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インフラエンジニアが年収1000万円を目指すには?市場価値が高い人の特徴

2026年06月05日更新

インフラエンジニアとして働くなかで、「年収1,000万円は自分には無縁の話」と感じたことはないでしょうか。

同じインフラエンジニアでも、担当する工程や所属する企業によって年収が300〜400万円単位で変わるのは珍しくありません。スキルや経験年数が近くても、運用保守中心のポジションと設計・構築を担うポジションでは、市場での評価が大きく異なります。年収が上がらない原因は、個人の努力不足ではなく、工程・商流・環境という構造的な要因にある場合がほとんどです。

この記事では、以下の内容を解説します。

  • 年収1,000万円を達成しているインフラエンジニアに共通する特徴
  • 同じエンジニアでも年収に差がつく3つの要因
  • SRE転向・外資転職・フリーランス独立の具体的なキャリアパス
  • 年収アップに直結するスキルと資格
  • 転職で年収1,000万円を実現するための動き方

現在の年収に限界を感じているインフラエンジニアの方に、キャリアを動かすための具体的な指針をお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

目次

CONTENTS

インフラエンジニアで年収1,000万円は実現できる?

結論から言うと、インフラエンジニアで年収1,000万円は実現できます。ただし、誰でも到達できるわけではありません。担当工程・スキル・働き方の組み合わせによって、現実的な目標になる人とそうでない人が分かれます。

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、インフラエンジニアを含む「システムエンジニア(基盤システム)」の全国平均年収は889万円です。

この数字は平均値であり、運用保守中心のエンジニアでは300〜500万円台で推移するのに対し、クラウド設計・SRE・ITコンサルタントといった上流領域では800〜1,000万円超の求人が存在します。つまり、同じ「インフラエンジニア」という括りの中でも、年収格差は最大で700万円以上に広がっています。

また、jobtagのITSSレベル別データ(設計・構築)を見ると、レベル5以上では年収レンジが600〜950万円となっており、専門性を高めるほど1,000万円が射程に入ることがわかります。

年収1,000万円を目指すうえで重要なのは「インフラ全般の経験」ではなく、「市場が希少価値を認める専門性とポジション」です。

参考:厚生労働省「jobtag - システムエンジニア(基盤システム)」

年収1,000万を達成しているインフラエンジニアに共通する特徴

年収1,000万円に届いているインフラエンジニアには、いくつかの共通点があります。スキルの種類だけでなく、担当する工程や職種上の立ち位置が、年収水準を大きく左右しています。

  • 設計・構築など上流工程を主な業務として担当している
  • クラウドとオンプレミス双方の知識を実務レベルで持っている
  • 難関資格の取得によって希少価値を証明している
  • 技術力に加えてマネジメントや折衝スキルも備えている

ここでは、それぞれの特徴を詳しく解説します。

年収1,000万円に届くインフラエンジニアの多くは、設計・構築といった上流工程を主戦場にしています。

厚生労働省が公開しているITSSレベル別の給与データ(設計・構築)によると、レベル5以上では年収レンジが600〜950万円に達します。一方、運用保守が中心の業務では、スキルや経験を積んでも年収が500万円台で頭打ちになるケースが少なくありません。

差が生まれる理由は、業務の希少性と責任の重さにあります。運用保守は手順が標準化されやすく、担い手を増やしやすい業務です。対して設計・構築は、要件定義から始まりアーキテクチャの選定・設計書の作成・構築の実施と、判断を伴う工程が連続します。顧客の業務要件をインフラの構成に落とし込む力は一朝一夕では身につかず、そのぶん市場での評価が高くなります

運用保守の経験が長くても、設計工程に関わった実績がなければ年収交渉の材料が限られてしまうでしょう。そのため、上流工程への移行を意識してキャリアを歩むことが、1,000万円到達への前提条件といえます。

クラウド一辺倒でも、オンプレミス専業でも、年収1,000万円の壁を越えるのは難しくなっています。

国内企業のクラウド移行は加速していますが、大規模システムでは既存のオンプレミス環境との共存・段階的移行が前提になるケースが多くあります。こうした「ハイブリッド環境」の設計・構築を一手に担えるエンジニアは、現場での代替が効きません。クラウドの知識だけを持つエンジニアは既存インフラとの接続設計で詰まり、オンプレミスの経験しかないエンジニアはクラウドへの最適化で力を発揮できないのです。

両方を実務レベルで扱える人材は市場でも希少であり、求人票でも高い年収レンジが提示されます。とくにAWSやAzureなどのクラウド設計スキルと、物理サーバーやネットワーク機器を含むオンプレミスの構築経験を組み合わせて持つエンジニアは、年収800万円を超える求人でも採用ターゲットとして名指しで求められます。

インフラエンジニアとしてのキャリアをオンプレミスからスタートした方にとっては、この経験がむしろ強みになります。クラウドの知識を加えることで、市場価値が一段階上がります。

スキルがあっても、それを客観的に示す手段がなければ転職市場での評価につなげにくくなります。年収1,000万円前後の求人で求められる資格は、取得者数が少ない難関資格に集中しています。

代表的なのはAWS認定資格や情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリスト、CKAといった資格です。これらは取得に数百時間の学習と実務経験が必要で、合格率が15〜20%前後のものもあります。

資格が年収に与える影響は、資格手当という直接的な形だけではありません。転職活動における書類選考の通過率や、年収交渉での根拠、社内での昇格評価など、複数の場面で積み上がっていきます。企業によっては高度資格の取得者に月額3万円程度の資格手当を支給するケースもあり、年間36万円の収入増に直結することもあります。

資格がキャリアに与える影響については、次の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

AWS認定資格は転職で有利になる?資格の種類・難易度とあわせて取得順や勉強法についても解説

AWS認定資格は転職で有利になる?資格の種類・難易度とあわせて取得順や勉強法についても解説

純粋な技術力だけで年収1,000万円に達するルートは存在しますが、到達できる人数は限られます(いわゆる「つよつよエンジニア」)。より再現性が高いのは、技術力にマネジメントや顧客折衝のスキルを組み合わせるルートです。

大規模インフラ案件では、複数のエンジニアを束ねるプロジェクト管理や、顧客の経営層・事業部門と技術的な要件をすり合わせるコミュニケーションが欠かせません。これをこなせるエンジニアは、単なる技術者ではなくプロジェクトの推進力として評価されます。

厚生労働省のデータでも、システムエンジニアの職務には「顧客の業務に合わせたITコンサルティングをおこなう」というタスクが実施率86.7%で含まれており、技術力と折衝力は切り離せない関係です。

技術と人をつなぐ役割を担えるようになると、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーといった職種へのキャリアチェンジも視野に入ります。これらの職種では、年収800〜1,000万円超の求人が一定数存在します。

プロジェクトマネージャー(PM)の求人情報

【DX本部】 システムソリューション部 社内SE(プロジェクトリーダー~マネージャー)

想定年収

500~700万円

勤務地

東京都渋谷区

業務内容

自社システムの開発・運用・保守およびIT資産の管理運用全般 (会社が定めた業務に変更する場合がある) 【ミッション】 ・組織横断的なIT活用でビジネスに貢献する ・利便性及び信頼性のある機能を具現化しCX・EXを最大化 ・安定的な本部・店舗のシステム・インフラ・ネットワーク運営 ・情報セキュリティ・個人情報保護対策 【主要業務】 ・基幹系システム改善・改修対応(社内要件整理・ベンダー折衝・マネジメント等) ・基幹系システム保守運用 ・新規システム導入企画及び社内提案、導入・運用 ・各種プロジェクト参画 ・ユーザー部門との要件ヒアリング・業務改善提案 ・IT戦略・システムロードマップの策定支援 ・情報セキュリティ・個人情報保護対策 その他、付帯業務 ・出退店移転、催事、店舗DX対応 ・社内ヘルプデスク対応 ・OA機器更改/保守 ・Office365アカウント/ライセンス管理 ・その他システムのアカウント/ライセンス管理 ・備品調達/管理 ・社内ユーザからの問い合わせ対応 ・社内DX(業務整理及び自動化) ・ネットワーク改善/監視/保守 ・SSL証明書/DNS/ドメイン管理 ・クラウド環境/サービス管理 ・各主要システムのログ監視/トラブルシューティング ・ITガバナンス対応(監査・コンプライアンス・規程整備) ・マニュアル整備・社内教育(ITリテラシー・セキュリティ研修等) ・バックアップ/DR(Disaster Recovery)対応 ・資産管理/ライフサイクル管理の仕組み化 【使用ソフトウェア・サービス】 ●OS Windows 11、Windows Server 2016/2019、MacOS、iOS、iPadOS、Android、Linux(他独自OSあり) ●インフラ ・ネットワーク(Cisco Meraki、AnyConnect、YAMAHA、OpenMesh、Softbank、NTT等) ・Azure(Azure Active Directory、VM、仮想ネットワーク、ネットワークセキュリティグループ、ExpressRoute等) ●その他サービス Office365、HENNGE、LINE WORKS、Cybereason、SKYSEA、kintone、Backlog、Slack、Adobe等

【セクター第1本部】データエンジニア組織を牽引するグループ長募集|10名規模組織の責任者候補

想定年収

800~1,000万円

勤務地

東京都品川区

業務内容

データプラットフォーム構築を担うエンジニア組織のマネージャーとして、プロジェクト推進およびチームマネジメントを担当いただきます。 ●業務詳細 ・プロジェクトマネジメント ・顧客との要件定義、技術的折衝 ・プロジェクト計画の策定、推進 ・品質管理、課題管理 ・複数案件の進捗管理 ・組織マネジメント ・チームメンバー(5~10名程度)の育成、評価 ・キャリア支援、1on1実施 ・アサイン調整 ・組織課題の改善 ・技術推進 ・Snowflake、Microsoft Fabric、Denodoなどの活用推進 ・データ基盤構築に関する技術レビュー ・プロジェクト標準化・品質向上施策の推進 【将来的なキャリアアップ】 将来的にはグループ長や部門責任者など、より大きな組織運営にチャレンジできる環境があります。

