インフラエンジニアが年収1000万円を目指すには?市場価値が高い人の特徴
2026年06月05日更新
インフラエンジニアとして働くなかで、「年収1,000万円は自分には無縁の話」と感じたことはないでしょうか。
同じインフラエンジニアでも、担当する工程や所属する企業によって年収が300〜400万円単位で変わるのは珍しくありません。スキルや経験年数が近くても、運用保守中心のポジションと設計・構築を担うポジションでは、市場での評価が大きく異なります。年収が上がらない原因は、個人の努力不足ではなく、工程・商流・環境という構造的な要因にある場合がほとんどです。
この記事では、以下の内容を解説します。
- 年収1,000万円を達成しているインフラエンジニアに共通する特徴
- 同じエンジニアでも年収に差がつく3つの要因
- SRE転向・外資転職・フリーランス独立の具体的なキャリアパス
- 年収アップに直結するスキルと資格
- 転職で年収1,000万円を実現するための動き方
現在の年収に限界を感じているインフラエンジニアの方に、キャリアを動かすための具体的な指針をお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

著者
伊東 光雄
(Ito Mitsuo)
専門学校卒業後、約12 年間IT サービス事業会社にてシステム開発、インフラ運用管理、自社製品の新規開拓営業に従事。その後、2014 年に株式会社ワークポートに就業しキャリアアドバイザーとして転職相談にお越し頂く求職者に対し、キャリアに関する相談業務~求人企業のご紹介~内定・入社までのサポート及び、入社後のアフターフォロー業務全般に従事。
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監修者
高久 侑歩
(Takaku Yuho)
新卒で技術接客業経験後、株式会社リクルートにて法人営業を行う。企業の経営課題を解消するコンサル営業として多くの中小企業の立て直しを経験。 その後、企業成長へ貢献したいと思い、IT企業にてWebコンサルタントとして従事。そこで、エンジニアファーストではない現場の実態から、企業成長の妨げの根本はここにあるのではないか?と考え、My Vision・ITエンジニアのCAへ転職。企業の実態や求める人材を誰よりも深く理解し、候補者様のキャリアビジョンと精度の高いマッチングを実現し、候補者様・企業様の「成長」をサポート。
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目次
CONTENTS
インフラエンジニアで年収1,000万円は実現できる?
結論から言うと、インフラエンジニアで年収1,000万円は実現できます。ただし、誰でも到達できるわけではありません。担当工程・スキル・働き方の組み合わせによって、現実的な目標になる人とそうでない人が分かれます。
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、インフラエンジニアを含む「システムエンジニア(基盤システム)」の全国平均年収は889万円です。
この数字は平均値であり、運用保守中心のエンジニアでは300〜500万円台で推移するのに対し、クラウド設計・SRE・ITコンサルタントといった上流領域では800〜1,000万円超の求人が存在します。つまり、同じ「インフラエンジニア」という括りの中でも、年収格差は最大で700万円以上に広がっています。
また、jobtagのITSSレベル別データ(設計・構築)を見ると、レベル5以上では年収レンジが600〜950万円となっており、専門性を高めるほど1,000万円が射程に入ることがわかります。
年収1,000万円を目指すうえで重要なのは「インフラ全般の経験」ではなく、「市場が希少価値を認める専門性とポジション」です。
参考:厚生労働省「jobtag - システムエンジニア(基盤システム)」
年収1,000万を達成しているインフラエンジニアに共通する特徴
年収1,000万円に届いているインフラエンジニアには、いくつかの共通点があります。スキルの種類だけでなく、担当する工程や職種上の立ち位置が、年収水準を大きく左右しています。
- 設計・構築など上流工程を主な業務として担当している
- クラウドとオンプレミス双方の知識を実務レベルで持っている
- 難関資格の取得によって希少価値を証明している
- 技術力に加えてマネジメントや折衝スキルも備えている
ここでは、それぞれの特徴を詳しく解説します。
設計・構築など上流工程を主な業務として担当している
年収1,000万円に届くインフラエンジニアの多くは、設計・構築といった上流工程を主戦場にしています。
厚生労働省が公開しているITSSレベル別の給与データ(設計・構築)によると、レベル5以上では年収レンジが600〜950万円に達します。一方、運用保守が中心の業務では、スキルや経験を積んでも年収が500万円台で頭打ちになるケースが少なくありません。
差が生まれる理由は、業務の希少性と責任の重さにあります。運用保守は手順が標準化されやすく、担い手を増やしやすい業務です。対して設計・構築は、要件定義から始まりアーキテクチャの選定・設計書の作成・構築の実施と、判断を伴う工程が連続します。顧客の業務要件をインフラの構成に落とし込む力は一朝一夕では身につかず、そのぶん市場での評価が高くなります。
運用保守の経験が長くても、設計工程に関わった実績がなければ年収交渉の材料が限られてしまうでしょう。そのため、上流工程への移行を意識してキャリアを歩むことが、1,000万円到達への前提条件といえます。
クラウドとオンプレミス双方の知識を実務レベルで持っている
クラウド一辺倒でも、オンプレミス専業でも、年収1,000万円の壁を越えるのは難しくなっています。
国内企業のクラウド移行は加速していますが、大規模システムでは既存のオンプレミス環境との共存・段階的移行が前提になるケースが多くあります。こうした「ハイブリッド環境」の設計・構築を一手に担えるエンジニアは、現場での代替が効きません。クラウドの知識だけを持つエンジニアは既存インフラとの接続設計で詰まり、オンプレミスの経験しかないエンジニアはクラウドへの最適化で力を発揮できないのです。
両方を実務レベルで扱える人材は市場でも希少であり、求人票でも高い年収レンジが提示されます。とくにAWSやAzureなどのクラウド設計スキルと、物理サーバーやネットワーク機器を含むオンプレミスの構築経験を組み合わせて持つエンジニアは、年収800万円を超える求人でも採用ターゲットとして名指しで求められます。
インフラエンジニアとしてのキャリアをオンプレミスからスタートした方にとっては、この経験がむしろ強みになります。クラウドの知識を加えることで、市場価値が一段階上がります。
難関資格の取得によって希少価値を証明している
スキルがあっても、それを客観的に示す手段がなければ転職市場での評価につなげにくくなります。年収1,000万円前後の求人で求められる資格は、取得者数が少ない難関資格に集中しています。
代表的なのはAWS認定資格や情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリスト、CKAといった資格です。これらは取得に数百時間の学習と実務経験が必要で、合格率が15〜20%前後のものもあります。
資格が年収に与える影響は、資格手当という直接的な形だけではありません。転職活動における書類選考の通過率や、年収交渉での根拠、社内での昇格評価など、複数の場面で積み上がっていきます。企業によっては高度資格の取得者に月額3万円程度の資格手当を支給するケースもあり、年間36万円の収入増に直結することもあります。
資格がキャリアに与える影響については、次の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

AWS認定資格は転職で有利になる?資格の種類・難易度とあわせて取得順や勉強法についても解説
技術力に加えてマネジメントや折衝スキルも備えている
純粋な技術力だけで年収1,000万円に達するルートは存在しますが、到達できる人数は限られます(いわゆる「つよつよエンジニア」)。より再現性が高いのは、技術力にマネジメントや顧客折衝のスキルを組み合わせるルートです。
