【2026年最新】ITエンジニアの平均年収は?職種別・年代別・経験年数別に相場を解説
2026年07月07日更新
ITエンジニアとして働くなかで、「自分の年収は平均より高いのか、それとも低いのか」と気になったことはないでしょうか。
同じITエンジニアでも、要件定義などの上流工程とコーディング中心の下流工程では、年収が300万円以上変わることは珍しくありません。その差は個人の努力不足ではなく、工程や職種、働く環境といった構造的な要因から生まれています。
この記事では、以下の内容を解説します。
- ITエンジニア全体と、年代・経験年数ごとの平均年収の相場
- 職種によって年収に差がつく理由
- 代表的な10職種それぞれの年収水準
- 年収を上げるための4つの方法とキャリアパス
- 転職で年収アップを実現するためのポイント
現在の年収に伸び悩みを感じているITエンジニアの方に、収入を上げるための具体的な指針をお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。
目次
CONTENTS
ITエンジニアの平均年収はいくら?
はじめに、ITエンジニア全体と属性別の平均年収を整理します。
- ITエンジニア全体の平均年収の水準
- 男女別に見た年収の違い
- 年代別に見た年収の推移
- 経験年数別に見た年収の推移
- 職種区分によって生じる年収差
気になる項目から読み進めてみてください。
ITエンジニア全体の平均年収は約738.4万円
ITエンジニア全体の平均年収は、約738.4万円でした。内訳を見ると、平均月給が46.7万円、年間の賞与などが178.0万円です。
全職種の平均を上回る水準ですが、この数字を押し上げているのは、上流工程を担うシステムコンサルタント・設計者の存在です。この区分の平均年収は約889.0万円に達しており、全体を大きく引き上げています。
そのため738.4万円という数字は、多くのITエンジニアが実際に受け取っている金額というより、高年収層を含めた平均値として捉える必要があります。職種によって数百万円単位で差がつくため、平均だけで自分の立ち位置を判断すると、実態を読み違えてしまいます。まずは全体像として押さえておきましょう。
男女別の平均年収
ITエンジニアの年収を男女別で見ると、以下のような結果となりました。
- 男性:約774.5万円
- 女性:約621.2万円
男性のほうが高い背景には、管理職や上流工程に占める男性比率の高さという構造的な事情があります。一方で、女性の約621万円も、全職種の女性平均を大きく上回る水準です。専門スキルを積み重ねれば、性別に関わらず高い収入へ届きやすい職種だといえます。
年齢別の平均年収
ITエンジニアの年収は、年齢とともに着実に上昇していくのが特徴です。とくに30代から40代にかけての伸び幅が大きく、スキルの熟練度が報酬に反映されやすい傾向があります。
| 年齢 | 推計年収 |
|---|---|
| 20~24歳 | 約421.2万円 |
| 25~29歳 | 約574.6万円 |
| 30~34歳 | 約731.4万円 |
| 35~39歳 | 約812.5万円 |
| 40~44歳 | 約934.7万円 |
| 45~49歳 | 約981.6万円 |
| 50~54歳 | 約906.5万円 |
20代前半は約421万円からのスタートですが、40代後半には1,000万円近い水準まで届きます。20年ほどで年収が倍以上に伸びる職種は、そう多くありません。着実にキャリアを積む価値が、この推移からも読み取れます。
経験年数別の平均年収
IT業界では「実務経験」が何よりも重視されます。経験年数ごとの年収推移を見ると、積み上げたキャリアがどれほど報酬に影響するかが明確になります。
| 経験年数 | 推定年収 |
|---|---|
| 経験1年未満 | 約437.2万円 |
| 経験1~4年 | 約582.4万円 |
| 経験5~9年 | 約684.2万円 |
| 経験10~14年 | 約783.5万円 |
| 経験15年以上 | 約921.8万円 |
注目したいのは、経験1〜4年の段階ですでに580万円台へ到達している点です。初期にしっかりと基礎スキルを固めれば、短期間での年収アップも狙えます。
経験15年以上になると平均は900万円を超えており、長く続けるほど報われやすい構造だとわかります。
ITエンジニアは職種によって年収差がかなり開く
「ITエンジニアは高年収」というイメージは広く浸透していますが、データを分解すると、すべてのエンジニアが一律に高い給与を得ているわけではない実態が見えてきます。
とくに差が大きいのは、設計や要件定義を担う上流工程と、コーディングを担う下流工程のあいだです。厚生労働省はITエンジニア職を3つの区分に分けています。区分ごとに年収を並べると、その差は一目瞭然です。
| 職種区分 | 平均年収 | 主な職種 |
|---|---|---|