【BU4】Webアプリ/PL候補~PM・テックリード※生成AI活用

想定年収

550~1,200万円

勤務地

-

業務内容

◆仕事内容 「Webアプリケーションの要件定義から技術選定・設計・実装・運用までのプライム案件を想定しております ・クライアントとの要件ヒアリング ・技術選定・アーキテクチャ設計 ・プロジェクト管理、顧客折衝 ・バックエンド設計・開発(モダンなアーキテクト・フレームワークを適用) ・生成AIも活用した開発効率化 ・チームメンバーとのコードレビューや育成 等 ◆開発環境・技術スタック(例) ・言語:Java,React,Vue.js ・インフラ:AWS, Azure,Docker, ・CI/CD:GitHub Actions, CircleCI ※その他:生成AIを議事録作成や研究会 ● 主な業務概要(共通) ・流通・EC・人事(HR)・サプライチェーン領域などのWebシステム開発に参画 ・モダンな技術×AIを活用した開発 ・要件定義~設計~実装~テスト~リリースまでの一貫した開発プロセスを担当 ・新規プロジェクトの立ち上げフェーズに参画し、設計・実装のリードやプロジェクト推進を担当 ・案件によっては自社内開発やエンドユーザーと直接関わりながら、業務理解を深めたシステム構築が可能 ・部内で立ち上げた「生成AI研究会」やAI活用施策(議事録生成など)を通じて、生成AIを実務に取り込む取り組みも推進 =================================== ●役割別の業務内容イメージ ▼ メンバー/リーダー候補 ・実装を中心に、フロントエンド・バックエンドのWeb開発に従事 ・要件定義~リリースまで一貫して担当 ・メンバーの育成やリーダー補佐 ▼ プロジェクトリーダー(PL) ・数名~10名程度のチームを取りまとめ、タスク・進行・品質管理・社員育成を実施 ・PMの補佐役として、顧客調整やプロジェクト推進も担当 ▼ プロジェクトマネージャー(PM) ・15~30名程度のプロジェクトチームのQCD(品質・コスト・納期)と収益性を責任範囲として担当 ・顧客との契約・調整、リスクマネジメント、予算管理まで幅広くカバー ▼ テックリード ・高度な技術力と専門性を活かし、技術面からプロジェクトを牽引 ・コードレビュー・標準化・技術教育などを通じ、開発品質と組織全体のスキル向上を牽引 統括プロジェクトマネージャー(SPM) ・30名以上のマネジメント業務 ・複数案件を横断的にマネジメント ・案件受注・組織マネジメントなどを担当 =================================== 【配属部門について】 今回募集する部門は、人間関係の良さが働きやすさに直結しているのが大きな特長です。 流通業界を中心に、EC・HR(人事)領域などのエンドユーザーと直接関われるプロジェクトから、サプライチェーン領域まで幅広く手がけています。 安定した経営基盤がある環境で新しい挑戦をしながらスキルアップを目指している仲間が沢山在籍しております。 【働く環境】 <部内の雰囲気> ・チーム単位では1on1や朝会・夕会を実施し、立場に関係なく意見交換ができる体制 ・部全体では月1回の部会を実施。経営方針共有やグループディスカッションに加え、懇親会など交流機会もあり、風通しの良い雰囲気 ・チーム規模:平均5~7名。PLがメンバーをしっかりフォローする体制 <部署の特徴> ・組織マネジメントに力を入れ、マネージャー陣がメンバーを直接支援 ・エンゲージメントサーベイの結果が全社でも高水準 ・多様なキャリアパス:バックエンドエンジニアからPL・PMへステップアップしたメンバー多数

【BU2】ネットワークエンジニア(メンバー~PM)

想定年収

500~1,500万円

勤務地

-

業務内容

【Business Unit2について】 Business Unit2は200名超の組織で、製造業・官公庁を中心に、アプリケーション開発からインフラ構築まで幅広いサービスを提供しています。 独立系SIerとしての強みを活かし、お客様の課題や要望に応じて最適なソリューションを提案しています。 また、プライム案件に加え、お客様と密接に協働する1.5次請け案件も多く、要件定義や提案フェーズから参画するプロジェクトも多数あります。 部門内にはアプリケーションエンジニア・インフラエンジニアの双方が在籍しており、システム全体を見渡しながら技術的な視野を広げられる環境です。 【業務内容】 ネットワークの設計・構築業務を中心に、ご経験やご志向に応じて上流工程やプロジェクト推進もお任せします。 ●主な業務 ・ネットワーク要件定義 ・基本設計・詳細設計 ・ネットワーク構築・導入 ・検証・テスト ・移行計画策定・移行対応 ・プロジェクトリーダー/プロジェクトマネージャー業務 ●プロジェクト例 ・金融系大規模基幹ネットワーク対応 ・ネットワークセキュリティ対応 ・セキュリティ脆弱性対応 ・クラウド移行・ハイブリッドネットワークの構築 ●主な技術環境 ・Cisco ・Juniper ・FortiGate ・F5 など

【VSL】CAIO候補兼プロジェクトリーダー

想定年収

500~700万円

勤務地

東京都中央区

業務内容

求人概要 証券・FX関連の金融システム開発における PM / PL として、要件定義から進捗管理、チームマネジメントまで一貫して担当していただきます。直請け案件が中心で、顧客との折衝を含む上流工程から深く関わり、裁量を持ってプロジェクトを推進できます。 加えて、自社プロダクトの開発体制を「AI駆動開発」へと進化させる旗振り役として、生成AI活用の戦略設計から開発プロセスの刷新までをリードしていただきます。現場の開発力向上に直接インパクトを与えられるポジションです。 まずは社内で実際に体制構築へ従事しているメンバーとともにプロセスの刷新をリードしていただきつつ、 ゆくゆくは事業責任者やCAIOなどを目指していただきたいポジションです。 1.金融システム開発におけるPM / PL業務(従来業務) ・FX・株式などの取引システム、投資情報ツール開発におけるプロジェクト管理 ・要件定義/設計/開発/テスト/運用保守までのマネジメント全般 ・顧客折衝、進捗・品質管理 ・若手メンバーの指導・育成 ・案件によってはプレイングマネージャーとして設計・テストなどに実務参加 2.自社プロダクト開発の「AI駆動開発」推進リーダー(追加領域) 生成AIを活用した開発体制への転換を、技術面・プロセス面の双方から牽引していただきます。 いきなりすべてをお任せをすることはなく、社内の主要メンバーとともにリードしていただきます。 ・AI駆動開発の戦略設計 ‐自社プロダクトにおけるAI活用領域の選定 ‐PoC 企画・技術検証の推進 ‐開発フローへの LLM / 自動生成ツールの具体的な組み込み ・AI活用を前提とした開発プロセス刷新 ‐要件定義・設計・実装・テストの各工程におけるAI活用基準やベストプラクティスの整備 ‐AI によるコード生成・仕様補完・テスト自動化の導入と品質基準の策定 ‐「人 × AI」で最大効率を出すためのワークフロー設計 ・チームのAIリテラシー向上の推進 ‐メンバー向けの勉強会・ハンズオン企画 ‐ガイドライン・運用ルールの整備 ‐プロダクト横断でのAI活用文化の醸成 ●案件例 ・SBIFXトレード、GMO外貨など大手金融機関のFX・株式取引システム開発のリード ・高機能チャート分析ツールの新規導入PJ ・顧客向け通知・レポート配信機能の要件定義と構築 ●取引先 SBI証券グループ企業、岡三証券、GMOフィナンシャルホールディングス、他多数 ●入社後の流れ(キャリアパス) ・現行PJのサブリーダーまたはリーダーとして参画 ・顧客対応とチームマネジメントを並行しながら慣れていただきながら、ゆくゆくはPMをお任せしていく想定です。 ・将来的には、事業責任者候補としてのステップアップも可能です

同じインフラエンジニアでも年収に差がつく要因

スキルや経験年数が近くても、年収に大きな開きが出るケースがあります。

次のように、担当工程・企業の商流ポジション・雇用形態という3つの要因が、年収の上限を構造的に規定しているからです。

  • 担当工程(運用保守か設計構築か)が年収のベースを大きく左右する
  • 企業の商流ポジション(一次請けか多重下請けか)が収入の上限を決める
  • 雇用形態(正社員かフリーランスか)によって年収の伸び方が変わる

自分の年収が上がらない原因がどこにあるか、照らし合わせながら読み進めてください。

インフラエンジニアの年収格差を生む要因として、もっとも影響が大きいのが担当工程です。

厚生労働省のITSSレベル別データ(設計・構築)では、レベル1〜2で年収レンジが420〜620万円であるのに対し、レベル5以上では600〜950万円に達します。一方、運用保守中心のポジションでは、経験を重ねても年収が400〜500万円台で停滞する傾向があります。

この差が生まれる背景には、業務が代替できるかどうかにあります。運用保守は手順書やマニュアルが整備されやすく、未経験者や経験の浅いエンジニアでも対応できる業務の割合が高くなります。企業側から見れば、採用コストを抑えやすいポジションです。

対して設計・構築は、要件定義から始まりアーキテクチャの選定・設計書作成・構築の実施と、一貫した判断力が求められます。代替が難しいぶん、市場での評価が高くなります

このように、運用保守の経験が長いエンジニアがキャリアアップの停滞に直面する理由のひとつは、現在の担当工程にあります。同じ職場で年数を重ねるだけでは、担当工程が上流にシフトするとは限りません。設計・構築への移行を意識して、意図的にキャリアを動かす必要があります。

担当工程と並んで年収に直結するのが、所属企業の商流上のポジションです。

一次請け企業(大手SIer・コンサルファーム・事業会社のIT部門など)では、エンジニアがエンドクライアントと直接やり取りをしながら設計・構築を担います。案件の利益率が高く、エンジニアに還元される報酬水準も相対的に高くなります。年収800万〜1,000万円超の求人はこの層に集中しています。

一方、多重下請け構造の末端に位置する企業では、案件ごとにマージンが積み重なって差し引かれるため、エンジニアの技術力に見合った報酬が支払われにくくなります。設計・構築に関わる業務を担っていても、商流の位置によって年収の上限が200〜300万円単位で変わることがあります。

転職先を検討するうえで、企業の技術力や福利厚生だけでなく、その企業がエンドクライアントからどの位置にいるかを確認することが重要です。一次請けに近いポジションほど、年収アップの余地が大きくなります。

正社員とフリーランスでは、年収の伸び方の構造が異なります。

正社員の場合、年収は企業の給与テーブルや昇格制度に依存します。大手SIerやコンサルファームでは年収1,000万円超のポジションが存在しますが、そこに到達するには社内評価の積み重ねや職位の昇格が前提になります。安定性と引き換えに、年収の上昇スピードは緩やかになりやすい構造です。

フリーランスの場合、スキルと案件単価が直結します。フリーランス向け案件情報サイトの集計(2025年4月)によると、フリーランスのインフラエンジニアの月額平均単価は71.0万円です。経験5年を超えると月額80〜100万円の案件が現実的な選択肢になり、年間10ヶ月稼働を前提にすると年収800〜1,000万円の水準に到達します。

ただし、フリーランスは収入の安定性・社会保険・退職金といった正社員の保障がありません。独立を検討するなら、設計・構築の実務経験が3年以上あり、オンプレミスとクラウドを横断した実績を持つ段階が最低ラインです。スキルが整っていない状態で独立しても、高単価案件には手が届きません。

参考:Workship MAGAZINE「インフラエンジニアの年収はいくら?今すぐできるキャリア戦略ガイド

年収1,000万を実現するための具体的なキャリアパス

年収1,000万円に到達するには、現在のポジションから動く必要があります。

インフラエンジニアの経験を活かせる現実的なルートは、大きく次の3つに分かれます。

ルート求められるもの向いている人
上流ルート(SRE・ITコンサル)IaC・信頼性設計・課題解決力技術を軸に職種を広げたい人
転職ルート(外資・大手SIer・コンサル)設計・構築の実務経験職種を変えず報酬水準を上げたい人
独立ルート(フリーランス)実務3年以上・クラウド設計力単価を直接受け取りたい人

それぞれ求められるスキルや向いている人が異なります。自分の強みに近いルートから検討してみてください。

インフラの実務経験を土台に、より上流の職種へ移るルートです。

SRE(Site Reliability Engineer)は、システムの信頼性をプログラミングやインフラ自動化によって担保する職種です。エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」の集計によると、2026年時点のSREの平均年収はおよそ約864万円とされ、ITエンジニア全体の平均を大きく上回ります。