大規模インフラ案件では、複数のエンジニアを束ねるプロジェクト管理や、顧客の経営層・事業部門と技術的な要件をすり合わせるコミュニケーションが欠かせません。これをこなせるエンジニアは、単なる技術者ではなくプロジェクトの推進力として評価されます。
厚生労働省のデータでも、システムエンジニアの職務には「顧客の業務に合わせたITコンサルティングをおこなう」というタスクが実施率86.7%で含まれており、技術力と折衝力は切り離せない関係です。
技術と人をつなぐ役割を担えるようになると、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーといった職種へのキャリアチェンジも視野に入ります。これらの職種では、年収800〜1,000万円超の求人が一定数存在します。
プロジェクトマネージャー(PM)の求人情報
【1954】知的財産分野の社会基盤を担う官公システム開発/民間企業向け知的財産ソリューションのPL(主任)
想定年収
830~1,080万円
勤務地
東京都千代田区
業務内容
【職務概要】 ①知的財産分野に関連する官公庁向けシステムインテグレーション+事業企画 知的財産分野における官公庁向け業務システムについて、課題解決提案から開発・インフラ構築までをリーダとして推進するとともに、将来を見据えたシステム・事業構想にも関与する業務。 ②民間企業向け知的財産ソリューション(事業運営、企画・戦略推進) 知的財産管理・特許情報提供・分析サービスを中心とした民間向け知財ソリューションにおいて、生成AI等を活用した価値向上を図りながら、事業企画・戦略推進を取り纏める業務。 【職務詳細】 ①知的財産分野に関連する官公庁向けシステムインテグレーション+事業企画 知的財産分野に関連する官公庁向け業務システムにおいて、お客様のシステム課題を整理し、最適な解決策を提案するとともに、アプリケーション開発やインフラ構築を含む各プロジェクトをリーダとして推進いただきます。作業計画の立案から、計画に基づいたチームメンバー・協力会社の統括、進捗・品質管理までを担います。 加えて、単なる個別プロジェクトの推進にとどまらず、将来の制度改正や業務変化を見据えたシステム構想、ロードマップ検討など、官公庁向け事業の企画・高度化にも関与いただきます。生成AIを活用した要件整理、設計レビュー、テスト効率化などにより開発生産性・品質向上を図るとともに、One Hitachiの枠組みを通じて、研究所や他事業部、グループ会社の技術・アセットを活用した付加価値の高い提案・解決策の提示が期待されます。 ②民間企業向け知的財産ソリューション(事業運営、企画・戦略推進) 企画・事業戦略の立案および推進を、取り纏め者として担当いただきます。市場環境や顧客ニーズを踏まえ、各ソリューションの価値向上や新たなサービス展開を検討します。 具体的には、生成AIや検索・分析技術を活用した機能拡張、業務効率化・高度化に資する新サービスの企画、既存サービスとの組み合わせによる付加価値創出などを主導します。また、営業・開発・運用部門や日立グループ各社と連携し、One Hitachi活動を通じて、他分野のソリューションや技術を活かした統合的な提案・ビジネス創出についても推進していただきます。
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【法人】《製造業》大手飲料会社向けSCM・会計・営業領域アプリケーションスペシャリスト(メンバ・リーダ・PM候補)<609>
想定年収
700~1,050万円
勤務地
東京都中野区
業務内容
日本を代表する飲料業界のリーディングカンパニーであるキリングループに対し、 事業成長を見据えた業務改革・デジタル活用(AI/データ含む)をリードするポジションです。 当組織は、単なるシステム開発に留まらず、 顧客と一体となり、経営・業務課題に踏み込んだ提案から実行までを担うパートナーとして、 コンサルティングからシステム実装・運用まで一貫して推進します。 システムエンジニア(SE/PL/PM候補)として、構想策定・要件定義から設計・開発・運用までをリードいただくとともに、 近年は特に、データ活用・AI(生成AI含む)を前提とした業務変革案件において、上流から関与いただきます。 【アサイン先想定】 ※以下①②③それぞれに多数の案件がありますので、ご希望やご経験を鑑み、最適な案件アサインを検討いたします。 ①SCM・商品開発・営業領域システムのアプリケーションスペシャリスト/PM候補 ・顧客業務の改革施策の企画 ・アプリケーション開発プロジェクトの業務設計・開発・テスト・運用(リーダ) ・アプリケーション開発プロジェクトのプロジェクトマネジメント(リーダ、PM候補) ②新技術(AI、データ分析)導入・開発の・リーダ ・生成AI/データ分析を活用した業務変革の企画・推進 ・PoC~本番導入までの技術検証・開発 ・業務部門と連携したユースケース創出および定着化 ③SAP シニアコンサルタント/PM ・SAP活用ソリューションの調査・提案・他部門連携を行うシニアコンサルタント ・SAP追加開発案件のPM ●組織について 製造業向けのプロジェクトを主導する、製造ITイノベーション事業本部内において、キリングループクライアントとしている部門です。既存システムのプロジェクト品質向上だけでなく、AIやIoT活用をはじめとした最新のテクノロジーを用いてキリングループの事業成長をIT部分から支える役割を担います。 今後はITを活用したデジタルトランスフォーメーションの実現によるキリングループ事業への貢献も視野に入れ、ロングタームリレーションシップをベースとしたビジネス展開を図っていきます。
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【金融】次世代外為系システムの企画・開発<1077>
想定年収
700~1,350万円
勤務地
-
業務内容
地方銀行向けに外為系(国際勘定系)の共同利用型サービスの企画・開発から維持運用を実施。 既存の共同利用型サービスのシステム安定運用を図るとともに、次世代のサービスに新たな技術の活用および最適なサービス提供スキームの企画・開発を行う。 また、下記への取組も予定 ・外為業務の効率化を図るために、関連するシステムとの連携による機能拡充 ・SWIFTの制度対応(ISO20022) ・金融安全理事会による「クロスボーダー送金の改善に向けたG20ロードマップ」対応
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【技術】NTTデータグループの海外グループ会社をグローバルヘッドクォーターとして統括する情報セキュリティガバナンス企画・推進<333>
想定年収
550~1,050万円
勤務地
-
業務内容
NTTデータグループは国内外に積極的に展開しており、いまや世界55カ国・地域約20万人となっています。情報セキュリティ推進室は、この巨大かつ広範囲にわたる企業規模の情報セキュリティガバナンスを統括するミッションを担っています。 国内を担当するチームと海外を担当するチームに分かれており、当チームは海外を担当しています。 全ての海外グループ会社を統括するNTTData.IncのCISOをはじめ、海外グループ各社のCISOおよびセキュリティラインと日々英語でコミュニケーションを取っており、どのメンバーも毎年1回以上海外に出張をするなど、海外メンバーとの接点が非常に多いチームとなっています。 ●職務概要 ①NTTデータグループ・グローバルのセキュリティ全体の施策(技術あるいはルール)の計画、実行 グローバルヘッドクォーターとしてグローバル全体のセキュリティガバナンスを推進しています。 リスクの分析やリスクへの対策を検討し、施策の決定と計画立案を行います。施策の実行時には予算獲得から展開まで一貫して関わり、その中で、自社経営陣との折衝や、予算規模の大きな各施策のマネジメントを手掛けます。 また、新規の海外製品をグループとして扱うときや、海外各拠点と連携して新規の施策を始めるといった新たな取り組みを始める際にも、当チームが対応方針を決定します。 ②NTTData.IncのCISO対応 NTTData.IncのCISO(アメリカ在住)と連携し、海外グループ企業各社がNTTデータグループのセキュリティポリシーに準拠した情報セキュリティレベルを維持・向上できるよう計画し実行します。 NTTデータグループ全体で遵守する情報セキュリティポリシーは当部で規定しますが、海外での運用方針の企画・実行は、海外各国・各拠点の事情に精通しているNTTData.Incに一任しています。 NTTData.IncのCISO対してNTTデータグループセキュリティポリシーを連携し、議論・交渉・調整を行い、CISOによる海外情報セキュリティポリシーの計画・実行を支援します。 ③海外各国との連携 グローバルガバナンスの推進状況や各種施策の実施状況をモニタリングし、必要に応じて海外各グループ会社のCISOやセキュリティラインに対して直接コミュニケーションを取り、グローバルガバナンスの確実な実行と強化を推進します。 ●入社後に想定されるキャリア まずは主担当の補佐からスタートし、海外各グループ会社のCISOやセキュリティラインと直接議論をして頂きます。その後は主担当として、NTTDATA.IncのCISOとの交渉を担当して頂きます。 将来的には、施策の検討を主導して頂いたり、セキュリティポリシーの施策に関わっていただくことや、インシデント対応をする、より経営に近い経験を積むなど、新しいことへチャレンジして頂くことも可能です。
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【金融】金融システムにおけるシステム基盤(クラウド/オンプレミス)のアーキテクト検討/システム設計/構築・保守人財およびプロジェクトマネージャ人財の募集<638>
想定年収
800~1,050万円
勤務地
東京都江東区
業務内容
日本全国でご利用頂く金融機関様向けITシステムに関する基盤開発を担って頂きます。 当担当では、基幹となる勘定系システム、ならびにパブリッククラウド(AWS)や当社クラウド(OpenCanvas)を活用した業務サブシステム の双方を保有し、メガバンクに匹敵する顧客数、口座数を取り扱う超大規模なバンキングシステムの開発・サービス提供を担っています。 現在、複数の業務システム(お客様ビジネスの伸長を担う融資系業務システム、多彩なデータ活用・BI業務システム、 非対面サービスを志向したアプリバンキング、情報系システム刷新 等)の開発を展望しており、 この中で上流工程からPJに参画いただき、企画検討フェーズにおけるPoC・アーキテクト検討から始まり、 要件定義・設計・構築等と開発の各工程におけるシステム基盤エンジニアとして活躍いただきます。 LinuxやWindowsSV、NW、仮想化等普遍的かつ一般的な基盤技術を習得できる事に加え、AWSやOpenCanvas等のクラウド技術、ETL、仮想化NW等 今後世の中の中心かつトレンドとなる技術にも触れる事ができ、基盤人財としての成長を実現できる職務です。 また、キャリア希望によってプロジェクトマネジメント業務に従事いただくことも可能で、基盤スキルとともに大規模~中規模の基盤開発PJにおけるマネジメントスキルを習得できます。
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同じインフラエンジニアでも年収に差がつく要因
スキルや経験年数が近くても、年収に大きな開きが出るケースがあります。
次のように、担当工程・企業の商流ポジション・雇用形態という3つの要因が、年収の上限を構造的に規定しているからです。
- 担当工程(運用保守か設計構築か)が年収のベースを大きく左右する
- 企業の商流ポジション(一次請けか多重下請けか)が収入の上限を決める
- 雇用形態(正社員かフリーランスか)によって年収の伸び方が変わる
自分の年収が上がらない原因がどこにあるか、照らし合わせながら読み進めてください。
担当工程(運用保守か設計構築か)が年収のベースを大きく左右する
インフラエンジニアの年収格差を生む要因として、もっとも影響が大きいのが担当工程です。
厚生労働省のITSSレベル別データ(設計・構築)では、レベル1〜2で年収レンジが420〜620万円であるのに対し、レベル5以上では600〜950万円に達します。一方、運用保守中心のポジションでは、経験を重ねても年収が400〜500万円台で停滞する傾向があります。
この差が生まれる背景には、業務が代替できるかどうかにあります。運用保守は手順書やマニュアルが整備されやすく、未経験者や経験の浅いエンジニアでも対応できる業務の割合が高くなります。企業側から見れば、採用コストを抑えやすいポジションです。
対して設計・構築は、要件定義から始まりアーキテクチャの選定・設計書作成・構築の実施と、一貫した判断力が求められます。代替が難しいぶん、市場での評価が高くなります。
このように、運用保守の経験が長いエンジニアがキャリアアップの停滞に直面する理由のひとつは、現在の担当工程にあります。同じ職場で年数を重ねるだけでは、担当工程が上流にシフトするとは限りません。設計・構築への移行を意識して、意図的にキャリアを動かす必要があります。
企業の商流ポジション(一次請けか多重下請けか)が収入の上限を決める
担当工程と並んで年収に直結するのが、所属企業の商流上のポジションです。
一次請け企業(大手SIer・コンサルファーム・事業会社のIT部門など)では、エンジニアがエンドクライアントと直接やり取りをしながら設計・構築を担います。案件の利益率が高く、エンジニアに還元される報酬水準も相対的に高くなります。年収800万〜1,000万円超の求人はこの層に集中しています。
一方、多重下請け構造の末端に位置する企業では、案件ごとにマージンが積み重なって差し引かれるため、エンジニアの技術力に見合った報酬が支払われにくくなります。設計・構築に関わる業務を担っていても、商流の位置によって年収の上限が200〜300万円単位で変わることがあります。
転職先を検討するうえで、企業の技術力や福利厚生だけでなく、その企業がエンドクライアントからどの位置にいるかを確認することが重要です。一次請けに近いポジションほど、年収アップの余地が大きくなります。
雇用形態(正社員かフリーランスか)によって年収の伸び方が変わる
正社員とフリーランスでは、年収の伸び方の構造が異なります。
正社員の場合、年収は企業の給与テーブルや昇格制度に依存します。大手SIerやコンサルファームでは年収1,000万円超のポジションが存在しますが、そこに到達するには社内評価の積み重ねや職位の昇格が前提になります。安定性と引き換えに、年収の上昇スピードは緩やかになりやすい構造です。
フリーランスの場合、スキルと案件単価が直結します。フリーランス向け案件情報サイトの集計(2025年4月)によると、フリーランスのインフラエンジニアの月額平均単価は71.0万円です。経験5年を超えると月額80〜100万円の案件が現実的な選択肢になり、年間10ヶ月稼働を前提にすると年収800〜1,000万円の水準に到達します。
ただし、フリーランスは収入の安定性・社会保険・退職金といった正社員の保障がありません。独立を検討するなら、設計・構築の実務経験が3年以上あり、オンプレミスとクラウドを横断した実績を持つ段階が最低ラインです。スキルが整っていない状態で独立しても、高単価案件には手が届きません。
参考:Workship MAGAZINE「インフラエンジニアの年収はいくら?今すぐできるキャリア戦略ガイド」
年収1,000万を実現するための具体的なキャリアパス
年収1,000万円に到達するには、現在のポジションから動く必要があります。
インフラエンジニアの経験を活かせる現実的なルートは、大きく次の3つに分かれます。
| ルート | 求められるもの | 向いている人 |
|---|---|---|
| 上流ルート(SRE・ITコンサル) | IaC・信頼性設計・課題解決力 | 技術を軸に職種を広げたい人 |
| 転職ルート(外資・大手SIer・コンサル) | 設計・構築の実務経験 | 職種を変えず報酬水準を上げたい人 |
| 独立ルート(フリーランス) | 実務3年以上・クラウド設計力 | 単価を直接受け取りたい人 |
それぞれ求められるスキルや向いている人が異なります。自分の強みに近いルートから検討してみてください。
