万円
1〜4年約462万円
5〜9年約519万円
10〜14年約574万円
15年以上約588万円

ここで目を引くのが、未経験と経験1〜4年のあいだにほとんど差がない点です。社内SEになってから数年は、年収の面での伸びを実感しにくい期間だと考えたほうがよいでしょう

そして、経験10年を超えたあたりから伸びが緩やかになります。10〜14年と15年以上の差は約14万円にとどまりました。運用や保守を続けるだけでは、どこかで頭打ちを迎えるという実態が数字に表れています。

この停滞を抜ける道は、担当する工程を変えることです。同じく厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」で、設計を担う社内システムエンジニアが含まれるシステムエンジニア(基盤システム)の区分を見ると、平均年収は889万円でした。

このように、要件定義や設計に関わる立場へ移れるかどうかが、長期の年収を左右します。

参考:厚生労働省「運用・管理(IT) - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)」 参考:厚生労働省「システムエンジニア(基盤システム) - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

転職市場での位置づけも見ておきましょう。エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」が保有する求人データから算出した平均年収は、次のようになっています。

職種平均年収
社内SE623万円
SE(要件定義・設計・開発含む)698万円
PL763万円
コーポレートエンジニア858万円
PM890万円
ITコンサルタント997万円

社内SEの623万円は、公的統計の609.8万円とほぼ同じ水準です。相場としては信頼できる数字だといえます。

ただし、他職種と並べると位置がはっきりします。社内SEはエンジニア職のなかでは年収が低めに位置しており、上位の職種とは200万円から300万円の開きがあります

とくに注目したいのがコーポレートエンジニアとの差です。この職種も事業会社の社内IT組織に置かれますが、クラウドサービスの選定や社内基盤の設計といった構築寄りの役割を担います。同じ社内向けの仕事でありながら、社内SEとの差は235万円です。

このように、社内で働くこと自体が年収を下げているのではなく、何を任されているかが評価を決めているのです

なお、求人の数そのものは不足していません。運用・管理(IT)の有効求人倍率は2.2倍でした。選択肢はある状態なので、どの求人を選ぶかという判断が年収を分けます。

社内SEの求人情報

未経験インフラエンジニア職(研修あり・2027年3月入社以降募集)

想定年収

-

勤務地

横浜市・川崎市など

業務内容

未経験からITエンジニアへと成長することができる環境! 【ゼロから成長できる研修からスタート!】 入社後は、IT業界のイロハからわかる導入研修を1~2月間実施。 業界理解からスタートできるから、未経験でも問題なし! さらに、オンラインで学べる基礎研修コースと応用研修コースも揃えております。 自分のペースでITエンジニアへの階段を駆け上がることが可能です。 【配属案件事例】 未経験からの就業でも研修をしっかりと行うので確実にインフラエンジニアとしてのキャリア形成が可能です。 以下直近のプロジェクトアサイン割合になります。 NW運用保守:22.2% サーバー運用保守:22.2% 情シス:22.2% 運用監視:11.1% キッティング:11.1% 通信機器検証業務:11.1% ※将来のキャリアを考えたアサインが可能

【虎ノ門/IT責任者(候補)】フレックス有/東急不動産G

想定年収

600~1,000万円

勤務地

東京都(港区)

業務内容

IT責任者として、会社の急成長を支える為に、より効率的な業務を実現する各種システム・インフラ等の運用・改善・管理業務から、部門マネジメント、将来はITやDX戦略企画・導入等を期待しております。 ・全社ITサービス運用管理・保守・改善対応やライセンス管理(SalesforceやMicrosoft365、AD、MDM、SAP Concur、kintone、SANSAN等) ・ネットワーク保守管理・トラブルシューティング ・セキュリティポリシーの策定・アップデート ・ITプロジェクト支援、他部門の業務システム検討支援 ・部門マネジメント業務

DXエンジニア|【自ら企画立案可能!/東急不動産G/東京本社】

想定年収

500~700万円

勤務地

東京都(港区)