また、この平均年収にはポテンシャル採用〜マネージャー・テックリードまで幅広いレンジが混在しているため、シニア以上(テックリード・マネージャー職)に絞ると950万円超が目安のラインになります。

ITコンサルタントは、顧客の経営課題をIT技術で解決する職種です。インフラの知識を持つコンサルタントは、システム基盤の刷新やクラウド移行といった案件で強みを発揮します。技術の裏付けがある提案は説得力を持ち、年収1,000万円超のポジションも視野に入ります。

どちらのルートも、技術力に加えて「課題を構造的に捉えて解決策を組み立てる力」が問われます。運用保守で培った現場感覚は、信頼性設計や移行提案の場面で武器になります。

SREの仕事については、次の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

SREエンジニアとは|仕事内容・求められるスキル・将来性を徹底解説

SREエンジニアとは|仕事内容・求められるスキル・将来性を徹底解説

SREエンジニアの求人情報

【DX本部】システムソリューション部 インフラエンジニア

想定年収

495~900万円

勤務地

東京都渋谷区

業務内容

商品、在庫、顧客を統合するデジタルプラットフォームの構築全般 (会社が定めた業務に変更する場合がある) 【このポジションのサマリ】 ・FREAK'S STORE を運営するデイトナ・インターナショナルで、商品・在庫・顧客を統合するデジタルプラットフォームのクラウド基盤を、構築から運用・監視まで一貫して担うポジションです。 ・AWS CDK / Terraform(TypeScript)によるIaC、Observability as Code、AIOpsを活用した運用自動化、SREの推進が主要テーマです。手作業の運用を仕組みに置き換えていく裁量があります。 ・Claude Code・Cursor・ChatGPT・Devin・AWS Bedrock を全員が有料プランで利用でき、生成AIを前提とした構築・運用に会社として投資しています。 【ミッション】 会社のコアとなる商品、在庫、顧客の各システムの立ち上げ・継続的な成長をさせる 【仕事内容】 ・自社EC並びにデジタルプラットフォーム、周辺システムの構築・運用・監視 ・生成AIを活用した会社全体の生産性の向上 ・新技術の積極的な検証 ・情報セキュリティや不正アクセスの対策 ・SREの推進 ・IaCによるインフラ管理 ・AIOpsを活用した運用自動化の推進 (会社が定めた業務に変更する場合がある) 【開発手法】 ・Infrastructure as Code(IaC)、Observability as Code(OaC)によるインフラ設計・構築 ・ペアプロ、モブプロによる設計・構築 ・コードレビューによる品質担保 【開発環境】 ●使用言語・フレームワーク ・AWS CDK(TypeScript) ・Terraform(TypeScript) ●OS ・Amazon Linux ・Redhat Enterprise ・Windows Server ●ミドルウェア ・Nginx ・Docker ●クラウド ・AWS(WAF、SES、Lattice、ELB、S3、EC2、RDS、Lambda、CloudFront、ECS(Fargate)、StepFunctions、EventBridge、inspector、Control Tower、Route53他) ●支援ツール ・コード管理: GitHub ・IDE: VSCode、Cursor、その他(個人の好みに合わせて選択可能) ・生成AI: ChatGPT Team Plan、Claude Code、Devin、OpenAI API、AWS Bedrock、Genspark ・CI/CD: GitHub Actions、AWS CodePipeline ・課題管理: GitHub issues、Backlog ・コミュニケーション: Slack ・ドキュメント管理: OpenAPI、SchemaSpy ・オブザーバビリティ: New Relic、Sentry ・インシデント管理ツール:PagerDuty 【その他開発環境】 ・ハイエンドモデルのノートPCを支給(Mac/Windows) ・モニタ2枚支給 ・Claude Code、Cursor有料プラン利用可能 ・ChatGPT有料プラン利用可能 ・メンター制度

データ分析基盤Opsエンジニア

想定年収

500~800万円

勤務地

東京都目黒区

業務内容

クラウド技術とデータエンジニアリングを軸に開発されたデータ分析基盤を安定稼働させるだけでなく、“より良い状態”へと進化させていく運用のプロフェッショナルとして活躍いただくポジションです。 昨今、DevOps、DataOps、LLMOpsなど、あらゆる分野でOpsが再評価されています。私たちも「Opsがサービス価値の根幹を支える」と考え、データの流れを止めない守りと、お客様の事業成長を支える将来に繋げる攻めのOps体制を追求しています。 業務詳細 データパイプライン(ETL/ELT)のジョブ監視、エラー対応および再実行判断、ジョブ改善 複数ジョブを統括するワークフローのスケジューリング管理(AirFlowなど) クラウド環境のリソース管理、運用改善(パフォーマンス、コスト最適化など) モニタリングツールを用いたリソース監視、アラート対応(影響範囲の特定、初期対応など) チケットベースでのタスク対応(Backlogなど) ドキュメント整備(構成図、運用手順、ナレッジなど) プロジェクト事例 大手コンビニサプライチェーンの基盤システム構築 プロスポーツ団体向け顧客分析データ基盤構築 技術スタック 言語:Python、SQL DWH:Snowflake、BigQuery データ基盤:Databricks BIツール:Tableau、PowerBI、DOMO クラウド:AWS、GCP、Azure ETL/ELTツール: dbt、Fivetran、trocco IaCツール:Terraform ...など

DHK:インフラ/SREエンジニア

想定年収

800~1,500万円

勤務地

-

業務内容

DHK(電話放送局)事業と本ポジションの位置づけ 「電話放送局(DHK)」は、長年コールセンター/電話業務の領域でサービスを提供してきた実績のある事業です。GVグループにジョイン以降はAI Agent「DHK CANVAS」をリリースし、コールセンター向け音声AI Agentとしての価値提供を広げています。 一方で、電話放送局時代から続くサービスも変わらず継続・稼働しており、現在も多くの顧客に使われ続けています。こうした経緯から、DHKのサービス群は現在オンプレ環境とクラウド環境の両方で稼働しています。 本ポジションが担当するオンプレ環境で稼働しているサービスは、まさにこの長年続いてきた事業の土台にあたります。安定運用があってこそ、DHK CANVASのようなAI Agentによる新しい価値提供も広がっていく——本ポジションは、この両輪を支える重要な役割です。 所属:株式会社GROWTH VERSE Technology部。同部からDHK(電話放送局)へ出向し、DHKサービス開発課・GVのDHKチームと協働する体制で稼働します。 レポートライン:VP of Technology(Technology部を統括)直下。 雇用形態の位置づけ:GROWTH VERSE正社員としての採用・雇用契約です。所属はGROWTH VERSE Technology部で、DHKへの出向という形でDHKの基盤運用に従事します。 主な業務内容 DHKのサービス群はオンプレ環境とクラウド環境が混在しており、本ポジションが担当するのはオンプレ環境で稼働しているサービスの運用・監視・改善です。 オンプレサーバー基盤の運用監視:データセンターに構築されたオンプレサーバーの日常監視・ヘルスチェック・キャパシティ管理 障害対応:一次切り分け、復旧対応、恒久対策の検討・実装 保守・メンテナンス:定期メンテナンス、パッチ適用、機器更改対応(通信交換機・PBX等、音声基盤特有の専用機器に触れる可能性があります) 運用自動化・トイル削減:Python・Goを用いた運用スクリプト・ツールの開発による定型作業の自動化 属人化解消のための体制構築:運用手順・障害対応ノウハウのドキュメント化、引き継ぎ体制の整備 (将来的な発展領域):基盤の安定運用を土台に、クラウド活用や基盤刷新の検討に関わる可能性があります 技術・環境 インフラ オンプレミスインフラ(データセンター基盤) 言語 Python Go(主に運用自動化・ツール開発) その他 音声基盤特有の専用機器(通信交換機・PBX等)を含む場合あり ※DHKの技術基盤はオンプレ環境とクラウド環境が混在しており、本ポジションが担当するのはオンプレ環境で稼働しているサービスです。実際の技術構成・業務範囲は基盤の状況により変動します。 キャリアパス GVのエンジニア像は、技術領域別の分業(フロントエンド/バックエンド/SRE/QA等)から、技術領域を超えて「フルサイクル(要件定義から運用まで一気通貫)+AI Agentのマネジメント」へと変化している過渡期にあります。 GVは入社時の職種・専門性を"入口"として尊重しつつ、育成・リスキリングを積極支援します(書籍・カンファレンス・社内勉強会・ローテーション等)。 短期的な成長の方向性: オンプレ基盤運用のプロフェッショナルとして、属人化のない安定運用体制を確立します。 中長期的な成長の方向性: オンプレ基盤の知見を土台に、クラウド活用・基盤刷新のリード、あるいは技術領域を横断するフルサイクル能力の獲得へと成長の方向性が広がっています。