【上流ルート】SREやITコンサルタントへキャリアチェンジする
インフラの実務経験を土台に、より上流の職種へ移るルートです。
SRE(Site Reliability Engineer)は、システムの信頼性をプログラミングやインフラ自動化によって担保する職種です。エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」の集計によると、2026年時点のSREの平均年収はおよそ約864万円とされ、ITエンジニア全体の平均を大きく上回ります。
また、この平均年収にはポテンシャル採用〜マネージャー・テックリードまで幅広いレンジが混在しているため、シニア以上(テックリード・マネージャー職)に絞ると950万円超が目安のラインになります。
ITコンサルタントは、顧客の経営課題をIT技術で解決する職種です。インフラの知識を持つコンサルタントは、システム基盤の刷新やクラウド移行といった案件で強みを発揮します。技術の裏付けがある提案は説得力を持ち、年収1,000万円超のポジションも視野に入ります。
どちらのルートも、技術力に加えて「課題を構造的に捉えて解決策を組み立てる力」が問われます。運用保守で培った現場感覚は、信頼性設計や移行提案の場面で武器になります。
SREの仕事については、次の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

SREエンジニアとは|仕事内容・求められるスキル・将来性を徹底解説
SREエンジニアの求人情報
【法人】メディア・エンタメ・交通業界向けソフトウェアアーキテクト<1048>
想定年収
700~1,050万円
勤務地
-
業務内容
メディア・エンタメ・交通業界のお客様に対して、ソフトウェアアーキテクトととしてプロジェクトを推進し、多岐にわたるシステム開発に携わっていただきます。 技術チームの規模はプロジェクトにもよりますが、社員2名~5名程度です。 【主なプロジェクト内容・提案テーマ】 ●営業やコンサルと連携したシステムの企画、提案 主にRFPに対する提案活動です。 技術チームの一員として、システムアーキテクチャ設計/処理方式設計/見積りをしていただきます。 直近では、AWSサービスを利用したシステムを提案しています。(RDS Aurora,Cloudfront,Lambda,Fargate,Cognitoなど) ●アプリケーション基盤の設計、開発、テストの実施・推進 プロジェクト実行フェーズでは、アプリケーション基盤の設計(FW/MW選定)、処理方式設計、業務アプリチームの開発・テストの推進をしていただきます 直近のプロジェクトでは、SpringBoot/ThymeLeafのようなMPAを採用しましたが、今後はREACTのようなSPAを採用する方針です 処理方式検討では、認証/認可方式、ログ出力方式のような、業務アプリケーションの代表的な処理パターンを検討することに加えて、非機能要件を実現するための方式の検討をします。 また、技術力とソフトウェア開発論を組み合わせて、業務アプリチームの開発を推進/補佐する役割を担います ●既存システムのエンハンス開発、維持管理 ●生成AIを使ったAP開発プロセス/インフラ基盤構築プロセスの省力化トライアル MStepある既存システムにおいて、方式検討が必要なエンハンス開発があった際は、影響調査・処理方式検討をしていただきます。 また、既存システムはリリースしてから長期間保守していることもあり、生産性向上を目的にして当時の開発プロセスの見直し/モダン化を進めています。 キーワードとしては、Github-Copilot導入、テスト駆動開発の適用、E2Eテストツール(Playwright)導入、NTTデータ社内のAIツール導入PoCなどがあります。 【アサイン先想定】 ※以下①➁③それぞれに多数の案件がありますので、ご希望やご経験を鑑み、最適な案件アサインを検討いたします。 ①広告代理店様の基幹システム、周辺システム開発 ②エンタメ領域(ボート/競馬)の基幹システム、周辺システム開発 ③放送業界様の基幹システム、周辺システム開発 ④交通業界(鉄道会社)の基幹システム、周辺システム開発 【組織の特徴・業務の進め方】 お客様と当社とは長期のお付き合いであり、信頼関係が構築できています。プロジェクト進行における課題や問題に対しても当社の主張を尊重していただける関係性です。 相対するお客様はシステム部門の方ですので技術面の話題に関しても議論できます。「よりよいシステムにするためにはどうすれば良いのか」をフラットに会話をしながらプロジェクトを進めていきます。 組織のカルチャーとして、一人ひとりに与えられる裁量は大きく、検討タスクに関してはかなりの自由度が与えられます。 そのため、提示されたビジネス課題・制約をもとに、最善なシステム構成を検討し、課題に対処しながらシステムを実現していく活動を通じて、幅広い技術力を持つエンジニアになることができます。 とはいえ、システム開発における技術要素は幅広く、一人で全体をカバーできるものではないという事も理解していますので、不足部分はチームでフォローしながら進めていくことになります。ご安心ください。
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B-26-10インフラ運用保守SE
想定年収
400~650万円
勤務地
-
業務内容
サーバ、ネットワーク、PC等端末周りを今までのご経験を活かしながら、設計、構築など工程問わず幅広い業務を担当いただきます。 また、リーダーorリーダー候補として従事いただくため、早期にマネジメント経験も積むことができるポジションです。 【職務詳細】 設定変更、バージョンアップ、パッチ対応、監視、ジョブ管理、停電対応などのイベント対応、各種手順書作成、履歴管理 ●システム障害、ハードウェア障害対応 ●EOS、EOL対応やシステムリプレース時の要件定義、機器構成検討、WBS作成、設計、構築、導入、運用設計、ドキュメント作成 ●ベンダーコントロール、ユーザ対応 【対象分野】 各種サーバOS、ミドルウェア、仮想基盤、クラウド基盤、無線LAN、音声ネットワーク、セキュリティ、PC、モバイル端末など幅広いため、希望や関心に合わせて知見を深め、広げることができます。 ※24h/365dの運用オペレーション業務ではありません
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【自社勤務】プロジェクト管理マネージャー/25-11
想定年収
480~600万円
勤務地
港区
業務内容
社員が参画する複数のプロジェクトを管理して頂きます。 各プロジェクトの内容を把握して頂き、顧客への提案活動、プロジェクト参画メンバーの管理、協力会社様との調整、予算管理等を行います。 プロジェクトは主にインフラの設計構築や運用保守となります。 将来的には組織運営等の管理職へのステップアップも可能です。 ●顧客への提案活動 各プロジェクトへの参画メンバー増員提案やメンバーローテション等の提案 ●プロジェクト参画メンバーの管理 メンバーの現場での状況やメンタル状況等を確認し、対応 ●協力会社様との調整 プロジェクトにご参画いただく協力会社様からの新たな要員の方と顔合わせ等を対応 ●予算管理 組織の予算達成に向けて、上記業務に取り組みつつ、管理職になった際には、数値の管理も実施。 同ポジションの既存メンバーの顧客商談や打合せ、メンバーフォローに同席しながら業務をキャッチアップいただきます。 型にはまることなくご自身のカラーを出しながら、様々なアプローチをして自らが中心となってプロジェクトを進めることができます。 責任感が強く、自ら考えて積極的に行動する方が成果を出しています。
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Senior Platform Engineer - Enterprise Solution -
想定年収
950~1,300万円
勤務地
東京都台東区
業務内容