業務内容

Pythonを活用した業務自動化・社内ツール開発・データ処理を通じて、各部門の業務効率化を推進していただきます。 単に依頼されたものを開発するだけではなく、現場の業務内容を理解し、課題整理・改善提案・実装・運用改善まで一貫して関わることができます。 ●具体的には ・Pythonを用いた業務自動化ツールの開発 ・Excel等で行っている手作業・定型業務の自動化 ・社内向けツール・スクリプトの開発 ・pandas等を用いたデータ加工・集計・分析 ・API連携や外部サービス連携による業務効率化 ・各部門への業務ヒアリング、課題整理、改善提案 ・自動化した仕組みの運用・改善 ・データ分析・機械学習を活用した業務改善の支援 ●プロジェクト例 ・Excelで管理している入力・集計業務の自動化 ・定型レポート作成業務の自動化 ・社内データの収集・加工・可視化 ・外部システムやAPIとの連携による業務効率化 ・発電量予測や需給予測に関連するデータ処理支援 ・scikit-learnやLightGBM等を用いた分析・機械学習活用の支援 ※発電量予測・需給予測や機械学習に関連する業務は、ご経験・スキルに応じてお任せします。

03. 社内SE

想定年収

350~600万円

勤務地

東京都(新宿区)

業務内容

AI/DX推進室に所属し下記業務に従事していただきます。 ●全社横断的な社内基幹システムのフロントエンド開発・改修 ●WordPressを用いた弊社CMSの開発・運用・改修 ●SEOないしCVR向上のためのWebライティング業務

情報システム

想定年収

360~600万円

勤務地

東京都(中央区)

業務内容

入退者に伴うアカウント発行・PCキッキング、社内ヘルプデスクとしての細かな作業など、情報システムの「現場」を止めずに回す仕事です。 また将来的には各種情報システム/インフラ/セキュリティ関連の企画・運用・管理まで幅広く取り組んでいただきます。 会社全体の成長・人員拡大とともに役割も増えていきますので、出来る業務から徐々にステップアップし幅広い業務を経験していただけます。 【具体的な仕事内容】 ●キッティング作業 WindowsPC、iPhoneの初期設定、アプリのインストール ●各種サービスの運用 ユーザー登録、編集、設定変更 ●文書管理 各種マニュアルの作成編集、台帳管理、書類作成 ●ヘルプデスク 社員からの問合わせ対応(障害、使い方がわからない 等) ●ベンダーコントロール 発注業務 契約管理

社内SEに向いている人の4つの特徴

社内SEは、技術力の高さだけで評価が決まる職種ではありません。力を発揮しやすい人には、次の4つの特徴があります。

  • 現場の困りごとを聞き出して要件にまとめられる
  • 開発から運用まで領域を絞らずに手を動かせる
  • 外注先を動かしながら進捗と品質を管理できる
  • 事業や業務の仕組みそのものに関心を持てる

それぞれ確認していきましょう。

社内SEのもとに持ち込まれる相談は、要望として整理された形では届きません。月末の集計に3日かかる、同じ数字を2つのシステムに入力しているといった、業務上の不便として語られます。

そのため、話を聞きながら本当の原因を探る動きが必要です。集計に時間がかかる理由は、システムの性能ではなく、部門ごとに入力ルールが違うことかもしれません。相手の言葉をそのまま仕様にせず、業務の流れをたどって原因にたどり着ける人が社内SEに向いています

この場面で効いてくるのは、専門知識よりも聞く姿勢です。ITに詳しくない相手から情報を引き出すには、質問の仕方を工夫し、相手の業務を教えてもらう立場で話す必要があります。技術の話を先に持ち出すと、相手は口を閉ざしてしまうでしょう。

また、聞いた内容を文書にまとめる力も求められます。要件として書き起こせなければ、開発の担当者にも外注先にも正確に伝わりません。

社内SEの守備範囲は広く、担当を細かく分けられる企業ばかりではありません。業務システムの入れ替えを進めながら、社員のパソコンの手配に対応し、翌日にはネットワークの障害に向き合うという日もあります。

