SESから転職できるおすすめの転職先は?評価されるSES経験についても解説
2026年10月05日更新
SESエンジニアとして現場を渡り歩くなかで、「自分の経験は転職市場で通用しないのではないか」と不安になったことはないでしょうか。
SES経験者が転職で苦戦する主な要因は、スキル不足ではなく経験の伝え方にあります。プロジェクトごとに現場が変わる働き方のため、専門性が一貫して積み上がりにくいのが実情です。
また、客先常駐という立場上、成果や実績が数字として残りにくく、実績を言語化しづらいという事情もあります。とはいえ、こうした経験の見えにくさは、伝え方を工夫すれば正しく評価につなげられるでしょう。
この記事では、以下の内容を解説します。
- SESからのおすすめ転職先5選とそれぞれの特徴
- 転職が難しいと言われる理由とその実態
- SES経験が転職市場で評価されるポイント
- 転職に有利なタイミングと経験年数・年齢別の戦略
- 転職を成功させるための具体的な5ステップ
SESエンジニアとして次のキャリアを考えている方に、転職を成功させるための具体的な視点をお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

著者
江原 万理
(Ehara Mari)
大学を卒業後、事業会社を楽天グループにてマーケティングコンサルタントとしてMVPを受賞。ITエンジニアやCRM領域からIT系コンサルファームへの転職支援に強みを持つ。特に面接対策を強みとしており、量・質ともに業界トップクラスの転職成功率を有する。
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監修者
伊東 光雄
(Ito Mitsuo)
専門学校卒業後、約12 年間IT サービス事業会社にてシステム開発、インフラ運用管理、自社製品の新規開拓営業に従事。その後、2014 年に株式会社ワークポートに就業しキャリアアドバイザーとして転職相談にお越し頂く求職者に対し、キャリアに関する相談業務~求人企業のご紹介~内定・入社までのサポート及び、入社後のアフターフォロー業務全般に従事。
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目次
CONTENTS
SESからのおすすめ転職先5選
SESエンジニアが転職を検討するとき、次のキャリアとしてどのような選択肢があるのかを把握しておくことが大切です。ここでは、SES経験を活かしながらキャリアアップを目指せる転職先を5つ紹介します。
- Web・SaaS系企業の自社開発エンジニア
- 事業会社の社内SE
- SIer(システムインテグレーター)
- ITコンサルティングファーム
- 待遇の良い優良SES企業
それぞれの特徴と年収の目安を見ていきましょう。
Web・SaaS系企業の自社開発エンジニア
自社サービスを開発するWeb・SaaS系企業への転職は、SESエンジニアからのキャリアチェンジで人気の高い選択肢です。客先常駐とは異なり、同じプロダクトに継続して関わるため、技術やドメイン知識が積み上がりやすいという特徴があります。
また、開発から運用まで一貫して携われる環境が多く、モダンな技術スタックに触れながらスキルを磨ける点も魅力です。
年収の目安は、次のとおりです。
| 区分 | 平均年収 |
|---|---|
| 厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査 | 578.5万円 |
| テックゴー求人データベース (Webエンジニア) | 712.4万円 |
| テックゴー求人データベース (フルスタックエンジニア) | 791.5万円 |
とくに複数の技術領域を横断できるフルスタックエンジニアは、年収の水準が高くなる傾向にあります。
参考:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」
フルスタックエンジニアの求人情報
ソリューションエンジニア(東京)
想定年収
400~750万円
勤務地
港区
業務内容
●部署の特徴 当社は、東証プライム上場「オープンアップグループ」の一員として、幅広い業種のエンドユーザーや大手SIerと長期的な取引を展開。受託開発・自社開発・システムエンジニアリングサービスを実施しています。直近ではAIラボを立ち上げ、AIを活用したソリューション提案にも積極的に取り組んでいます。 ●募集ポジション ITソリューションエンジニア ※5名程度のチームでプロジェクトを推進します。AIを利用した業務改善ソリューションを展開しています。 ●業務内容 ・Webアプリケーションの設計・開発 ・上流工程(要件定義・設計)への参画機会多数 ・キャリアパス面談を通じて、PM・PL・テックリードなどへのステップアップも可能 ・受託開発やAIを活用した自社サービス開発にも挑戦可能 ●成長支援・環境 ・資格取得支援制度や、当社独自の人材育成プラットフォームでスキルアップを支援 ・1on1キャリア面談で「なりたい自分」を明確に ・社内チャットで気軽に相談できる環境。プロジェクト先での悩みもサポート
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【AMBL株式会社】AD/AIプラットフォームエンジニア
想定年収
470~950万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
●具体的実例(入社後のイメージ) 年功序列なし。2年で大きく飛躍したメンバーの実例を紹介します。 当社には年功序列の評価はありません。意欲と成果次第で、誰もがスピーディーに活躍の場を広げられる環境です。 ・未経験から生成AIシステムの実装主担当へ 大学院で心理学を専攻し、実務未経験で入社したメンバーが2年でNext.js/FastAPIによる生成AI連携システムの実装主担当に成長。日次バッチ処理を1.5時間から7分へ短縮し、実行コストも11,000円から900円へと大幅な改善を達成しました。 ・年次を問わない早期キャリアアップ 新卒入社1年1ヶ月でサブリーダー、2年でプロジェクトリーダーに抜擢された事例や、20代・30代前半で部長を務めるメンバーも複数在籍しています。 ・自分らしく描ける3つのキャリアパス 技術を極める「エキスパート」、組織を牽引する「マネジメント」、技術基盤を支える「AIスペシャリスト(MLOps/LLMOps)」など、ご自身の志向に合わせたキャリアを選択できます。 【職務内容】 AI基盤・データ・クラウド環境を一気通貫で手掛ける開発業務をお願いしたいと考えております。 AIがビジネス価値を生み出すためのプラットフォーム設計・構築を軸に、開発から運用、データ基盤整備まで幅広く手掛け、顧客のビジネス課題解決に伴走します。 ・AIプラットフォームの設計・構築 ビジネス価値の創出に向けたAI基盤の設計・構築 ・Web/バックエンド開発 堅牢で拡張性の高いアプリケーション・システムの開発 ・高品質なデータ基盤の構築 AI利活用を最大化・スムーズにするデータパイプラインの整備 ・クラウドネイティブ環境での開発・運用 AWS / Azure / GCP を活用したシステム開発および伴走型の運用支援 【役割とプロジェクト推進体制】 キャリア形成に寄り添う戦略的なプロジェクトアサインをAMBLでは行っております。 キャリアのご希望を上長が定期的にヒアリングし、一人ひとりの志向に合わせた案件を戦略的に獲得・提案する体制を整えています。 ・ミスマッチを防ぐ事前共有 内定段階で配属予定のプロジェクト概要をお伝えします。 ・計画的なスキルアップ 意図的なローテーション設計により、着実な成長を支援します。 課題定義からアプローチする上流フェーズへの参画をしております。 クライアントの事業ドメインを深く理解し、「AIでどのような課題を解決すべきか」という問いを定義する最上流から参画します。 ・技術的なリード 要件定義にとどまらず、技術選定やアーキテクチャ設計を主導する立場へキャリアを広げられます。 【事業部としてのバックアップ体制と働く環境】 一人にしない、事業部のバックアップ体制 ● 助け合い、高め合える「チーム体制」 当社メンバーが複数名参画するチーム体制が基本です。社内の専門家コミュニティも活発で、高度な技術的課題もいつでも気軽に相談・解決できる安心感があります。 ● 柔軟でメリハリのある「働き方」 基本スタイルは週4日リモート・週1日出社。プロジェクトの状況に応じて客先常駐が発生する場合があります。リモートの比率より、必要な場所で成果を出すことを優先できる方を求めます。 ● 成長を強力に後押しする「育成・学習環境」 270種以上の資格取得支援制度をはじめ、自社オリジナルの学習システム「AMBL PANEL」や社外研修費の会社負担など、エンジニアの成長機会を最大限に用意しています。 ●具体的なプロジェクト例 現在、事業部では以下のような最新テクノロジーを用いたプロジェクトが多数稼働しています。 1.生成AI・LLM領域 グラフRAG・Advanced RAGの構築 AIエージェントの設計・実装(LangGraph/Dify等) LLM基盤の最適化(Context Engineering等) 2.AI・データインフラ領域 MLOps/LLMOps基盤の構築 Snowflake/dbtによるデータ基盤構築 Azure OpenAI/AWS Bedrock上でのシステム構築 3.高度技術・社会実装領域 画像解析・数理最適化の社会実装
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【HR×AI】プロダクトエンジニア
想定年収
600~900万円
勤務地
東京都(品川区)
業務内容
エイジレスの人材紹介業務を支える自社システムのプロダクトエンジニアとして、担当範囲内の業務テーマや機能について、現場の課題理解から設計・実装、本番運用、効果検証、改善までを一貫して担当していただきます。 【具体的な業務内容】 ・業務担当者へのヒアリング、業務観察、利用データの分析を通じた課題の整理 ・担当機能における業務フロー、UI、データモデル、業務ルールの提案 ・フロントエンドからバックエンドまでを含むWebアプリケーションの設計・開発 ・生成AIを組み込んだ機能や業務自動化のプロトタイプ開発、精度検証 ・候補者、求人、選考などのコアデータの品質・信頼性を高めるための機能開発 ・コードレビュー、テスト、リリース、モニタリングを含む継続的な運用 ●開発環境 ・フロントエンド:Next.js, TypeScript, MUI ・バックエンド:Node.js, TypeScript ・データベース:SQL Server / PostgreSQL ・インフラ:AWS(ECS, Fargate, ECR, RDS, S3) ・AIツール:Codex, Claude Code, Cursor など ・その他:GitHub Actions, Docker, Linear, Slack, Google Workspace, Notion ※SQL Server→PostgreSQLへ移行中 ●チームについて CTO直下の正社員エンジニア2名で構成されるチームです。現在、3人目となるメンバーを募集しています。 専任PdMはおらず、開発メンバーが業務部門と連携しながら課題の特定、優先順位づけ、設計、開発、運用、改善を担います。フロントエンドやバックエンドといった職能で担当を固定せず、機能単位でフルスタックに開発しています。 チームのミッションは、事業部の粗利目標達成をAI×システムで牽引することです。「AI活用による営業の生産性向上」が重要テーマであり、システム開発だけでなく業務オペレーションを設計し、現場で使われ、成果が生まれるところまで責任を持つチームです。 ・開発した機能が実際に現場で使われているか ・システムを継続的かつ安全に変更できる状態になっているか ・技術的な改善が開発速度や営業生産性、粗利などの数値に変化を生み出しているか こうしたアウトカムまで見届け、必要な改善を続けることを開発チーム共通の責任としています。
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【HR×AI】シニアプロダクトエンジニア
想定年収
900~1,300万円
勤務地
東京都(品川区)
業務内容
エイジレスの人材紹介業務を支える自社システムのシニアプロダクトエンジニアとして、事業インパクトの大きい課題の特定から、ソリューションの設計・実装、現場定着、効果検証までを主導していただきます。 【具体的な業務内容】 ・事業KPI、利用データ、業務担当者へのヒアリングをもとにした、優先して解くべき課題の特定 ・複雑な業務プロセスの整理と、人とAIの役割分担を含む業務全体の再設計 ・業務責任者、プロダクトオーナー、デザイナーなどとの合意形成とプロジェクトの推進 ・Webアプリケーションのアーキテクチャ設計、技術選定、データモデル設計、フルスタックな開発の主導 ・生成AIを組み込んだ機能における、精度、品質、コスト、速度、運用方法の設計と改善 ・設計レビュー、コードレビュー、技術的なフィードバックを通じたメンバーの支援 ●開発環境 ・フロントエンド:Next.js, TypeScript, MUI ・バックエンド:Node.js, TypeScript ・データベース:SQL Server / PostgreSQL ・インフラ:AWS(ECS, Fargate, ECR, RDS, S3) ・AIツール:Codex, Claude Code, Cursor など ・その他:GitHub Actions, Docker, Linear, Slack, Google Workspace, Notion ※SQL Server→PostgreSQLへ移行中 ●チームについて CTO直下の正社員エンジニア2名で構成されるチームです。現在、3人目となるメンバーを募集しています。 専任PdMはおらず、開発メンバーが業務部門と連携しながら課題の特定、優先順位づけ、設計、開発、運用、改善を担います。フロントエンドやバックエンドといった職能で担当を固定せず、機能単位でフルスタックに開発しています。 チームのミッションは、事業部の粗利目標達成をAI×システムで牽引することです。「AI活用による営業の生産性向上」が重要テーマであり、システム開発だけでなく業務オペレーションを設計し、現場で使われ、成果が生まれるところまで責任を持つチームです。 ・開発した機能が実際に現場で使われているか ・システムを継続的かつ安全に変更できる状態になっているか ・技術的な改善が開発速度や営業生産性、粗利などの数値に変化を生み出しているか こうしたアウトカムまで見届け、必要な改善を続けることを開発チーム共通の責任としています。
