20代でプロジェクトリーダーになるには?年収や仕事内容を解説
2026年09月04日更新
「20代でもプロジェクトリーダーになれるのか」,「PLを目指すには、どのような経験を積めばよいか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
プロジェクトリーダーは、開発チームの進捗やメンバー、課題などを管理しながら、プロジェクトを前に進める役割です。一般的には一定の開発経験を積んでから担当するケースが多いものの、実績や企業環境によっては20代でもPLを任される可能性があります。
この記事では、以下の内容を解説します。
- 20代でPLを目指すために積むべき経験
- PLの具体的な仕事内容
- 20代PLの年収目安と市場価値
- 年上メンバーと協働する際のポイント
- PLを目指せる企業を見極める方法
20代のうちからマネジメント経験を積みたい方に向けて、PLになるために今からできる行動やキャリアの考え方まで解説するので、ぜひ参考にしてください。

著者
川村 莉子
(Kawamura Riko)
名古屋工業大学卒業後、新卒でDirbatoに入社。通信会社に対する業務改善プロジェクトや次世代ネットワーク移行案件のPMOなどに従事。自身のコンサルタント経験を活かした、IT系コンサルファームへの開発支援を得意とする。
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監修者
笠原 英樹
(Kasahara Hideki)
法政大学を卒業後、開発企業での技術職経験を経て、サイバーエージェントの子会社へ転職。技術領域に深くコミットしてきた経験を武器に、入社半年でプロジェクトリーダーを兼任する。「圧倒的なコミットメント力」、そして培ったリーダーとしての専門性をもって一貫して高い成果と信頼性を証明してきました。 この確かな技術的バックグラウンド、そして「誰かを支え、その人の強みを最大限に引き出すリーダー」としての経験を活かし、求職者の方々が心から納得できる「次の挑戦」をサポートしたい、という思いで転職エージェントMyVisionに入社しました。
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目次
CONTENTS
20代でプロジェクトリーダーになるには?
20代でプロジェクトリーダーを目指すなら、まずPLがどこまでを管理する役割なのかを理解しておく必要があります。PL・PM・チームリーダー・テックリードは似た立場に見えますが、主な役割と管理範囲は以下のように異なります。
| 役割 | 主な役割 | 主な管理範囲 |
|---|---|---|
| プロジェクトリーダー(PL) | 現場チームをまとめてプロジェクトを推進する | チームの進捗・タスク・メンバー・課題 |
| プロジェクトマネージャー(PM) | プロジェクト全体を統括する | 予算・納期・品質・人員・顧客などプロジェクト全体 |
| チームリーダー | 特定のチームや担当領域をまとめる | チーム内のタスク・メンバー |
| テックリード | 技術面から開発チームをリードする | 技術選定・設計・コード品質・技術課題 |
PLは、PMのようにプロジェクト全体を統括するのではなく、主に現場チームをまとめながら、進捗や課題を管理してプロジェクトを前へ進める立場です。そのため、20代でPLになるには、いきなり肩書を狙うよりも、実務の中でリーダー業務につながる経験を段階的に積むことが現実的です。
ここでは、20代でPLを目指すために取り組みたい以下の3つのポイントを解説します。
- まずは小規模チームのリーダー経験を積む
- 上流工程や顧客折衝に関わる機会を増やす
- 現職でリーダーを目指したい意思を上司に伝える
まずは小規模チームのリーダー経験を積む
20代でPLを目指すのであれば、まずは数名規模のチームや機能単位など、小さな範囲からマネジメント経験を積んでいくことが有効です。
PL補佐や一部のタスク管理を担当し、業務の割り振りや進捗確認などに関わることで、チーム全体の状況を把握しながら調整する力を身につけられます。
こうした経験を重ねることで、PLに求められる進捗管理やメンバーとの連携を実務のなかで学べます。まずは担当できる範囲から管理業務を引き受け、経験に応じて担当人数や責任範囲を広げていくとよいでしょう。
20代では、PLという肩書の有無だけでなく、実際にどのようなリーダー業務を経験してきたかも評価につながります。小規模なチームでも管理する側の経験を積んでおけば、将来的により大きなプロジェクトを任されるための土台になります。
上流工程や顧客折衝に関わる機会を増やす
20代でPLを目指すのであれば、開発業務だけでなく、要件定義や顧客折衝といった上流工程に関わる機会を増やしていくことも有効です。
PLには、顧客やPMからの要望を整理し、開発メンバーが動ける具体的なタスクや方針に落とし込む役割が求められます。そのため、技術力に加えて、関係者の意見をくみ取りながら調整を進める経験を積むことも欠かせません。
まずは顧客との打ち合わせへの同席や議事録作成、仕様確認など、現在の立場で関われる業務から経験を積んでいきます。上流工程でどのように要望が整理され、開発現場へ共有されるのかを理解することで、顧客と開発メンバーの間に立って調整する力も養えます。
いきなり要件定義や顧客折衝の主担当を担う必要はありません。補助的な業務から関わり始め、徐々に担当範囲を広げていくことで、PLに求められる上流工程の経験を積み重ねられます。
現職でリーダーを目指したい意思を上司に伝える
20代でPLへのステップアップを目指すなら、将来的にリーダーを担いたいという意思を上司へ伝えておくことが欠かせません。上司が本人のキャリア志向を把握していれば、サブリーダーや進捗管理など、PLにつながる業務を任せる際の候補に挙がりやすくなります。
逆に、意思を伝えていなければ、どれだけ実績を積んでも「本人は技術志向だろう」と判断され、リーダー候補から外れてしまうこともあります。経験を積むことと同じくらい、希望を明示すること自体が重要です。
なお、上司へ伝える際の具体的な進め方は、後述の「上司にリーダーをやりたいと伝える4つのステップ」で解説します。
一般的なプロジェクトリーダーの実態
プロジェクトリーダーは、一定の開発経験やマネジメント経験を積んだうえで任されるケースが多く、30代〜40代が中心になる傾向があります。ここでは、一般的なPLの年齢や経験年数について、以下の3つの観点から解説します。
- プロジェクトリーダーは30代〜40代が中心
- プロジェクトリーダーになる年次に明確な基準はない
- 実績次第では20代でもプロジェクトリーダーを任される
プロジェクトリーダーは30代〜40代が中心
プロジェクトリーダーは、一定の開発経験とマネジメント経験を積んだ、30代〜40代が中心になる傾向があります。PLには、開発現場の理解だけでなく、進捗管理やメンバー調整、顧客対応など幅広い役割が求められるためです。
一般的には、エンジニアとして設計や開発を経験した後、サブリーダーとして小規模な範囲を管理し、徐々にPLへ役割を広げていく流れが多いです。
一方で、PLになるために年齢要件が定められているわけではありません。実際に重視されるのは年齢ではなく、担当してきた工程やリーダー経験、顧客折衝の実績です。
プロジェクトリーダーになる年次に明確な基準はない
プロジェクトリーダーになる年次に、入社何年目といった一律の基準はありません。若手のうちからリーダーを任せる企業もあれば、一定の職位に達してから登用する企業もあるなど、人事制度や育成方針によって状況は異なります。
また、新規プロジェクトの立ち上げやチーム拡大といった現場の動向次第では、経験年数を問わず早期に候補となるケースもあるでしょう。
そのため、年数だけで判断するのではなく、評価制度や過去の登用事例を確認し、自社ではどのような経験や実績がPLへの登用につながっているかを、把握しておくことが大切です。