このため、自分の担当はここまでという線を引きたい人には窮屈に感じられます。逆に、領域を絞らずに手を動かすことを面白がれる人は、社内SEの環境と相性がよいでしょう。幅広く関わるほど社内のシステム全体が見えるようになり、企画を任される段階へ進みやすくなります。

もうひとつ大切なのが、優先順位をつける習慣です。複数の依頼が同時に届いたとき、すべてに同じ熱量で応じていては手が回りません。業務が止まっているものから着手し、待てるものは日程を伝えて後回しにするという判断が要ります。

技術を深く掘りたい志向が強い人ほど、この働き方には物足りなさを感じやすいという点も、あらかじめ知っておきましょう。

社内システムの開発は、外部のベンダーに発注する形が中心です。そのため、社内SEには自分で作る力より、任せた相手を動かす力が求められます。

管理の中身は、進み具合の確認だけではありません。仕様に迷いが出たときの判断、想定外の要望が出たときの調整、納期に間に合わない兆しが見えたときの対応まで含まれます。任せきりにせず、要所で判断を返せる人でなければ、開発は思った方向に進みません

同時に、社内の関係部門との調整も担います。ベンダーが求める仕様の確定と、現場が求める使いやすさは、必ずしも一致しません。双方の言い分を聞いて落としどころを決める場面が繰り返し訪れます。

こうした経験は、転職市場でそのまま強みになります。予算と納期を握って外部の会社を動かした実績は、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントを目指す際の評価材料です。

社内SEが扱うのは、自社の事業を動かしている仕組みです。製造業なら生産管理、小売業なら在庫と発注、金融業なら審査の流れというように、業務そのものへの理解が仕事の土台になります。

つまり、技術への関心だけでは足りません。自社がどうやって利益を出しているのか、どの工程に無駄があるのかを知りたいと思える人が、この職種で評価を伸ばします。業務を理解している担当者の提案は、経営層にも受け入れられやすいためです。

反対に、業務の話に関心が向かない場合は苦しくなります。現場の説明を聞いても要点をつかめず、言われたとおりに作るだけの立場から抜け出せません。

この関心の向く先は、キャリアの分かれ道にもなります。業務と数字を扱うことに面白さを感じられれば、IT企画やDX推進といった経営に近い役割へ進む道が見えてきます。

社内SEのキャリアパス

社内SEとして経験を積んだあと、どこへ進めるかは気になるところでしょう。主なルートは次の4つです。

  • IT企画やDX推進のリーダーとして社内の変革を担う
  • 社内システムのプロジェクトマネージャーになる
  • ITコンサルタントとして社外の企業を支援する
  • 情報システム部長やCIOとして経営に関わる

それぞれの道筋を見ていきましょう。

社内SEから最も進みやすいのが、IT企画やDX推進を担う立場です。日々の運用から一歩引き、どのシステムに投資するか、どの業務を変えるかを決める役割に移ります。

このポジションが成立するのは、社内SEが業務を知っているからです。外部のベンダーには見えない現場の事情や部門ごとの力関係を把握したうえで、実現できる計画を組み立てられます。業務の中身を理解している点は、社内SEが持つ最大の武器です。

近年は、この役割を置く企業が増えています。情報処理推進機構の調査では、DXを推進する人材が不足していると答えた日本企業が85.1%にのぼりました。社内で候補を育てられない企業が、外部から経験者を招く動きも活発です。

このキャリアパスへ進むために必要なのは、費用に見合う効果を数字で説明する経験です。システムを入れて何がどれだけ改善したかを説明できる人が、企画の担当として選ばれるでしょう。

