【2026年最新】ITエンジニアの平均年収は?職種別・年代別・経験年数別に相場を解説
2026年05月02日更新
ITエンジニアとして働く中で、「自分の年収は平均と比べて高いのか、それとも低いのか」と気になる方は少なくありません。
特に20〜30代のエンジニアは、スキルや経験がどのように給与へ反映されていくのか、また今後どのようなキャリアパスを描いて行けばいいのか、迷ってしまう方は多いです。
この記事では、最新の公的データをもとにITエンジニアの平均年収を解説し、職種別・年代別の相場をわかりやすく整理しています。さらに、年収を引き上げるための具体的な方法や、キャリア形成のポイントも解説していますので、キャリアアップを検討する際の実践的な判断材料として活用して下さい。
また、平均年収を知るだけでなく、あなた自身の「適正な市場価値」を把握することも重要です。エンジニア専門アドバイザーが、スキルや経験に基づいた適正年収を無料で診断させていただきます。
目次
CONTENTS
ITエンジニアの平均年収は?
まずはITエンジニア全体の、平均的な年収を紹介します。
厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査のデータをもとに、システムエンジニア(SE)、プログラマー、ネットワークエンジニアなどを含む「ITエンジニア」のリアルな給与実態を詳しく解説します。
ITエンジニア全体の平均年収は約738.4万円
最新の調査結果によると、ITエンジニア全体の平均年収は約738.4万円となっています。
内訳を見ると、平均月給は46.7万円、年間ボーナスなどは178.0万円です。日本国内の全職種平均と比較しても高い水準にありますが、これは上流工程を担う「システムコンサルタント・設計者」の年収(平均約889.0万円)が全体を大きく押し上げているためです。
職種によって数百万単位の差が出ることも珍しくなく、ITエンジニアとしてのキャリアパスが年収に直結していることがわかります。
男女別の平均年収
ITエンジニアの年収を男女別で見ると、以下のような結果となりました。
- 男性:約774.5万円
- 女性:約621.2万円
男性の方が高い傾向にありますが、これは管理職や上流工程(SE職)に占める男性比率が高いという構造的な背景が影響しています。一方で、女性の平均年収も約621万円と、全職種の女性平均と比較すると非常に高い水準を維持しており、専門スキルを身につけることで安定した高収入を得やすい職種であると言えます。
年齢別の平均年収
ITエンジニアの年収は、年齢とともに着実に上昇していくのが特徴です。とくに30代から40代にかけての伸び幅が大きく、スキルの熟練度が報酬に反映されやすい傾向があります。
| 年齢 | 推計年収 |
|---|---|
| 20~24歳 | 約421.2万円 |
| 25~29歳 | 約574.6万円 |
| 30~34歳 | 約731.4万円 |
| 35~39歳 | 約812.5万円 |
| 40~44歳 | 約934.7万円 |
| 45~49歳 | 約981.6万円 |
| 50~54歳 | 約906.5万円 |
20代前半では約420万円からのスタートですが、40代後半には1,000万円近い水準まで到達します。
経験年数別の平均年収
IT業界では「実務経験」が何よりも重視されます。経験年数ごとの年収推移を見ると、積み上げたキャリアがどれほど報酬に影響するかが明確になります。
| 経験年数 | 推定年収 |
|---|---|
| 経験1年未満 | 約437.2万円 |
| 経験1~4年 | 約582.4万円 |
| 経験5~9年 | 約684.2万円 |
| 経験10~14年 | 約783.5万円 |
| 経験15年以上 | 約921.8万円 |
注目すべきは、経験1〜4年の段階で既に500万円後半に到達している点です。初期段階で基礎スキルを固めることで、短期間での年収アップが狙えるのはITエンジニアという職業の大きな魅力です。
さらに、15年以上のベテラン層になると平均年収は900万円を超え、長期的なキャリア形成が非常に報われやすい職種であることがデータからも証明されています。
ITエンジニアは職種によって年収差がかなり開く
「ITエンジニアは高年収」というイメージが定着しつつありますが、データを詳細に紐解くと、すべてのエンジニアが一律に高給を得ているわけではないという実態が見えてきます。