実績次第では20代でもプロジェクトリーダーを任される
20代でも、これまでの実績や社内での評価次第では、プロジェクトリーダーを任されるケースがあります。たとえば、以下のような実績があれば、年齢にかかわらずリーダー候補として評価される可能性があります。
- 担当案件で安定して成果を出している
- 周囲のメンバーを支援している
- トラブル時に主体的に対応している
また、既存メンバーとの関係性や業務理解の深さなども、PLを任せる際の判断材料のひとつです。技術力だけではなく、「この人ならチームを任せられる」と周囲から信頼されているかも影響します。
そのため、20代でPLを目指す場合は、年齢を気にするよりも、現在の業務で成果と信頼を積み重ねていく視点を持つことが大切です。
プロジェクトリーダーが実際にやっている5つの仕事
プロジェクトリーダーは、単にメンバーへ指示を出すのではなく、計画を立て、進捗や課題を把握しながら、チームが予定どおり成果を出せる状態をつくる役割です。さらに、現場だけでは解決できない問題があれば、顧客や他部署とも調整しながらプロジェクトを前へ進めます。
ここでは、プロジェクトリーダーが実際に担当する以下の5つの仕事を解説します。
- 案件の計画を立ててタスクに分解する
- 進捗を追いかけて遅れの兆候を早めに拾う
- メンバーの手が止まっている原因を取り除く
- 他部署や顧客と条件をすり合わせる
- 想定外のトラブルを引き受けて頭を下げにいく
案件の計画を立ててタスクに分解する
PLの重要な仕事のひとつが、納期や要件から逆算して、プロジェクトを現実的なスケジュールに落とし込むことです。
まず、設計・開発・テストなどの工程ごとに必要な作業を洗い出し、それぞれの工数や前後関係を整理します。そのうえで、誰がどのタスクを担当し、いつまでに終えるかを決めて、チーム全体が動ける計画を作ります。
また、タスクごとの優先順位や依存関係を整理し、特定の工程に負荷が集中しないよう調整することもPLの役割です。計画段階で作業量や進行順序を具体化することで、メンバーが自分の担当範囲と期限を把握できます。
進捗を追いかけて遅れの兆候を早めに拾う
PLには、期限を過ぎてからの対処ではなく、進捗の細かな変化から遅延の兆候を早期に捉える役割が求められます。計画を立てた後は、各メンバーのタスクが予定どおり進んでいるかを継続的に確認します。
レビュー待ちの長期化や質問の増加といった異変があれば、後工程へ影響する前に担当者や優先順位を調整しなければいけません。状況によっては、PMと相談しながらスケジュール自体を見直す決断も求められます。
20代のうちは、経験豊富な年上メンバーへ進捗を確認しにくいと感じることもあるでしょう。しかし進捗確認は相手を監視するためではなく、現場の困りごとをいち早く表面化させて解決へ導くための重要な仕事です。
メンバーの手が止まっている原因を取り除く
PLは、メンバーへ仕事を割り振るだけでなく、作業が止まっている原因を解消し、再び動ける状態をつくる役割を担います。仕様の未定や他部署からの回答待ち、タスクの偏りなど、現場の手が止まる理由はさまざまです。
ただし、PL自身がすべての問題を自力で解決する必要はありません。技術的な課題であれば詳しいエンジニアへ協力を依頼するなど、解決できる人へつなぐ判断が求められます。
とくに20代のPLでは、自分より技術経験の長い年上メンバーから、高度な技術領域に関する相談を受けるケースも多いです。この場合も一人で答えを出そうとせず、テックリードや有識者を巻き込みながら、チーム全体で解決へ導く姿勢が重要です。
他部署や顧客と条件をすり合わせる
仕様や納期、優先順位といった現場だけでは決められない条件について、顧客や他部署と現実的な着地点を探ることもPLの重要な仕事です。
顧客から要望を受けた際は、そのまま受け入れるのではなく、必要な工数や技術的な制約を踏まえて対応可能かを整理します。一方で、開発チームの都合だけを主張すると、顧客が重視している目的や期限を満たせない場合があります。
そのため、双方の事情を把握したうえで、対応範囲を調整したり、優先順位を変更したりしながら着地点を探すことが必要です。
20代で顧客対応の経験が浅い場合、最初から重要な交渉を一人で抱え込むことは避けましょう。まずはPMや上司に同席してもらい、自分が進捗や技術面を顧客に説明しながら、重要な決断はフォローしてもらう形で経験を積むのが有効です。
そこから少しずつ自ら調整する範囲を広げていけば、現場と顧客をつなぐ折衝力は自然と磨かれていきます。
想定外のトラブルを引き受けて頭を下げにいく
PLは、障害や納期遅延などのトラブルが発生した際に、開発現場の代表として顧客や関係者へ状況を説明し、必要に応じて謝罪する役割も担います。
トラブルが起きたときは、状況を把握し、影響範囲や原因、今後の対応方針を整理します。誰かの責任を追及するよりも、まずは復旧に向けた対応を決め、顧客へ正確な情報を伝えることを優先しましょう。
しかし、重大なトラブルへの対応経験が少ない20代PLの場合、どこまで自分で判断すべきか迷う場面も多いです。そのようなときは一人で抱え込まず、上司やPMへ早めに共有し、説明内容や対応方針をすり合わせながら進めます。
関係者を適切に巻き込みながら事態の収束を図り、メンバーが復旧作業に集中できる環境を整えることも、若手PLに求められる役割のひとつです。
20代プロジェクトリーダーの平均年収は450万円~500万円程度
20代のプロジェクトリーダーの年収は、450万円~500万円程度と考えられます。ただし、20代のPLだけを対象にした公的な平均年収データはないため、こちらは関連職種の統計から推測した目安です。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、20代プロジェクトマネージャとシステムエンジニアそれぞれの年収は以下のとおりです。
| 年齢 | プロジェクトマネージャ(IT) | システムエンジニア |
|---|---|---|
| 20~24歳 | 約477万円 | 約363万円 |
| 25~29歳 | 約642万円 | 約484万円 |
そこで本記事では、PLの職責をSEとPMの間でもSE寄りに位置すると考え、以下の計算式で推定年収を算出しています。
PL推定年収=SEの年収+(PMの年収-SEの年収)×1/3
この計算式を当てはめると、20〜24歳では約401万円、25〜29歳では約537万円となり、両年代を単純平均した20代PLの推定年収は約469万円です。そのため、20代のプロジェクトリーダーの年収は、約470万円がひとつの目安と考えられます。
ただし、実際の年収は年齢だけで決まるわけではありません。ここでは、20代PLの年収を考えるうえで押さえておきたい3つのポイントを解説します。
- 20代エンジニアの平均年収との差
- 担当工程とチーム規模で年収は大きく変わる
※なお、本記事はjob tagの職業別データを用いています。年代別の推移を扱った別記事では賃金構造基本統計調査を使用しているため、数値に差が出ます。
参考:厚生労働省「プロジェクトマネージャ(IT)」 参考:厚生労働省「システムエンジニア(受託開発)」
20代エンジニアの平均年収との差
20代でPLを担当する場合、一般的な同年代の給与水準と比べて、高い年収を得られる可能性があります。
国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は、20〜24歳で約277万円、25〜29歳で約407万円でした。また、システムエンジニアの平均年収は厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、20〜24歳で約363万円、25〜29歳で約484万円です。
そのため、20代PLの年収が約401万円~537万円程度と仮定すると、20代のどの時点と比較した場合でも、PLの年収目安は平均給与を上回ります。