CRE / アカウントサポート〈マネジャー候補〉

想定年収

800~1,200万円

勤務地

東京都中央区

業務内容

<<業務内容>> アカウントサポートチームを率い、顧客のIT・セキュリティ担当とも技術的に渡り合いながら、サポート・運用基盤そのものを設計・構築し、全ユーザーの問い合わせ・システム対応を統括すること。 下記はその主要な手段の例です。 ●顧客のシステム・セキュリティ対応(プレイヤーとして) ・顧客のIT・セキュリティ担当との技術折衝(要件説明・基準見直しの提案) ・商談・チャーン阻止・アップセルの局面での技術的な説明・支援 ・不具合・インシデント発生時の対応統括と再発防止の仕組み化 ●サポート・運用基盤の構築(エンジニアリング・マネジメントとして) ・サポート/運用に必要な機能・基盤の要件定義と、エンジニア(SRE等)を動かした実現 ・導入支援・利活用・システム作業・問い合わせ対応の巻き取りとオペレーション化 ・定型化された運用ではカバーできない領域の運用設計・自動化 ●問い合わせ対応の設計・運営・品質管理 ・対顧客/対社内の問い合わせ対応(導入フェーズ・利活用フェーズ問わず) ・一次対応〜エスカレーションのフロー設計、SLA・品質基準の整備 ●ヘルプセンター/情報発信・セルフオンボーディング ・ヘルプサイト運営(ヘルプ記事作成・メンテナンス) ・顧客説明資料の拡充やリリースノート配信 ・ユーザーが自走できるよう、セルフオンボーディング実現に向けた仕組み化 ●チームのマネジメント ・メンバー(5名規模、エンジニアを含む想定)のマネジメント・育成、目標設定・進捗管理 ・サポート関連指標(問い合わせ件数・解決時間・自己解決率等)の可視化・改善 ※職種の変更範囲:会社の定める業務 <<業務のリアル>> ●対応対象 導入フェーズ/利活用フェーズの双方の全ユーザー(対顧客・対社内) ●導入企業の企業規模 売上高1,000億円以上のエンタープライズ企業が中心です ●チーム規 約5名のチームで、アカウントマネジメント部の一チームとして運営します ●問い合わせの規模感 月100件超の問い合わせを受け、内容はエラー調査から作業依頼まで多岐にわたります 迅速な対応に対して、お客様から感謝の声をいただくことも増えています ●ヘルプセンターの広がり 記事の閲覧数・検索数はいずれも前月比で大きく伸びています 検索キーワードを起点に「次に作るべき記事」を逆算し、コンテンツを磨いています ●リリースノートの段取り ヘルプ記事・告知メール・関連設定のタイミングを部門横断で調整します 新機能リリースのたびに、ユーザーへ正確に情報を届けます ●技術・インシデント対応 不具合・システム障害・セキュリティ照会など、技術的な調査対応が日常的に発生します エンジニア・SRE・プロダクト側と連携し、必要なら自分たちで機能をつくります ●顧客の最前線 商談・チャーン阻止・アップセルの局面で、IT・セキュリティ担当と技術的に折衝します ●AIを実務に組み込む 一次調査や記事・レポート作成など、ClaudeをはじめとするAIを日常的に活用しています セキュリティチェックへの回答対応にも活用しています ●チームが目指す方向 「同じトラブルを二度起こさない」仕組みと、ユーザーが自走できる状態をつくります インシデントや技術照会にも一次対応できる、サービスの"運用インフラ"を担います <<業務で使用するツール>> ・Zendesk:顧客からの問い合わせ対応 ・Slack:社内コミュニケーション ・Gmail:主に顧客とのコミュニケーション ・Google スライド:顧客提示用・ヘルプ用の資料作成 ・Google スプレッドシート:データ集計・計数管理 ・Backlog:導入プロジェクト等のタスク管理 ・Salesforce:顧客のアップセル・チャーン等の管理 ・Sansan:顧客の連絡先登録・確認 ※その他、日常的にClaudeやGeminiなどのAIツールを活用しています。 <<組織について>> アカウントサポートチームの部署内での位置づけ アカウントマネジメント部は、オンボーディングから利活用まで一気通貫で支援します。 アカウントサポートチーム(2026年7月より改称。旧称:CSO/Customer Support Operation)は、その全ユーザーの問い合わせ対応・サポート基盤を担う約5名のチームです。 本ポジションは、このチームを牽引するマネジャー候補です。 <<受入後のキャッチアップイメージ>> ●前提となる働き方 コアタイム無しのフルフレックスで、リモートと出社のハイブリッドワークです。 出社は月5日以上となります。 ●組織オンボーディング(全職種共通) MNTSQはバリューとして「自由と責任の文化」を掲げています。 バリューの理解を深めながら、MNTSQでどう力を発揮するか、全社を挙げてフォローします。 期間中はメンターが付きます(約3か月)。 ●業務オンボーディング(部独自) ドメイン理解・プロダクト理解・サポート業務とオペレーションの把握を進めた上で、チームマネジメントへ徐々に移行いただきます。 <<入社後のキャリア>> ●制度面 人事制度上、SpecialistコースとManagerコースに分かれます Managerコースは、部長やチームマネジャーはもちろん、経営陣の一角を目指す形となります ●実態面 前提:MNTSQのこのポジションは、組織・期待役割ともに今後も変化する可能性があります 今後:各人に求められる役割は短いスパンで変わる可能性があり、新たな職種や期待役割が生まれる可能性もあります

ソフトウェアエンジニア (Infra/DevOps)

想定年収

500~1,050万円

勤務地

東京都港区

業務内容

LiNKXのFintech分野におけるソフトウェアエンジニアとして、下記業務をご担当頂きます: ・製品開発をサポートし、最新のソフトウェアソリューションを実装する ・スケーラブルなシステム、データベース、アプリケーションの開発と管理 ・クリーンで保守性の高いコードの作成、高水準のAPIの作成 ・ソフトウェアのテスト、トラブルシューティング、デバッグ、アップグレードによるパフォーマンスの最適化 ・セキュリティとデータ保護におけるベストプラクティスの適用 ・技術文書の作成と管理 ※インフラメインではありますが、一部DevOps業務も含まれます。 ●プロジェクト例 1.サードパーティーに向けた金融機能の公開APIの開発 ・Frontend: TypeScript/Angular/Ionic ・Backend: Go, Kotlin/Spring ・認証認可: OAuth 2.0/OpenID Connect/FAPI(Financial-grade API) 2.小売業のキャッシュレス促進/加盟店手数料の仕組みを変えるインハウス決済システムの企画/開発 ・Backend: Go, Java ・Infrastructure: GCP, マイクロサービス, GKEなどのKubernetesを前提にしたサービス 3.大手金融機関のオンライン完結型金融サービスの新規開発 ・Frontend TypeScript/Vue.js ・Backend: C#/.Net Core, ASP.NET ・認証認可: OAuth 2.0 4.勘定系システムのモダナイズ ・Backend: Java/Kotlin Spring ・Infrastructure Azure/GCPマルチクラウド

職種を大きく変えずに、より報酬水準の高い企業へ移るルートです。

外資系IT企業は、同じ職種・同じスキルでも国内大手より年収が高く設定される傾向があります。インフラエンジニアやクラウドアーキテクトのポジションで、国内企業より200〜300万円高い年収が提示されるケースもめずらしくありません。実力主義の評価体系で、成果がそのまま報酬に反映されやすい点も特徴です。

大手SIerやコンサルファームは、一次請けとして大規模案件を直接受注するため、エンジニアに還元される報酬が高くなります。商流の上流に位置する企業へ移ること自体が、年収アップの近道です。設計・構築の実務経験があれば、こうした企業の中途採用ターゲットになります。

このルートで重要なのは、転職のタイミングと企業選びです。年収交渉の余地が大きい求人を見極め、自分の実績を適切に評価してくれる企業を選ぶことが、年収を引き上げる決め手になります。

大手SIerへの転職については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

大手SIerとは?企業例とその年収、キャリアパスや転職するためのポイントについて解説

大手SIerとは?企業例とその年収、キャリアパスや転職するためのポイントについて解説

正社員の枠を出て、案件単価を直接受け取るルートです。

フリーランスのインフラエンジニアは、月額平均単価が74.8万円(2026年6月時点)とされています。クラウド設計やSREの専門性を持つエンジニアであれば、月額80〜120万円の案件も現実的な範囲です。年間10ヶ月稼働すると年収1,000万円を超える計算になり、正社員時代より大幅な収入アップを実現する人もいます。

ただし、独立には前提条件があります。インフラエンジニアとして最低3年の実務経験を積み、設計・構築・運用保守を一通り経験していることが目安です。とくにAWSやAzureのクラウド設計スキルがあると、高単価案件を獲得しやすくなります。

また、収入の安定性や社会保険の手当が正社員と異なる点には注意が必要です。案件が途切れるリスクや、確定申告・税金の管理といった負担も発生します。独立を急がず、まずは副業から実績を積み、市場で通用する手応えを確かめてから踏み切る判断が堅実です。

参考:フリーランススタート「インフラエンジニアのフリーランス案件・求人

年収を大きく引き上げるスキルと技術領域

インフラエンジニアの年収は、扱える技術領域の希少性によって大きく変わります。とくに需要が高く、年収アップに直結しやすい領域は次の4つです。

  • AWSやAzure・GCPのクラウド設計・構築スキル
  • SRE・DevOpsの自動化と信頼性設計のスキル
  • セキュリティ(ゼロトラスト・CSPM)の専門知識
  • オンプレとクラウドを横断する「ハイブリッドインフラ」への対応力

いずれも習得に時間がかかる領域ですが、そのぶん市場での代替が効きにくく、高年収求人での評価につながります。

クラウドエンジニアの需要はとどまるところを知りません。国内企業のクラウド移行が加速するなか、設計・構築を担えるエンジニアの不足は深刻な状況が続いています。

なかでも評価が高いのは、単一のクラウドサービスを使いこなすだけでなく、要件に応じてAWS・Azure・GCPを使い分けられる設計力です。構築の実務経験と組み合わせることで、高年収のオファーを提示してもらいやすくなります。またIaC(Infrastructure as Code)ツールであるTerraformやAnsibleを使った自動化スキルは、クラウド設計の文脈でセットで求められる場面が増えています。

習得の順序としては、まずAWSのソリューションアーキテクト資格(アソシエイトレベル)を取得して基礎を固め、実務で設計・構築の経験を積みながらProfessionalレベルやAzureの資格に広げていく流れが現実的です。

クラウドエンジニアのキャリアについては、次の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

クラウドエンジニアとは? 主な仕事内容や必要なスキル、将来性、年収

クラウドエンジニアとは? 主な仕事内容や必要なスキル、将来性、年収

SREとDevOpsは、インフラエンジニアが年収1,000万円に近づくうえでもっとも有力な技術領域のひとつです。

SREの核心にあるのは、運用作業を手作業でこなすのではなく、コードで自動化して信頼性を維持するという発想です。SLI(サービスレベル指標)やSLO(サービスレベル目標)を設計し、障害発生時の影響を最小化するアーキテクチャを組める人材は、国内でもまだ希少です。

フリーランスのSRE案件では月額平均単価が90.3万円(2026年6月時点)に達しており、経験5年以上であれば月額100万円超の案件も現実的な選択肢になっています。

DevOpsの文脈では、CI/CDパイプラインの構築やコンテナ環境(Docker・Kubernetes)の運用経験が評価されます。インフラエンジニアとしての設計力と組み合わせることで、開発と運用の橋渡し役として高い市場価値を持てます。

参考:フリーランススタート「SREのフリーランス案件・求人

SREエンジニアの求人情報

【DX本部】システムソリューション部 インフラエンジニア

想定年収

495~900万円

勤務地

東京都渋谷区

業務内容

商品、在庫、顧客を統合するデジタルプラットフォームの構築全般 (会社が定めた業務に変更する場合がある) 【このポジションのサマリ】 ・FREAK'S STORE を運営するデイトナ・インターナショナルで、商品・在庫・顧客を統合するデジタルプラットフォームのクラウド基盤を、構築から運用・監視まで一貫して担うポジションです。 ・AWS CDK / Terraform(TypeScript)によるIaC、Observability as Code、AIOpsを活用した運用自動化、SREの推進が主要テーマです。手作業の運用を仕組みに置き換えていく裁量があります。 ・Claude Code・Cursor・ChatGPT・Devin・AWS Bedrock を全員が有料プランで利用でき、生成AIを前提とした構築・運用に会社として投資しています。 【ミッション】 会社のコアとなる商品、在庫、顧客の各システムの立ち上げ・継続的な成長をさせる 【仕事内容】 ・自社EC並びにデジタルプラットフォーム、周辺システムの構築・運用・監視 ・生成AIを活用した会社全体の生産性の向上 ・新技術の積極的な検証 ・情報セキュリティや不正アクセスの対策 ・SREの推進 ・IaCによるインフラ管理 ・AIOpsを活用した運用自動化の推進 (会社が定めた業務に変更する場合がある) 【開発手法】 ・Infrastructure as Code(IaC)、Observability as Code(OaC)によるインフラ設計・構築 ・ペアプロ、モブプロによる設計・構築 ・コードレビューによる品質担保 【開発環境】 ●使用言語・フレームワーク ・AWS CDK(TypeScript) ・Terraform(TypeScript) ●OS ・Amazon Linux ・Redhat Enterprise ・Windows Server ●ミドルウェア ・Nginx ・Docker ●クラウド ・AWS(WAF、SES、Lattice、ELB、S3、EC2、RDS、Lambda、CloudFront、ECS(Fargate)、StepFunctions、EventBridge、inspector、Control Tower、Route53他) ●支援ツール ・コード管理: GitHub ・IDE: VSCode、Cursor、その他(個人の好みに合わせて選択可能) ・生成AI: ChatGPT Team Plan、Claude Code、Devin、OpenAI API、AWS Bedrock、Genspark ・CI/CD: GitHub Actions、AWS CodePipeline ・課題管理: GitHub issues、Backlog ・コミュニケーション: Slack ・ドキュメント管理: OpenAPI、SchemaSpy ・オブザーバビリティ: New Relic、Sentry ・インシデント管理ツール:PagerDuty 【その他開発環境】 ・ハイエンドモデルのノートPCを支給(Mac/Windows) ・モニタ2枚支給 ・Claude Code、Cursor有料プラン利用可能 ・ChatGPT有料プラン利用可能 ・メンター制度