とくに顕著なのが、設計や要件定義を担う「上流工程」と、実際のコーディングを行う「下流工程」の間の年収格差です。厚生労働省はITエンジニア職を「ソフトウェア作成者」「システムコンサルタント・設計者」「その他の情報処理・通信技術者」の3つに区分しており、職種区分で年収を比較すると、その差は一目瞭然です。
| 職種区分 | 平均年収 | 主な職種 |
|---|---|---|
| システムコンサルタント・設計者 | 約889.0万円 | ・ITコンサルタント ・システムアーキテクト ・プロジェクトマネージャー(PM) ・システムエンジニア(SE) |
| その他の情報処理・通信技術者 | 約623.5万円 | ・ネットワークエンジニア ・インフラエンジニア ・サーバーエンジニア ・セキュリティエンジニア ・DBエンジニア |
| ソフトウェア作成者(プログラマー) | 約578.5万円 | ・プログラマー(PG) ・Web開発者 ・アプリ開発者 ・コーダー |
【職種別】ITエンジニアの年収
ここでは、厚生労働省の職業情報提供サイト(jobtag)の情報を参考に、代表的な職種ごとの年収水準を整理して紹介します。
スキルや経験によってどの程度給与に幅が生じるのかも確認できるため、今後のキャリア形成を考える上で有益な指標となります。
1. プロジェクトマネージャー
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、プロジェクトマネージャー(IT)の全国平均年収は752.6万円、平均年齢は41.4歳です。
とくにITスキル標準(ITSS)でレベル5以上に到達すると、年収が1,100万円に達する例もあり、経験やスキルに応じた大幅な年収アップが期待できます。
プロジェクトマネージャーは、システムやソフトウェア開発における責任者として、実行計画の策定や人員・予算・進捗・品質の管理を担い、プロジェクトを円滑に推進します。
さらに、顧客や社内メンバーとの調整や課題解決、成果物の品質確保や運用支援までを含め、プロジェクト全体を成功に導く重要な役割を果たします。
参照:job tag
2. ITコンサルタント
ITコンサルタントの全国平均年収は752.6万円で、プロジェクトマネージャーとほぼ変わりません。
平均年齢は41.4歳です。
ITコンサルタントは、経営戦略の観点から顧客のIT活用を支援し、課題の整理や分析を行ったうえで最適な解決策を提案します。
システム構築やDX推進など幅広い領域を対象とし、客観的な立場から技術と業務の両面で助言する点が特徴です。
企業の成長や変革を支える役割を担うため、市場価値が高く評価されやすい職種です。
参照:job tag
3. データサイエンティスト
データサイエンティストの全国平均年収は573万円、平均年齢は43歳です。
さらにITスキル標準(ITSS)でレベル3の場合は600万~900万円、レベル5以上では1,000万円を超えるケースもあり、スキルや経験に応じて大きな年収差があります。
データサイエンティストは、膨大なデータを分析してビジネス課題の解決や新サービスの創出に役立てる役割を担います。
統計分析や機械学習、プログラミングのスキルを駆使し、成果が評価に直結しやすい専門性の高い職種です。
参照:job tag
4. セキュリティエンジニア
セキュリティエキスパート(オペレーション)として紹介されており、全国平均年収は628.9万円、平均年齢は43.4歳です。
セキュリティエンジニアは、システムやネットワークを常時監視し、不正アクセスや攻撃を検知・対応することで安全な運用を支えます。
インシデント発生時には原因究明や復旧対応を担い、設計段階から監視体制やアラート設定に関与することもあります。
24時間365日の体制で運用されることが多く、高度な専門性と責任の重さから、経験やスキルに応じた収入増が期待できる職種です。
参照:job tag
5. インフラエンジニア
システムエンジニア(基盤システム)として紹介されており、全国平均年収は他のITエンジニアとまとめて752.6万円、平均年齢は41.4歳です。
ITSSではレベル1~5で420万円~950万円と幅があり、これまで紹介してきた職種よりはやや低い水準にあります。
