【2026年最新】SIer企業ランキングTOP10!売上・年収と未経験からの転職戦略
2026年03月26日更新
SIerは、企業のITシステムを受託開発・運用する業種です。DX推進の追い風を受けて需要が拡大しており、未経験からでも教育体制が整った大手への転職を実現できる職種として注目を集めています。
本記事では、2026年最新の売上・年収データをもとにランキングTOP10を紹介しながら、未経験からSIerへ転職するための実践的な戦略まで解説します。

著者
伊東 光雄
(Ito Mitsuo)
専門学校卒業後、約12 年間IT サービス事業会社にてシステム開発、インフラ運用管理、自社製品の新規開拓営業に従事。その後、2014 年に株式会社ワークポートに就業しキャリアアドバイザーとして転職相談にお越し頂く求職者に対し、キャリアに関する相談業務~求人企業のご紹介~内定・入社までのサポート及び、入社後のアフターフォロー業務全般に従事。
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監修者
串田 聡太
(Kushida Sota)
明治大学卒業後、富士通株式会社にて、自社製品に加えSAPやSalesforce導入、DX提案などを経験。その後、パーソルキャリア株式会社にて、ITエンジニアの転職支援を担当。業界トップクラスの実績を有する。
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目次
CONTENTS
大手優良SIer企業ランキングTOP10
SIerへの転職を検討するとき、まず気になるのが「どの企業を選べばいいか」という点でしょう。
こちらでは、売上規模・平均年収・研修体制・未経験受け入れ実績を総合的に加味して厳選した10社を紹介します。
1位:NTTデータグループ|研修施設「NTTデータユニバーシティ」の魅力
NTTデータグループは、売上高4兆6,387億円(2024年度)を誇り、国内最大規模の独立系SIerとして知られています。公共・金融・流通・製造など幅広い業界のシステム開発を担い、50カ国以上でのグローバル展開が強みです。
とくに注目すべきは、社内研修施設「NTTデータユニバーシティ」の存在です。入社後は職種・経験に応じた段階的なカリキュラムが用意されており、未経験入社者でもITの基礎から上流工程のスキルまで体系的に習得できる環境が整っています。
大規模プロジェクトでの経験がキャリアの資産になりやすく、社会インフラを支える仕事にやりがいを感じたい人に適した企業といえるでしょう。
2位:SCSK|「働き方改革」の先駆者。未経験の定着率が高い
SCSKは住友商事グループのユーザー系SIerで、独立系に近い幅広い案件対応力を持ちます。「スマートワーク・チャレンジ」と題した働き方改革を業界に先駆けて実施し、残業時間の削減と有給休暇取得率の向上を実現してきた実績があります。
離職率が低く定着率が高い点も、未経験転職者にとって安心材料のひとつです。研修制度も整っており、文系・異業種出身者が多数活躍しています。年収水準は大手水準を維持しつつ、プライベートとの両立がしやすい職場環境を求める人に向いています。
3位:TIS|教育投資を惜しまない。文系出身エンジニアが多数活躍
TISは大阪に西日本本部を構える独立系大手SIerで、2025年3月期の売上は約5,716億円です。金融・製造・公共向けの大規模案件に強みを持ち、DX支援やクラウド導入にも積極的に取り組んでいます。
文系出身・未経験入社者が多数活躍している点が、業界のなかでも際立った特徴です。入社後の教育投資に力を入れており、プログラミング未経験者でもITエンジニアとして現場に立てるよう支援する仕組みがあります。
技術とビジネスの両面からシステム開発に携わりたい人にとって、入りやすく成長しやすい環境です。
4位:伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)|技術力重視だが中途育成枠も充実
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、伊藤忠商事を親会社に持つユーザー系SIerです。平均年収は業界トップクラスの水準にあり、5G・ネットワーク・官公庁向けシステムなど高付加価値な領域に強みを持っています。