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【HR×AI】ソフトウェアエンジニア
想定年収
600~900万円
勤務地
東京都(品川区)
業務内容
エイジレスの人材紹介業務を支える自社システムのソフトウェアエンジニアとして、担当する機能やシステム領域について、要件定義・設計・実装・テスト・リリース・運用・改善までを一貫して担当していただきます。 【具体的な業務内容】 ・フロントエンドからバックエンド、インフラまで含むWebアプリケーションの設計・開発 ・既存コードやデータ構造の分析、技術負債の特定と段階的な改善 ・事業やプロダクトの将来的な変化を見据えた、保守性・拡張性の高いアーキテクチャやデータモデルの提案 ・パフォーマンス、可用性、セキュリティ、データ品質、障害耐性の向上 ・生成AIを組み込んだ機能や業務自動化の設計・開発・運用 ・コードレビューや設計レビューを通じた、チーム全体のソフトウェア品質の向上 ●開発環境 ・フロントエンド:Next.js, TypeScript, MUI ・バックエンド:Node.js, TypeScript ・データベース:SQL Server / PostgreSQL ・インフラ:AWS(ECS, Fargate, ECR, RDS, S3) ・AIツール:Codex, Claude Code, Cursor など ・その他:GitHub Actions, Docker, Linear, Slack, Google Workspace, Notion ※SQL Server→PostgreSQLへ移行中 ●チームについて CTO直下の正社員エンジニア2名で構成されるチームです。現在、3人目となるメンバーを募集しています。 専任PdMはおらず、開発メンバーが業務部門と連携しながら課題の特定、優先順位づけ、設計、開発、運用、改善を担います。フロントエンドやバックエンドといった職能で担当を固定せず、機能単位でフルスタックに開発しています。 チームのミッションは、事業部の粗利目標達成をAI×システムで牽引することです。「AI活用による営業の生産性向上」が重要テーマであり、システム開発だけでなく業務オペレーションを設計し、現場で使われ、成果が生まれるところまで責任を持つチームです。 ・開発した機能が実際に現場で使われているか ・仮説の検証が進み、次の意思決定につながっているか ・営業生産性や粗利などの数値に変化を生み出せているか こうしたアウトカムまで見届け、必要な改善を続けることを開発チーム共通の責任としています。
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事業会社の社内SE
事業会社の社内SEは、自社の情報システムや業務システムの企画・運用を担う職種です。客先常駐で複数の現場を渡り歩くSESとは異なり、腰を据えて一つの組織のシステムに向き合えるため、業務知識を深めながら長期的にキャリアを積める環境といえます。
また、労働時間が比較的安定している企業が多く、ワークライフバランスを重視したい方にも向いています。
エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」の求人データベースによると、社内SEの平均年収は623.4万円です。SESで培った幅広いシステム対応の経験は、社内SEの業務範囲の広さと相性がよく、即戦力として評価されやすい傾向にあります。
社内SEの求人情報
日立グループのITサービスマネジメント改革を担う企画・運用統制
想定年収
830~1,080万円
勤務地
東京都(千代田区)
業務内容
●配属組織名 ITデジタル統括本部 エンプロイーエクスペリエンス本部 グローバルオペレーションセンター部 ●概要 ITデジタル統括本部は、日立グループの従業員・事業部門向けにITサービスを企画・提供する組織です。 グループ全体のデジタル基盤を支え、業務効率化、生産性向上、セキュリティ強化を通じて、日立グループの事業成長を支援しています。 エンプロイーエクスペリエンス本部は、従業員が快適かつ生産的に働けるデジタル環境の実現を担う組織です。 ワークプレイスサービス、エンドユーザー向けITサービスなどを対象に、従業員体験(Employee Experience)の向上を推進しています。 その中でグローバルオペレーションセンターは、これらのITサービスをグローバルレベルで統合的に運営する中核組織です。 サービスごと・地域ごとに分散していた運営を標準化し、ServiceNowやAIを活用した運営モデルへの変革を推進しています。 当部署では、日々の運用のみならず、運営モデル設計・品質管理・データ活用・継続的改善までを一貫して担い、日立グループ全体のITサービス変革をリードしています。 ●ミッション ・サービスマネジメントの標準化・自動化推進 ・AIを活用した次世代運用の実現 ・ユーザーエクスペリエンス(EX)の向上 ・グローバルガバナンスの強化 ・グローバルITサービス品質の向上 ・ITコストの最適化 ●携わる事業・ビジネス グローバルオペレーションセンター部では、従来サービスごとに最適化されていた運営を横断的に統合し、以下の価値を創出します。 単なる運用業務ではなく、ITサービス全体の価値向上を目的としたサービスマネジメントビジネスに携わります。 ●携わるサービス・技術・製品 ・ITSMプラットフォーム ・AI/生成AI活用技術 ・AIOps ・IT運用自動化技術 ・KPI・データ分析基盤 ・ServiceNow ●職務概要 日立グループの各組織・地域で個別に運営されているITサービスを横断的に捉え、ITサービスマネジメントの標準化、高度化および継続的な改善を推進します。 本ポジションでは、ITヘルプデスク、問い合わせ管理、インシデント管理をはじめとするITサービス運営について、現状の課題を整理し、あるべき運営モデルやプロセスを企画・設計します。 ビジネス部門、社内のITサービス提供部門、運用パートナー、製品・サービスベンダーなど、多様な関係者と連携しながら、サービス品質、ユーザー体験、運用効率およびコストの改善をリードしていただきます。 