参考:独立行政法人情報処理推進機構「DX動向2025

基幹システムの入れ替えや全社的なクラウド移行など、規模の大きな案件を統括する道もあります。予算、日程、人員、品質のすべてに責任を持つ立場です。

社内SEの日常業務は、この役割につながっています。ベンダーへの発注、進捗の確認、関係部門との調整は、規模こそ違えプロジェクトマネジメントそのものです。外注先を動かして納期どおりに終わらせた経験は、そのまま実績として説明できます。

年収の面での変化も大きいです。テックゴーが保有する求人データでは、社内SEの平均年収623万円に対し、PMは890万円でした。差は267万円です。

ただし、規模の大きな案件を任されるかどうかは、所属する企業の事業規模に左右されます。現在の職場で数千万円規模の案件に関われる見込みがないなら、転職で環境を変えるほうが早いでしょう。

プロジェクトマネージャー(PM)の求人情報

【AI駆動開発エンジニア】これまでの開発経験を、最前線の「AI駆動開発」でさらに飛躍させませんか?

想定年収

600~800万円

勤務地

東京都(品川区)

業務内容

●このポジションの3つの特徴 ①AIツールが「例外」ではなく「標準」の開発環境 Cursor・Claude Code・GitHub Copilot・Codex・Dify などを日常の開発プロセスに組み込んでいます。 「使ってもいい」ではなく「使うことが前提」の現場です。 ②スキルレベルに応じて上流から下流まで幅広く活躍できる環境 PM・PL・SE・PGまで、これまでのご経験に応じたポジションをご用意。 初級者は下流工程からスタートし、段階的に上流へとステップアップしていくことも可能です。 ③先端技術を駆使したマルチテック人材キャリアを用意 AI駆動開発を含む多岐にわたる先端技術を習得いただき、マルチテックな人材を目指していただきます。 ●お任せしたいこと AI駆動を前提としたWebシステムやモバイルアプリ開発に携わっていただきます。 「言われた通りのコードを書く」のではなく、AIツールを使いこなしながら、ご自身のスキルレベルに応じて上流の課題整理から設計、実装、運用改善まで幅広く担当します。 Cursor、Claude Code、GitHub Copilot、Codexなどを活用して、上流~下流までを担当し、AI駆動開発のノウハウ・経験やナレッジを積み上げ、組織内に共有いただきます。 ●あなたのこれまでの経験が活きる理由 これまで培ってきたシステム開発の経験は、AI駆動開発の環境下でさらに大きな価値を持ちます。 AIが生成したコードの妥当性を判断し、設計の誤りを見抜けるのは、システムが動く仕組みを実務で理解している方だからです。 さらに、すでにお持ちのAI駆動開発の経験を活かし、チームを牽引する、あるいは幅広いフェーズでご活躍いただくことを期待しています。 ●この経験が、これからの市場でどう効くか 生成AIが要件定義・設計・コード生成・テストの広い範囲を担うようになり、「言われたものを実装する力」だけでは市場価値を保ちにくい局面に入っています。 一方で、AIの出力を設計の観点から評価・統制できる人材はまだ絶対数が少ないため、あなたがすでに持っている開発経験とAIツールの知見をさらに磨き上げ、市場価値を確固たるものにするためのポジションです。 ●従事すべき業務の変更の範囲 →変更の範囲 会社の定める業務

アプリケーションエンジニア(資産運用分野のシステム開発)