技術力を重視する社風がありますが、中途入社者向けの育成プログラムも整備されています。ITの基礎を学んだうえで挑戦したい人や、インフラ・ネットワーク領域で専門性を高めたい人にとっては、市場価値が高まりやすい環境といえるでしょう。
5位:富士通|リスキリング支援が手厚く、未経験からのキャリアチェンジを後押し
富士通は売上高3兆5,501億円のメーカー系大手で、長年にわたり日本のITインフラを支えてきた企業です。近年はDXへの積極的な投資とともに、社員のリスキリング(学び直し)支援にも力を入れています。
ITスキルをゼロから身につけるための社内学習プラットフォームや、新技術習得を後押しする支援制度が充実しており、異業種から転職した人でも継続的に成長しやすい体制が整っています。大企業ならではの安定した基盤で、最新技術に触れながらキャリアを積みたい人に向いています。
6位:日立システムズ|「人財」育成を掲げ、未経験者向けの教育プログラムが豊富
日立システムズは、日立グループのメーカー系SIerです。社員を「人財」と捉え、育成に対する姿勢を企業として明確に打ち出している点が特徴です。未経験者向けの入社後研修プログラムが充実しており、ITの基礎から業務知識までを体系的に学べる環境が整っています。
官公庁・金融・製造など、社会インフラに直結した案件が多く、安定した経営基盤のもとで長期的にキャリアを形成できます。大企業の安定感を求めながら、手厚いサポートのもとでエンジニアとしての第一歩を踏み出したい人に適した選択肢です。
7位:NECソリューションイノベータ|地方採用も活発で、ゼロからSEを目指せる環境
NECソリューションイノベータは、NECグループのメーカー系SIerです。首都圏に限らず地方での採用にも積極的で、Uターン・Iターン転職を希望するエンジニア志望者にとって選択肢に入れやすい企業です。
ITの基礎研修はもちろん、業務に応じた実践的なトレーニングが用意されており、ゼロからSEを目指せる環境が整っています。公共・社会インフラ領域に強みを持ち、社会貢献につながる仕事に関わりたい人に響く職場です。
8位:大塚商会|営業力だけでなくIT教育も徹底。タフなスキルが身につく
大塚商会は独立系SIerのなかで売上高が1兆1,077億円と突出しており、IT機器販売からシステム導入・保守まで一貫して手がける企業です。複合機・PC・クラウド・セキュリティなど幅広いIT商材を扱う提案力と、全国規模の強力な営業力が特徴です。
営業とSEの連携が強く、技術面だけでなく顧客課題をビジネス視点で解決する力が自然と身につきます。仕事の密度は高いですが、営業×ITのハイブリッドなスキルを早期に磨きたい人には、成長速度の速い環境です。
9位:キヤノンITソリューションズ|安定した経営基盤と計画的な年次別研修
キヤノンITソリューションズは、キヤノングループのメーカー系SIerです。親会社の安定した経営基盤を背景に、製造・医療・官公庁などキヤノンが強みを持つ業界向けシステム開発を中心に展開しています。
年次別に設計された研修カリキュラムにより、入社後のステップが明確です。「どのタイミングで何を学ぶか」の見通しが立てやすいため、計画的にスキルを積み上げたい人に合っています。中途入社者向けのフォロー体制も整備されています。
10位:日本ビジネスシステムズ(JBS)|クラウド特化型で未経験から最新技術を習得
日本ビジネスシステムズ(JBS)は、Microsoftのソリューション提供に特化した独立系SIerです。Azure・Microsoft 365・Teamsなどのクラウドサービスに強みを持ち、DX支援案件を中心に扱っています。
未経験でも最新クラウド技術に特化した研修を受けられる環境が整っており、ITの基礎を学びながらクラウドエンジニアを目指せる点が特徴です。Microsoftのパートナー認定を受けており、取り扱う技術の信頼性が高い点も、スキルの市場価値につながりやすいポイントといえます。
未経験からSIerを目指すなら知っておきたい「3つの分類」
SIerとひと言でいっても、企業の成り立ちや事業構造によって仕事内容やキャリアパスは異なります。
転職後に「思っていた仕事と違う」とならないよう、代表的な3つの分類を理解しておきましょう。
メーカー系SIer:親会社の安定感と標準化された教育カリキュラム
メーカー系SIerとは、パソコンやサーバーなどのハードウェアメーカーを親会社に持つSIerです。日立グループ・NECグループ・富士通グループなどが代表的な例として挙げられます。