また、ServiceNowをはじめとするITSMプラットフォームやAI・自動化技術の活用も視野に入れ、特定の製品やツールに依存することなく、日立グループに適した次世代のITサービス運営モデルを構築していきます。 ●職務詳細 入社後は、日立グループに提供するITサービスの運営状況を横断的に把握し、サービスや地域ごとに分散している運用プロセス、役割分担および管理指標を整理します。 そのうえで、ITILなどの考え方も踏まえながら、問い合わせ管理、インシデント管理、問題管理、変更管理をはじめとするITサービスマネジメントプロセスの標準化・高度化を企画し、関係部署と連携して実行します。 日々のオペレーションを直接担当するだけではなく、サービス品質、ユーザー体験、運用効率、コストなどの観点から課題を分析し、サービスロードマップや改善計画の策定、KPIの設計・モニタリング、改善施策の推進まで一貫して担います。 業務の推進にあたっては、ビジネス部門、社内IT部門、運用パートナー、製品・サービスベンダーなど複数のステークホルダーとの調整が必要になり、運用業務の一部を委託している領域については、委託会社の取りまとめ責任者と連携し、役割分担、サービスレベル、品質、課題および進捗を管理しながら、チーム全体を動かしていただきます。 また、ServiceNowをはじめとするITSMプラットフォームの活用可能性を検討するとともに、AI、生成AI、AIOps、自動化技術、運用データの活用などを通じて業務効率化とサービス品質向上の推進も担っていただきます。 ●想定ポジション 主任クラス ※募集開始時の想定であり、選考を通じて決定の上、オファー時にご説明いたします。 ●主な業務 ・ITサービス運営モデル、各種ITSMプロセスの企画・設計・改善 ・ITサービスの品質、KPI、コストおよびユーザー体験の管理・改善 ・委託先を含む運用体制の設計およびベンダーマネジメント ・関係部署、国内外拠点、運用パートナーとの合意形成・プロジェクト推進 ・AI、自動化技術、ITSMプラットフォームを活用した運用高度化 ・サービスロードマップの策定および標準運営モデルの展開 ●働く環境 ①配属組織/チームについて ・少数精鋭のグローバルチーム ・国内外の専門家が連携 ・多様性を尊重するカルチャー ・裁量を持って業務推進可能 ②働き方について ・リモートワーク中心 ・グローバル会議あり ・海外メンバーとの協業機会多数 ・必要に応じて国内外出張あり ※上記内容は、募集開始時点の内容であり、入社後必要に応じて変更となる場合がございます。 予めご了承ください。
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9906_【本社】管理本部 デジタル推進部(インフラチーム_アプリ開発チーム)
想定年収
-
勤務地
埼玉県
業務内容
【お任せする仕事内容】 <システム・アプリ開発(つくる仕事)> ・ローコード・ノーコード開発 kintone等を用いた、社内業務システム(顧客管理・発注処理等)の構築・改善。 ・データ活用 各部署が活用するBIレポートの作成や、データの集計・可視化。 ・新システム導入 現場の「不便」を解消する新しいITツールの検証・導入支援。 ・AI活用による業務改革推進 AI活用による業務改善に向けたツール選定、開発、検証、実装の推進。 <IT基盤・構築・運用(支える仕事)> ・クラウド運用 AWSを用いたサーバー環境の管理、クラウド移行のサポート。 ・社内インフラ整備 ネットワーク、セキュリティ環境の構築・運用・保守。 ・ヘルプデスク 全国の支店や現場で働く社員・パート社員からのITに関する問い合わせ対応。 【Point】 ・「ありがとう」が直接届く:開発したシステムを使うのは自社の社員。 現場の方からの声を直接受け取れるやりがいがあります。 ・成長企業で腰を据えて、新しい技術に挑戦できます。
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【勤務地:福岡市】未経験エンジニア職(研修あり)
想定年収
-
勤務地
福岡県(福岡市)
業務内容
未経験からITエンジニアへと成長することができる環境! 【ゼロから成長できる研修からスタート!】 入社後は、IT業界のイロハからわかる導入研修を1~2月間実施。 業界理解からスタートできるから、未経験でも問題なし! さらに、オンラインで学べる基礎研修コースと応用研修コースも揃えております。 自分のペースでITエンジニアへの階段を駆け上がることが可能です。 <配属案件事例> 未経験からの就業でも研修をしっかりと行うので確実にインフラエンジニアとしてのキャリア形成が可能です。 以下直近のプロジェクトアサイン割合になります。 ・NW運用保守:22.2% ・サーバー運用保守:22.2% ・情シス:22.2% ・運用監視:11.1% ・キッティング:11.1% ・通信機器検証業務:11.1% ※将来のキャリアを考えたアサインが可能 部署 採用 職種 エンジニア職(福岡)
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26a【テクノロジー第2事業部】辻本郷グループ/情報システム部(一般クラス)
想定年収
480~600万円
勤務地
東京都(新宿区)
業務内容
全国80拠点のIT環境が安全かつスムーズに稼働するよう、ITインフラの運用・保守およびヘルプデスク業務を担当していただきます。 ●インフラ・クラウドの運用・保守 ・拠点間ネットワーク(VPN/Wi-Fi)の日常運用・トラブル対応 ・クラウド基盤(Microsoft 365 / Azure等)の設定・アカウント管理 ・サーバー(オンプレミス・クラウド)の日常点検・監視 ・セキュリティツールや各種ソフトの展開・設定変更 ●セキュリティ実務のサポート ・EDR等を用いたエンドポイントセキュリティの運用対応 ・ID管理・アクセス権限の適切な設定・変更 ・ログの確認・分析による不正アクセス対策の手続き ●IT資産・端末管理 ・PCやモバイル端末のキッティング(セットアップ)・配布・回収 ・MDM(Intune等)を活用した端末制御・設定変更 ・ライセンス・台帳の更新管理 ●現場からのテクニカルサポート(2次・3次サポート) ・拠点からのITに関するトラブル・問い合わせ対応 ・税務・会計専門ソフトの動作確認・環境整備
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コーポレートIT担当(未経験歓迎)
想定年収
600~750万円
勤務地
東京都(港区)
業務内容