想定年収

800~2,000万円

勤務地

江東区永代

業務内容

当社グループの事業 ・当社は「システム」「リサーチ」「コンサルティング」の3つの分野を柱に、社会に対して新たな価値を創出する総合シンクタンクです。 ・高い専門性と豊富な経験、さらに3つの機能の相互連携をもとにした付加価値の高い情報サービスを、国内外を問わず幅広い社会、業界、企業に提供しています。 採用部門 採用部門概要 当社グループ内及びグループ外の金融業のクライアント向けITソリューションの企画、コンサルティング、情報システムの企画提案/設計・開発/保守を担う事業本部です。製販一体の組織で、顧客が抱える課題に対するソリューションの提案とサービスの提供を一体的に実行します。また、金融機関共通のニーズに対応するプラットフォームソリューションの企画/開発も行います。事業本部全体で600名の社員が在籍しています。 採用部門のミッション 金融系のミッションクリティカルなシステムの構築に加え、DXやデータサイエンス領域までと、クライアントにとって魅力的なサービスを提供することをミッションとしています。証券・銀行・投信窓販・資産運用のフロント業務からバック業務サービスをフルラインナップで取り揃えたアプリケーションプラットフォームと、個別カスタマイズサービスの提供を通じて、クライアントの競争力向上をITの側面から支援します。 業務詳細 当部は投信会社や投資顧問会社など資産運用業務を行う企業様向けに運用資産管理システムやディスクロージャーシステムなどのプラットフォーム型(共通化)のシステム開発及び個社ニーズにあわせたプロダクト企画・開発を行っております。複数システムを幅広いお客様にご利用頂きながら、お客様のニーズを反映しながら共通化したサービス・機能を提供しています。業務についてはご経験やご希望に合わせてアサインをさせていただきます。 取扱い商品 FAIMS/IT 投信会社向け業務システム FAIMS/WD 投信会社向けディスクロージャーシステム FAIMS/AM 投資顧問会社向け資産運用管理システム WEBEXCHANGE 投信ネットワークシステム PEAS-ⅡL 生命保険/損害保険会社向け資産管理システム Poetシリーズ 株式/債券の運用分析・支援システム など 使用技術 ・使用言語: Java、C、SQL、VB、RPG ・OS:Windows、Linux、Unix、AS400 ・DB:oracle ・クラウド:OCI ・その他:Salesforce

インフラエンジニア(事業会社等)

想定年収

800~2,000万円

勤務地

東京都( 東京都江東区)

業務内容

当社グループの事業 ・当社は「システム」「リサーチ」「コンサルティング」の3つの分野を柱に、社会に対して新たな価値を創出する総合シンクタンクです。 ・高い専門性と豊富な経験、さらに3つの機能の相互連携をもとにした付加価値の高い情報サービスを、国内外を問わず幅広い社会、業界、企業に提供しています。 採用部門 採用部門概要 採用部門の企業システム事業本部では主に大和証券グループ以外の外販顧客に対してサービスを提供しており、営業部門と開発部門を同一本部内に有する製販一体の組織です。 大手通信事業会社や大手クレジットカード会社のほか、事業会社、生損保等の金融機関、官公庁が主な顧客で、在籍社員数は約300名です。 採用部門のミッション 外販収益の拡大に向けクライアントの経営層に訴求するソリューション提案を通じて、顧客から選ばれるパートナーとなることがミッションです。 当社の事業成長に欠かせない、外販案件拡大のミッションを担っております。 業務詳細 昨今は顧客の既存システムやミドルウェアの更改プロジェクトも多く手掛けています。 各プロジェクトフェーズによりご担当いただく業務内容は異なりますが、本部内には複数のプロジェクトがあるため、クラウドシフトやデータ分析基盤構築など様々なプロジェクトに携わる機会がございます。 顧客は大手通信事業会社や大手クレジットカード会社などになりますが、顧客の事業が多方面に拡大しているため、エネルギー、eコマース、オンライン決済などライフデザインという幅広いフィールドで顧客への価値提供ができます。 具体的には、インフラ構築プロジェクトにおいて、プロジェクトマネジャー(PM)/チームリーダー(TL)として以下のような業務をご担当いただきます。 ・新技術の調査、技術検証 ・プロジェクトのマネジメントや要件定義、設計・構築・運用・保守 ・ベンダーコントロールや顧客との折衝業務