インフラエンジニアはサーバーやネットワーク、ストレージなどの基盤を設計・構築し、安定した稼働を支える役割を担います。
近年はクラウドサービスの普及により、仮想環境での設計・運用スキルが重視され、拡張性やコスト削減効果を提供できる人材の需要が高まっています。
参照:job tag
6. システムエンジニア(SE)
システムエンジニアは受託開発、組込み、IoTといった分野で紹介されており、全国平均年収は574.1万円、平均年齢は38歳です。
ソフトウェア開発では最大860万円ほどですが、設計・構築分野に進むことで900万円を超える場合もあります。
システムエンジニアは、要件定義から設計・開発・テスト・導入支援まで幅広く担当し、顧客のニーズをシステムとして実現します。
業務全体を把握し、開発チームを調整しながら成果物の品質を確保する役割を担います。
7. Webエンジニア
Webサービス開発やWeb系ソフトウェア開発のエンジニアもシステムエンジニアの一分類として紹介されており、全国平均年収は574.1万円、平均年齢は38歳です。
主にWebサイトやWebアプリケーションをチームで設計・開発し、運用や改善までを担います。
フリーランスとして業務委託契約を結び開発に参加する人や、フレックスタイム制度を活用して柔軟に働く人も多く見られます。
クラウド環境やアジャイル開発の普及により、スキルの幅によって年収やキャリアの広がりが大きく変わる職種です。
参照:job tag
8. プログラマー
プログラマーはWebサービス開発やWeb系ソフトウェア開発のエンジニアと同分類で紹介されており、全国平均年収は574.1万円、平均年齢は38歳です。
プログラマーは、システムエンジニアが作成した詳細設計に基づきプログラムをコーディングし、単体テストやデバッグを通じて品質を高めます。
業務システムやWeb、組込み、アプリなど幅広い分野で活躍し、効率的で保守性の高いプログラムを作成する専門職です。
経験初期は年収が低めですが、スキルを磨き上流工程へステップアップすることで収入向上が期待できます。
参照:job tag
9. テストエンジニア
公的データでテストエンジニアの年収は明示されていませんが、「jobtag」デバッグ作業の分類では全国平均年収は574.1万円、平均年齢は38歳とされています。
テストエンジニアは、ソフトウェアの品質保証や検証を担う専門職であり、第三者の立場からテストを繰り返して信頼性を確保します。
単体テストの一部は自動化されていますが、最終的には人による確認が不可欠であり、完全な自動化は難しいため今後も需要が見込まれます。
テスト自動化やCI/CDの導入支援など上流工程に関わることで、専門性が高まり年収改善につながる可能性があります。
参照:job tag
10. ヘルプデスク
ヘルプデスク(IT)の全国平均年収は628.9万円、平均年齢は43.4歳とされています。
ヘルプデスクは、システムや情報機器の利用時に発生する疑問やトラブルに対し、電話やメール、あるいは現地対応を行う役割を担います。
社内向けではOA機器の管理やアカウント設定、社外向けではユーザーからの問い合わせやクレーム対応など、サポート範囲は多岐にわたります。
経験を積んで顧客折衝力や技術力を高めることでキャリアの幅が広がり、英語力があれば外資系企業でのサポート業務に挑戦することも可能です。
以下の記事では、ITエンジニアを職種別に解説しています。仕事内容やキャリアパス、将来性に関しても言及しているので、参考にしてください。

ITエンジニアの仕事内容を職種別に徹底解説|向いている人やキャリアパスを紹介
今の職種で年収の限界を感じていませんか?エンジニア専門アドバイザーが、これまでの経験を活かしつつ、より高い報酬水準の職種へキャリアチェンジする方法をご案内します。
ITエンジニアが年収を上げるための4つの方法
ITエンジニアとしてキャリアを築く中で、年収を上げるには具体的な行動が欠かせません。
スキルの習得だけでなく、働く環境や役割の選択によっても給与水準は大きく左右されます。
ここでは、収入向上を目指すうえで効果的な4つの方法を紹介します。
より上流工程の経験を積む
プログラミングやテストといった下流工程にとどまらず、要件定義や設計など上流工程の経験を積むことで市場価値を高められます。
特に顧客折衝や課題定義、要件整理のスキルはビジネスの根幹に直結し、年収アップにつながります。