現在拡大中の弊社において、より快適で効率的なコーポレトIT環境を整備することをミッションとし、下記のような 業務を担当していただきます。 ・ネットワーク機器への設定変更作業(ACL/Routing等)、運用監視、トラブル対応 ・仮想サーバー(Linux、Windows)のインストール、基本設定作業 ・サーバ等を監視制御するためのアプリケーション開発、およびその運用 ・外部クラウドサービス(SaaS)の導入検証、利用者支援 ・PCおよびモバイル機器の環境構築とトラブルシューティング ・サーバ/PCのセキュリティ対策作業(パッチ・ウィルス対策、検知時対応) ・Azure/AWS/GCPテナント管理/テナント内システム構築 特定の技術領域に限定することなく、インフラ~アプリまで、最上流~下流まで幅広い経 験を積むことが可能です。 ※業務内容:(雇入れ直後)システムの開発及びコンサルティング(変更の範囲)会社の定める業務
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SIer(システムインテグレーター)
SIerは、クライアント企業から情報システムの開発を請け負う企業です。要件定義や設計といった上流工程から、開発・保守まで幅広い工程に携われるのが特徴です。
SES企業の関連会社としてSIer案件に常駐しているケースも多く、業務内容の親和性が高いため、転職先として選ばれやすい傾向にあります。とくに、上流工程の経験を積みたいSESエンジニアにとっては有力な選択肢です。
エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」の転職支援実績によると、SIerへ転職した方の年齢別の平均年収は次のようになります。
| 年齢 | 平均年収 |
|---|---|
| 20〜24歳 | 399.6万円 |
| 25〜29歳 | 495.5万円 |
| 30〜34歳 | 549.8万円 |
| 35〜39歳 | 594.0万円 |
| 40〜44歳 | 696.0万円 |
| 45〜49歳 | 750.0万円 |
ITコンサルティングファーム
ITコンサルティングファームは、クライアント企業の経営課題をITの視点から解決へ導く仕事です。
技術力に加えて、業務知識や課題解決力、コミュニケーション能力が求められるため、SES経験で培った折衝力や複数現場での適応力を活かしやすい転職先だといえます。上流工程を主戦場とするため、年収の水準が他の選択肢と比べて高い傾向にあります。
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の「ITコンサルタント」等を含むグループの平均年収は889万円です。また、エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」の求人データベースによると、ITコンサルタントの平均年収は997.2万円です。
未経験からの転職はハードルが高いものの、SIerや自社開発企業で上流工程の経験を積んでから目指すルートもあります。
待遇の良い優良SES企業
SESという働き方自体を変えず、待遇の良い企業へ転職するという選択肢もあります。
給与テーブルが明確な企業や、案件選択の自由度が高い企業、教育制度が整っている企業であれば、同じSESでも年収やキャリア形成のしやすさは大きく異なるでしょう。企業を選ぶ際は、単価に対する還元率や、評価制度の透明性を確認しておきましょう。
エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」の転職支援実績によると、SESへ転職した方の年齢別の平均年収は次のとおりです。
| 年齢 | 平均年収 |
|---|---|
| 20〜24歳 | 371.8万円 |
| 25〜29歳 | 434.1万円 |
| 30〜34歳 | 487.7万円 |
| 35〜39歳 | 538.9万円 |
| 40〜44歳 | 564.0万円 |
| 45〜49歳 | 867.7万円 |
同じSESでも企業選び次第で年収の伸び方が大きく異なることが、このデータからも見て取れます。
SESからの転職が難しいと言われる理由
SESエンジニアの転職は難しいと言われることがあります。しかし、その背景には共通した要因があり、原因を理解すれば対策も見えてくるでしょう。
よく挙げられる理由は、以下の4つです。
- 経験がプロジェクトごとに分散し専門性が伝わりにくい
- 客先常駐のため成果や実績が言語化されにくい
- 上流工程の経験が少なく評価が伸び悩む
- キャリアパスが不透明で志望動機を語りにくい
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
経験がプロジェクトごとに分散し専門性が伝わりにくい
SESエンジニアは、契約の切り替えによって数ヶ月から1、2年単位で現場が変わることが多く、担当する技術領域や役割もそのたびに変化します。同じ言語やフレームワークに継続して携わる自社開発企業のエンジニアと比べると、ひとつの技術を深く掘り下げる期間が短くなりやすいのが実情です。
そのため、面接で得意な技術を聞かれたときに、経験を一言でまとめにくいという課題が生まれます。ただし、これは専門性がないという意味ではなく、複数の技術に触れてきた経験をどう整理して伝えるかという言語化の問題であるケースが多いです。
客先常駐のため成果や実績が言語化されにくい
客先常駐という働き方では、成果物の権利や評価がクライアント企業側に帰属することが多く、自分がどこまで貢献したのかが記録として残りにくい傾向にあります。チームで開発したシステムでは、個人の役割や成果を切り分けて説明するのが難しいケースもあるでしょう。
また、SES企業からの評価も稼働率や勤怠といった定量的な指標が中心になりやすく、業務内容の質を評価する仕組みが整っていない企業もあります。そのため、転職活動の際には、担当した業務を自分の言葉で棚卸しし、成果として説明できる形に整理する作業が欠かせません。
上流工程の経験が少なく評価が伸び悩む
SESの案件は、実装やテスト、運用保守といった中流から下流の工程が中心になりやすく、要件定義や設計といった上流工程に携わる機会は限られています。とくにキャリアの初期に配属される案件ほど、この傾向は強くなります。
一方で、SIerや事業会社が中途採用で求めるのは、上流工程を担える人材であるケースが多いです。上流工程の経験がないまま転職活動を進めると、実務経験の年数に見合った評価を得にくいという壁にぶつかることがあります。
ただし、これは今から埋めていける差でもあり、資格取得や現職での役割変更を通じて対策できる部分です。
キャリアパスが不透明で志望動機を語りにくい
SESエンジニアの案件は、自分の意思よりも会社都合やクライアント企業のニーズによって決まることが多く、一貫したキャリアの方向性を自分で選びにくいという事情があります。
その結果、これまでの経験を振り返ったときに「なぜこの技術を選んだのか」「次に何を目指したいのか」を説明しづらくなる場合があります。
しかし、面接で評価されるのは経験そのものよりも、経験をどう次のキャリアにつなげるかという説明の一貫性です。
過去の案件を振り返り、共通して興味を持てた業務や身についたスキルを軸に、志望動機を組み立て直すことで、説得力のある転職理由に変えられます。
SES経験は転職市場でどう評価される?