親会社の製品を組み合わせたソリューション提案が中心で、ハードウェアからソフトウェアまでを一貫して提供できる点が強みです。
親会社からの安定した受注があるため経営基盤が安定しており、標準化された研修カリキュラムが整っています。未経験でも体系的な教育を受けながらキャリアを築ける環境といえるでしょう。
一方で、担当する技術が親会社の製品に偏りやすく、他社ツールへの習熟度は身につきにくい傾向があります。社会インフラ・大規模案件に携わりたい人や、長期的に安定した環境でキャリアを形成したい人に向いています。
メーカー系SIerについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

メーカー系SIerの特徴と強み|独立系・ユーザー系との違いを比較
ユーザー系SIer:業務知識を重視。技術だけでなく「仕組み」を学べる環境
ユーザー系SIerとは、銀行・保険・通信・鉄道・商社などのIT以外を本業とする大手企業の情報システム部門が独立した企業です。伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)・日鉄ソリューションズ・三菱UFJインフォメーションテクノロジーなどが代表的な企業です。
親会社やグループ企業のシステム開発・保守が主な業務であるため、特定業界への深い業務知識が自然と身につきます。技術スキルだけでなく、業界の仕組みや業務フローを理解したうえでシステムを考える力を養える環境です。
要件定義や設計といった上流工程に携わる機会が多く、将来的にプロジェクトマネージャーを目指したい人やコンサルタントへのキャリアチェンジを視野に入れている人に向いています。
ユーザー系SIerについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ユーザー系SIerはどんな業務をするのか?内販外販・キャリアパスまでエンジニア転職のプロが徹底解説
独立系大手SIer:多様なプロジェクトがあり、自分に合った技術を見つけやすい
独立系SIerとは、特定の親会社を持たず、外部企業からの受注で事業を展開するSIerです。日本のSIerの約9割が独立系に分類されるとされており、TIS・SCSK・大塚商会・富士ソフトなどが代表的な企業です。
親会社の制約を受けないため、業界・技術・開発手法の選択肢が広い点が最大の特徴です。多様な業界のプロジェクトに関わることで、業界横断的なノウハウと幅広い技術スタックを積み上げやすい環境があります。
自分の得意領域や興味のある技術を見つけながらキャリアを形成したい人や、多様な案件を通じて市場価値を高めたい人に向いています。
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大手SIerとは?企業例とその年収、キャリアパスや転職するためのポイントについて解説
ランキング以外のホワイトな中堅SIerを見分けるポイント
大手のランキングばかりが注目されがちですが、中堅SIerのなかにも待遇・環境・キャリア形成の面で優れた企業は多く存在します。
規模の小さい企業ほど情報が少ないため、以下のポイントで見極めることが重要です。
教育・研修制度の充実度
未経験で入社した場合、入社後の教育体制が定着とキャリア形成の鍵を握ります。
確認すべき点は、以下の3点です。
- OJTの仕組みが整っているか
- 資格取得支援(費用補助・受験休暇)があるか
- 技術習得のロードマップが明示されているか
求人票に「研修あり」と書かれていても、実態は数日間の座学のみというケースもあります。面接では「入社後に担当できる最初のプロジェクトはどのような内容か」「先輩社員がOJTで指導する体制があるか」を具体的に確認しましょう。
平均残業時間の少なさ
SIer業界はかつて長時間労働のイメージが強い業界でしたが、近年は働き方改革の推進により、企業ごとの差が広がっています。月平均残業時間が20時間以下を実現している企業も増えています。
求人票に残業時間の記載がない場合は、面接の場で「繁忙期の残業時間の目安」を直接確認するのが確実です。具体的な数字を答えられない企業は、管理体制に課題がある可能性があります。
中途未経験の「採用実績・門戸の広さ」
中途未経験者の採用に積極的な企業かどうかは、入社後の活躍しやすさに直結します。確認すべきポイントは「中途未経験者の在籍比率」「異業種出身の先輩社員の事例があるか」「転職後のキャリアインタビューが公開されているか」などです。