| ソフトウェア作成者(プログラマー) | 約578.5万円 | プログラマー(PG) Web開発者 アプリ開発者 コーダー |
| その他の情報処理・通信技術者 | 約623.5万円 | ネットワークエンジニア インフラエンジニア サーバーエンジニア セキュリティエンジニア DBエンジニア |
| システムコンサルタント・設計者 | 約889.0万円 | システムエンジニア(SE) システムアーキテクト プロジェクトマネージャー(PM) ITコンサルタント |
下流工程と上流工程では、約310万円もの開きがあります。同じITエンジニアでも、どの工程を担うかによって年収の上限が変わってきます。
この3区分の差は、努力の差ではなく、担当している工程の差です。同じ実装スキルを持っていても、要件定義や設計に踏み込めているかどうかで、評価の上限は変わってきます。
裏を返せば、いま下流工程にいる方ほど、伸びしろは大きいといえます。年収を上げたいなら、「もっと速くコードを書く」よりも「上流工程の一部を任される」ほうが近道になりやすいでしょう。自分が次にどの工程へ手を伸ばせるかは、担当領域を書き出してみるとすぐに見えてきます。テックゴーの無料相談では、この棚卸しをアドバイザーと一緒におこなっています。
【職種別】ITエンジニアの年収
ここでは、厚生労働省の職業情報提供サイト(jobtag)の情報を参考に、代表的な職種ごとの年収水準を整理して紹介します。
- プロジェクトマネージャー
- ITコンサルタント
- データサイエンティスト
- セキュリティエンジニア
- インフラエンジニア
- システムエンジニア(SE)
- Webエンジニア
- プログラマー
- テストエンジニア
- ヘルプデスク
スキルや経験によってどの程度給与に幅が生じるのかも確認できるため、今後のキャリア形成を考える上で有益な指標となります。
1. プロジェクトマネージャー
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、プロジェクトマネージャー(IT)の全国平均年収は889万円で、平均年齢は38.3歳です。ITスキル標準(ITSS)でレベル5以上に達すると、年収が1,100万円に届く例もあります。
仕事内容は、システム開発の責任者として実行計画を立て、人員や予算、進捗、品質を管理することです。加えて、顧客や社内メンバーとの調整、課題解決、成果物の品質確保までを引き受け、開発全体を成功へ導く役割を任されます。責任は重いものの、その分だけ評価も高くなりやすい職種でしょう。
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)プロジェクトマネージャ(IT)」
2. ITコンサルタント
ITコンサルタントの全国平均年収は752.6万円で、プロジェクトマネージャーとほぼ変わりません。
平均年齢は41.4歳です。
ITコンサルタントは、経営戦略の観点から顧客のIT活用を支援し、課題の整理や分析を行ったうえで最適な解決策を提案します。
システム構築やDX推進など幅広い領域を対象とし、客観的な立場から技術と業務の両面で助言する点が特徴です。
企業の成長や変革を支える役割を担うため、市場価値が高く評価されやすい職種です。
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)ITコンサルタント」
3. データサイエンティスト
データサイエンティストの全国平均年収は573万円、平均年齢は43歳です。
さらにITスキル標準(ITSS)でレベル3の場合は600万~900万円、レベル5以上では1,000万円を超えるケースもあり、スキルや経験に応じて大きな年収差があります。
データサイエンティストは、膨大なデータを分析してビジネス課題の解決や新サービスの創出に役立てる役割を担います。
統計分析や機械学習、プログラミングのスキルを駆使し、成果が評価に直結しやすい専門性の高い職種です。
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)データサイエンティスト」
4. セキュリティエンジニア
セキュリティエキスパート(オペレーション)として紹介されており、全国平均年収は628.9万円、平均年齢は43.4歳です。
システムやネットワークを常時監視し、不正アクセスや攻撃を検知して対応します。インシデントが発生した際は、原因の究明や復旧対応を担い、設計段階から監視体制やアラート設定に関わることもあります。
24時間365日の運用が多く、高い専門性と責任の重さから、経験に応じて収入が伸びやすい職種でしょう。
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)セキュリティエキスパート(オペレーション)」
5. インフラエンジニア