データ分析基盤Opsエンジニア

想定年収

500~800万円

勤務地

東京都目黒区

業務内容

クラウド技術とデータエンジニアリングを軸に開発されたデータ分析基盤を安定稼働させるだけでなく、“より良い状態”へと進化させていく運用のプロフェッショナルとして活躍いただくポジションです。 昨今、DevOps、DataOps、LLMOpsなど、あらゆる分野でOpsが再評価されています。私たちも「Opsがサービス価値の根幹を支える」と考え、データの流れを止めない守りと、お客様の事業成長を支える将来に繋げる攻めのOps体制を追求しています。 業務詳細 データパイプライン(ETL/ELT)のジョブ監視、エラー対応および再実行判断、ジョブ改善 複数ジョブを統括するワークフローのスケジューリング管理(AirFlowなど) クラウド環境のリソース管理、運用改善(パフォーマンス、コスト最適化など) モニタリングツールを用いたリソース監視、アラート対応(影響範囲の特定、初期対応など) チケットベースでのタスク対応(Backlogなど) ドキュメント整備(構成図、運用手順、ナレッジなど) プロジェクト事例 大手コンビニサプライチェーンの基盤システム構築 プロスポーツ団体向け顧客分析データ基盤構築 技術スタック 言語:Python、SQL DWH:Snowflake、BigQuery データ基盤:Databricks BIツール:Tableau、PowerBI、DOMO クラウド:AWS、GCP、Azure ETL/ELTツール: dbt、Fivetran、trocco IaCツール:Terraform ...など

DHK:インフラ/SREエンジニア

想定年収

800~1,500万円

勤務地

-

業務内容

DHK(電話放送局)事業と本ポジションの位置づけ 「電話放送局(DHK)」は、長年コールセンター/電話業務の領域でサービスを提供してきた実績のある事業です。GVグループにジョイン以降はAI Agent「DHK CANVAS」をリリースし、コールセンター向け音声AI Agentとしての価値提供を広げています。 一方で、電話放送局時代から続くサービスも変わらず継続・稼働しており、現在も多くの顧客に使われ続けています。こうした経緯から、DHKのサービス群は現在オンプレ環境とクラウド環境の両方で稼働しています。 本ポジションが担当するオンプレ環境で稼働しているサービスは、まさにこの長年続いてきた事業の土台にあたります。安定運用があってこそ、DHK CANVASのようなAI Agentによる新しい価値提供も広がっていく——本ポジションは、この両輪を支える重要な役割です。 所属:株式会社GROWTH VERSE Technology部。同部からDHK(電話放送局)へ出向し、DHKサービス開発課・GVのDHKチームと協働する体制で稼働します。 レポートライン:VP of Technology(Technology部を統括)直下。 雇用形態の位置づけ:GROWTH VERSE正社員としての採用・雇用契約です。所属はGROWTH VERSE Technology部で、DHKへの出向という形でDHKの基盤運用に従事します。 主な業務内容 DHKのサービス群はオンプレ環境とクラウド環境が混在しており、本ポジションが担当するのはオンプレ環境で稼働しているサービスの運用・監視・改善です。 オンプレサーバー基盤の運用監視:データセンターに構築されたオンプレサーバーの日常監視・ヘルスチェック・キャパシティ管理 障害対応:一次切り分け、復旧対応、恒久対策の検討・実装 保守・メンテナンス:定期メンテナンス、パッチ適用、機器更改対応(通信交換機・PBX等、音声基盤特有の専用機器に触れる可能性があります) 運用自動化・トイル削減:Python・Goを用いた運用スクリプト・ツールの開発による定型作業の自動化 属人化解消のための体制構築:運用手順・障害対応ノウハウのドキュメント化、引き継ぎ体制の整備 (将来的な発展領域):基盤の安定運用を土台に、クラウド活用や基盤刷新の検討に関わる可能性があります 技術・環境 インフラ オンプレミスインフラ(データセンター基盤) 言語 Python Go(主に運用自動化・ツール開発) その他 音声基盤特有の専用機器(通信交換機・PBX等)を含む場合あり ※DHKの技術基盤はオンプレ環境とクラウド環境が混在しており、本ポジションが担当するのはオンプレ環境で稼働しているサービスです。実際の技術構成・業務範囲は基盤の状況により変動します。 キャリアパス GVのエンジニア像は、技術領域別の分業(フロントエンド/バックエンド/SRE/QA等)から、技術領域を超えて「フルサイクル(要件定義から運用まで一気通貫)+AI Agentのマネジメント」へと変化している過渡期にあります。 GVは入社時の職種・専門性を"入口"として尊重しつつ、育成・リスキリングを積極支援します(書籍・カンファレンス・社内勉強会・ローテーション等)。 短期的な成長の方向性: オンプレ基盤運用のプロフェッショナルとして、属人化のない安定運用体制を確立します。 中長期的な成長の方向性: オンプレ基盤の知見を土台に、クラウド活用・基盤刷新のリード、あるいは技術領域を横断するフルサイクル能力の獲得へと成長の方向性が広がっています。

CRE / アカウントサポート〈マネジャー候補〉

想定年収

800~1,200万円

勤務地

東京都中央区

業務内容

<<業務内容>> アカウントサポートチームを率い、顧客のIT・セキュリティ担当とも技術的に渡り合いながら、サポート・運用基盤そのものを設計・構築し、全ユーザーの問い合わせ・システム対応を統括すること。 下記はその主要な手段の例です。 ●顧客のシステム・セキュリティ対応(プレイヤーとして) ・顧客のIT・セキュリティ担当との技術折衝(要件説明・基準見直しの提案) ・商談・チャーン阻止・アップセルの局面での技術的な説明・支援 ・不具合・インシデント発生時の対応統括と再発防止の仕組み化 ●サポート・運用基盤の構築(エンジニアリング・マネジメントとして) ・サポート/運用に必要な機能・基盤の要件定義と、エンジニア(SRE等)を動かした実現 ・導入支援・利活用・システム作業・問い合わせ対応の巻き取りとオペレーション化 ・定型化された運用ではカバーできない領域の運用設計・自動化 ●問い合わせ対応の設計・運営・品質管理 ・対顧客/対社内の問い合わせ対応(導入フェーズ・利活用フェーズ問わず) ・一次対応〜エスカレーションのフロー設計、SLA・品質基準の整備 ●ヘルプセンター/情報発信・セルフオンボーディング ・ヘルプサイト運営(ヘルプ記事作成・メンテナンス) ・顧客説明資料の拡充やリリースノート配信 ・ユーザーが自走できるよう、セルフオンボーディング実現に向けた仕組み化 ●チームのマネジメント ・メンバー(5名規模、エンジニアを含む想定)のマネジメント・育成、目標設定・進捗管理 ・サポート関連指標(問い合わせ件数・解決時間・自己解決率等)の可視化・改善 ※職種の変更範囲:会社の定める業務 <<業務のリアル>> ●対応対象 導入フェーズ/利活用フェーズの双方の全ユーザー(対顧客・対社内) ●導入企業の企業規模 売上高1,000億円以上のエンタープライズ企業が中心です ●チーム規 約5名のチームで、アカウントマネジメント部の一チームとして運営します ●問い合わせの規模感 月100件超の問い合わせを受け、内容はエラー調査から作業依頼まで多岐にわたります 迅速な対応に対して、お客様から感謝の声をいただくことも増えています ●ヘルプセンターの広がり 記事の閲覧数・検索数はいずれも前月比で大きく伸びています 検索キーワードを起点に「次に作るべき記事」を逆算し、コンテンツを磨いています ●リリースノートの段取り ヘルプ記事・告知メール・関連設定のタイミングを部門横断で調整します 新機能リリースのたびに、ユーザーへ正確に情報を届けます ●技術・インシデント対応 不具合・システム障害・セキュリティ照会など、技術的な調査対応が日常的に発生します エンジニア・SRE・プロダクト側と連携し、必要なら自分たちで機能をつくります ●顧客の最前線 商談・チャーン阻止・アップセルの局面で、IT・セキュリティ担当と技術的に折衝します ●AIを実務に組み込む 一次調査や記事・レポート作成など、ClaudeをはじめとするAIを日常的に活用しています セキュリティチェックへの回答対応にも活用しています ●チームが目指す方向 「同じトラブルを二度起こさない」仕組みと、ユーザーが自走できる状態をつくります インシデントや技術照会にも一次対応できる、サービスの"運用インフラ"を担います <<業務で使用するツール>> ・Zendesk:顧客からの問い合わせ対応 ・Slack:社内コミュニケーション ・Gmail:主に顧客とのコミュニケーション ・Google スライド:顧客提示用・ヘルプ用の資料作成 ・Google スプレッドシート:データ集計・計数管理 ・Backlog:導入プロジェクト等のタスク管理 ・Salesforce:顧客のアップセル・チャーン等の管理 ・Sansan:顧客の連絡先登録・確認 ※その他、日常的にClaudeやGeminiなどのAIツールを活用しています。 <<組織について>> アカウントサポートチームの部署内での位置づけ アカウントマネジメント部は、オンボーディングから利活用まで一気通貫で支援します。 アカウントサポートチーム(2026年7月より改称。旧称:CSO/Customer Support Operation)は、その全ユーザーの問い合わせ対応・サポート基盤を担う約5名のチームです。 本ポジションは、このチームを牽引するマネジャー候補です。 <<受入後のキャッチアップイメージ>> ●前提となる働き方 コアタイム無しのフルフレックスで、リモートと出社のハイブリッドワークです。 出社は月5日以上となります。 ●組織オンボーディング(全職種共通) MNTSQはバリューとして「自由と責任の文化」を掲げています。 バリューの理解を深めながら、MNTSQでどう力を発揮するか、全社を挙げてフォローします。 期間中はメンターが付きます(約3か月)。 ●業務オンボーディング(部独自) ドメイン理解・プロダクト理解・サポート業務とオペレーションの把握を進めた上で、チームマネジメントへ徐々に移行いただきます。 <<入社後のキャリア>> ●制度面 人事制度上、SpecialistコースとManagerコースに分かれます Managerコースは、部長やチームマネジャーはもちろん、経営陣の一角を目指す形となります ●実態面 前提:MNTSQのこのポジションは、組織・期待役割ともに今後も変化する可能性があります 今後:各人に求められる役割は短いスパンで変わる可能性があり、新たな職種や期待役割が生まれる可能性もあります

ソフトウェアエンジニア (Infra/DevOps)