PLは開発業務だけでなく、進捗管理やメンバー対応、顧客との調整なども担うため、担当する業務や責任の広さが給与へ反映されるケースが多いです。20代のうちからPLを経験することは、マネジメント業務まで担える人材として年収を高めるきっかけになるでしょう。
参考:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」 参考:厚生労働省「システムエンジニア(受託開発)」
担当工程とチーム規模で年収は大きく変わる
PLの年収は、肩書よりも、担当する工程とチーム規模によって大きく変わります。
進捗管理を中心に担う場合と、要件定義や品質管理、顧客折衝まで担当する場合では、責任の範囲が異なるためです。また、数名規模のチームと数十名規模のプロジェクトでは、管理する人数や調整事項も変わります。
そのため、年収を見る際はPLという肩書だけでなく、担当工程やチーム人数、案件規模まで確認することが大切です。
20代でプロジェクトリーダーを経験する3つのメリット
20代でPLを経験すると、マネジメントや顧客対応などの経験を早い段階から積めるため、その後のキャリアの選択肢を広げやすくなります。ここでは、20代でプロジェクトリーダーを経験する以下の3つのメリットを解説します。
- 早い段階からマネジメント経験を積める
- 年収・市場価値を高められる
- プロジェクトマネージャーを目指しやすくなる
早い段階からマネジメント経験を積める
20代でPLを経験する最大のメリットは、進捗やメンバーの管理といったマネジメントの実務を早期に習得できる点です。自身の技術力が最優先だったプレイヤー時代とは異なり、リーダーにはチーム全体で成果を出す「人や仕事を動かす視点」が求められます。
小規模な案件から試行錯誤を重ねていけば、技術力とは異なる管理能力が身についていきます。結果として30代を迎えるころには複数年分のマネジメント実績が積み上がり、その後のキャリアの選択肢が広がります。
年収・市場価値を高められる
20代でPLを経験することは、将来のキャリアの選択肢を広げるうえで役立ちます。要件定義や進捗管理、メンバーのマネジメントなどを経験することで、開発スキルだけでなく、プロジェクトを推進した実績もアピールできるためです。
ただし、転職市場で評価されるのは「PL」という肩書だけではありません。「何人のチームをまとめたのか」「どのような課題に対応したのか」「プロジェクトにどう貢献したのか」など、具体的な経験や実績が重要です。
20代PLの推定年収は、同年代のエンジニア平均を上回る傾向があります。20代のうちからPLとして経験を積んでおくことで、将来的にPMやマネジメント職など、より責任の大きなポジションを目指す際にも活かせるでしょう。
プロジェクトマネージャーを目指しやすくなる
20代でPLを経験しておくと、将来PMを目指す際に必要なマネジメント経験を早い段階から積めます。
PLとして進捗管理やメンバー調整、顧客折衝、トラブル対応を経験することで、プロジェクト全体を見ながら判断する力が身につくためです。こうした経験は、予算や品質まで含めてプロジェクトを統括するPMにも活かせます。
将来的にPMやITコンサルタントなど、より上流のキャリアを考えている20代にとって、PL経験は次のステップへ進むための足がかりとなります。
20代でプロジェクトリーダーを経験する2つのデメリット
20代でPLを経験するとキャリアの幅を広げやすい一方で、技術に触れる時間が減ったり、プレイヤー業務との兼任で負担が増えたりするケースも珍しくありません。ここでは、20代でプロジェクトリーダーになる際に知っておきたい、2つのデメリットを解説します。
- 技術に触れる時間が減りやすい
- プレイヤー業務との兼任で負担が増える
技術に触れる時間が減りやすい
20代でPLになるデメリットのひとつは、会議や進捗確認、メンバー対応、顧客調整などが増えることで、実装や設計に使える時間が減りやすいことです。
PLはチーム全体を動かす役割を担うため、自分の開発作業だけに集中することは難しくなります。とくに若いうちからマネジメントへ大きく比重を移すと、実装経験や技術知識を十分に蓄積できないままキャリアが進む可能性があります。
そのため、将来的にテックリードなど技術中心のキャリアも考えている場合は、PLになった後もコードレビューや実装などに関われるかを、確認しておくことが重要です。
また、PLになることは、必ずしも技術者としてのキャリアを手放すことではありません。プレイングリーダーとして開発とマネジメントを両立するなど、自分が目指すキャリアに合わせて技術との距離を調整できます。
プレイヤー業務との兼任で負担が増える
20代でPLになると、マネジメント専任ではなく、開発業務とPL業務を兼任することで負担が大きくなる場合もあります。
自分の設計や実装を進めながら、メンバーの進捗確認や支援、顧客対応まで担当すると、単純に業務量が増えるためです。さらに、メンバーの遅延やトラブルが起きるたびにPL自身が作業を引き取る体制では、自分のタスクも圧迫され、残業や精神的な負担につながります。
そのため、PLとして無理なく働くには、本人の能力以外に、PMや上司へ相談・エスカレーションできる体制が整っているかも重要です。PLがすべてを抱え込む前提の環境では負担が集中しやすいため、役割分担や支援体制まで含めて働き方を確認する必要があります。
20代でプロジェクトリーダーを目指すのが向いている人
20代でPLを目指すのに向いているのは、自分のタスクだけでなく、チーム全体の状況を見ながら周囲と連携して仕事を進められる人です。ここでは、20代でプロジェクトリーダーを目指すのが向いている人の特徴を5つ紹介します。
- 人とコミュニケーションを取るのが苦にならない人
- チーム全体を見ながら行動できる人
- トラブルが起きても冷静に対応できる人
- 周囲を巻き込みながら仕事を進められる人
- 将来マネジメントに携わりたい人
人とコミュニケーションを取るのが苦にならない人
PLに向いているのは、多くの関係者とやり取りしながら仕事を進めることに強い負担を感じない人です。
PLは、メンバーへの指示や進捗確認だけでなく、顧客やPM、他部署との調整も担います。そのため、自分から必要な情報を聞きにいったり、相手の意見を踏まえて自分の考えや依頼内容を伝えたりする場面が多いです。
また、20代PLでは、自分より年上のメンバーへ依頼や相談をする機会もあります。年齢を必要以上に意識せず、相手の経験を尊重しながらコミュニケーションを取れる人は、業務との相性がよいでしょう。
チーム全体を見ながら行動できる人
自分のタスクだけでなく、チーム全体の進捗やメンバーの状況まで見ながら行動できる人も、PLに向いています。
PLは、誰かに負荷が偏っていないか、作業が止まっているメンバーはいないかなど、チーム全体を広く把握する必要があります。自分の担当作業が順調でも、チーム全体で遅延が起きていれば、優先順位の調整やメンバーへの支援が必要です。
そのため、20代のうちから後輩をフォローしたり、チーム内のタスクを整理したりする行動を自然に取っている人は、PL業務でも力を発揮できるでしょう。
トラブルが起きても冷静に対応できる人
想定外の問題が起きても、感情的にならず状況を整理して次の対応を考えられる人も、PLとしての適性が高いです。
プロジェクトでは、仕様変更や納期遅延、メンバーの欠員など、計画どおりに進まない場面が頻繁に発生します。その際、焦って責任の所在を探すのではなく、まず何が起きているのか、どこまで影響が広がっているのかを整理する必要があります。
20代PLの場合、自分だけでは判断できないトラブルに直面することもあるでしょう。その際は、自分で対応できる範囲を見極め、必要に応じて早めにPMや上司へ相談する判断も欠かせません。
すべてを一人で解決しようとせず、状況に応じて周囲を頼りながら冷静に対応できる人は、PLとしてチームを安定して動かしやすいです。
周囲を巻き込みながら仕事を進められる人