企業の採用ページや転職エージェントを通じて、実際に異業種から転職した社員の声を収集しましょう。「未経験歓迎」と書かれていても、実態は経験者優遇という企業も存在します。エージェントに「未経験採用の実績が豊富な企業か」を事前に確認してもらうことで、見極めの精度が上がります。
MyVision編集部では、「未経験歓迎」の文言だけを基準に転職先を選ぶことは推奨していません。実際に、求人票には「未経験歓迎」と記載されているにもかかわらず、入社後の育成体制が整っておらず、即戦力を期待した配置をされてしまったことが原因で早期離職につながるケースがあるためです。
「未経験歓迎かどうか」に加えて、「異業種出身の先輩社員が実際に活躍しているか」「OJTで指導してくれる先輩がアサインされるか」も合わせて確認することで、より定着率の高い転職につながりやすくなります。
未経験でランキング上位SIerに合格するための3つのポイント
SIer大手への未経験転職は、準備をすれば実現可能な目標です。
採用担当者が何を見ているかを把握したうえで対策を進めましょう。
1.「なぜITか」を論理的に説明できる準備
未経験転職の面接で必ず問われるのが「なぜIT業界・SIerを志望するのか」という動機の説明です。「安定していそう」「将来性がある」だけではほかの候補者と差別化できません。採用担当者が知りたいのは「なぜその人がSIerでなければならないか」という必然性です。
効果的な準備として、前職での課題解決経験とITの仕事を結びつけるエピソードを用意することが重要です。
たとえば「前職で業務改善を手がけた際、システム化の限界を感じた」「ITの仕組みを理解することで、より本質的な課題解決ができると考えた」といった具体的な動機は、説得力を持ちます。
2.資格取得(ITパスポート・基本情報技術者)による意欲の証明
IT未経験者が選考で評価を高める確実な方法のひとつが、資格取得です。
ITパスポートはIT全般の基礎知識を証明する入門資格で、合格率は50%前後と比較的取得しやすい資格です。さらに基本情報技術者試験の合格を目指すことで、プログラミングやネットワークなどの実践的な知識への理解も示せます。
資格そのものよりも「自発的に学習に取り組んだ姿勢」が評価されるため、面接では「資格取得に向けてどのように学んだか」「どこが難しくどう克服したか」を具体的に話せるよう準備しておきましょう。
MyVision編集部が転職活動でつまずきやすい人を分析したところ、「資格を取得しただけで満足してしまい、実務との接続が語れない」「勉強内容を聞かれても表面的な答えしか返せない」といった共通点が見られました。
エージェントの視点でも、こうした特徴がある場合は、面談の段階で事前に共有し、改善を促すことが多いです。資格取得後に「学習を通じて何を理解し、SIerの仕事のどの部分に活かせると考えているか」を自分の言葉で説明できるレベルまで落とし込んでおくことで、選考への影響を抑えられます。
3.前職での「課題解決経験」をITの仕事に結びつける方法
SIerの仕事の本質は、クライアントの課題をITで解決することです。つまり、ITの技術知識がなくても「課題を発見し、解決策を考え、実行した経験」はそのままSIerの仕事に応用できる資産です。
前職での業務改善・効率化・数字管理・チームの調整経験などを棚卸しし、「その経験がSIerでどう活かせるか」を言語化することが重要です。
たとえば「店舗の在庫管理を改善した経験は、在庫管理システムの要件定義に直結する」「顧客対応業務の標準化は、業務システムの設計思想と共通している」といった形で接続すると、採用担当者に刺さりやすくなります。
未経験・下請けから大手SIerへ駆け上がる現実的な「キャリアパス戦略」
SIer業界には多重下請け構造が存在しており、最初から大手の一次請け企業に入れるケースばかりではありません。
それでも、段階的なキャリアアップによって、大手SIerやコンサルタント職への道を切り開いている人は多くいます。
ステップ1:研修と保守運用で現場の空気に慣れる
入社直後は、研修や保守・運用業務を通じて現場のリズムを身体で覚える期間です。システムの稼働監視・障害対応・マニュアル整備などの業務が中心ですが、この段階で「システムがどう動いているか」の感覚を養うことが、のちの開発・設計フェーズでの理解速度を左右します。