●期待する役割 開発チームがシステムの開発・運用に集中できるように、セキュリティ・信頼性・可用性などの様々な側面でインフラ設計や構築、運用をサポートします。 インフラストラクチャや基盤となるシステムの開発・運用をリードし、システムをより高度に運用できるようにするための設計や支援を行います。 ●想定される業務例 以下に業務例を示します。 実際の業務はこれに限定されるものではありません。 入社後の業務内容は、技術や専門知識、経験等を考慮のうえ決定します。 ・デプロイ等の各種オペレーションを自動化するためのツールの活用、開発、運用、高度化 ・コンテナ基盤の運用・高度化 ・障害検知やキャパシティプランニングのためのモニタリング環境の構築、運用 ・ミドルウェアの技術選定、検証 ・アプリケーションやミドルウェアの運用、パフォーマンスの改善 ●所属組織について Enterprise Solutionチームへの配属を想定しております。 本チームは、CADDiの様々なソリューションが稼働するクラウドインフラ・基盤運用と高度化に責任を持ちます。 プロダクトの提供価値が確立し、事業が成長ステージへ移行した現在、CADDi の各ソリューションの成長を最大限に加速させるためには、信頼性や品質が高く、スケーラブルな基盤がますます求められています。 このような基盤を安定的に提供し続けられるように、主にクラウドインフラ基盤の構築・運用とその高度化を通じて、開発・運用効率、セキュリティ、可用性や耐障害性を向上させ、事業拡大に貢献することを目指しています。 ●開発環境 ・バックエンド: Java, Python ・インフラ: Amazon Web Services,, Google Cloud, Google Kubernetes Engine, Anthos Service Mesh, Istio, Cloudflare, Argo Workflows ・Event Bus: Cloud Pub/Sub ・DevOps: GitHub, GitHub Actions, ArgoCD, Kustomize, Helm, Terraform, Datadog ・Data: AlloyDB for PostgreSQL, Apache Iceberg, Dagster, Polars ・開発ツール: GitHub Copilot, Claude Code, Devin ・コミュニケーションツール: Slack, Discord, JIRA, Asana, Miro, Confluence
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★優先度High★Senior Software Engineer, Backend - Analysis Platform -
想定年収
700~1,200万円
勤務地
東京都台東区
業務内容
Backend Engineer(Analysis Platform) は、アプリケーション開発チームや機械学習モデル構築チームと協業し、機械学習、データサイエンスの技術成果をプロダクトへ継続的に提供するためのバックエンド基盤の構築、保守、運用を行います。 また、キャディの持つデータを活用するべく、データ収集パイプラインの構築やデータ活用の促進について、基盤の観点からリードする働きを期待します。 以下に業務例を示します。実際の業務はこれに限定されるものではありません。入社後の業務内容は、技術や専門知識、経験等を考慮のうえ決定します。 ●機械学習をシステムで利用するためのAPIやBatch基盤構築、CI/CDを用いたデプロイ環境の構築 ●本番環境での監視、パフォーマンスチューニングを含むSite Reliability向上のための実装 ●同期/非同期基盤上での機械学習処理パイプラインの開発、整備、運用 ●推論・学習プラットフォームのインフラコストの最適化 ●機械学習モデル構築の担当者、Platform担当者とコミュニケーションし、プロセスを文書化 CADDiの Backend Engineer(Analysis Platform) は実プロダクトにおいて機械学習を利用するためのバックエンドの構築・運用をするご経験が積めるのはもちろんのこと、ご経験やご興味に応じて、フロントエンドdemoの作成や新しいMLモデルの作成まで、新しいチャレンジの許容度が広く、技術の幅を広げていける環境です。 開発環境 ●言語 ・フロントエンド: TypeScript ・バックエンド: Rust, TypeScript, *Python* ●フレームワーク・ライブラリ ●フロントエンド: React, Next.js, WebGL, WebAssembly ●バックエンド: Rust (axum), Node.js (Express, Fastify, NestJS), *PyTorch* ●インフラ: *Google Cloud*, Google Kubernetes Engine, Anthos Service Mesh ●データベース・データウェアハウス: CloudSQL(PostgreSQL), AlloyDB, ●Firestore, *BigQuery* ●API: GraphQL, *REST*, gRPC ●監視・モニタリング: Datadog, Sentry, *Cloud Monitoring* ●環境構築:*Terraform* ●CI/CD:*Github Actions* ●認証: Auth0 ●開発ツール: *GitHub, GitHub Copilot*, Figma, Storybook ●コミュニケーションツール: *Slack*, Discord, *JIRA, Miro, Confluence*
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【転職ルート】外資系企業・大手SIer・コンサルファームへ移る
職種を大きく変えずに、より報酬水準の高い企業へ移るルートです。
外資系IT企業は、同じ職種・同じスキルでも国内大手より年収が高く設定される傾向があります。インフラエンジニアやクラウドアーキテクトのポジションで、国内企業より200〜300万円高い年収が提示されるケースもめずらしくありません。実力主義の評価体系で、成果がそのまま報酬に反映されやすい点も特徴です。
大手SIerやコンサルファームは、一次請けとして大規模案件を直接受注するため、エンジニアに還元される報酬が高くなります。商流の上流に位置する企業へ移ること自体が、年収アップの近道です。設計・構築の実務経験があれば、こうした企業の中途採用ターゲットになります。
このルートで重要なのは、転職のタイミングと企業選びです。年収交渉の余地が大きい求人を見極め、自分の実績を適切に評価してくれる企業を選ぶことが、年収を引き上げる決め手になります。
大手SIerへの転職については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

大手SIerとは?企業例とその年収、キャリアパスや転職するためのポイントについて解説
【独立ルート】クラウド専門家としてフリーランスになる
正社員の枠を出て、案件単価を直接受け取るルートです。
フリーランスのインフラエンジニアは、月額平均単価が74.8万円(2026年6月時点)とされています。クラウド設計やSREの専門性を持つエンジニアであれば、月額80〜120万円の案件も現実的な範囲です。年間10ヶ月稼働すると年収1,000万円を超える計算になり、正社員時代より大幅な収入アップを実現する人もいます。
ただし、独立には前提条件があります。インフラエンジニアとして最低3年の実務経験を積み、設計・構築・運用保守を一通り経験していることが目安です。とくにAWSやAzureのクラウド設計スキルがあると、高単価案件を獲得しやすくなります。
また、収入の安定性や社会保険の手当が正社員と異なる点には注意が必要です。案件が途切れるリスクや、確定申告・税金の管理といった負担も発生します。独立を急がず、まずは副業から実績を積み、市場で通用する手応えを確かめてから踏み切る判断が堅実です。
参考:フリーランススタート「インフラエンジニアのフリーランス案件・求人」
年収を大きく引き上げるスキルと技術領域
インフラエンジニアの年収は、扱える技術領域の希少性によって大きく変わります。とくに需要が高く、年収アップに直結しやすい領域は次の4つです。