PLに向いているのは、周囲へ一方的に指示するのではなく、目的や背景を共有しながら協力を得られる人です。
プロジェクトでは、自分だけでは完結しない業務が多く、メンバーや他部署、PMなど複数の関係者と連携しながら進める必要があります。その際、役職や立場だけを理由に依頼すると、相手の納得感を得にくくなる場合があります。
とくに20代PLが年上や経験豊富なメンバーへ協力を求める場合は、「なぜこの対応が必要か」、「プロジェクト全体にどのような影響があるか」まで共有する姿勢が大切です。背景を伝えたうえで意見も聞けば、相手の知見を活かしながら進め方を調整できます。
周囲を巻き込むとは、人を思いどおりに動かすことではありません。目的を共有し、それぞれの強みを活かしながら協力関係をつくれる人は、PLとしてチームを動かしやすいでしょう。
将来マネジメントに携わりたい人
将来的にPMや管理職など、人やプロジェクトを動かす仕事に携わりたい人はPLに向いています。
PLは、自分の担当業務だけでなく、メンバーの進捗や課題を把握し、チーム全体が円滑に動くよう調整する役割です。顧客やPMとの折衝も担うため、周囲と連携しながらプロジェクトを前に進めることにやりがいを感じる人とは、相性がよいでしょう。
また、メンバーを支援したり、意見をまとめて方針を決めたりする場面も多くあります。そのため、技術を追究すること以上に、チームで成果を出すことに関心がある人もPLに適しています。
PLとして実際にチームを動かす経験を積めば、自分がマネジメント業務にやりがいを感じるか、今後PMや管理職を目指したいかを見極める機会にもなるでしょう。
肩書がなくても今日から始められる4つの振る舞い
PLを目指すために、リーダーという肩書を得るまで待つ必要はありません。ここでは、肩書がなくても今日から始められる以下の4つの振る舞いを紹介します。
- 会議の議事録と論点整理を自分から引き受ける
- 進捗を聞かれる前に自分から共有する
- 詰まっているメンバーに声をかけて解消に動く
- 案件全体のスケジュールを自分でも引いてみる
会議の議事録と論点整理を自分から引き受ける
PLを目指すなら、会議の議事録や論点整理を自分から引き受けてみるのも有効です。
議事録作成では、会議の決定事項や課題、次のタスクなどを整理することが必要です。こうした情報を継続して追うことで、自分の担当業務だけでなく、プロジェクト全体の進み方を把握する力が身につきます。
議事録を作る際は、発言内容をそのまま残すだけでなく、以下のように整理して共有します。
- 決定事項
- 保留・未決定事項
- 次に対応するタスク
- 担当者
- 対応期限
こうした経験は、進捗や課題を整理しながらチームを動かすPL業務の練習としても役立つでしょう。
進捗を聞かれる前に自分から共有する
PLを目指すエンジニアは、作業状況を聞かれる前に、自分から進捗を共有する習慣をつけておくとよいでしょう。
進み具合だけでなく、懸念点や後工程への影響まで伝えることで、管理側も遅延やトラブルの兆候を早めに把握できます。
たとえば、「実装は完了していますが、APIの仕様確認が必要です。今日中に確認できれば予定どおり進められます」と共有すれば、現在の状況とリスクを同時に伝えられます。
こうした報告を続けることで、周囲が早めに対応しやすくなるだけでなく、自分自身も状況を整理して伝える力を身につけられます。PLになった後の進捗管理や課題把握にも活かせる経験です。
詰まっているメンバーに声をかけて解消に動く
PLになると、個人の進捗だけではなく、チーム全体の遅れや課題を把握し、解消に向けて動く役割を担います。メンバーの立場にいるうちから周囲の状況を意識することで、自分の担当範囲を超えてチームを見る感覚を養うことが可能です。
作業に詰まっている人がいれば、まず原因を確認し、自分で解決できる内容ならサポートします。難しい場合は、詳しいメンバーにつないだり、上司へ相談したりすることで、周囲を巻き込みながら問題を解消する経験を積めます。
たとえば、後輩がAPIの仕様を理解できずに作業が止まっている場合、自分で回答できれば説明し、判断が難しければAPIに詳しいメンバーへ確認を依頼しましょう。このように、状況に応じて必要な人を巻き込み、作業を再開できる状態まで導くことがポイントです。
こうした経験を重ねることで、PLになった後に求められるメンバー支援や課題解決にも対応できます。
案件全体のスケジュールを自分でも引いてみる
PLを目指すなら、案件全体の工程や進捗を自分なりに整理する習慣をつけると、計画力を養えます。
まずは、要件定義からリリースまでの流れを並べ、それぞれにどの程度期間が必要かを考えてみましょう。そのうえで実際のプロジェクト計画と比較すると、なぜこの工程にこれだけ期間を確保しているかを理解できます。
また、スケジュールを見る際は、各タスクを独立して考えるのではなく、前後の依存関係まで確認することが大切です。たとえば、自分の開発が1日遅れれば、その後のテスト開始も後ろ倒しになる可能性があります。
上司やPLが作成したスケジュールをただ受け取るだけでなく、自分でも全体計画を考えることで、遅延リスクを捉える視点が身につきます。
上司にリーダーをやりたいと伝える4つのステップ
PLを目指していても、ただ希望を伝えるだけでは具体的なアサインにつながりません。ここでは、上司にリーダーをやりたいと伝える際の4つのステップを解説します。
- 評価面談や1on1のタイミングで切り出す
- 実績と数字をそえて意思を伝える
- 任せてほしい案件の規模まで具体的に示す
- 断られた場合は不足している条件を聞き出す
評価面談や1on1のタイミングで切り出す
PLを目指す意思は、日常会話の中で曖昧に伝えるよりも、評価面談や1on1などキャリアについて話せる場で伝えるほうが効果的です。
上司が今後のアサインや育成方針を考えるタイミングで希望を共有すれば、リーダー候補として認識してもらいやすくなります。その際は、今後1〜2年以内に経験したいなど、時期まで示すことが大切です。
ある程度の時期を共有しておけば、すぐにPLのポジションが空いていなくても、それまでの間にサブリーダーや後輩支援など、PLにつながる業務を任せてもらえる可能性があります。
実績と数字をそえて意思を伝える
上司にPLを目指したいと伝える際は、意欲だけでなく、リーダー業務を任せられる根拠となる実績を数字とともに示すことが重要です。
たとえば、以下のように、人数・期間・件数を使うと、自分がどこまで責任を担ってきたのかが正確に伝わります。
- 3名の新人教育を担当した
- 10人月の案件で進捗管理を補佐した
- 担当機能を予定より2日前倒しで完了した
また、正式なPL経験がなくても、会議の論点整理や後輩支援など、リーダー業務に近い経験は十分にアピール材料になり得ます。とくに20代ではマネジメント歴の長さよりも、現在すでにどの程度PLに近い役割を担っているかを具体的に示すことが効果的です。
実績を示したうえで、PLを目指したい理由、次に担当したい役割の順に伝えると、上司も今後のアサインを考えやすくなります。
任せてほしい案件の規模まで具体的に示す
PLを希望する際は、どの程度の規模や役割から挑戦したいかまで伝えると、上司もアサインを判断しやすくなります。
単にPLになりたいと伝えるだけでは、上司側もどのレベルで仕事を任せればよいか判断できません。そこで、まずは3〜5名程度のチームを担当したいなど、自分が想定している規模や役割まで示すことが有効です。
とくに初めてPLを目指す場合は、いきなり大規模案件を求めるよりも、小規模案件や一部機能のリードなど、現在の経験から一段上の役割を希望することが現実的です。
実力以上の案件を無理に求めるのではなく、上司と相談しながら適切な難易度を決めることで、段階的にPL経験を積んでいけます。
断られた場合は不足している条件を聞き出す