情報処理推進機構(IPA)が定義するITスキル標準(ITSS)でも、上流工程スキルは高レベルの専門性として位置づけられています。
経験の幅を広げることで、より高い役職や責任ある職務へとステップアップできる可能性が広がります。
需要の高い言語やクラウドスキルを習得する
IT市場では、特定のプログラミング言語やクラウド技術が高い需要を誇るため、習得により市場価値を大きく高められます。
代表的な例としては以下のスキルが挙げられます。
- プログラミング言語:Python、Go、TypeScript
- クラウド技術:AWS、GCP、Azure
これらのスキルを身につけることで、求人の幅が広がり、待遇の良い企業からのオファーを受けやすくなります。
さらに、クラウド関連の資格取得は即戦力性を示す指標となるため、年収交渉を有利に進める大きな武器にもなるでしょう。
企業規模や業界を変える
同じスキルを持っていても、所属する企業や業界によって給与水準には大きな差があります。
特に外資系企業や金融業界、成長中のWeb系ベンチャーは高い給与テーブルを設定しているケースが多く見られます。
産業構造や事業成長性の違いが報酬に直結するため、業界を見直すことは年収アップの有効な戦略です。
自分のスキルセットが最大限に評価されやすいフィールドを選ぶことが、収入向上の鍵となります。
成果が正当に評価される企業へ転職する
年収を引き上げるには、自身の努力や成果を公正に評価してくれる環境に身を置くことも重要です。
現職で昇給や評価に不満を感じる場合、制度や文化が整った企業へ転職することでキャリアを大きく前進させられます。
評価制度が透明で、成果に応じて報酬が反映される企業では、やりがいと収入の双方を得やすいでしょう。
自分の市場価値を正しく評価してもらえる環境を選ぶことが、長期的な年収向上につながります。
努力が正当に評価される環境へ移ることが、年収アップの最短ルートです。エンジニア専門アドバイザーが、明確な評価制度を持ち、社員に利益を還元する企業を厳選してご紹介します。
ITエンジニアのキャリアパス3選
ITエンジニアとして長期的にキャリアを築くためには、将来どの方向性を選ぶかを早めに意識することが重要です。
技術を極めるか、組織を率いるか、ビジネス課題を解決するかによって求められるスキルや経験は大きく異なります。
ここでは代表的な3つのキャリアパスを紹介し、それぞれの特徴を解説します。
技術を高めてスペシャリストを目指す
AI、クラウド、サイバーセキュリティなどの先端分野で専門性を磨き、第一人者を目指すキャリアパスです。
常に最新技術を学び、深い知識と実践力を持つことで、替えの利かない人材として評価されます。
ITスペシャリストには、下記の6つの専門分野があります。
- プラットフォーム
- ネットワーク
- データベース
- アプリケーション共通基盤
- システム管理
- セキュリティ
常に最新技術を学び、深い知識と実践力を持つことで、替えの利かない人材として評価されやすくなります。
ITスキル標準(ITSS)でも高レベルの専門性は年収に直結し、レベル6・7に到達すれば1,000万円超の収入も実現可能です。
組織を率いるマネジメント力を身につける
プロジェクトマネージャー(PM)やエンジニアリングマネージャー(EM)として、チームや開発組織全体を牽引する道も選択肢の一つです。
技術的な知見に加え、メンバー育成、予算管理、経営層との調整など幅広いスキルが求められます。
大規模プロジェクトではマネジメント力が成果に直結するため、報酬水準も高い傾向にあります。
エンジニアとしての経験を基盤に、ビジネス視点を持つことが成功の鍵となります。
課題を解決するITコンサルタントを目指す
ITコンサルタントは、システム導入やIT戦略の立案を通じて企業の経営課題を解決するキャリアパスです。
論理的思考力や高いコミュニケーション力に加え、顧客企業のビジネスを深く理解する力が不可欠です。
特に外資系コンサルティングファームでは成果が報酬に直結し、20代で年収1,000万円を超えるケースも見られます。
ビジネスとテクノロジーの橋渡しを担う職種として、挑戦的で成長機会の多いキャリアを築くことが可能です。
ITエンジニアの職種や年収が気になる人は、以下の記事を参考にしてください。キャリアパスについても詳しく解説しています。

ITエンジニアとは?20職種と年収、キャリアパスを徹底解説