- AWSやAzure・GCPのクラウド設計・構築スキル
- SRE・DevOpsの自動化と信頼性設計のスキル
- セキュリティ(ゼロトラスト・CSPM)の専門知識
- オンプレとクラウドを横断する「ハイブリッドインフラ」への対応力
いずれも習得に時間がかかる領域ですが、そのぶん市場での代替が効きにくく、高年収求人での評価につながります。
AWSやAzure・GCPのクラウド設計・構築スキル
クラウドエンジニアの需要はとどまるところを知りません。国内企業のクラウド移行が加速するなか、設計・構築を担えるエンジニアの不足は深刻な状況が続いています。
なかでも評価が高いのは、単一のクラウドサービスを使いこなすだけでなく、要件に応じてAWS・Azure・GCPを使い分けられる設計力です。構築の実務経験と組み合わせることで、高年収のオファーを提示してもらいやすくなります。またIaC(Infrastructure as Code)ツールであるTerraformやAnsibleを使った自動化スキルは、クラウド設計の文脈でセットで求められる場面が増えています。
習得の順序としては、まずAWSのソリューションアーキテクト資格(アソシエイトレベル)を取得して基礎を固め、実務で設計・構築の経験を積みながらProfessionalレベルやAzureの資格に広げていく流れが現実的です。
クラウドエンジニアのキャリアについては、次の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

クラウドエンジニアとは? 主な仕事内容や必要なスキル、将来性、年収
SRE・DevOpsの自動化と信頼性設計のスキル
SREとDevOpsは、インフラエンジニアが年収1,000万円に近づくうえでもっとも有力な技術領域のひとつです。
SREの核心にあるのは、運用作業を手作業でこなすのではなく、コードで自動化して信頼性を維持するという発想です。SLI(サービスレベル指標)やSLO(サービスレベル目標)を設計し、障害発生時の影響を最小化するアーキテクチャを組める人材は、国内でもまだ希少です。
フリーランスのSRE案件では月額平均単価が90.3万円(2026年6月時点)に達しており、経験5年以上であれば月額100万円超の案件も現実的な選択肢になっています。
DevOpsの文脈では、CI/CDパイプラインの構築やコンテナ環境(Docker・Kubernetes)の運用経験が評価されます。インフラエンジニアとしての設計力と組み合わせることで、開発と運用の橋渡し役として高い市場価値を持てます。
参考:フリーランススタート「SREのフリーランス案件・求人」
SREエンジニアの求人情報
【法人】メディア・エンタメ・交通業界向けソフトウェアアーキテクト<1048>
想定年収
700~1,050万円
勤務地
-
業務内容
メディア・エンタメ・交通業界のお客様に対して、ソフトウェアアーキテクトととしてプロジェクトを推進し、多岐にわたるシステム開発に携わっていただきます。 技術チームの規模はプロジェクトにもよりますが、社員2名~5名程度です。 【主なプロジェクト内容・提案テーマ】 ●営業やコンサルと連携したシステムの企画、提案 主にRFPに対する提案活動です。 技術チームの一員として、システムアーキテクチャ設計/処理方式設計/見積りをしていただきます。 直近では、AWSサービスを利用したシステムを提案しています。(RDS Aurora,Cloudfront,Lambda,Fargate,Cognitoなど) ●アプリケーション基盤の設計、開発、テストの実施・推進 プロジェクト実行フェーズでは、アプリケーション基盤の設計(FW/MW選定)、処理方式設計、業務アプリチームの開発・テストの推進をしていただきます 直近のプロジェクトでは、SpringBoot/ThymeLeafのようなMPAを採用しましたが、今後はREACTのようなSPAを採用する方針です 処理方式検討では、認証/認可方式、ログ出力方式のような、業務アプリケーションの代表的な処理パターンを検討することに加えて、非機能要件を実現するための方式の検討をします。 また、技術力とソフトウェア開発論を組み合わせて、業務アプリチームの開発を推進/補佐する役割を担います ●既存システムのエンハンス開発、維持管理 ●生成AIを使ったAP開発プロセス/インフラ基盤構築プロセスの省力化トライアル MStepある既存システムにおいて、方式検討が必要なエンハンス開発があった際は、影響調査・処理方式検討をしていただきます。 また、既存システムはリリースしてから長期間保守していることもあり、生産性向上を目的にして当時の開発プロセスの見直し/モダン化を進めています。 キーワードとしては、Github-Copilot導入、テスト駆動開発の適用、E2Eテストツール(Playwright)導入、NTTデータ社内のAIツール導入PoCなどがあります。 【アサイン先想定】 ※以下①➁③それぞれに多数の案件がありますので、ご希望やご経験を鑑み、最適な案件アサインを検討いたします。 ①広告代理店様の基幹システム、周辺システム開発 ②エンタメ領域(ボート/競馬)の基幹システム、周辺システム開発 ③放送業界様の基幹システム、周辺システム開発 ④交通業界(鉄道会社)の基幹システム、周辺システム開発 【組織の特徴・業務の進め方】 お客様と当社とは長期のお付き合いであり、信頼関係が構築できています。プロジェクト進行における課題や問題に対しても当社の主張を尊重していただける関係性です。 相対するお客様はシステム部門の方ですので技術面の話題に関しても議論できます。「よりよいシステムにするためにはどうすれば良いのか」をフラットに会話をしながらプロジェクトを進めていきます。 組織のカルチャーとして、一人ひとりに与えられる裁量は大きく、検討タスクに関してはかなりの自由度が与えられます。 そのため、提示されたビジネス課題・制約をもとに、最善なシステム構成を検討し、課題に対処しながらシステムを実現していく活動を通じて、幅広い技術力を持つエンジニアになることができます。 とはいえ、システム開発における技術要素は幅広く、一人で全体をカバーできるものではないという事も理解していますので、不足部分はチームでフォローしながら進めていくことになります。ご安心ください。
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B-26-10インフラ運用保守SE
想定年収
400~650万円
勤務地
-
業務内容
サーバ、ネットワーク、PC等端末周りを今までのご経験を活かしながら、設計、構築など工程問わず幅広い業務を担当いただきます。 また、リーダーorリーダー候補として従事いただくため、早期にマネジメント経験も積むことができるポジションです。 【職務詳細】 設定変更、バージョンアップ、パッチ対応、監視、ジョブ管理、停電対応などのイベント対応、各種手順書作成、履歴管理 ●システム障害、ハードウェア障害対応 ●EOS、EOL対応やシステムリプレース時の要件定義、機器構成検討、WBS作成、設計、構築、導入、運用設計、ドキュメント作成 ●ベンダーコントロール、ユーザ対応 【対象分野】 各種サーバOS、ミドルウェア、仮想基盤、クラウド基盤、無線LAN、音声ネットワーク、セキュリティ、PC、モバイル端末など幅広いため、希望や関心に合わせて知見を深め、広げることができます。 ※24h/365dの運用オペレーション業務ではありません
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【自社勤務】プロジェクト管理マネージャー/25-11
想定年収
480~600万円
勤務地
港区
業務内容