PLを希望しても、現在の経験や社内のポジション状況によって、すぐには任せてもらえない場合があります。その際は、自分に適性がないと判断するのではなく、何ができるようになればPLを任せてもらえるかを具体的に確認することが重要です。
たとえば、以下のように、上司から条件を言語化してもらえば、次に何を経験すべきかを明確にできます。
- 顧客折衝の経験が必要
- もう1案件で設計を経験してほしい
- まずはサブリーダーを担当してほしい
さらに、必要な経験だけでなく、いつまでに、どの程度できればよいかまで確認しておくと、次回の評価面談で進捗を振り返れます。
一方で、PL登用の基準が曖昧だったり、若手へ任せる実績がなかったりする場合は、本人の努力だけでは機会を得にくい可能性が高いです。必要な条件を満たしてもチャンスがない状態が続くなら、企業環境そのものを見直す余地があります。
20代プロジェクトリーダーが年上メンバーと協働する3つのポイント
20代でPLを担当すると、自分より経験豊富な年上メンバーをまとめる場面も珍しくありません。ここでは、20代プロジェクトリーダーが、年上メンバーと協働する際に意識したい3つのポイントを解説します。
- 指示ではなく相談の形で依頼する
- 経験のある領域は判断を委ねる
- 決定と責任は自分が引き受けることを明示する
指示ではなく相談の形で依頼する
年上メンバーと協働する際は、一方的に指示するよりも、相談の形で依頼するほうがスムーズに進めやすくなります。
たとえば、「この進め方でお願いしたいのですが、気になる点はありますか」と伝えれば、相手の経験や知識を踏まえた意見を引き出せます。自分では気づかなかったリスクや、より効率的な進め方が見つかることもあるでしょう。
また、相談の形を取ることで、相手も意見を出しやすくなり、納得感を持って業務に取り組みやすくなります。
年上だからと遠慮する必要はありませんが、経験を尊重しながら依頼する姿勢は、20代PLが信頼関係を築くうえでも有効です。
経験のある領域は判断を委ねる
年上メンバーの詳しい領域では、相手の経験を頼ることも有効です。たとえば、特定の技術やシステムに詳しいメンバーがいる場合は、実装方法や技術的な進め方を任せることで、その知見をプロジェクトに活かせます。
PLは、すべての領域で最も詳しい人である必要はありません。自分より経験豊富なメンバーの強みを認め、適切に頼ることもチームを動かすうえで求められます。
20代PLだからこそ、自分だけで答えを出そうとせず、年上メンバーの専門性を活かす姿勢を持つことが大切です。
決定と責任は自分が引き受けることを明示する
年上メンバーの意見や判断を取り入れる場合でも、最終的な意思決定と責任はPLが持つことを明確にしておく必要があります。
相手の専門性を尊重して判断を委ねる場面があっても、意見を聞くことと責任まで渡すことは分けるべきです。PLとして決定内容を把握し、必要に応じて上司や顧客へ説明できる状態を保っておくことが求められます。
とくにトラブルが起きた際に、「○○さんがそう言ったから」と責任をメンバーへ押し付けると、信頼関係を損なってしまいます。年上メンバーへ裁量を渡している場合でも、最終判断はPLがおこなうと役割分担を共有しておくことが大切です。
任せることと責任まで渡すことを切り分け、最終的にはPLがチームを守る姿勢を示すことで、年上メンバーとも信頼関係を築けます。
20代でプロジェクトリーダーを目指せる企業の見極め方
20代でPLを目指せるかどうかは、本人の努力だけでなく、所属する企業の環境にも大きく左右されます。ここでは、20代でプロジェクトリーダーを目指せる企業を見極めるポイントを5つ解説します。
- 若手をPLに登用した実績を見る
- 上流工程に携われる案件があるか見極める
- 小規模チームからマネジメント経験を積める環境を選ぶ
- PLを育成・支援するフォロー体制をチェックする
- PL経験が昇給や昇格につながる評価制度を見定める
若手をPLに登用した実績を見る
20代でPLを目指せる企業を見極めるには、実際に20代の社員がPLへ登用されているかを確認することが重要です。
求人票に若手にも裁量があると書かれていても、実際に若手がどこまで責任ある役割を任されているかは企業によって異なります。そのため、採用サイトの社員インタビューやキャリア事例などから、入社何年目・何歳程度で、どのような役割を担当しているかを確認することが欠かせません。
また、転職活動の面接では、20代でPLを担当している社員がいるか、PLになるまでにどのような役割を経験するかまで具体的に質問することがおすすめです。その企業におけるPLになるための行動指針が明確になるだけでなく、成長意欲をアピールするうえでも役立ちます。
若手をPLへ登用した実績が確認できれば、自分自身も同じキャリアパスを歩める可能性がある企業と判断できるでしょう。
上流工程に携われる案件があるか見極める
20代でPLを目指すなら、要件定義や顧客折衝など、上流工程に関われる案件がある企業か確認しておくことが大切です。
PLには、顧客やPMの要望を整理し、開発メンバーが動ける形に落とし込む役割があります。実装やテストだけを担当する環境では、こうした経験を積む機会が限られるためです。
とくにSESやSIerへ転職する場合は、担当工程とあわせて商流も確認しておきましょう。元請けや一次請けなど商流の浅い企業ほど顧客との距離が近く、要件定義や顧客折衝などの上流工程に関われる機会にも恵まれやすいです。
上流工程を経験したい場合は、元請け比率や一次請け案件の割合、20代社員が実際に担当している工程まで確認すると、PLを目指せる企業か判断できます。
小規模チームからマネジメント経験を積める環境を選ぶ
20代でPLを目指すなら、数名規模のチームから段階的にマネジメント経験を積める企業を選ぶほうが、無理なく実力を伸ばしやすいです。
PL未経験の状態で、いきなり大規模プロジェクトを任されると、進捗管理やメンバー対応、顧客調整などを同時に求められ、負担が大きくなりやすいです。一方、サブリーダーや機能単位のリーダーなどから始められる環境であれば、管理する範囲を絞りながら必要な経験を身につけられます。
その後、3〜5名程度のチームから徐々に担当人数や責任範囲を広げていけば、PLとして求められる判断や調整にも段階的に慣れていけるでしょう。
企業を選ぶ際は、PL候補という言葉だけで判断せず、入社後にどのようなステップでPLを目指せるのかまで確認することが重要です。
PLを育成・支援するフォロー体制をチェックする
20代でPLを目指すなら、リーダーを本人任せにせず、PMや上司から継続的に支援を受けられる企業を選びましょう。
初めてPLを担当する段階では、トラブル時の判断など、経験だけでは対応しにくい場面も多くあります。そのため、PL研修やメンター制度など、相談や振り返りができる仕組みがある企業のほうが経験を積みやすいです。
また、問題が起きた際にPLだけへ責任を負わせるのではなく、PMや上司が状況を把握し、必要に応じて一緒に対応する体制があるかも確認しておきたいポイントです。とくに20代で初めてPLになる場合は、相談相手がいることで判断の質を高めやすくなり、過度な負担も抑えられます。
PL経験が昇給や昇格につながる評価制度を見定める
PLとして経験を積むだけでなく、その成果が昇給や昇格へ反映される企業かも確認しておきましょう。
企業によっては、PLを任されても基本給や役職手当がほとんど変わらず、責任だけが増える場合があります。一方、昇格条件や評価項目が明確な企業であれば、PLとして積んだ実績を次のキャリアにつなげられます。
確認する際は、評価制度の説明だけでなく、実際にPLからPMや上位職へ進んだ社員がいるかも見ておくことがおすすめです。制度があっても運用実績がなければ、自分が同じキャリアを歩めるとは限りません。
PL経験が待遇や次のポジションへ反映される環境を選べば、責任に見合った評価を受けながらキャリアを築けます。
20代でプロジェクトリーダーになった後のキャリアパス3選