【東京】Web・モバイル シニアエンジニア≪上流工程・フロントエンド開発経験5年以上≫

想定年収

500~2,000万円

勤務地

丸の内、大手町、新宿、新橋、田町、品川、大井町、溜池山王、赤坂見附、二子玉川

業務内容

【プライム案件99%】通信・自動車・インターネットサービス業界を中心に、上流工程やPM・PMOを担っていただきます! ●ITエンジニア ◇開発 大手通信キャリアや自動車メーカー、インターネットサービス企業などのプライム案件を中心に担当します。要件定義・設計・開発・運用まで一貫して携わることができ、経験や志向に応じて上流工程やPM・PMO業務へのチャレンジも可能です。近年はAI駆動開発の推進やDXプロジェクトも増加しており、新しい技術領域にも積極的に挑戦できます。 ◇インフラ クラウド環境を中心に、設計・構築から運用改善まで担当します。AWS・Azureなどを活用したクラウド移行案件やDX基盤構築案件も多数。インフラ領域の知見を活かしながら、より上流の設計や企画へキャリアを広げることも可能です。 ●PM・PMO プロジェクトマネージャーとして、顧客折衝・要件整理・進捗管理・課題管理などを担当します。またPMOとして、プロジェクト推進や組織横断での課題解決、業務改善を支援する役割も担います。単なる開発支援ではなく、お客様の事業や業務課題を理解しながら、プロジェクト成功へ導くポジションです。 \プライム案件99%。活躍の舞台は業界の最前線/ 大手通信キャリア、自動車メーカー、インターネットサービス企業など、誰もが知る企業との直接取引が中心です。PMD事業部では上流工程が約8割を占めており、要件定義やシステム企画、PM・PMOなど、プロジェクトの中核を担うポジションで活躍できます。 特徴 携帯電話の創成期よりメーカーや通信キャリアと共に研究開発に参画し、携帯電話・スマートフォンの爆発的な普及を支援してまいりました。さらには、移動体通信で培った高い品質が評価・支持され車載やロボットといった新たな分野への拡大も進めています。 並行して、ネットワーク開発、Webシステム開発も積極的に展開し、大手のお客様のHPやポータルサイト、ECサイト構築を中心に、インターネットビジネスの拡大にも携わってまいりました。 近年は、受託の開発・検証だけではなく、IT・テクノロジーの知見を活用した戦略策定、企画、要件定義のコンサルティング領域も拡大しております。SIer事業を主軸に持っていくからこそ、戦略と現実性を最適に組み合わせていくことができると考えております。 IT業界の著しい成長を幅広い経験と確かな技術から支えていくことを目指しております。 ●従事すべき業務の変更の範囲 雇い入れ直後:システムエンジニア業務 変更の範囲:本人の適性により当社業務全般に変更の可能性がございます。

開発プロジェクトマネージャー(チーム責任者候補)

想定年収

900~1,600万円

勤務地

東京都(品川区)

業務内容

開発プロジェクトの計画策定および進行管理 ビジネス要求に基づく開発要件・仕様等の整理 品質、セキュリティ、運用等を含む課題・リスク管理 PdM、QA、その他の関連部門との合意形成 リリース後の効果検証・課題整理 (ご経験に応じて)組織マネジメント・人材採用 期待する役割 ビジネス要求を整理し、設計・開発手法・セキュリティ・QA・運用面などの論点を踏まえた実行可能な計画・仕様の策定を主導し、開発メンバーと共にリリースまで推進する役割です。PdM・デザイナー・コンプラ等の関係者と協力しながら、顧客価値にもとづく技術的判断および合意形成をリードしていただきます。 なお、顧客価値の定義と体験設計はPdMが、アーキテクチャ設計はテックリードやシニアエンジニアが主導しています。仕様を自ら書き切ることも、コードを自ら書くことも必須ではありません。ただし役割の境界をきっちり分けているわけではなく、実際にPdMと並走して仕様を詰めているマネージャーも、アーキテクチャ設計や実装まで自ら踏み込んでいるマネージャーもいます。ご自身の得意な領域や志向に合わせて、関わり方を決めていただければと考えています。 また、ご経験やご希望に応じて、開発チームのマネジメントをお任せする可能性もございます。 開発環境・使用ツール 言語・FW(バックエンド):Java, Spring Boot 言語・FW(フロントエンド):TypeScript, JavaScript, Next.js, HTML, CSS インフラ    :AWS(ECS, EKS, Lambda, API Gateway.etc) DB       :Aurora MySQL バージョン管理 :GitHub プロジェクト管理:Notion, Jira ドキュメント管理:Notion, Confluence その他     :Figma CI環境     :GitHub Actions 生成AIの活用  :Claude Code, GitHub Copilot, Gemini, Notion AI 所属先(候補) ロボアド開発グループ ロボアドバイザーの口座開設・顧客管理、トレーディング・入出金、サービス機能、モバイルアプリ等の開発を担当 MAP開発グループ MAP AI、生命保険、年金など、新規事業の開発を担当 サービス基盤グループ 開発組織横断のパフォーマンス改善や技術的負債の解消、ID認証基盤やデータ基盤などの開発を担当