SES経験は、転職市場でマイナス評価を受けるとは限りません。むしろ、伝え方次第でプラスの評価につながる強みも数多くあります。
SES出身者が評価されやすいポイントは、以下の4つです。
- 客先常駐で培った折衝力や環境適応力
- 複数現場・複数言語を経験した柔軟性
- 資格取得によるスキルの客観的な証明
- 経験を的確に言語化して伝える力
それぞれのポイントを確認していきましょう。
客先常駐で培った折衝力や環境適応力は汎用スキルとして評価される
客先常駐という働き方では、常駐先ごとに異なる社風やメンバー、業務フローに適応する力が自然と身につきます。初対面のクライアントやチームと信頼関係を築きながら業務を進めてきた経験は、新しい環境にすぐ馴染める人材であることの裏付けになるでしょう。
とくに事業会社の社内SEやSIerでは、社内外の関係者と調整しながらプロジェクトを進める場面が多く、こうした折衝力は即戦力として評価されやすい要素です。技術力だけでなく、この汎用スキルもあわせてアピールしましょう。
複数現場・複数言語の経験は「柔軟性」として評価されることがある
ひとつの技術に特化した経験を持つエンジニアとは対照的に、SESエンジニアは複数の現場でさまざまな言語やフレームワークに触れる機会が多くあります。この経験は、新しい技術へのキャッチアップが早いことの証明として評価されることがあります。
とくに、複数の技術領域を横断して担当するフルスタックエンジニアやスタートアップ企業では、幅広い技術に対応できる柔軟性が重視される傾向にあります。特定の技術を極めた経験がなくても、対応領域の広さを強みとして伝えられるでしょう。
資格の有無が経験年数以上に重視される場面がある
SES出身者は、案件ごとに担当業務が変わるため、経験年数だけでは実力を判断しにくいと見られる場合があります。
そこで採用担当者が客観的な判断材料として重視するのが、資格の有無です。基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、AWS認定資格などは、短い選考期間のなかでもスキルの水準を伝えられる材料になります。
とくに実務経験の説明が伝わりにくいと感じている方ほど、資格を取得して客観的な証明を用意しておくことが、選考通過率を高める近道になります。
評価を左右するのは経験年数より経験の「言語化の質」
面接官や企業が求めるのは、経験そのものの量よりも、その経験をどう活かせるかという点です。そのため、同じ実務経験を積んでいても、担当した業務や成果を具体的に説明できる人と、漠然としか語れない人とでは、選考での印象が大きく変わります。
自分が携わった案件を振り返り、役割や工夫した点、得られた成果を整理しておくことが、SES経験を正しく評価してもらうための第一歩です。
SESが転職するのにベストな5つのタイミング
SESエンジニアの転職は、タイミングによって動きやすさが大きく変わります。同じスキル・経験を持っていても、動くタイミングを選ぶだけで選考の通過率や条件交渉のしやすさは変わってくるでしょう。
転職に適したタイミングは、以下の5つです。
- プロジェクトの契約更新・完了のタイミング
- 求人数が増える時期
- 大きな成果や資格取得の直後
- 評価・査定が確定した直後
- 良い求人と出会った瞬間
それぞれのタイミングを詳しく見ていきましょう。
プロジェクトの契約更新・完了のタイミング
SESエンジニアが動きやすいのは、担当プロジェクトの契約更新や完了のタイミングです。契約期間の途中で退職を申し出ると、常駐先やSES企業に迷惑をかけてしまい、円満な引き継ぎが難しくなる場合があります。
一方、契約の区切りであれば、業務への影響を最小限に抑えながら次のステップに進めます。
契約更新は数ヶ月前から話が進むケースが多いため、更新の打診を受けるより前に、自分の意思を固めておくことが大切です。
求人数が増える時期
中途採用の求人数は、1年を通じて一定ではありません。一般的に、新年度への切り替えが近づく1〜3月、夏の賞与を受け取った求職者の動きに合わせて企業が採用を強化する6〜7月、下半期に向けた人員補強が進む9〜10月は、求人数が増えやすい時期といわれています。
求人数が多い時期は、選べる選択肢が広がる一方で、応募者同士の競争も激しくなります。そのため、求人が増え始める1、2ヶ月前から準備を進めておくと、良い求人が出た瞬間に動き出せるでしょう。
大きな成果や資格取得の直後
大きな成果を出した直後や、資格を取得した直後は、転職活動に踏み出す絶好のタイミングです。担当した案件の成果や取得した資格の記憶が鮮明なうちであれば、職務経歴書や面接での説明も具体的におこなえます。
時間が経ってから振り返ろうとすると、当時の工夫や苦労した点があいまいになりがちです。成果や資格という客観的な実績が手に入ったタイミングを逃さず、勢いのあるうちに動き出しましょう。
評価・査定が確定した直後
社内での評価や査定が確定した直後も、動きやすいタイミングのひとつです。評価結果によって自分の市場価値との差を客観的に把握できるため、その後の転職活動における条件交渉の材料にできます。
とくに、評価に見合った待遇が得られていないと感じる場合は、転職によって是正できる可能性があります。
ただし、賞与の支給時期が近い場合は、受け取ってから動くかどうかを事前に検討しておくとよいでしょう。
良い求人と出会った瞬間
条件に合う求人との出会いは、いつ訪れるか予測できません。「もう少し準備してから」と先延ばしにしているあいだに、募集が締め切られてしまうケースもあります。
良い求人ほど応募が集中しやすく、動き出しの早さが選考の結果を左右する場合も少なくありません。
転職を漠然とでも考えているなら、興味を持てる求人に出会った時点で、まずは情報収集から始めてみましょう。
【経験年数別】SESからの転職を成功させるための戦略
SESエンジニアの転職戦略は、積み上げてきた経験年数によって大きく変わります。同じ努力でも、キャリアの段階に合わないアピールをしてしまうと、評価につながりにくいのが実情です。
経験年数別の戦略は、以下の5つに分けられます。
- 【1年未満】基礎スキルの土台を固める段階
- 【1〜3年目】実務経験を武器に動きやすい段階
- 【4〜6年】専門性を掛け合わせる段階
- 【7〜9年】マネジメント経験で方向性が分かれる段階
- 【10年以上】経験を管理職・専門職として証明する段階
それぞれの段階で意識すべきポイントを見ていきましょう。
【1年未満】無理に動かず基礎スキルの土台を固める
経験年数が1年に満たない段階では、転職市場で語れる実績がまだ少なく、無理に動いてもポテンシャルだけで評価されてしまいがちです。焦って転職活動を始めるより、まずは今の現場で基礎スキルを固めることを優先しましょう。
とくに、担当しているプロジェクトが区切りを迎えるまでは残り、ひとつの案件を最後まで経験した実績を作っておくことをおすすめします。中途半端な状態で離脱すると、次の面接で語れるエピソードが薄くなってしまいます。
並行して基本情報技術者試験などの資格取得を進めておくと、実務経験の少なさを補う材料になるでしょう。
【1〜3年目】実務経験を武器に動きやすい黄金期