20代でPLを経験すると、マネジメントをさらに深める道だけでなく、顧客課題の解決や技術面のリードへ進む選択肢など、キャリアの方向を広げることが可能です。ここでは、20代でプロジェクトリーダーになった後に考えられる、代表的な3つのキャリアパスを紹介します。
- プロジェクトマネージャー
- ITコンサルタント
- テックリード
プロジェクトマネージャー
PLからの代表的なキャリアアップ先のひとつが、プロジェクト全体を統括するプロジェクトマネージャーです。
PLが担当チームの進捗やメンバー、課題を中心に管理するのに対し、PMは予算・品質・納期・人員・顧客対応など、プロジェクト全体へ管理範囲が広がります。そのため、より多くの関係者と調整しながら、全体最適の視点で判断する力が必要です。
PLとして進捗管理や顧客折衝などを経験していれば、現場の状況を理解したうえでPM業務へ移行できます。より大規模なプロジェクトを動かしたい人や、チーム単位の管理からプロジェクト全体のマネジメントへ、役割を広げたい人に向いているキャリアです。
プロジェクトマネージャーについては、下記で解説しています。年収やキャリア方法も紹介しているので、参考にしてください。

プロジェクトマネージャー(PM)とは?年収・種類・キャリアアップ方法を徹底解説
ITコンサルタント
PLの経験は、顧客の課題を整理し、解決策を提案するITコンサルタントの仕事にも活かせます。
PLは、顧客との打ち合わせを通じて要望を把握し、課題や条件を整理したうえで開発チームへ落とし込みます。こうした顧客折衝や課題整理、プロジェクト推進の経験は、ITコンサルタントにも求められる能力です。
ITコンサルタントになると、システムを計画どおりに開発するだけでなく、顧客の業務や経営上の課題を把握し、ITを活用した解決策を考える役割へと広がります。そのため、PLとして要件定義や顧客折衝などの上流工程を経験しているほど、業務との親和性が高くなります。
技術そのものを追究するよりも、顧客の課題を整理して解決策を考えたり、提案したりする仕事に興味がある人に向いているキャリアです。
テックリード
PLを経験した後に、マネジメントよりも技術へ軸足を置き直し、テックリードを目指すキャリアもあります。
テックリードは、設計方針や技術選定、コード品質の維持、開発メンバーへの技術支援などを担う役割です。PLのように進捗やメンバー管理を中心に見るのではなく、技術面から開発チームを支えます。
一方で、PLとしてチーム全体の状況や課題を見てきた経験は、テックリードになった後にも活かせます。技術的に正しい判断をするだけでなく、チームのスキルや納期、開発体制まで踏まえて方針を決めやすくなるためです。
将来的に技術を深めたい場合は、PLを担当している間も、設計やコードレビュー、実装などに関わる機会を維持しておくことが重要です。
テックリードについては、下記で解説しています。仕事内容や年収なども紹介しているので、参考にしてください。

テックリードとは?仕事内容・年収・将来性・必要なスキルと「やめとけ」と言われる理由を徹底解説
テックリードの求人情報
Webアプリケーション開発エンジニア/MEDIXS 薬歴 東京
想定年収
700~1,000万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
ミッションと向き合う課題 「MEDIXS 薬歴」は薬剤師の声に基づいた使いやすいUI/UXを武器に、契約継続率99%を誇る調剤薬局向けの基幹システムとして導入されておりますが、今後さらに医療体験の質を向上させるため大きな転換期を迎えています。 ●医療DXの推進と国策への準拠 国の推進する「オンライン資格確認」への準拠や、医師の診断情報と薬歴を統合する「電子カルテ連携」など、難易度の高い開発を推進中です。これまで分断されていた医療情報をテクノロジーで繋ぐことで、薬剤師がより正確な情報に基づいた服薬指導を行える環境を構築し、医療体験の質を向上させることを目指しています。 ●技術的負債の解消とモダンな基盤構築 Vue.jsからReactへのフロントエンド刷新プロジェクトが進行中であり、レガシーコードと共存させながら段階的にモダン化を進める戦略的な実装が求められています。 また、プライベートクラウド(エクイニクス)からパブリッククラウド(AWS)環境への移行といったインフラのクラウド移行プロジェクトも進行中で、技術的負債の解消とモダンな基盤構築を並行して進めています。 ●組織の技術レベル底上げとリーダー負荷の軽減 新規プロダクトへのリソース集中や若手メンバーが増加する一方で、主力プロダクトである「MEDIXS 薬歴」チームにおいては、高度な技術課題を自律的に解決し、周囲を牽引できるシニア層の人材が不足しており、設計指針の提示やコードレビューを通じて、チーム全体の技術レベルを底上げできる方が必要となっております。 このような背景のもと難易度の高い課題を自律的に解決し、設計指針の提示やジュニアメンバーの育成を通じて、チーム全体の技術レベルを底上げしていただける方を切実に求めております。 社会的意義の大きなプロダクトにおいて、事業を加速させる手応えと技術的な成長の両方を実感できる、非常にやりがいのあるポジションです。 周囲を巻き込みながらプロジェクトを成功へ導けるエンジニアをお待ちしております。 ### 職務内容 シニアエンジニアとして、これまで培った高度な開発スキルと知識を活かしながらメンバーの技術的課題を解決し、チーム全体の開発スピードとアウトプット品質を引き上げる役割をお任せします。 具体的には、実装・設計レビューを通じた品質保証、ペアプログラミングや技術相談による育成支援、さらに定期的な勉強会や技術記事の発信を通じて社内外に知見を共有し、組織の技術レベル底上げに寄与していただきます。 ●具体的にお任せしたい業務領域は下記になります。 テクニカルリード(設計指針提示・ボトルネック解消) 既存のVue.js環境からReactへのフロントエンド刷新における技術選定および実装方針の策定など コードレビュー/品質管理(テスト戦略・リファクタリング推進) 定常的な改善業務の中で、レガシーコードの計画的な刷新とテスト自動化の推進 AWS移行(S3へのデータ移行等)に伴う、ファイルアクセス手法の変更などインフラ移行に同期したアプリ側改修のリード メンタリング・育成(ペアプロ/勉強会企画・実施) ジュニアメンバーへの技術フォローを通じた、チーム全体の底上げとリーダー負荷の軽減 ナレッジシェア/発信(社内技術ブログ、登壇、OSSコントリビュート) モダンな開発フローの実装や、大規模リプレイスの知見を言語化し組織内外へ共有 <主な技術スタック> ●開発言語:PHP, TypeScript, JavaScript ●フレームワーク:Laravel, React, Vue.js ●データベース:MySQL ●インフラ監視:Mackerel, Datadog ●エラー監視:Sentry ●リポジトリ管理:GitHub ●CI/CD:GitHub Actions ・業務の変更の範囲:会社の定める業務
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システムエンジニア/ITスペシャリスト/アプリケーションアーキテクト(AIソリューション部)
想定年収
-
勤務地
上記勤務地、自宅、及び、その他会社の定める場所
業務内容