事業会社の内側で培った経験を、社外の企業に提供する道もあります。ITコンサルタントとして、システムの導入や業務の改善を支援する立場です。

このルートで評価されるのは、発注する側にいた経験です。ベンダーの提案のどこを見るべきか、現場がどこでつまずくかを、自分の失敗を含めて知っています。使う側の目線を持っている点は、ベンダー出身のコンサルタントにはない強みです。

年収の水準も上がります。テックゴーの求人データでITコンサルタントの平均年収は997万円で、社内SEとの差は374万円でした。

とはいえ、働き方は大きく変わります。複数の顧客を並行して担当し、提案の期限に追われる場面が増えます。

落ち着いた環境を求めて社内SEを選んだ人にとっては、方向が逆になる選択だと理解しておきましょう。

社内に残って上を目指すなら、情報システム部長やCIOという道があります。部門の予算と人員を預かり、IT投資の方針を経営の立場から決める役割です。

求められるのは、技術と経営の両方を扱う力になります。システムの良し悪しを判断しながら、投資判断を経営層に説明し、部門のメンバーを育てていきます。

近年は、生成AIの活用方針をどう定めるかも重要な論点になっています。AIをどこまで業務に組み込むかを決める立場は、これから重みを増していくでしょう。

このルートは在籍年数に左右される面もありますが、外部から招かれる例も増えています。予算を組んだ経験と、経営層に説明した経験を積み重ねておくと、機会が訪れたときに手を挙げられます。

社内SEになりたい人はテックゴーに相談しよう

社内SEの求人は増えていますが、同じ職種名でも任される範囲は企業ごとに大きく異なります。企画や予算管理まで関われる職場もあれば、問い合わせ対応が業務の大半を占める職場もあります。

この違いは求人票の文面からは読み取りにくく、入社してから気づくケースも多いです。だからこそ、転職の段階で企業の内側を知る手立てが要ります。

テックゴーは、エンジニア・ITコンサル領域に特化した転職エージェントとして、事業会社のIT部門の求人を多数保有しています。

  • エンジニア・ITコンサル領域に特化しており、上流案件の求人を多数保有している
  • 平均年収アップ金額は138万円と、収入アップの実績が豊富にある
  • 年収交渉の成功率は100%で、交渉をすべて代行してもらえる
  • アドバイザーは元エンジニア・ITコンサル出身者が多く、現場感覚に基づいたアドバイスを受けられる
  • 面接対策は回数無制限で、選考通過に向けて徹底サポートしてもらえる

社内SEを目指すべきか迷っている段階でも構いません。現在の経験がどの求人で評価されるのかを整理するところから、一緒に考えていきましょう。

まとめ

この記事では、社内SEの仕事内容や年収、他のエンジニア職との違いを解説しました。

社内SEは自社の社員を顧客として、システムの企画から運用、セキュリティ対策、予算の管理までを幅広く担う職種です。DX推進を背景に募集は増えていますが、任される範囲は企業によって大きく変わります。