1〜3年目は、SESエンジニアのなかでもとくに動きやすい時期です。実務経験を積んでいながら、企業側もポテンシャルを見込んで採用しやすい年次のため、Web・SaaS系企業の自社開発エンジニアや社内SEなど、選択肢の幅が広がります。
この段階では、担当した業務の幅広さや対応力をアピール材料にしましょう。まだ専門性を深く掘り下げていなくても、複数の技術に触れてきた経験そのものが強みになります。動くなら、この黄金期を逃さないことが重要です。
【4〜6年】専門性を掛け合わせて上流工程を狙う
4〜6年目になると、実務経験だけでは差別化しにくくなります。この段階では、自分の専門領域を明確にし、上流工程の経験を積み始めることが次のステップにつながります。
たとえば、インフラとセキュリティ、開発と要件定義といった複数の専門性を掛け合わせることで、市場価値を高められるでしょう。
SIerやITコンサルティングファームを目指すなら、現職のうちに上流工程に関わる機会を増やしておくことが有効です。上流工程の経験がまだない場合は、資格取得や社内での役割変更を通じて、少しずつ実績を作っていきましょう。
【7〜9年】マネジメント経験の有無で動き方が変わる
7〜9年目は、マネジメント経験の有無によって転職戦略が大きく分かれる段階です。チームリーダーやプロジェクトリーダーとしての経験があれば、PLやPM候補としてのキャリアを目指せます。
一方、専門技術を極めてきた場合は、テックリードやスペシャリストとしての道を選ぶ方向性もあります。
どちらの方向を目指すにしても、この段階では自分がどちらの軸で評価されたいのかを明確にしておくことが大切です。中途半端にどちらも兼ね備えていると伝えると、かえって評価が定まりにくくなります。
【10年以上】豊富な経験を管理職・専門職として証明する
10年以上のキャリアを持つ場合、実務経験の量そのものはすでに十分に評価される水準です。
この段階で問われるのは、その経験を管理職として活かせるか、専門職として活かせるかという証明です。マネジメント経験があれば、PMやエンジニアリングマネージャーとしてのキャリアパスが見えてきます。
専門職としての道を選ぶ場合は、具体的な成果と再現性のあるスキルを職務経歴書で示すことが求められます。長く働いてきたという事実だけでは評価されにくいため、実績を数字や具体例で語れるように整理しておきましょう。
【年齢別】SESからの転職を成功させるための戦略
転職市場では、経験年数だけでなく年齢によっても期待される役割や評価の軸が変わります。同じスキルレベルでも、年齢に応じたアピールの仕方を意識するかどうかで、選考の通過率は変わってくるでしょう。
年齢別の戦略は、以下の7つに分けられます。
- 【20代前半】ポテンシャルと学習意欲で勝負する段階
- 【20代後半】実務経験と伸びしろの両方を示す段階
- 【30代前半】即戦力性とマネジメント経験を両立する段階
- 【30代後半】専門性かマネジメントで強みを明確にする段階
- 【40代前半】マネジメント・上流工程の実績を打ち出す段階
- 【40代後半】専門領域での代替不可能性を示す段階
- 【50代以上】豊富な経験をニッチな需要につなげる段階
それぞれの年代で意識すべきポイントを見ていきましょう。
【20代前半】ポテンシャルと学習意欲の高さをアピールする
20代前半は、実務経験の量よりもポテンシャルと学習意欲が評価される年代です。企業側も、若手には即戦力性より将来的な成長を見込んだ採用をおこなう傾向にあります。SESでの経験が浅くても、大きなハンデにはなりにくいでしょう。
面接では、これまでの業務でどのような姿勢で学んできたか、今後どのような技術を身につけたいかを具体的に語れるように準備しておくことが大切です。資格取得への挑戦も、学習意欲を示す材料として有効です。
【20代後半】実務経験と伸びしろの両方を示す
20代後半になると、企業側は実務経験の有無を見るようになりますが、同時に今後の伸びしろにも期待をかけています。この年代では、これまでの実務経験と今後の成長意欲を両方伝えることがポイントです。ポテンシャルだけでは評価されにくく、経験だけをアピールしても物足りないと判断される場合があります。
Web・SaaS系企業の自社開発エンジニアや社内SEなど、選択肢が広い年代でもあるため、SESで培った幅広い経験を柔軟性として伝えましょう。
【30代前半】即戦力性とマネジメント経験を両立する
30代前半は、即戦力としての実力に加えて、マネジメント経験の有無が問われ始める年代です。チームリーダーやサブリーダーとしての経験があれば、積極的にアピールしましょう。マネジメント経験がまだない場合は、技術力の高さを裏付ける具体的な実績で補う方向に切り替えます。
この年代からは、上流工程への転向を意識した転職先選びも視野に入れておくと、その後のキャリアの選択肢が広がりやすくなります。
【30代後半】専門性かマネジメント経験で強みを明確にする
30代後半になると、「なんでもできる」というアピールだけでは評価されにくくなります。この年代で重視されるのは、専門性かマネジメント経験のどちらかで明確な強みを持っているかという点です。どちらも中途半端な状態で転職活動を進めると、市場価値が伝わりにくくなってしまいます。
専門性で勝負するなら特定の技術領域を深掘りし、マネジメントで勝負するなら実際にチームを率いた実績を数字とともに語れるように整理しておきましょう。
【40代前半】マネジメント・上流工程の実績を前面に出す
40代前半では、実務のプレイヤーとしての経験だけでなく、マネジメントや上流工程での実績が重視されるようになります。企業側も、チームや案件を任せられる人材を求めているケースが多く、要件定義や進行管理といった経験が評価の中心になります。
マネジメント経験が少ない場合は、専門領域での高い技術力と、後進の育成に関わった経験を組み合わせてアピールする方向性も検討しましょう。
【40代後半】専門領域での代替不可能性を打ち出す
40代後半になると、マネジメント経験がない場合、若手との実務力での差別化が難しくなる場面が出てきます。この年代で強みになるのは、簡単には代わりが利かない専門性です。特定の技術領域や業界知識に精通している場合は、その専門性を軸にした転職先を選びましょう。
マネジメント志向であれば、これまでのプロジェクト経験を通じて培った判断力や調整力を、具体的なエピソードとともに伝えることが大切です。
【50代以上】豊富な経験を活かせるニッチな需要を攻める
50代以上の転職では、若手との実務力の比較ではなく、長年の経験でしか得られない知見が評価されるポジションを狙うことが有効です。特定の業界に特化したシステムや、レガシー技術に精通した人材を求める企業は一定数存在します。
すべての求人を対象にするのではなく、自分の経験が強みとして活きるニッチな領域に絞って求人を探すことで、選考の通過率を高められるでしょう。
SESから転職を成功させるまでの実践5ステップ
ここまで紹介してきた戦略を踏まえ、実際に転職活動を進める際の流れを確認しておきましょう。SESから転職を成功させるための実践的な手順は、以下の5つです。
- SESに強い転職エージェントに登録する
- キャリア面談を通してキャリアの棚卸しをする