(雇入れ直後) ・AI駆動開発におけるSkills、Harness等の開発標準・ベストプラクティスの策定・高度化、およびFDEとしての開発現場への導入・技術支援 ・AI駆動開発を実現するLLM、AIエージェント、MCP、ナレッジグラフ等を活用したアーキテクチャの設計・技術選定・導入 ・AI・先進技術に関する最新動向のリサーチ、技術検証・研究開発、PoCの実施、および実システム・開発現場への導入推進 ・AIエージェントを活用した業務課題の分析、業務プロセスの自動化・高度化、現場起点でのDX施策の企画・実装・展開 (変更の範囲) 会社の定める業務 【役割・責任】 ●開発案件における役割・責任 ・AIや先進技術を活用したシステム開発を主体的に推進する ・設計・実装・テスト・リリースまで一連の開発工程を担当する ・AIが生成した成果物を適切に評価・改善し、高品質なシステムを実現する ・生成AIやAIエージェントなど新技術の技術検証・PoCを実施し、金融システムへの適用可能性を評価する ・技術検証結果を踏まえ、最適な技術・アーキテクチャを設計・実装へ反映する ・経験に応じて、設計レビューや技術検討をリードし、プロジェクトの技術的な成功に貢献する ・現場の業務課題や開発課題を理解し、AIや先進技術を活用した改善施策を企画・実装する 【配属想定部署】 三菱UFJインフォメーションテクノロジー(MUIT) DI本部 【配属想定部署概要】 生成AIをはじめとするAI技術、クラウドネイティブ技術、OSS等の先進技術を活用し、金融システム開発の高度化・効率化を推進する部署です。 生成AIを活用したアプリケーション開発、AI駆動開発、新規技術の研究・PoC、既存システムのモダナイゼーションなどを通じて、金融システム開発の新しいスタンダードの確立に取り組んでいます。 【配属想定部署の人員構成】 150名(※銀行からの出向者を含む) 【おもな関係者】 各業務を所管する三菱UFJ銀行の事業部門、社内開発チーム、外部企業等と、マネジメント層・メンバーを問わず、幅広く関わって頂く機会があります。 【想定担当案件(例)】 ・AIエージェントを活用したAI駆動開発プロジェクト ・AIを活用したレガシーシステムのモダナイゼーション案件 ・AIによる開発プラットフォーム構築案件 ・新しいAI技術の研究開発やその結果を踏まえたロードマップおよび戦略の策定 ・AIを活用した新しいソフトウェア開発プロセスやアーキテクチャの検証・実装 ・生成AIを活用した業務改善(DX)プロジェクト
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【シニアエンジニア+PM】※実務経験5年~
想定年収
600~1,000万円
勤務地
東京都(渋谷区)
業務内容
Webエンジニアとして、モダンな技術を活用したシステム開発をお任せします。 上流工程から実装まで一貫して携わり、現場での提案や技術ノウハウの共有を行いながら幅広くご活躍いただけます。 ポジションによっては、新規、既存クライアントとのプロジェクトにおける事業責任者や営業責任者と連携しながら事業推進を行います。ま た、ご経験やご志向次第では、社内エンジニアに向けた研修等のサポートやフォローもお願いいたします。 ●Webアプリケーションの要件定義・設計(上流工程) ●Java,C#,Ruby,Go言語等を活用した開発・実装業務 ●現場での課題抽出および改善提案 ●社内勉強会・ナレッジ共有会での技術発表 ●フルスタックエンジニア・リーダーとしてプロジェクト推進 【業務内容の変更範囲】当社の指定する業務 ※常駐勤務の求人です。 ●案件特徴 ・大手企業のプロジェクトが中心で、プライム案件がメイン!上流工程から参画することが多いです。 ・Web案件をメインに多彩なプロジェクトを豊富に持っており、ご本人の志向やスキルによってプロジェクトを紹介しています。 ※本人のスキルと案件状況によって変わります。
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【SWX_Xi1】テックリード
想定年収
650~1,200万円
勤務地
-
業務内容
業務概要 AWSプレミアティア サービスパートナーとして、累計30,000件以上の実績を持つ当社にて、インフラ構築・クラウドネイティブ化プロジェクトの技術面を牽引するテックリードを募集いたします。 「アーキテクチャ選定」「難易度の高いインフラ技術課題の解決」「チームの技術指導・標準化」を中心に担っていただき、成果を発揮していただきます。 具体的な業務内容 大規模・複雑なAWSインフラの要件定義およびアーキテクチャ設計(マルチアカウント管理、ネットワーク設計、セキュリティ基盤など) 生成AI(Amazon Bedrock等)を活用したクラウド基盤構築や、Kiro・Gemini・NotebookLM・Claude等のAIツールを駆使したインフラ構築プロセスの生産性向上とチームへの展開 IaC(Terraform, AWS CDK, CloudFormation等)やCI/CDを用いたインフラ自動化・コード化の推進およびチーム内での標準化 チームメンバーが作成したインフラ設計書やコード(IaC)のレビュー、ペアプログラミング、技術指導によるチーム全体のスキル向上 PL/PMと連携した技術見積もり・実現可否調査(PoC)および障害時の高度なトラブルシューティング支援 携わる案件 これまでの導⼊実績は累計で取引社数1,500社以上、AWS案件実績30,000件を超えています。 そのうちの90%以上が直接の受注です。⼆次請け・三次請けといった構造を取っておらず、⾃社でヒアリング〜設計・構築〜納品後の運⽤までをサポートしています。 お客様の業界は製造業・⼩売業・⾦融業など幅広く、企業規模も⼤規模から中⼩規模の企業様まで様々です。 小規模では2~3名程度で1ヶ月程度のプロジェクトから、大規模なものになれば外部含めて数十名のステークホルダーと関わり数年がかりとなる案件まで幅広く対応しています 組織構成 クロスインダストリー第1本部への配属となります。 新規顧客へのクラウド導入の提案を通して顧客の事業に貢献する製販一体の組織です。 全体構成:部長1名、課長8名(営業課2+技術課7 ※課長兼任あり)、メンバー100名超 スキル・ご経験や適性に応じて、以下のいずれかの課に加わっていただきます(現在、複数課でPLポジションを募集中です)。 ●SA1課(中小企業CI・プロジェクト推進型) メンバー構成:課長1名、メンバー9名 期待する役割:中小企業(SMB)を中心とした新規インフラ構築プロジェクトにおいて、PM/PLとして案件を力強く推進していただきます。 ●CC1課(エンタープライズ・計画立案/顧客コミュニケーション重視) メンバー構成:課長1名、メンバー19名 期待する役割:お客様の言葉の裏にある意図を理解し、中長期的な計画立案や案件推進を実施していただきます。AWSの一般的な知識を前提としつつも、顧客との高度なコミュニケーション能力とビジネス視点をより重視するチームです。 ●CC2課(中小規模CSM/技術先行型) メンバー構成:課長1名、メンバー17名 期待する役割:お客様の技術課題をメインにアーキテクチャやAWSサービスの調査・提案します。特に昨今登場している生成AI関連のサービスはお客様のビジネス課題を大きく改善する可能性はありながら、技術的な仕様の把握・導入方法・限界や責任分界点の把握の難易度が高い領域です。本当にお客様の課題解決に繋がるのか、時にはお客様と一緒にトライアンドエラーを行いながら解決を目指すポジションです。 【業務内容の変更範囲】 (雇入れ直後) クラウドインテグレーション業務、および関連付随業務 (変更の範囲) 会社の定める業務
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テックリードエンジニア/バックエンド
想定年収
500~1,000万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