年収については、運用や保守を中心に担う場合は経験10年あたりで伸びが緩やかになる一方、要件定義や設計に関わる立場では水準が大きく変わります。社内で働くこと自体が年収を決めているのではなく、どの工程を任されているかが評価を分けています。

したがって、社内SEを目指すなら求人選びの段階が勝負どころです。職種名だけで判断せず、業務内容の欄に企画や要件定義が含まれているか、問い合わせ対応がどれくらいの比重を占めるかを確かめましょう。ここを見誤ると、働きやすさを求めて移ったつもりが、成長の機会を失う結果になりかねません。

とはいえ、求人票から企業の内側を読み取るのは簡単ではありません。社内SEへの転職や、その先のキャリアを考えているなら、テックゴーへの相談がおすすめです。上流案件・ITコンサル領域に強く、元エンジニア出身のアドバイザーが現場感覚に基づいたアドバイスを提供しています。

よくある質問

社内SEとSEはどちらがいいですか?

どちらが優れているという答えはなく、何を優先するかで変わります。判断の材料になるのは次の点です。 ・社内SEは勤務地が固定され、同じシステムに長く関われる ・SIerやSESのSEは案件ごとに新しい技術や業界に触れられる ・年収の水準は、テックゴーの求人データでSEが698万円、社内SEが623万円 ・社内SEは業務の理解が深まり、企画や経営に近い立場へ進みやすい 腰を据えて自社の業務を良くしていきたい方には社内SEが、技術の幅を広げたい方にはSEが向いています。 ただし社内SEでも、運用中心のポジションを選ぶと成長の機会が限られます。落ち着いた環境を求める場合ほど、任される工程を確認しておきましょう。

社内SEに向いていないのはどんな人ですか?

次のような志向を持つ方は、社内SEの環境で息苦しさを感じやすいです。 ・最新の技術を追い続けたい ・自分の担当領域をはっきり区切って仕事を進めたい ・業務の話より技術の話に集中していたい ・成果が売上として目に見える形で返ってくる仕事がしたい 社内システムでは、新しさより長く安定して動くことが優先されます。また、パソコンの手配から基幹システムの入れ替えまで、幅広く手を動かす場面も多いです。 技術を深く掘りたい方は、自社開発企業やクラウド領域を検討したほうが力を発揮できます。

社内SEは未経験でもなれますか?

可能ではありますが、簡単な道ではありません。厚生労働省の職業情報提供サイトでは、運用・管理(IT)について、中途採用では経験者が求められることが多いと記載されています。 現実的なルートは次のとおりです。 ・IT業界での実務経験を積んでから社内SEへ移る ・ヘルプデスクや運用の担当として入り、社内で担当範囲を広げる ・情報システム部門の人数が少ない中小企業から始める まったくの未経験から大手企業の社内SEを目指すのは、応募が集中する構造もあり厳しいのが実情です。IT業界で数年の経験を積むほうが、結果として近道になります。

社内SEに資格は必要ですか?

必須ではありません。実際の選考で見られるのは、これまで何をどこまで担当してきたかという実務の中身です。 とはいえ、次の資格は知識の裏づけとして評価されます。 ・基本情報技術者 ・応用情報技術者 ・ITパスポート ・ITサービスマネージャ ・ITILファンデーション 未経験や経験の浅い段階では、学習の姿勢を示す材料として効果があります。経験を積んだ方は、資格の取得より実績の整理に時間を使うほうが選考では有利に働くでしょう。

社内SEの仕事はAIに置き換わりますか?

一部の業務は置き換わりますが、職種そのものがなくなるとは考えにくいです。変化の方向は次のように分かれています。 ・置き換わりやすいのは、問い合わせ対応やマニュアル作成といった定型業務 ・支援を受けやすいのは、障害の原因の切り分けやシステム構成の検討 ・新たに生まれるのは、AIの利用ルールの整備やデータの管理体制づくり AIの導入が進むほど、それを社内でどう使うかを決める役割の重みが増します。定型業務に時間を取られている方ほど、企画や統制の領域へ動くことを考えておきましょう。