社員が参画する複数のプロジェクトを管理して頂きます。 各プロジェクトの内容を把握して頂き、顧客への提案活動、プロジェクト参画メンバーの管理、協力会社様との調整、予算管理等を行います。 プロジェクトは主にインフラの設計構築や運用保守となります。 将来的には組織運営等の管理職へのステップアップも可能です。 ●顧客への提案活動 各プロジェクトへの参画メンバー増員提案やメンバーローテション等の提案 ●プロジェクト参画メンバーの管理 メンバーの現場での状況やメンタル状況等を確認し、対応 ●協力会社様との調整 プロジェクトにご参画いただく協力会社様からの新たな要員の方と顔合わせ等を対応 ●予算管理 組織の予算達成に向けて、上記業務に取り組みつつ、管理職になった際には、数値の管理も実施。 同ポジションの既存メンバーの顧客商談や打合せ、メンバーフォローに同席しながら業務をキャッチアップいただきます。 型にはまることなくご自身のカラーを出しながら、様々なアプローチをして自らが中心となってプロジェクトを進めることができます。 責任感が強く、自ら考えて積極的に行動する方が成果を出しています。
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Senior Platform Engineer - Enterprise Solution -
想定年収
950~1,300万円
勤務地
東京都台東区
業務内容
●期待する役割 開発チームがシステムの開発・運用に集中できるように、セキュリティ・信頼性・可用性などの様々な側面でインフラ設計や構築、運用をサポートします。 インフラストラクチャや基盤となるシステムの開発・運用をリードし、システムをより高度に運用できるようにするための設計や支援を行います。 ●想定される業務例 以下に業務例を示します。 実際の業務はこれに限定されるものではありません。 入社後の業務内容は、技術や専門知識、経験等を考慮のうえ決定します。 ・デプロイ等の各種オペレーションを自動化するためのツールの活用、開発、運用、高度化 ・コンテナ基盤の運用・高度化 ・障害検知やキャパシティプランニングのためのモニタリング環境の構築、運用 ・ミドルウェアの技術選定、検証 ・アプリケーションやミドルウェアの運用、パフォーマンスの改善 ●所属組織について Enterprise Solutionチームへの配属を想定しております。 本チームは、CADDiの様々なソリューションが稼働するクラウドインフラ・基盤運用と高度化に責任を持ちます。 プロダクトの提供価値が確立し、事業が成長ステージへ移行した現在、CADDi の各ソリューションの成長を最大限に加速させるためには、信頼性や品質が高く、スケーラブルな基盤がますます求められています。 このような基盤を安定的に提供し続けられるように、主にクラウドインフラ基盤の構築・運用とその高度化を通じて、開発・運用効率、セキュリティ、可用性や耐障害性を向上させ、事業拡大に貢献することを目指しています。 ●開発環境 ・バックエンド: Java, Python ・インフラ: Amazon Web Services,, Google Cloud, Google Kubernetes Engine, Anthos Service Mesh, Istio, Cloudflare, Argo Workflows ・Event Bus: Cloud Pub/Sub ・DevOps: GitHub, GitHub Actions, ArgoCD, Kustomize, Helm, Terraform, Datadog ・Data: AlloyDB for PostgreSQL, Apache Iceberg, Dagster, Polars ・開発ツール: GitHub Copilot, Claude Code, Devin ・コミュニケーションツール: Slack, Discord, JIRA, Asana, Miro, Confluence
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★優先度High★Senior Software Engineer, Backend - Analysis Platform -
想定年収
700~1,200万円
勤務地
東京都台東区
業務内容
Backend Engineer(Analysis Platform) は、アプリケーション開発チームや機械学習モデル構築チームと協業し、機械学習、データサイエンスの技術成果をプロダクトへ継続的に提供するためのバックエンド基盤の構築、保守、運用を行います。 また、キャディの持つデータを活用するべく、データ収集パイプラインの構築やデータ活用の促進について、基盤の観点からリードする働きを期待します。 以下に業務例を示します。実際の業務はこれに限定されるものではありません。入社後の業務内容は、技術や専門知識、経験等を考慮のうえ決定します。 ●機械学習をシステムで利用するためのAPIやBatch基盤構築、CI/CDを用いたデプロイ環境の構築 ●本番環境での監視、パフォーマンスチューニングを含むSite Reliability向上のための実装 ●同期/非同期基盤上での機械学習処理パイプラインの開発、整備、運用 ●推論・学習プラットフォームのインフラコストの最適化 ●機械学習モデル構築の担当者、Platform担当者とコミュニケーションし、プロセスを文書化 CADDiの Backend Engineer(Analysis Platform) は実プロダクトにおいて機械学習を利用するためのバックエンドの構築・運用をするご経験が積めるのはもちろんのこと、ご経験やご興味に応じて、フロントエンドdemoの作成や新しいMLモデルの作成まで、新しいチャレンジの許容度が広く、技術の幅を広げていける環境です。 開発環境 ●言語 ・フロントエンド: TypeScript ・バックエンド: Rust, TypeScript, *Python* ●フレームワーク・ライブラリ ●フロントエンド: React, Next.js, WebGL, WebAssembly ●バックエンド: Rust (axum), Node.js (Express, Fastify, NestJS), *PyTorch* ●インフラ: *Google Cloud*, Google Kubernetes Engine, Anthos Service Mesh ●データベース・データウェアハウス: CloudSQL(PostgreSQL), AlloyDB, ●Firestore, *BigQuery* ●API: GraphQL, *REST*, gRPC ●監視・モニタリング: Datadog, Sentry, *Cloud Monitoring* ●環境構築:*Terraform* ●CI/CD:*Github Actions* ●認証: Auth0 ●開発ツール: *GitHub, GitHub Copilot*, Figma, Storybook ●コミュニケーションツール: *Slack*, Discord, *JIRA, Miro, Confluence*
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セキュリティ(ゼロトラスト・CSPM)の専門知識
サイバー攻撃の高度化とクラウド利用の拡大により、インフラのセキュリティ設計は単独の専門領域として確立しつつあります。
とくに需要が高いのがゼロトラストとCSPM(Cloud Security Posture Management)の2領域です。ゼロトラストは「社内ネットワークも信頼しない」という設計思想に基づき、アクセス制御やID管理を細かく設定するアーキテクチャです。CSPMはクラウド環境の設定ミスや脆弱性を継続的に検出・是正する仕組みで、クラウド移行を進める企業での需要が急速に高まっています。
これらの専門知識を持つエンジニアは、インフラ設計だけでなく、セキュリティ監査や要件定義の上流工程にも関与できます。情報処理安全確保支援士の資格と組み合わせることで、セキュリティ専門家としての市場評価が一段階上がります。
セキュリティエンジニアのキャリアについては、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

セキュリティエンジニアは年収1,000万円を狙える?平均相場と高収入を実現する方法を解説
オンプレとクラウドを横断する「ハイブリッドインフラ」への対応力
クラウド一辺倒に見えるIT業界ですが、大規模なシステムでは既存のオンプレミス環境を完全に捨てられないケースが大半です。この現実が、ハイブリッドインフラに対応できるエンジニアへの需要を生んでいます。