想定年収

500~1,050万円

勤務地

東京都港区

業務内容

LiNKXのFintech分野におけるソフトウェアエンジニアとして、下記業務をご担当頂きます: ・製品開発をサポートし、最新のソフトウェアソリューションを実装する ・スケーラブルなシステム、データベース、アプリケーションの開発と管理 ・クリーンで保守性の高いコードの作成、高水準のAPIの作成 ・ソフトウェアのテスト、トラブルシューティング、デバッグ、アップグレードによるパフォーマンスの最適化 ・セキュリティとデータ保護におけるベストプラクティスの適用 ・技術文書の作成と管理 ※インフラメインではありますが、一部DevOps業務も含まれます。 ●プロジェクト例 1.サードパーティーに向けた金融機能の公開APIの開発 ・Frontend: TypeScript/Angular/Ionic ・Backend: Go, Kotlin/Spring ・認証認可: OAuth 2.0/OpenID Connect/FAPI(Financial-grade API) 2.小売業のキャッシュレス促進/加盟店手数料の仕組みを変えるインハウス決済システムの企画/開発 ・Backend: Go, Java ・Infrastructure: GCP, マイクロサービス, GKEなどのKubernetesを前提にしたサービス 3.大手金融機関のオンライン完結型金融サービスの新規開発 ・Frontend TypeScript/Vue.js ・Backend: C#/.Net Core, ASP.NET ・認証認可: OAuth 2.0 4.勘定系システムのモダナイズ ・Backend: Java/Kotlin Spring ・Infrastructure Azure/GCPマルチクラウド

サイバー攻撃の高度化とクラウド利用の拡大により、インフラのセキュリティ設計は単独の専門領域として確立しつつあります。

とくに需要が高いのがゼロトラストとCSPM(Cloud Security Posture Management)の2領域です。ゼロトラストは「社内ネットワークも信頼しない」という設計思想に基づき、アクセス制御やID管理を細かく設定するアーキテクチャです。CSPMはクラウド環境の設定ミスや脆弱性を継続的に検出・是正する仕組みで、クラウド移行を進める企業での需要が急速に高まっています。

これらの専門知識を持つエンジニアは、インフラ設計だけでなく、セキュリティ監査や要件定義の上流工程にも関与できます。情報処理安全確保支援士の資格と組み合わせることで、セキュリティ専門家としての市場評価が一段階上がります。

セキュリティエンジニアのキャリアについては、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

セキュリティエンジニアの平均年収は?年収相場や年収アップの方法も解説

セキュリティエンジニアの平均年収は?年収相場や年収アップの方法も解説

クラウド一辺倒に見えるIT業界ですが、大規模なシステムでは既存のオンプレミス環境を完全に捨てられないケースが大半です。この現実が、ハイブリッドインフラに対応できるエンジニアへの需要を生んでいます。

オンプレミスとクラウドを横断した設計ができるエンジニアに求められるのは、物理サーバーやネットワーク機器の知識と、クラウドのアーキテクチャ設計力の両立です。移行計画の策定から既存システムとの接続設計、段階的なクラウド化の進行管理まで、一連の工程を担える人材は市場で慢性的に不足しています。

インフラエンジニアとしてオンプレミス環境でキャリアを積んできた方にとって、これはむしろ有利な条件です。クラウドスキルを上乗せするだけで、「既存インフラもクラウドも両方わかる」という希少なポジションを得られます。クラウドのみを学んできたエンジニアには再現が難しい強みです。

インフラエンジニアにおすすめの資格

年収アップを目指すうえで、資格は「スキルの客観的な証明」として機能します。転職活動での書類通過率、年収交渉の根拠、社内評価のいずれにも影響するため、取得する資格の選択は重要です。

資格名概要
AWS認定資格クラウド設計力を国際的に証明できる
CCNA・LinuC/LPICネットワークとLinuxの基礎を体系的に固められる
情報処理安全確保支援士セキュリティ専門家として国家認定を受けられる
ネットワークスペシャリストネットワーク設計の高度な専門性を示せる
CKA(Certified Kubernetes Administrator)コンテナ運用の実技を証明できる

クラウド設計力を証明する資格として、転職市場での評価がもっとも高い資格のひとつです。

AWS認定資格は2026年時点でFoundational・Associate・Professional・Specialtyの4レベル、計13種類が提供されています。インフラエンジニアがキャリアアップを目的に取得するなら、まず「AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA)」から始めるのが現実的な流れです。SAAはAWSの設計知識を幅広くカバーしており、年収アップにつながりやすい資格といえるでしょう。

上位のProfessionalレベルやセキュリティ・ネットワーキングのSpecialtyレベルになると、取得者数が絞られるぶん希少価値が上がります。高年収求人でとくに評価されるのはこの層で、設計・構築の実務経験と組み合わせることで面接での評価が一段階上がります。

参考:Amazon Web Services「AWS認定

ネットワークとLinuxという、インフラエンジニアの技術基盤を固める2系統の資格です。

CCNAはシスコシステムズが提供するネットワーク技術者認定資格で、ネットワークエンジニアの登竜門と位置づけられています。ルーティング・スイッチングからネットワーク自動化まで幅広い知識が問われ、勉強時間の目安は200〜400時間です。IT経験者がCCNAを取得して転職した場合、年収が50〜100万円単位で上がるケースも報告されています。

LinuCはLPI-Japanが提供する国内特化のLinux技術者認定で、レベル1〜4の段階構成になっています。クラウドやコンテナ時代の実務に合わせた内容に改訂されており、AWSなどのクラウドスキルへの発展も見据えた体系です。

一方LPICはLPI本部が提供する国際資格で、国内外で通用する点が強みです。外資系企業や海外拠点での就業を視野に入れるなら、LPICを選ぶのがおすすめです。国内での転職が主眼であれば、LinuCでも十分に評価されます。

IT系の国家資格のなかで唯一「士業」として登録できる資格です。経済産業省が所管し、IPAが実施する高度情報処理技術者試験の区分に属します。

合格率は例年15〜22%前後で推移しており、午前の選択式と午後の記述式を突破する必要があります。難易度は高いですが、取得後は政府のデータベースに名前が掲載され、セキュリティ専門家として対外的に証明できる唯一の国家資格です。

ゼロトラストやCSPMといったセキュリティ設計の需要が高まるなか、この資格を持つインフラエンジニアはセキュリティ要件定義や監査対応といった上流工程にも関与できます。資格手当として月額数万円を支給する企業も存在し、年収への直接的な上乗せ効果も期待できます。

参考:IPA 独立行政法人情報処理推進機構「情報処理安全確保支援士試験

IPAが実施する高度情報処理技術者試験のひとつで、ネットワーク設計・構築の専門性を国家資格として証明できます。

合格率は例年15%前後で、インフラ系の国家資格のなかでも難関の部類に入ります。午後試験は記述式で、実務に即した複雑なネットワーク構成の問題が出題されます。単純な知識の暗記だけでは突破できず、設計の考え方そのものが問われる試験です。

転職活動での評価は高く、保有者には資格手当(月3万円程度)を支給する企業も多くあります。年間換算で36万円の収入増になるケースもあり、難易度に見合ったリターンが得られる資格です。クラウド設計への移行を目指すエンジニアがネットワークの深い専門性を証明する手段として、取得価値があります。

参考:IPA 独立行政法人情報処理推進機構「ネットワークスペシャリスト試験

CNCF(Cloud Native Computing Foundation)とLinux Foundationが提供する国際資格で、Kubernetesクラスターの管理・運用スキルを実技形式で証明します。

2025年2月に約5年ぶりの大幅改訂がおこなわれ、最新のKubernetes環境に即した出題内容に更新されています。試験は選択式ではなく、実際のクラスター環境をコマンドで操作する実技形式のため、「知識があるだけ」では合格できません。インフラエンジニアにとっては、コンテナ技術の実務対応力を客観的に示せる数少ない資格です。

コンテナ化・クラウドネイティブ化の波はとどまらず、CKA保有者の需要は今後も高い水準が続くとみられます。CKA取得後に月給が大幅に上がった事例も報告されており、クラウド設計・SRE領域へのキャリアシフトを検討しているエンジニアには優先度の高い資格です。

参考:Linux Foundation「Certified Kubernetes Administrator(CKA)

参考:LPI-Japan「Kubernetes技術者認定

年収1,000万円のインフラエンジニア求人例

ここでは、年収1,000万円を目指せるインフラエンジニア向けのハイクラス求人例を紹介します。

実際の求人例を見て、いまの自分に足りない部分を洗い出してみましょう。

インフラエンジニアの求人情報

【DX本部】システムソリューション部 インフラエンジニア

想定年収

495~900万円

勤務地

東京都渋谷区

業務内容

商品、在庫、顧客を統合するデジタルプラットフォームの構築全般 (会社が定めた業務に変更する場合がある) 【このポジションのサマリ】 ・FREAK'S STORE を運営するデイトナ・インターナショナルで、商品・在庫・顧客を統合するデジタルプラットフォームのクラウド基盤を、構築から運用・監視まで一貫して担うポジションです。 ・AWS CDK / Terraform(TypeScript)によるIaC、Observability as Code、AIOpsを活用した運用自動化、SREの推進が主要テーマです。手作業の運用を仕組みに置き換えていく裁量があります。 ・Claude Code・Cursor・ChatGPT・Devin・AWS Bedrock を全員が有料プランで利用でき、生成AIを前提とした構築・運用に会社として投資しています。 【ミッション】 会社のコアとなる商品、在庫、顧客の各システムの立ち上げ・継続的な成長をさせる 【仕事内容】 ・自社EC並びにデジタルプラットフォーム、周辺システムの構築・運用・監視 ・生成AIを活用した会社全体の生産性の向上 ・新技術の積極的な検証 ・情報セキュリティや不正アクセスの対策 ・SREの推進 ・IaCによるインフラ管理 ・AIOpsを活用した運用自動化の推進 (会社が定めた業務に変更する場合がある) 【開発手法】 ・Infrastructure as Code(IaC)、Observability as Code(OaC)によるインフラ設計・構築 ・ペアプロ、モブプロによる設計・構築 ・コードレビューによる品質担保 【開発環境】 ●使用言語・フレームワーク ・AWS CDK(TypeScript) ・Terraform(TypeScript) ●OS ・Amazon Linux ・Redhat Enterprise ・Windows Server ●ミドルウェア ・Nginx ・Docker ●クラウド ・AWS(WAF、SES、Lattice、ELB、S3、EC2、RDS、Lambda、CloudFront、ECS(Fargate)、StepFunctions、EventBridge、inspector、Control Tower、Route53他) ●支援ツール ・コード管理: GitHub ・IDE: VSCode、Cursor、その他(個人の好みに合わせて選択可能) ・生成AI: ChatGPT Team Plan、Claude Code、Devin、OpenAI API、AWS Bedrock、Genspark ・CI/CD: GitHub Actions、AWS CodePipeline ・課題管理: GitHub issues、Backlog ・コミュニケーション: Slack ・ドキュメント管理: OpenAPI、SchemaSpy ・オブザーバビリティ: New Relic、Sentry ・インシデント管理ツール:PagerDuty 【その他開発環境】 ・ハイエンドモデルのノートPCを支給(Mac/Windows) ・モニタ2枚支給 ・Claude Code、Cursor有料プラン利用可能 ・ChatGPT有料プラン利用可能 ・メンター制度