システムエンジニア(基盤システム)として紹介されており、全国平均年収は他のITエンジニアとまとめて752.6万円、平均年齢は41.4歳です。
ITSSではレベル1~5で420万円~950万円と幅があり、これまで紹介してきた職種よりはやや低い水準にあります。
インフラエンジニアはサーバーやネットワーク、ストレージなどの基盤を設計・構築し、安定した稼働を支える役割を担います。
近年はクラウドサービスの普及により、仮想環境での設計・運用スキルが重視され、拡張性やコスト削減効果を提供できる人材の需要が高まっています。
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)システムエンジニア(基盤システム)」
6. システムエンジニア(SE)
システムエンジニアは受託開発、組込み、IoTといった分野で紹介されており、全国平均年収は574.1万円、平均年齢は38歳です。
ソフトウェア開発では最大860万円ほどですが、設計・構築分野に進むことで900万円を超える場合もあります。
システムエンジニアは、要件定義から設計・開発・テスト・導入支援まで幅広く担当し、顧客のニーズをシステムとして実現します。
業務全体を把握し、開発チームを調整しながら成果物の品質を確保する役割を担います。
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)システムエンジニア(受託開発)」
7. Webエンジニア
Webサービス開発やWeb系ソフトウェア開発のエンジニアもシステムエンジニアの一分類として紹介されており、全国平均年収は574.1万円、平均年齢は38歳です。
主にWebサイトやWebアプリケーションをチームで設計・開発し、運用や改善までを担います。
フリーランスとして業務委託契約を結び開発に参加する人や、フレックスタイム制度を活用して柔軟に働く人も多く見られます。
クラウド環境やアジャイル開発の普及により、スキルの幅によって年収やキャリアの広がりが大きく変わる職種です。
参照:職業情報提供サイト(job tag)システムエンジニア(Web)
8. プログラマー
プログラマーはWebサービス開発やWeb系ソフトウェア開発のエンジニアと同分類で紹介されており、全国平均年収は574.1万円、平均年齢は38歳です。
SEが作成した詳細設計にもとづき、プログラムのコーディングをおこない、単体テストやデバッグを通じて品質を高めます。
業務システムやWeb、組込み、アプリなど、活躍の場は幅広くあります。経験の初期は年収が低めですが、スキルを磨いて上流工程へ進めば、収入の向上が期待できます。
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)プログラマー」
9. テストエンジニア
公的データでテストエンジニアの年収は明示されていませんが、「jobtag」デバッグ作業の分類では全国平均年収は574.1万円、平均年齢は38歳とされています。
テストエンジニアは、ソフトウェアの品質保証や検証を担う専門職です。第三者の立場から繰り返しテストをおこない、信頼性を確保します。
単体テストの一部は自動化されていますが、最終的な確認には人の手が欠かせないため、今後も需要が見込まれます。テスト自動化やCI/CDの導入支援など上流工程に関われば、専門性が高まり、年収の改善にもつながるでしょう。
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)デバッグ作業」
10. ヘルプデスク
ヘルプデスク(IT)の全国平均年収は628.9万円、平均年齢は43.4歳とされています。
ヘルプデスクは、システムや情報機器の利用時に発生する疑問やトラブルに対し、電話やメール、あるいは現地対応を行う役割を担います。
社内向けではOA機器の管理やアカウント設定、社外向けではユーザーからの問い合わせやクレーム対応など、サポート範囲は多岐にわたります。
経験を積んで顧客折衝力や技術力を高めることでキャリアの幅が広がり、英語力があれば外資系企業でのサポート業務に挑戦することも可能です。
以下の記事では、ITエンジニアを職種別に解説しています。仕事内容やキャリアパス、将来性に関しても言及しているので、参考にしてください。

ITエンジニアの仕事内容を職種別に徹底解説|向いている人やキャリアパスを紹介
以下の記事では、エンジニアの職種の種類を解説しています。これまでの経験を活かして、より高い年収水準の職種へ移る道を探している方は、ぜひ参考にしてください。

エンジニアの職種をわかりやすく解説!仕事内容・将来性・適性から最適がわかる
ITエンジニアが年収を上げるための4つの方法
ITエンジニアとしてキャリアを築く中で、年収を上げるには具体的な行動が欠かせません。
スキルの習得だけでなく、働く環境や役割の選択によっても給与水準は大きく左右されます。
ここでは、収入向上を目指すうえで効果的な4つの方法を紹介します。