●私たちについて 昨今、日本は生産年齢人口の急減に直面し、黒字廃業リスクを抱える企業が約62万社にのぼる現実があります。 私たちは、M&Aという手段を通じて、この社会的課題を解決しようとしています。 fundbookは2024年12月、東証プライム上場のチェンジホールディングス(CHD)にグループインしました。 「すべての人に、正しく価値のあるM&Aを。 」というミッションのもと、テクノロジーと人の力でM&Aの当たり前をアップデートし、日本の生産性向上と地方創生を実装することを目的にしています。 ●Team Culture 私たちテクノロジー戦略部では、個人の成果にとどまらずチーム全体の力を最大化するために、知見を積極的に共有し合う文化を根付かせています。 特に、後輩育成や未経験領域への挑戦を歓迎し、互いにサポートしながら共に技術レベルを高めていく姿勢を大切にしています。 ●業務内容 『fundbook cloud』(PHP/Laravel)およびCRM基盤(Kotlin/Quarkus)のサーバーサイド開発をリードしていただきます。 DDD(ドメイン駆動設計)やレイヤードアーキテクチャに基づいたシステム構築と、チーム全体の設計力底上げを担っていただきます。 ・Kotlin (Quarkus) 7および PHP (Laravel) 8 を用いたAPI開発 ・DDD、クリーンアーキテクチャを用いた設計・実装のリード ・スキーマ駆動開発(OpenAPI)の推進 ・データベース設計および正規化、パフォーマンスチューニング ●開発環境 ・サーバサイド -Kotlin (Quarkus) -PHP (Laravel) -Rust (一部機能にて利用) ・フロントエンド -TypeScript -Next.js (App Router / Page Router) ・インフラ -AWS Cloud -Aurora MySQL / PostgreSQL -ECS (Fargate) / EC2 -S3 / ECR -CloudFront / WAF -Cognito -Vercel / AWS Amplify ・システム連携・ツール -Docker -jOOQ / Flyway -GitHub Actions -SendGrid -Notion
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20代でプロジェクトリーダーを目指せる企業へ転職するならテックゴー
現職でPLを目指していても、上流工程を担当できない、リーダーポジションが空かない、若手がPLへ昇格しにくいなど、本人の努力だけでは必要な経験を積めない場合があります。そのような環境であれば、20代のうちにPL候補として経験を積める企業へ転職することも選択肢です。
ただし、求人票だけでは、入社後いつPLを目指せるか、どの規模の案件を担当できるかまでは判断しにくいです。PLを目指して転職するなら、求人の表面的な条件だけでなく、実際のキャリアパスや担当工程まで確認することが欠かせません。
エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」では、これまでの開発経験や今後のキャリアを踏まえながら、PLを目指せる企業を検討できます。具体的には以下のような点が強みとして挙げられます。
- 現在の経験でPL候補を狙えるか相談可能
- PLに必要な経験や不足しているスキルを整理
- 書類添削や面接対策が回数無制限
- 成功率100%の年収交渉
- 20代では120万円の年収アップも実現
PLという肩書を得ることだけを目的にせず、経験できる案件や、築けるキャリアまで考えて企業を選ぶことが重要です。現職ではPLにつながる経験を積みにくいと感じている人は、テックゴーで自分の市場価値や今後のキャリアを相談してみてください。
まとめ
20代でプロジェクトリーダーを目指すには、小規模チームのリーダーやサブリーダーなど、PL業務につながる経験を段階的に積むことが重要です。PLは30代〜40代が中心になりやすいものの、年齢や年次に明確な基準はなく、実績や企業環境によっては20代でも任される可能性があります。
また、20代でPLを経験すると、早い段階からマネジメント力を身につけられ、将来的にPMなどへキャリアを広げられます。一方で、プレイヤー業務との兼任や、責任に対して待遇が追いつかないケースもあるため、担当範囲や評価制度まで確認することが大切です。
現職でPLを目指す場合は、上司へ希望を伝えながら、進捗管理やメンバー支援など今の立場でも経験できる業務から取り組んでみてください。それでも上流工程に携われない、若手へリーダーを任せる環境がないといった場合は、PL候補として経験を積める企業への転職も選択肢です。
エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」では、これまでの経験を踏まえて、PLを目指せる企業や今後のキャリアについて相談できます。20代のうちにどのような経験を積むべきか迷っている人は、年収や担当工程、案件規模、将来のキャリアまで含めて相談してみてください。
よくある質問
20代前半でもプロジェクトリーダーになれますか?
20代前半でも、開発経験やリーダー業務につながる実績があれば、プロジェクトリーダーを任される可能性はあります。 実際にPLを任される時期は、学生時代や前職を含めた開発経験、入社後の成果、所属企業が若手をどの程度登用しているかによって変わります。そのため、年齢だけを理由にPLを目指す時期を遅らせる必要はありません。 20代前半のうちから、後輩支援や進捗管理、上流工程への参加など、PLにつながる経験を意識して積んでおけば、早い段階でリーダー候補として評価される可能性を高められます。
プロジェクトリーダーとプロジェクトマネージャーはどちらが上ですか?
一般的には、プロジェクトマネージャーのほうが、プロジェクトリーダーよりも管理範囲や責任が広いです。 PMはプロジェクト全体の予算や品質などを統括し、PLは担当チームや開発現場を中心にリードします。そのため、PLが現場の進捗や課題を管理し、PMがそれらを含めてプロジェクト全体を判断する形が一般的です。 ただし、PLとPMの役割分担や上下関係は企業によって異なります。企業によっては名称が違っていても、実際の業務範囲が近い場合もあります。 そのため、求人や社内のキャリアパスを見る際は、PL・PMという職種名だけで判断せず、具体的にどこまでの範囲を担当するのかを確認することが重要です。
プロジェクトリーダーはきついですか?
プロジェクトリーダーは、メンバー管理や進捗管理、顧客対応など複数の役割を担うため、負担が大きいと感じる場合があります。とくにプレイヤーとして設計や開発も続けながらPL業務を兼任している場合は、自分のタスクとマネジメントを両立しなければならず、業務量が増えやすいです。 ただし、PLの負担は本人の適性だけでは決まりません。PMや上司から支援を受けられるか、適切な人数が配置されているかといった職場環境によっても大きく変わります。
プロジェクトリーダーに向いていない人の特徴はなんですか?
プロジェクトリーダーは、自分の作業だけに集中したい人や、周囲との調整を大きな負担に感じる人には合わない可能性があります。 PLは、自分のタスクだけでなく、メンバーの進捗や課題、顧客や他部署との調整まで見る必要があります。そのため、メンバーの意見を聞かず一方的に指示したり、自分一人で仕事を抱え込んだりする行動は、チーム運営の妨げになりやすいです。 ただし、現在苦手な部分があるだけで、PLに向いていないと断定する必要はありません。コミュニケーションや調整、問題解決などは、実務経験を重ねながら伸ばせる能力でもあります。 一方で、マネジメントそのものに興味がなく、技術を深く追究したい場合は、テックリードやスペシャリストなど技術を中心としたキャリアを選ぶ方法もあります。
プロジェクトリーダーに必須の資格はありますか?
プロジェクトリーダーになるために、必須となる資格はありません。実際には、開発経験やリーダー経験、顧客折衝などの実務経験が重視されます。 一方で、経験の浅い20代の場合は、資格取得を通じてプロジェクト管理やIT全般の知識を体系的に学ぶことも有効です。具体的には、PMOスペシャリスト認定資格やプロジェクトマネージャ試験、応用情報技術者試験などが役立ちます。 ただし、資格を取得しただけでPLを任されるわけではありません。資格はあくまで知識を補う手段として活用し、並行して小規模チームの管理や顧客対応などの実務経験を積むことが重要です。