セキュリティエンジニア

想定年収

800~1,300万円

勤務地

東京都港区

業務内容

単なるルールの策定・ドキュメント作成にとどまらず、自ら手を動かして技術基盤の構築や実装判断までリードしていただきます。「設計して終わり」ではなく、コードレベルでの一気通貫で担当するスタイルです。 1.クラウドセキュリティアーキテクチャの設計・導入 AWSのセキュリティガードレールをTerraformで記述し、自らデプロイ・運用まで完結させます。要件定義から実装までを一貫して持ち、実効性の高い基盤を構築します。 2.DevSecOpsの具現化 GitHub Actions等のパイプラインにTrivy/Snykを自ら組み込み、脆弱性検知の自動化を実装します。開発チームが実運用できる状態まで落とし込み、必要に応じてPRを出し、技術的な解決をリードします。 3.セキュアコーディング文化の醸成・実装 ガイドラインを作るだけではなく、レビュープロセスに自ら介入し、指摘だけでなくLintルール化まで落とし込むことで、再発防止の仕組みをコードレベルで実装します。 4.リスクアセスメントと技術対応 機密情報を扱うシステムのリスクを評価し、ポリシー策定だけでなく、それを担保するための技術的な対抗策(エンジニアリング)を実行します。

クラウドネイティブエンジニア

想定年収

450~900万円

勤務地

東京都品川区

業務内容

SAC領域のクラウドネイティブ案件において、テックリードまたはアーキテクトとして技術面を牽引していただきます。 ポテンシャルメンバーは、中核メンバーの下でご経験を積んでいただきます。 ●クラウドネイティブ環境の総合支援 : AWSまたはAzure環境における、コンテナ(Docker/Kubernetes等)やマイクロサービスアーキテクチャを用いたシステム基盤の要件定義から設計・構築。 ●セキュアなアーキテクチャ設計・実装 : ゼロトラスト基盤の導入、SIEM/SOCの運用設計、脆弱性診断など、高度なセキュリティ要件を満たすクラウド基盤の構築を行います。 ●技術の掛け合わせと自動化推進 : Kubernetes等のコンテナ技術やTerraform等のIaCを活用し、自動化とDevSecOpsを推進します。 ●従事すべき業務の変更の範囲 →【変更の範囲】会社の定める業務

研究開発部門 Platformエンジニア

想定年収

1,152~2,917万円

勤務地

東京都渋谷区

業務内容

研究開発部門のPlatformエンジニアとして、40名超の研究員・エンジニアが利用するCDE(Cloud Development Environment)/Job基盤と、100以上のサービスが稼働するマイクロサービス基盤の設計・構築・運用を担います。 「OSSを入れるか、自前で作るか、Enablementで開発者に委ねるか」「どこに複雑さを置くか」という意思決定を日常的に行います。その意思決定を通して、生産性と信頼性の向上に貢献している状態まで責任を持つポジションです。 ●主な仕事 ・EKS・CI/CD・可観測性基盤・FinOpsなど、研究開発部全体の基盤を設計・構築・運用する ・CDE/Job基盤(Coder + Kueue)の設計・運用を通じて、研究員・エンジニアが安全かつ効率的にGPU/MLワークロードを実行できる環境を提供する ・SLO設計・インシデント対応・アラート設計を通じて、サービスの安定稼働を維持する ・IaCパターンの横展開・設計レビューを通じて、開発チームが自律的に動ける状態を作る ・必要に応じてML基盤・機械学習領域に踏み込み、機械学習エンジニア・ML Architectと協働する ●開発環境、使用するツールなど 【共通】 ・言語: Python,Go ・構成管理: Terraform ・CI/CD: GitHub Actions, Argo CD ・可観測性: New Relic ・IdP: Okta 【マイクロサービス基盤】 ・Managed K8s: EKS ・ノード管理: Karpenter, NVIDIA GPU Operator ・可観測性: OpenTelemetry, New Relic, Prometheus (AMP), Grafana (AMG), Fluent Bit ・Service Mesh: Istio ・スケーリング: KEDA 【CDE/Job基盤】 ・Managed K8s: EKS ・ノード管理: Karpenter, NVIDIA GPU Operator ・可観測性: New Relic, Fluent Bit, Tetragon ・CDE: Coder ・ジョブ管理: Kueue, Kubeflow Trainer ●従事すべき業務の変更の範囲 会社の定める業務

【BU2】ネットワークエンジニア(メンバー~PM)

想定年収

500~1,500万円

勤務地

-

業務内容

【Business Unit2について】 Business Unit2は200名超の組織で、製造業・官公庁を中心に、アプリケーション開発からインフラ構築まで幅広いサービスを提供しています。 独立系SIerとしての強みを活かし、お客様の課題や要望に応じて最適なソリューションを提案しています。 また、プライム案件に加え、お客様と密接に協働する1.5次請け案件も多く、要件定義や提案フェーズから参画するプロジェクトも多数あります。 部門内にはアプリケーションエンジニア・インフラエンジニアの双方が在籍しており、システム全体を見渡しながら技術的な視野を広げられる環境です。 【業務内容】 ネットワークの設計・構築業務を中心に、ご経験やご志向に応じて上流工程やプロジェクト推進もお任せします。 ●主な業務 ・ネットワーク要件定義 ・基本設計・詳細設計 ・ネットワーク構築・導入 ・検証・テスト ・移行計画策定・移行対応 ・プロジェクトリーダー/プロジェクトマネージャー業務 ●プロジェクト例 ・金融系大規模基幹ネットワーク対応 ・ネットワークセキュリティ対応 ・セキュリティ脆弱性対応 ・クラウド移行・ハイブリッドネットワークの構築 ●主な技術環境 ・Cisco ・Juniper ・FortiGate ・F5 など

項目内容
職種DevOpsエンジニア/クラウドエンジニア/プロジェクトマネージャー
想定年収800万円〜1,200万円
業務内容AWS/Azure上でのクラウド構築・移行プロジェクトを推進していただきます。 ・クラウド構築・移行プロジェクトの進捗、品質、予算管理 ・IaC/DevOps/CI/CDを前提としたプロジェクト計画の立案 ・顧客課題に応じたアーキテクチャ提案 ・プリセールス、コンサルティング活動 ・エンジニアチームのリードおよび技術的な意思決定
必須スキル・ITインフラ領域におけるプロジェクトマネジメント、プロジェクトリード経験 ・AWSまたはAzureクラウドの設計・構築経験 ・顧客課題を理解し、技術をビジネス価値につなげる提案経験
歓迎スキル・プリセールス、提案活動への関与経験 ・AWS各種サービスの利用経験 ・IaCツールの使用経験 ・Docker、Kubernetes、Terraformなどを活用したインフラ構築・運用経験 ・AWS認定資格またはAzure認定資格
求められる経験クラウドインフラの設計・構築だけでなく、クラウド移行プロジェクト全体をリードした経験が求められます。 進捗・品質・予算管理に加えて、顧客課題に応じた技術提案まで担える人材は高く評価される傾向があります。

年収1,000万円クラスのインフラエンジニア求人では、AWSやAzureを活用したクラウド構築・移行経験に加えて、プロジェクト全体を推進する力が求められます。想定年収は800万円〜1,200万円で、クラウド設計構築とPM・PL経験を併せ持つ人材は高年収帯を狙いやすい構成です。

この求人では、単なるインフラ構築だけでなく、IaCやDevOps、CI/CDを前提としたプロジェクト計画やアーキテクチャ提案まで担当します。そのため、クラウド移行を技術面・管理面の両方から支援できるインフラエンジニアは、市場価値を高めやすいでしょう。

項目内容
職種クラウドエンジニア/ネットワークエンジニア/サーバーエンジニア
想定年収800万円〜1,000万円
業務内容AWSなどを用いたクラウド環境の構築・運用を担当していただきます。 ・Apache、Nginx、Tomcatなどのサーバー構築 ・Dockerなどを用いたアプリケーションプラットフォーム構築 ・クラウド上でのネットワーク設計・構築 ・結合テスト、障害テスト、性能評価、運用テスト ・サーバー監視、障害分析、改善提案
必須スキル・クラウド環境の構築・運用経験 ・サーバー構築やネットワーク設計・構築の経験 ・Windows、LinuxなどOSに関する知識 ・運用保守や障害分析の経験
歓迎スキル・AWS、Azure、GCPなどクラウド環境の利用経験 ・Dockerを用いた環境構築経験 ・VMware、Hyper-Vなど仮想化環境の経験 ・Cisco、FortiGateなどネットワーク・セキュリティ機器の知識 ・Python、Ruby、Shellなどを用いた自動化経験
求められる経験クラウド環境の構築・運用に加えて、サーバー、ネットワーク、セキュリティ、仮想化まで幅広く対応した経験が求められます。 設計からテスト、運用改善まで一貫して関われる人材は高く評価される傾向があります。

年収1,000万円を目指せるインフラエンジニア求人では、クラウドだけでなく、サーバー、ネットワーク、セキュリティ、仮想化など幅広いインフラ領域の知識が求められます。想定年収は800万円〜1,000万円で、クラウド基盤の構築・運用経験を持つ人材は高年収帯を狙いやすい求人です。

この求人では、AWSなどのクラウド環境に加えて、ApacheやNginx、Docker、Windows/Linux、ネットワーク機器など多様な技術に関わります。そのため、特定領域だけでなくインフラ全体を横断して設計・構築・運用改善まで担える人材は、市場価値を高めやすいでしょう。

転職で年収1,000万円を実現するための動き方

年収1,000万円を目指す転職は、準備の質で結果が大きく変わります。次の3つのステップを順番に進めることが、年収交渉を有利に進める前提です。

  • 自分の現在の市場価値を客観的に把握する
  • 実績をポートフォリオとして整理する
  • 年収交渉に強い転職エージェントを選んで活用する

転職活動を始める前に、自分のスキルと経験が市場でどう評価されるかを把握しておく必要があります。

市場価値を見誤ると、本来届くはずの年収帯を下回る条件で内定を受け入れてしまうリスクがあります。逆に、自分のスキルと経験を正確に言語化できれば、年収交渉の場面で根拠を持って主張できます。

確認すべき軸は次の3つです。

  • 担当工程(設計・構築か運用保守か)
  • 扱える技術領域(クラウド・セキュリティ・コンテナなど)
  • 商流上のポジション(一次請けかどうか)

この3軸を整理すると、自分が転職市場でどの層に属するかが見えてきます。

客観的な把握には、転職エージェントへの相談が有効です。エージェントは日々の求人データと採用実績をもとに、現在のスキルセットに対する市場の評価を具体的な年収レンジで示してくれます。自己評価だけで動き始めると、交渉の余地を見落としたまま転職先を決めてしまうケースがあります。

年収交渉の場面で最も説得力を持つのは、過去の実績を具体的な数字と成果で示すことです。

インフラエンジニアの実績は、アプリケーション開発と異なり成果物が目に見えにくい側面があります。しかし「何を設計し、どの規模のシステムを構築し、どんな課題を解決したか」を整理すれば、採用担当者が評価できる形に変換できます。

整理する際の観点は以下のとおりです。

  • 担当したシステムの規模(サーバー台数・ユーザー数・トラフィック量など)
  • 設計・構築・移行・運用のどの工程をどの程度の裁量で担ったか
  • 障害対応や性能改善など、問題解決に貢献した具体的なエピソード
  • 活用したクラウドサービス・ツール・構成管理の手法

職務経歴書に落とし込む際は、「〇〇を担当した」という表現ではなく「〇〇の設計をリードし、可用性を〇%改善した」のように、役割と成果をセットで記載することが重要です。数字が入るだけで、書類の説得力は大きく変わります。