より上流工程の経験を積む
プログラミングやテストといった下流工程にとどまらず、要件定義や設計など上流工程の経験を積むことで市場価値を高められます。
特に顧客折衝や課題定義、要件整理のスキルはビジネスの根幹に直結し、年収アップにつながります。
情報処理推進機構(IPA)が定義するITスキル標準(ITSS)でも、上流工程スキルは高レベルの専門性として位置づけられています。
経験の幅を広げることで、より高い役職や責任ある職務へとステップアップできる可能性が広がります。
需要の高い言語やクラウドスキルを習得する
IT市場では、特定のプログラミング言語やクラウド技術が高い需要を誇るため、習得により市場価値を大きく高められます。
代表的な例としては以下のスキルが挙げられます。
| 分類 | 代表的なスキル |
|---|---|
| プログラミング言語 | Python、Go、TypeScript |
| クラウド技術 | AWS、GCP、Azure |
これらを身につければ、応募できる求人の幅が広がり、待遇の良い企業からのオファーも受けやすくなります。クラウド関連の資格は即戦力であることの証明になり、年収交渉を有利に進める強い材料になるでしょう。
企業規模や業界を変える
同じスキルを持っていても、所属する企業や業界によって給与水準には大きな差があります。
特に外資系企業や金融業界、成長中のWeb系ベンチャーは高い給与テーブルを設定しているケースが多く見られます。
産業構造や事業成長性の違いが報酬に直結するため、業界を見直すことは年収アップの有効な戦略です。
自分のスキルセットが最大限に評価されやすいフィールドを選ぶことが、収入向上の鍵となります。
成果が正当に評価される企業へ転職する
年収を引き上げるには、自身の努力や成果を公正に評価してくれる環境に身を置くことも重要です。
現職で昇給や評価に不満を感じる場合、制度や文化が整った企業へ転職することでキャリアを大きく前進させられます。
評価制度が透明で、成果に応じて報酬が反映される企業では、やりがいと収入の双方を得やすいでしょう。
自分の市場価値を正しく評価してもらえる環境を選ぶことが、長期的な年収向上につながります。
努力が正当に評価される環境へ移ることが、年収アップの最短ルートです。エンジニア専門アドバイザーが、明確な評価制度を持ち、社員に利益を還元する企業を厳選してご紹介します。
ITエンジニアのキャリアパス3選
ITエンジニアとして長期的にキャリアを築くためには、将来どの方向性を選ぶかを早めに意識することが重要です。
技術を極めるか、組織を率いるか、ビジネス課題を解決するかによって求められるスキルや経験は大きく異なります。
ここでは代表的な3つのキャリアパスを紹介し、それぞれの特徴を解説します。
技術を高めてスペシャリストを目指す
AI、クラウド、サイバーセキュリティなどの先端分野で専門性を磨き、第一人者を目指すキャリアパスです。 常に最新技術を学び、深い知識と実践力を持つことで、替えの利かない人材として評価されます。
ITスペシャリストには、下記の6つの専門分野があります。
- プラットフォーム
- ネットワーク
- データベース
- アプリケーション共通基盤
- システム管理
- セキュリティ
常に最新技術を学び、深い知識と実践力を持つことで、替えの利かない人材として評価されやすくなります。
ITスキル標準(ITSS)でも高いレベルの専門性は年収に直結し、レベル6・7に達すれば1,000万円を超える収入も実現できます。
組織を率いるマネジメント力を身につける
プロジェクトマネージャー(PM)やエンジニアリングマネージャー(EM)として、チームや開発組織を率いる道もあります。
技術的な知見に加えて、メンバーの育成や予算管理、経営層との調整など、幅広いスキルが求められます。大規模なプロジェクトではマネジメント力が成果を左右するため、報酬水準も高い傾向です。エンジニアとしての経験を土台に、ビジネス視点を持てるかどうかが分かれ目になります。
課題を解決するITコンサルタントを目指す
システム導入やIT戦略の立案を通じて、企業の経営課題を解決するキャリアパスです。論理的な思考力と高いコミュニケーション力に加え、顧客企業のビジネスを深く理解する力が欠かせません。
とくに外資系コンサルティングファームでは成果が報酬に直結し、20代で年収1,000万円を超える例も見られます。ビジネスとテクノロジーの両方を理解し、双方をつなぐ役割として、成長機会の多いキャリアを築けるでしょう。
ITエンジニアの職種や年収が気になる人は、以下の記事を参考にしてください。キャリアパスについても詳しく解説しています。

ITエンジニアとは?20職種と年収、キャリアパスを徹底解説
転職で年収アップを実現するためのポイント
転職で年収を上げるために押さえておきたいポイントを、3つに整理しました。
- 自分の市場価値を正確に把握する
- 年収アップにつながる求人・企業を選ぶ