転職で年収アップを実現するためのポイント
ここでは、転職で年収アップを狙うために意識すべきポイントについて解説します。
自分の市場価値を正確に把握する
転職活動で年収交渉に失敗する人の多くは、自分のスキルや経験が市場でどう評価されるかを把握しないまま動き出しています。現職の年収を基準にして「もう少し上がれば」と考えるのは危険で、そもそもの基準値が低ければ、交渉の着地点も低くなります。
まず確認すべきは、自分が担当してきた工程の範囲です。要件定義や基本設計といった上流工程を経験しているか、プロジェクトの規模(チーム人数、予算規模、期間)はどの程度か、使用技術はクラウドやセキュリティなど市場価値の高い領域に触れているかなどです。これらの要素が、求人市場での評価額を左右します。
たとえば同じ「SE経験5年」でも、下流工程しか経験がなければ500万円前後が相場ですが、要件定義から携わっていれば600万円台、さらにPM経験があれば700万円以上の求人にも手が届きます。自分のスキルセットを棚卸しし、複数の求人データや転職エージェントのヒアリングを通じて「客観的な評価額」を把握することが、年収アップへの第一歩です。
年収アップにつながる求人・企業を選ぶ
年収が上がる転職と上がらない転職の差は、求人票の読み方と企業選びの軸で9割が決まります。「給与交渉次第でアップ可能」という記載を鵜呑みにしたり、求人票に記載の年収幅の上限だけを見て飛びつくのは避けてください。
年収アップを実現しやすい求人・企業には、次のように共通する特徴があります。
- 事業会社や自社プロダクトを持つ企業で、エンジニアが直接事業貢献できる構造になっている
- 上流工程やアーキテクト、技術リードなどのポジションを明示して採用している
- 年収レンジの下限が現職の年収を上回っている
- スキル・成果に連動した評価制度が整っており、昇給実績が明確に示されている
一方、避けたほうがいい求人の特徴もあります。多重下請け構造のSES企業で客先常駐が前提の求人は、単価の上昇が自分の年収に反映されにくく、スキルが積み上がっても収入が頭打ちになりやすい構造です。転職先の業態と収益モデルを確認してから応募先を絞りましょう。
エンジニア特化の転職エージェントを活用する
総合型の転職サービスでも求人数は多いですが、エンジニアの年収交渉で成果を出すには、技術領域に精通したアドバイザーのサポートが欠かせません。「スキルシートの書き方がわからない」「自分のどの経験が評価されるかわからない」といった悩みも、エンジニア特化のエージェントであれば技術的な文脈を踏まえた上でアドバイスを受けられます。
とりわけ年収交渉は、エージェントの力量が結果を大きく左右します。企業の給与レンジや決裁権限を把握した上で交渉できるかどうかは、個人での直接応募とは大きく異なります。
アドバイザーが元エンジニアやITコンサルタント出身者であれば、自分のスキルや案件経験が市場でどう評価されるかをより精度高く診断してもらえます。上流工程へのキャリアチェンジや、ITコンサル領域への転身を検討しているなら、その領域に強みを持つエージェントを選ぶことがポイントです。
年収アップを目指して転職するならテックゴーへ
テックゴーは、ITエンジニアを志望する方に特化した転職支援サービスで、メガベンチャー・大手事業会社・ITコンサルなど、幅広い求人・ITエンジニア向け求人が10,000件以上あります。
業界出身のキャリアアドバイザーが在籍しており、応募書類の添削や面接対策など、選考突破に直結するサポートが受けられます。
さらに、非公開求人の紹介や年収交渉の代行も行っており、自分一人では得られないキャリアアップのチャンスを広げることができます。
まとめ
ITエンジニアの平均年収や職種別・年代別の水準を理解することは、自分の市場価値を正しく把握する第一歩です。
年収アップには、スキルの習得や上流工程の経験、転職先の選び方といった具体的な行動が欠かせません。
将来のキャリアパスを明確に描き、自分に合った環境で成長を続けることが、長期的な収入向上につながります。
特に転職は、年収を大きく引き上げる有力な手段のひとつ*です。
まずはテックゴーの無料相談で、新たなキャリアの可能性を広げてみてください。
よくある質問
ここでは、ITエンジニアの年収についてよく寄せられる疑問にお答えします。
ITエンジニアの年収は本当に高いですか?