インフラエンジニアの職務経歴書の書き方については、次の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

インフラエンジニアの職務経歴書の書き方!例文とテンプレート

インフラエンジニアの職務経歴書の書き方!例文とテンプレート

転職エージェントの選び方は、年収の着地点に直接影響します。

エージェントによって、保有する求人の質・年収交渉の実績・アドバイザーの専門性は大きく異なります。インフラエンジニアとして年収アップを目指すなら、エンジニア領域に特化したエージェントを選ぶことが重要です。総合型のエージェントでは、IT分野の専門知識を持つアドバイザーが担当につくとは限らず、年収交渉の場面で適切なサポートを受けられないケースがあります。

エージェントを活用するうえで押さえておきたいのは、年収交渉は求職者自身がおこなうのではなく、エージェントが企業側と交渉を代行するという点です。交渉の実績と経験を持つエージェントであれば、求職者が直接交渉するより高い年収を引き出せる可能性があります。

エージェントに相談する前に、前項で整理した実績とスキルの棚卸しを済ませておくと、より精度の高いアドバイスを受けられます。準備が整っているほど、エージェント側も具体的な求人を提案しやすくなります。

転職エージェントの選び方については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

インフラエンジニア向け転職エージェントおすすめ17選!年代・職種・経験別に比較

インフラエンジニア向け転職エージェントおすすめ17選!年代・職種・経験別に比較

大幅な年収アップを目指すならテックゴー

インフラエンジニアとして年収1,000万円を目指すには、自分のスキルを正しく評価してくれる企業と出会い、年収交渉を確実に進められるエージェントのサポートが欠かせません。

テックゴーは、エンジニア・ITコンサル領域に特化した転職エージェントです。

  • エンジニア・ITコンサル領域に特化しており、上流案件・高年収求人を多数保有している
  • 平均年収アップ金額は138万円と、大幅な収入増の実績が豊富にある
  • 年収交渉の成功率は100%で、交渉のすべてを代行してもらえる
  • アドバイザーは元エンジニア・ITコンサル出身者が多く、現場感覚に基づいた具体的なアドバイスを受けられる
  • 面接対策は回数無制限で、選考通過に向けて徹底的にサポートしてもらえる

年収交渉の成功率100%という実績は、交渉のノウハウと企業側との信頼関係があってはじめて成り立つものです。求職者が自分で交渉するよりも高い年収を引き出せる可能性があり、転職後の年収水準に直接影響します。

また、元エンジニア・ITコンサル出身のアドバイザーが担当につくため、インフラ設計の経験やクラウドスキルといった技術的な実績を正確に評価したうえで、適切な求人を提案してもらえます。

「自分のスキルが市場でどう評価されるかわからない」という段階からでも相談できます。

まとめ

この記事では、インフラエンジニアが年収1,000万円を目指すための条件・キャリアパス・スキル・資格・転職の動き方を解説しました。

年収の高低を分けるのは経験年数ではなく、担当工程・商流ポジション・扱える技術領域の組み合わせです。運用保守中心のキャリアから抜け出し、設計・構築や上流工程へシフトすることが、年収1,000万円への現実的な出発点です。

スキルや実績が整っていても、それを適切に評価してくれる企業と出会えなければ年収は上がりません。転職活動では、自分の市場価値を正確に把握し、年収交渉を確実に進められるエージェントを選ぶことが結果を左右します。

インフラエンジニアとして大幅な年収アップを狙うなら、テックゴーへの相談がおすすめです。平均年収アップ138万円・年収交渉成功率100%の実績を持ち、元エンジニア・ITコンサル出身のアドバイザーが現場感覚に基づいたサポートを提供しています。

まずは無料相談から、自分のキャリアの可能性を確かめてみてください。

よくある質問

担当工程とスキルによって異なりますが、設計・構築の実務経験が5〜7年程度積めた段階から、現実的な選択肢として視野に入ります。

厚生労働省のITSSレベル別データによると、設計・構築のレベル5以上で年収レンジが600〜950万円に達します。このレベルに到達するには、要件定義から構築・リリースまでを一通り担い、複数のプロジェクトでリードした実績が必要です。経験年数だけでなく、クラウド設計やSRE・セキュリティといった希少性の高い技術領域を持っているかどうかも、到達時期を左右します。

フリーランスの場合は正社員より早い段階で1,000万円に届くケースがあります。設計・構築の実務経験が3年以上あり、クラウドスキルが実務レベルに達していれば、独立後に月額80〜100万円の案件を獲得できる可能性があります。ただし収入の安定性や社会保険といったリスクも伴うため、独立のタイミングは慎重に判断する必要があります。

一概にどちらが有利とは言えませんが、到達の速さではフリーランス、安定性では正社員に軍配が上がります。

フリーランスは、スキルが案件単価に直結します。クラウド設計やSREの専門性を持つエンジニアであれば、月額80〜120万円の案件も現実的です。年間10ヶ月稼働で年収1,000万円を超える計算になり、正社員の昇給ペースより早く到達できる場合があります。

正社員の場合、大手SIerや外資系企業・コンサルファームへ転職することで年収1,000万円超のポジションに就ける可能性があります。給与テーブルに沿った昇給は緩やかですが、賞与・退職金・社会保険といった保障が整っており、収入の安定性は高くなります。

選択の基準は、リスクをどれだけ許容できるかと、現在のスキルレベルがどれくらいかの2点です。設計・構築の実務経験が豊富でクラウドスキルが高い場合は、フリーランスが有力な選択肢になります。経験がまだ浅い段階では、正社員として上流工程に関わる環境に移り、スキルを積み上げてから独立を検討する順序が堅実です。

現職での働きかけと転職の2つのアプローチがあります。

現職でシフトを目指す場合、設計・構築フェーズへの参加を上長に申し出ることから始めます。既存システムの改善提案や小規模な構成変更の設計を自発的に担うことで、実績をつくっていきます。ただし、運用保守専業の部署や企業構造上、上流工程に関与できない環境もあります。そうした場合は、転職によって工程を変えるほうが現実的です。

転職でシフトする場合、設計・構築の実務経験が求められるため、現職でできる範囲で設計業務に関わった実績を作っておくことが選考通過の条件になるでしょう。資格取得(AWS認定・ネットワークスペシャリストなど)は、実務経験を補完する材料として有効です。

転職エージェントを活用し、上流工程を担える求人に絞って応募先を選ぶことで、工程のシフトを転職と同時に実現できます。

ポジションによって異なりますが、インフラエンジニア職であれば高度な英語力を必須としない求人も存在します。

外資系IT企業の日本法人では、社内の公用語が英語になっているケースがある一方、技術職に限っては日常業務を日本語でこなせる環境を整えている企業もあります。顧客対応や社内コミュニケーションが日本語中心のポジションであれば、英語は「あれば望ましい」程度の要件にとどまることもあります。

一方、グローバルチームとの協業が前提のポジションや、海外拠点のエンジニアと日常的にやり取りする役割では、ビジネスレベルの英語力が求められます。技術的なドキュメントを英語で読む・書くという業務は、英語力の高低にかかわらず発生するため、技術英語への慣れは身につけておいて損はありません。

外資系を志望する場合は、求人票の要件欄を丁寧に確認することが重要です。「ビジネスレベルの英語力必須」と明記されていない求人であれば、英語力に自信がない段階でも応募を検討できます。転職エージェントに相談すれば、英語力の要件が緩やかな外資系求人を絞り込んでもらえます。

よくある質問

インフラエンジニアで年収1,000万はいつ頃から現実的に狙えますか?

担当工程とスキルによって異なりますが、設計・構築の実務経験が5〜7年程度積めた段階から、現実的な選択肢として視野に入ります。 厚生労働省のITSSレベル別データによると、設計・構築のレベル5以上で年収レンジが600〜950万円に達します。このレベルに到達するには、要件定義から構築・リリースまでを一通り担い、複数のプロジェクトでリードした実績が必要です。経験年数だけでなく、クラウド設計やSRE・セキュリティといった希少性の高い技術領域を持っているかどうかも、到達時期を左右します。 フリーランスの場合は正社員より早い段階で1,000万円に届くケースがあります。設計・構築の実務経験が3年以上あり、クラウドスキルが実務レベルに達していれば、独立後に月額80〜100万円の案件を獲得できる可能性があります。ただし収入の安定性や社会保険といったリスクも伴うため、独立のタイミングは慎重に判断する必要があります。

年収1,000万を目指すならフリーランスと正社員のどちらが有利ですか?

一概にどちらが有利とは言えませんが、到達の速さではフリーランス、安定性では正社員に軍配が上がります。 フリーランスは、スキルが案件単価に直結します。クラウド設計やSREの専門性を持つエンジニアであれば、月額80〜120万円の案件も現実的です。年間10ヶ月稼働で年収1,000万円を超える計算になり、正社員の昇給ペースより早く到達できる場合があります。 正社員の場合、大手SIerや外資系企業・コンサルファームへ転職することで年収1,000万円超のポジションに就ける可能性があります。給与テーブルに沿った昇給は緩やかですが、賞与・退職金・社会保険といった保障が整っており、収入の安定性は高くなります。 選択の基準は、リスクをどれだけ許容できるかと、現在のスキルレベルがどれくらいかの2点です。設計・構築の実務経験が豊富でクラウドスキルが高い場合は、フリーランスが有力な選択肢になります。経験がまだ浅い段階では、正社員として上流工程に関わる環境に移り、スキルを積み上げてから独立を検討する順序が堅実です。

運用保守から設計構築の上流工程にシフトするにはどうすればよいですか?

現職での働きかけと転職の2つのアプローチがあります。 現職でシフトを目指す場合、設計・構築フェーズへの参加を上長に申し出ることから始めます。既存システムの改善提案や小規模な構成変更の設計を自発的に担うことで、実績をつくっていきます。ただし、運用保守専業の部署や企業構造上、上流工程に関与できない環境もあります。そうした場合は、転職によって工程を変えるほうが現実的です。 転職でシフトする場合、設計・構築の実務経験が求められるため、現職でできる範囲で設計業務に関わった実績を作っておくことが選考通過の条件になるでしょう。資格取得(AWS認定・ネットワークスペシャリストなど)は、実務経験を補完する材料として有効です。 転職エージェントを活用し、上流工程を担える求人に絞って応募先を選ぶことで、工程のシフトを転職と同時に実現できます。

外資系企業への転職に英語力は必須ですか?

ポジションによって異なりますが、インフラエンジニア職であれば高度な英語力を必須としない求人も存在します。 外資系IT企業の日本法人では、社内の公用語が英語になっているケースがある一方、技術職に限っては日常業務を日本語でこなせる環境を整えている企業もあります。顧客対応や社内コミュニケーションが日本語中心のポジションであれば、英語は「あれば望ましい」程度の要件にとどまることもあります。 一方、グローバルチームとの協業が前提のポジションや、海外拠点のエンジニアと日常的にやり取りする役割では、ビジネスレベルの英語力が求められます。技術的なドキュメントを英語で読む・書くという業務は、英語力の高低にかかわらず発生するため、技術英語への慣れは身につけておいて損はありません。 外資系を志望する場合は、求人票の要件欄を丁寧に確認することが重要です。「ビジネスレベルの英語力必須」と明記されていない求人であれば、英語力に自信がない段階でも応募を検討できます。転職エージェントに相談すれば、英語力の要件が緩やかな外資系求人を絞り込んでもらえます。