- エンジニア特化の転職エージェントを活用する
自分の市場価値を正確に把握する
転職活動で年収交渉に失敗する人の多くは、自分のスキルや経験が市場でどう評価されるかを把握しないまま動き出しています。現職の年収を基準にして「もう少し上がれば」と考えるのは危険で、そもそもの基準値が低ければ、交渉の着地点も低くなります。
まず確認すべきは、自分が担当してきた工程の範囲です。要件定義や基本設計といった上流工程を経験しているか、プロジェクトの規模(チーム人数、予算規模、期間)はどの程度か、使用技術はクラウドやセキュリティなど市場価値の高い領域に触れているかなどです。これらの要素が、求人市場での評価額を左右します。
同じ「SE経験5年」でも、下流工程だけなら500万円前後が相場ですが、要件定義から携わっていれば600万円台、PM経験があれば700万円以上の求人にも手が届きます。
複数の求人データや転職エージェントのヒアリングを通じて客観的な評価額を把握することが、年収アップの第一歩につながるでしょう。
年収アップにつながる求人・企業を選ぶ
年収が上がる転職と上がらない転職の差は、求人票の読み方と企業選びの軸で9割が決まります。「給与交渉次第でアップ可能」という記載を鵜呑みにしたり、求人票に記載の年収幅の上限だけを見て飛びつくのは避けてください。
年収アップを実現しやすい求人・企業には、次のように共通する特徴があります。
- 事業会社や自社プロダクトを持つ企業で、エンジニアが直接事業貢献できる構造になっている
- 上流工程やアーキテクト、技術リードなどのポジションを明示して採用している
- 年収レンジの下限が現職の年収を上回っている
- スキル・成果に連動した評価制度が整っており、昇給実績が明確に示されている
一方で、避けたい求人もあります。多重下請け構造で客先常駐が前提の求人は、案件単価が上がっても自分の年収に反映されにくく、スキルを積んでも収入が伸び悩みやすい傾向です。応募先を絞る前に、企業の業態と収益の仕組みを確認しましょう。
【テックゴー独自見解】 求人票で最初に見るべきは、年収レンジの上限ではなく下限です。上限はあくまで理論上の最高値で、多くの人はそこに届きません。
下限が現職を下回る求人は、交渉しても現状維持で終わりやすいといえます。もうひとつ確認したいのが、収益の仕組みです。案件単価が上がっても給与に反映されない構造の会社では、実力がついても年収は動きにくいでしょう。テックゴーでは、求人票に表れない給与テーブルや評価制度の実態まで踏み込んで確認したうえで、応募先を一緒に絞り込んでいます。
エンジニア特化の転職エージェントを活用する
総合型の転職サービスでも求人数は多いですが、エンジニアの年収交渉で成果を出すには、技術領域に精通したアドバイザーのサポートが欠かせません。「スキルシートの書き方がわからない」「自分のどの経験が評価されるかわからない」といった悩みも、エンジニア特化のエージェントであれば技術的な文脈を踏まえた上でアドバイスを受けられます。
とりわけ年収交渉は、エージェントの力量が結果を大きく左右します。企業の給与レンジや決裁権限を把握した上で交渉できるかどうかは、個人での直接応募とは大きく異なります。
アドバイザーが元エンジニアやITコンサル出身であれば、これまでの案件経験が市場でどう評価されるかを、より正確に診断してもらえます。上流工程やITコンサル領域を目指すなら、その分野に強いエージェントを選びましょう。
年収アップを目指して転職するならテックゴーへ
テックゴーは、ITエンジニアやITコンサル領域に特化した転職エージェントです。
- エンジニア・ITコンサル領域に特化しており、上流案件の求人を多数保有している
- 平均年収アップ金額は138万円で、収入アップの実績が豊富にある
- 年収交渉の成功率は100%で、交渉をすべて代行してもらえる
- アドバイザーは元エンジニア・ITコンサル出身者が多く、現場感覚にもとづく助言を受けられる
- 面接対策は回数無制限で、選考通過まで徹底的にサポートしてもらえる
業界出身のアドバイザーが、応募書類の添削から面接対策、年収交渉の代行までを担います。一人では届きにくい求人やチャンスにも、手を伸ばせるようになるでしょう。サービスの詳細は、テックゴーのサービス紹介ページやアドバイザー紹介ページからご確認いただけます。
まとめ
ITエンジニアの平均年収や職種別・年代別の水準を理解することは、自分の市場価値を正しく把握する第一歩です。
年収アップには、スキルの習得や上流工程の経験、転職先の選び方といった具体的な行動が欠かせません。
将来のキャリアパスを明確に描き、自分に合った環境で成長を続けることが、長期的な収入向上につながります。
特に転職は、年収を大きく引き上げる有力な手段のひとつです。
まずはテックゴーの無料相談で、新たなキャリアの可能性を広げてみてください。
よくある質問
Q
ITエンジニアの年収は本当に高いですか?