職種によって差はありますが、全体的には高い水準にあると言えます。
ただし、同じITエンジニアでもヘルプデスクや保守・運用担当と、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントでは年収に300万円以上の差が生じることもあります。そのため「ITエンジニア=高収入」という図式は、職種とスキルレベルによって大きく変わる点を理解しておきましょう。
要件定義や設計といった上流工程に携わり、クラウドやセキュリティなど需要の高い技術を持つエンジニアほど、高収入を実現しやすい傾向があります。
未経験からITエンジニアになった場合、初年度年収はどのくらいですか?
未経験入社の初年度は、300〜400万円台が現実的な水準です。
ただし、初年度の年収より重要なのはその後の伸び代です。経験を積んで上流工程を担えるようになれば、3〜5年で500〜600万円台、10年前後でマネジメントや専門職に移行することで700万円以上を狙えるキャリアパスもあります。
入社当初の年収の低さに焦るより、どのスキルを積んでどの職種・企業に転職するかを早い段階から設計することが、長期的な年収アップへの近道です。
文系出身でも高年収のITエンジニアになれますか?
なれます。ITエンジニアの採用において、理系・文系の出身は年収を直接左右する要素ではありません。実際に現場で評価されるのは、どのスキルを持ち、どのような実績を積んできたかです。
むしろ文系出身のエンジニアが強みを発揮しやすい領域もあります。顧客折衝が多い上流工程やITコンサルタントは、論理的な文章作成力やヒアリング・提案スキルが求められるため、文系的なバックグラウンドが武器になることがあります。
プログラミングスキルと組み合わせて上流工程に進むルートを描ければ、文系・理系に関係なく年収1,000万円を狙えるキャリアに到達できるでしょう。
転職以外で年収を上げる方法はありますか?
あります。ただし、現職での年収アップには時間と条件が伴います。主な方法は次の3つです。
- ITスキル標準(ITSS)のレベルを上げて社内評価を高め、昇給・昇格につなげる
- AWS認定資格やPMP、情報処理技術者試験などの資格を取得して資格手当を得る
- 社内で上流工程を担うポジション、あるいはマネジメント職に異動・昇進する
ただし、現職で年収を上げるには社内の評価制度や給与テーブルの上限という壁があります。スキルが市場価値を上回っていても、社内評価がそれに追いつかないケースは珍しくありません。
転職を選択肢から外す必要はありませんが、まず自分の市場価値を外部の基準で確認してから判断することをおすすめします。
フリーランスになると年収は本当に上がりますか?
スキルと営業力が伴えば上がります。ただし、全員に当てはまるわけではありません。
フリーランスの年収が高い理由は、中間マージンがなくなり案件単価がそのまま収入になるためです。正社員時代に600万円だったエンジニアが、フリーランス転向後に800万〜1,000万円を稼ぐ事例は実際にあります。
一方で、社会保険料や税金を自分で払うため手取りは額面より少なくなること、案件が途切れた期間は収入がゼロになること、福利厚生がなくなることなど、正社員と単純比較できないコストも生じます。
フリーランスへの転向を検討するなら、まず正社員のまま転職して年収を上げる段階を踏んだほうが、スキルの市場価値を客観的に確認できます。実務経験が5年以上あり、単独でプロジェクトを回せる技術力があるなら、フリーランスは有力な選択肢になります。

著者
川村 莉子
(Kawamura Riko)
名古屋工業大学卒業後、新卒でDirbatoに入社。通信会社に対する業務改善プロジェクトや次世代ネットワーク移行案件のPMOなどに従事。自身のコンサルタント経験を活かした、IT系コンサルファームへの開発支援を得意とする。
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監修者
岡﨑 健斗
(Okazaki Kento)
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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