- 自分にマッチした求人に応募する
- 選考対策を徹底する
- 内定を貰ったらエージェントを通して条件交渉をおこなう
それぞれのステップで何をすべきか、順に見ていきましょう。
STEP1:SESに強い転職エージェントに登録する
転職活動の第一歩は、SESエンジニアの転職事情に詳しいエージェントへの登録です。SESという働き方の特性や、複数現場を経験してきた背景を理解しているエージェントであれば、経歴の伝え方についても的確なアドバイスを受けられます。
一般公開されていない非公開求人を保有しているエージェントも多く、自分では見つけられない選択肢に出会える点も登録するメリットです。複数のエージェントに登録し、比較しながら進めるのもひとつの方法です。
STEP2:キャリア面談を通してキャリアの棚卸しをする
登録後は、エージェントとのキャリア面談を通じて、これまでの経験を整理していきます。SESエンジニアは、現場ごとに担当業務が変わるため、自分では気づいていない強みや実績が埋もれているケースが少なくありません。
面談では、担当したプロジェクトの内容や役割、工夫した点を具体的に振り返り、転職市場で通用する言葉に変換する作業をおこないます。この棚卸しの質が、その後の応募や面接の成否を左右するといっても過言ではありません。
STEP3:自分にマッチした求人に応募する
キャリアの棚卸しが終わったら、自分の強みや希望条件に合った求人へ応募していきます。エージェントは、応募者のスキルや志向性をふまえたうえで、書類選考の通過率が高い求人を提案してくれます。
やみくもに多くの求人へ応募するのではなく、自分の経験が活かせる求人に絞って応募するほうが、選考を通過しやすい傾向にあります。求人票だけでは分からない社風や職場の雰囲気についても、事前に確認しておきましょう。
STEP4:選考対策を徹底する
応募先が決まったら、書類選考・面接に向けた対策を進めます。職務経歴書は、STEP2で整理した経験をもとに、成果や役割が具体的に伝わる内容へ仕上げましょう。面接では、志望動機やこれまでの経験を一貫性のあるストーリーとして語れるように準備しておくことが大切です。
転職エージェントによる模擬面接を通じて、話し方や受け答えを客観的にチェックしてもらうことで、本番での改善点が見えやすくなります。技術面接がある場合は、想定質問への回答も事前に整理しておきましょう。
エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」では、無制限で企業ごとにあわせた模擬面接を受けられます。
STEP5:内定を貰ったらエージェントを通して条件交渉をおこなう
内定を受け取ったら、そのまま承諾する前に、給与や入社時期といった条件面の交渉を検討しましょう。自分から直接交渉するのは切り出しにくいものですが、エージェントが間に入ることで、関係を損なわずに条件を調整しやすくなります。
複数の内定を比較検討している場合も、エージェントに率直に相談することで、自分の希望に近い形で入社時期を調整してもらえる場合があります。納得のいく条件で新しいキャリアをスタートさせましょう。
SESからの転職ならテックゴー
SESエンジニアの転職では、「複数現場を経験してきたことをどう伝えればいいのか分からない」「上流工程の経験が少なく、書類選考で不利になるのではないか」といった悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。
テックゴーは、エンジニア・ITコンサル領域に特化した転職エージェントとして、SES出身者が自社開発企業やSIer、事業会社の社内SEへとキャリアを広げる転職支援を数多くおこなってきました。経験の棚卸しから職務経歴書の作成まで一貫してサポートするため、SESという働き方特有の経験の伝えにくさにも対応できます。
- エンジニア・ITコンサル領域に特化しており、上流案件の求人を多数保有している
- 平均年収アップ金額は144万円と、収入アップの実績が豊富にある
- 年収アップの成功率は86%で、交渉をすべて代行してもらえる
- アドバイザーは元エンジニア・ITコンサル出身者が多く、現場感覚に基づいたアドバイスを受けられる
- 面接対策は回数無制限で、選考通過に向けて徹底サポートしてもらえる
自分のSES経験が転職市場でどう評価されるのか、まずは客観的な意見を聞いてみることから始めてみましょう。
まとめ
この記事では、SESエンジニアが転職を考える際のおすすめ転職先5選と、SES経験が転職市場でどのように評価されるかについて解説しました。
転職が難しいと言われる背景には、経験の分散や成果の言語化しにくさといった構造的な要因があり、個人の実力不足が原因とは限りません。あわせて、転職に適したタイミングや、経験年数・年齢に応じた戦略、実際の転職活動の進め方までお伝えしました。
大切なのは、これまで積み上げてきたSESでの経験を、転職市場で評価される言葉に整理し直すことです。自分ひとりで棚卸しを進めるのが難しいと感じる場合は、客観的な視点を持つ第三者に相談することで、気づけなかった強みが見えてくるでしょう。
SESからのキャリアチェンジを考えているなら、テックゴーへの相談がおすすめです。エンジニア・ITコンサル領域に特化しており、元エンジニア出身のアドバイザーがSES経験の伝え方から求人選びまで一貫してサポートします。
よくある質問
転職を決めていなくても転職エージェントに相談できますか?
決めていない段階でも問題ありません。転職エージェントは、転職を決意した人だけが利用するものではなく、今の市場で自分がどう評価されるのかを知りたい段階の方も多く利用しています。 キャリア面談では、これまでの経験の棚卸しや、選択肢としてどのような転職先があるのかといった情報収集が中心になります。話を聞いたうえで、今回は転職しないという判断をしても問題ありません。 まずは情報を集めるつもりで、気軽に相談してみましょう。
スキルや経験が豊富だとオーバースペックで不採用になることはありますか?
経験が豊富であること自体が不利に働くケースは多くありません。ただし、応募先の求人が求める役割と、自分の経験やキャリア志向にずれがある場合は、選考で見送られることがあります。 たとえば、マネジメント経験が豊富な方が、プレイヤー中心の若手向けポジションに応募した場合などが該当します。 こうしたミスマッチを避けるには、自分の経験に見合った役割の求人を選ぶことが大切です。エージェントに相談すれば、経験やキャリア志向に合った求人を紹介してもらえるため、ミスマッチのリスクを減らせます。
SESから転職しない方がいい人の特徴はありますか?
現在の環境で十分な裁量や報酬を得られており、SESという働き方に満足している場合は、無理に転職する必要はありません。また、実務経験がまだ浅く、ひとつの案件を最後まで経験できていない段階では、転職活動よりも今の現場で経験を積むほうが優先度は高いといえます。 一方で、待遇や評価に不満を感じながらも我慢を続けている場合は、状況が改善しないまま時間だけが過ぎてしまう可能性があります。 今の環境に違和感を抱きながら働き続けていると感じるなら、一度、転職エージェントに相談し、客観的な視点を取り入れてみることをおすすめします。