A
職種による差はありますが、全体としては高い水準にあるといえます。ただし、同じITエンジニアでも、ヘルプデスクや保守・運用と、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントでは、300万円以上の差がつくこともあります。「ITエンジニアだから高収入」ではなく、職種とスキルレベルによって大きく変わると理解しておきましょう。要件定義や設計といった上流工程に携わり、クラウドやセキュリティなど需要の高い技術を持つ方ほど、高い収入に届きやすい傾向です。
Q
未経験からITエンジニアになった場合、初年度の年収はどのくらいですか?
A
未経験入社の初年度は、300万〜400万円台が現実的な水準です。ただし、初年度の金額より大切なのは、その後の伸びしろです。 経験を積んで上流工程を担えるようになれば、3〜5年で500万〜600万円台、10年前後でマネジメントや専門職へ移ることで700万円以上も狙えます。入社当初の年収の低さに焦るよりも、どのスキルを積み、どの職種や企業へ移るかを早い段階で設計するほうが、長期的な年収アップにつながります。
Q
文系出身でも高年収のITエンジニアになれますか?
A
なれます。採用において、理系か文系かという出身が年収を直接左右することはありません。現場で評価されるのは、どのスキルを持ち、どんな実績を積んできたかです。 むしろ文系出身のエンジニアが強みを発揮しやすい領域もあります。顧客折衝の多い上流工程やITコンサルタントは、論理的な文章力やヒアリング・提案のスキルが問われるため、文系的な背景が武器になるでしょう。プログラミングスキルと組み合わせて上流工程へ進めれば、文系・理系を問わず、年収1,000万円を狙えるキャリアに届きます。
Q
転職以外で年収を上げる方法はありますか?
A
あります。ただし、現職での年収アップには時間と条件がついてまわります。主な方法は次の3つです。 ・ITスキル標準(ITSS)のレベルを上げて社内評価を高め、昇給・昇格につなげる ・AWS認定資格やPMP、情報処理技術者試験などを取得して資格手当を得る ・社内で上流工程やマネジメント職へ異動・昇進する とはいえ、現職には評価制度や給与テーブルの上限という壁があります。スキルが市場価値を上回っていても、社内評価が追いつかない場合は珍しくありません。転職を選択肢から外す必要はありませんが、まずは自分の市場価値を外部の基準で確かめてから判断しましょう。
Q
フリーランスになると年収は本当に上がりますか?
A
スキルと営業力が伴えば上がります。ただし、すべての人に当てはまるわけではありません。フリーランスの収入が高くなりやすいのは、中間マージンがなくなり、案件単価がそのまま収入に反映されるからです。正社員時代に年収600万円だったエンジニアが、独立後に800万〜1,000万円規模の売上を得る例も実際にあります。 一方で、社会保険料や税金を自分で負担するため、手取りは額面より少なくなります。案件が途切れた期間は収入がゼロになり、福利厚生もなくなるため、正社員と単純には比べられません。独立を検討するなら、まずは正社員のまま転職して年収を上げ、スキルの市場価値を確かめる段階を踏むほうが安全でしょう。実務経験が5年以上あり、単独でプロジェクトを進められる技術力があれば、フリーランスも有力な選択肢になります。