焦らず「現場の言語」を習得することが、この時期の最重要課題です。並行してITパスポートや基本情報技術者試験の取得を進めると、理論と実務をセットで理解できます。
ステップ2:開発・設計工程に携わり、技術基盤を固める
保守運用での経験を3年程度積んだら、開発・設計工程への参加を積極的に求めましょう。プログラミング・テスト・基本設計への関与を経験することで、技術者として市場から評価されるスキルセットが整います。
この段階での転職を検討する場合、「どの工程を経験したか」が転職市場での評価の軸です。保守運用のみの経験では評価されにくいため、設計・開発への参加実績をできる限り積み、職務経歴書に具体的なプロジェクト内容と自分の役割を記載できる状態にしておくことが重要です。
ステップ3:PMやITコンサルタントへ昇進、または大手へ再転職
開発・設計の経験を4〜5年積んだら、プロジェクトマネージャー(PM)やITコンサルタントへのキャリアアップが現実的な選択肢に入ります。現在の会社での昇進ルートが見えない場合は、実績を武器に大手SIerやコンサルティングファームへの再転職も視野に入れましょう。
MyVision編集部では、「開発経験年数」だけを基準に転職先を選ぶことは推奨していません。実際に、技術スキルは評価されたものの「PMや上流工程を経験できる環境かどうか」を確認せずに転職し、長期間にわたって開発のみに従事し続けるケースがあるためです。
担当できる工程の幅・社内でのキャリアアップの仕組みがあるかどうかも合わせて確認することで、より市場価値の高いキャリアにつながりやすくなります。
SIerへの転職・キャリア相談ならテックゴーへ
SIerへの転職を検討しているとき、ランキングの数字や求人票の条件だけでは判断しきれない情報があります。同じ「大手SIer」でも、配属されるプロジェクト・担当できる工程・未経験者へのフォロー体制は企業によって異なるためです。
テックゴーでは、SIerへの転職を目指すエンジニア志望の人に向けて、スキルや経験に応じた求人の提案と、入社後の成長環境まで踏まえたキャリア支援をおこなっています。
「未経験からどのSIerを選ぶべきか迷っている」「下請けから大手への転職を本気で考えたい」「年収アップにつながる転職先を見つけたい」といった相談にも幅広く対応しています。
まずはキャリアの方向性から、一緒に考えていきましょう。
まとめ
SIerランキングの上位に入る企業には、売上規模の大きさだけでなく、研修体制・働き方・キャリアパスの充実という共通点があります。しかし、どれだけランキングが高い企業でも、自分の志向やキャリアの目標と合っていなければ、転職後の満足度は下がります。
ランキングを「入口の情報」として活用しつつ、「その企業でどの工程を経験できるか」「未経験者へのフォローが実態として機能しているか」を自分の軸で検証することが、後悔のない転職の鍵です。
準備を整えて転職活動に臨むためにも、まずはエージェントへの相談から一歩を踏み出してみてください。
SIerランキングに関するよくある質問
こちらでは、SIerのランキングに関するよくある質問にお答えします。
30代・IT未経験からランキング上位のSIerに転職できますか?
難易度は上がりますが、不可能ではありません。30代の場合、前職での業務経験をSIerの仕事に結びつけられる点が強みになります。
たとえば製造業での調達・生産管理経験はSCMシステムの要件定義に、金融業での実務経験は金融系システムの業務知識として評価されやすい傾向があります。ITパスポート・基本情報技術者の取得と、前職経験との接続を丁寧に言語化した転職活動が合格への近道です。
文系出身でプログラミング経験ゼロでもやっていけますか?
十分に活躍できます。SIerの上流工程(要件定義・設計・プロジェクト管理)では、技術力よりもコミュニケーション力・論理的思考力・ドキュメント作成スキルが重視されます。
TISやSCSKなど、文系・未経験入社者の割合が高い企業もあり、入社後の研修でIT基礎から習得できる仕組みが整っています。プログラミングを「ゼロから独学する必要がある障壁」ではなく「入社後に業務で覚えるスキルのひとつ」として捉えると、転職のハードルが下がるでしょう。
ブラックなSIerを見抜くポイントはありますか?
確認すべき指標は主に3つです。
- 平均残業時間
- 離職率・平均勤続年数
- 下請け比率
転職エージェント経由の場合、エージェントが内部情報を持っているケースもあるため、「残業・定着率・未経験者の実態」を具体的に質問してみましょう。