オンプレミスとクラウドを横断した設計ができるエンジニアに求められるのは、物理サーバーやネットワーク機器の知識と、クラウドのアーキテクチャ設計力の両立です。移行計画の策定から既存システムとの接続設計、段階的なクラウド化の進行管理まで、一連の工程を担える人材は市場で慢性的に不足しています。
インフラエンジニアとしてオンプレミス環境でキャリアを積んできた方にとって、これはむしろ有利な条件です。クラウドスキルを上乗せするだけで、「既存インフラもクラウドも両方わかる」という希少なポジションを得られます。クラウドのみを学んできたエンジニアには再現が難しい強みです。
インフラエンジニアにおすすめの資格
年収アップを目指すうえで、資格は「スキルの客観的な証明」として機能します。転職活動での書類通過率、年収交渉の根拠、社内評価のいずれにも影響するため、取得する資格の選択は重要です。
| 資格名 | 概要 |
|---|---|
| AWS認定資格 | クラウド設計力を国際的に証明できる |
| CCNA・LinuC/LPIC | ネットワークとLinuxの基礎を体系的に固められる |
| 情報処理安全確保支援士 | セキュリティ専門家として国家認定を受けられる |
| ネットワークスペシャリスト | ネットワーク設計の高度な専門性を示せる |
| CKA(Certified Kubernetes Administrator) | コンテナ運用の実技を証明できる |
AWS認定資格
クラウド設計力を証明する資格として、転職市場での評価がもっとも高い資格のひとつです。
AWS認定資格は2026年時点でFoundational・Associate・Professional・Specialtyの4レベル、計13種類が提供されています。インフラエンジニアがキャリアアップを目的に取得するなら、まず「AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA)」から始めるのが現実的な流れです。SAAはAWSの設計知識を幅広くカバーしており、年収アップにつながりやすい資格といえるでしょう。
上位のProfessionalレベルやセキュリティ・ネットワーキングのSpecialtyレベルになると、取得者数が絞られるぶん希少価値が上がります。高年収求人でとくに評価されるのはこの層で、設計・構築の実務経験と組み合わせることで面接での評価が一段階上がります。
参考:Amazon Web Services「AWS認定」
CCNA・LinuC/LPIC
ネットワークとLinuxという、インフラエンジニアの技術基盤を固める2系統の資格です。
CCNAはシスコシステムズが提供するネットワーク技術者認定資格で、ネットワークエンジニアの登竜門と位置づけられています。ルーティング・スイッチングからネットワーク自動化まで幅広い知識が問われ、勉強時間の目安は200〜400時間です。IT経験者がCCNAを取得して転職した場合、年収が50〜100万円単位で上がるケースも報告されています。
LinuCはLPI-Japanが提供する国内特化のLinux技術者認定で、レベル1〜4の段階構成になっています。クラウドやコンテナ時代の実務に合わせた内容に改訂されており、AWSなどのクラウドスキルへの発展も見据えた体系です。
一方LPICはLPI本部が提供する国際資格で、国内外で通用する点が強みです。外資系企業や海外拠点での就業を視野に入れるなら、LPICを選ぶのがおすすめです。国内での転職が主眼であれば、LinuCでも十分に評価されます。
情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)
IT系の国家資格のなかで唯一「士業」として登録できる資格です。経済産業省が所管し、IPAが実施する高度情報処理技術者試験の区分に属します。
合格率は例年15〜22%前後で推移しており、午前の選択式と午後の記述式を突破する必要があります。難易度は高いですが、取得後は政府のデータベースに名前が掲載され、セキュリティ専門家として対外的に証明できる唯一の国家資格です。
ゼロトラストやCSPMといったセキュリティ設計の需要が高まるなか、この資格を持つインフラエンジニアはセキュリティ要件定義や監査対応といった上流工程にも関与できます。資格手当として月額数万円を支給する企業も存在し、年収への直接的な上乗せ効果も期待できます。
参考:IPA 独立行政法人情報処理推進機構「情報処理安全確保支援士試験」
ネットワークスペシャリスト
IPAが実施する高度情報処理技術者試験のひとつで、ネットワーク設計・構築の専門性を国家資格として証明できます。
合格率は例年15%前後で、インフラ系の国家資格のなかでも難関の部類に入ります。午後試験は記述式で、実務に即した複雑なネットワーク構成の問題が出題されます。単純な知識の暗記だけでは突破できず、設計の考え方そのものが問われる試験です。
転職活動での評価は高く、保有者には資格手当(月3万円程度)を支給する企業も多くあります。年間換算で36万円の収入増になるケースもあり、難易度に見合ったリターンが得られる資格です。クラウド設計への移行を目指すエンジニアがネットワークの深い専門性を証明する手段として、取得価値があります。
参考:IPA 独立行政法人情報処理推進機構「ネットワークスペシャリスト試験」
Kubernetes認定資格(CKA)
CNCF(Cloud Native Computing Foundation)とLinux Foundationが提供する国際資格で、Kubernetesクラスターの管理・運用スキルを実技形式で証明します。
2025年2月に約5年ぶりの大幅改訂がおこなわれ、最新のKubernetes環境に即した出題内容に更新されています。試験は選択式ではなく、実際のクラスター環境をコマンドで操作する実技形式のため、「知識があるだけ」では合格できません。インフラエンジニアにとっては、コンテナ技術の実務対応力を客観的に示せる数少ない資格です。
コンテナ化・クラウドネイティブ化の波はとどまらず、CKA保有者の需要は今後も高い水準が続くとみられます。CKA取得後に月給が大幅に上がった事例も報告されており、クラウド設計・SRE領域へのキャリアシフトを検討しているエンジニアには優先度の高い資格です。
参考:Linux Foundation「Certified Kubernetes Administrator(CKA)」
参考:LPI-Japan「Kubernetes技術者認定」
年収1,000万円のインフラエンジニア求人例
ここでは、年収1,000万円を目指せるインフラエンジニア向けのハイクラス求人例を紹介します。
実際の求人例を見て、いまの自分に足りない部分を洗い出してみましょう。
インフラエンジニアの求人情報
ITインフラ_(無資格未経験)
想定年収
336~360万円
勤務地
北海道 札幌市
業務内容
~PC設定やシステム監視、ヘルプデスクなどの簡単な業務からお任せします~ ・ヘルプデスク→「急にパソコンがフリーズした」「ソフトの使い方が分からない」など、ITに関する問い合わせに対応します。 ・キッティング業務→PC・タブレットの初期設定、ネットワーク設定などを⾏います。 ・システムやネットワークの運用・保守・監視→インターネットや社内ネットワークなどを円滑にするためのサーバー・セキュリティ環境などの整備を⾏います。 基本的にはチーム制での配属となり、しばらくは先輩が横につきながらフォローします。 ゆくゆくは設計や構築、プロジェクトマネジメントといったレベルの高い仕事にチャレンジすることも可能。 グローバルに拠点を展開しているため、意欲次第では世界をまたにかけて活躍できるチャンスもあります。 ●プロジェクト例 ・サーバ/セキュリティ導入…LinuxによるDNSサーバ統一、SGSによる統合型ゲートウェイセキュリティ実現 ・大手自動車メーカー向け運用監視(70名体制)
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【法人】【ペイメント/海外未経験者歓迎】グローバルペイメントシステムの最適化を実現するソフトウェアアーキテクトの募集<912>
想定年収
700~1,050万円
勤務地
豊洲東京都江東区
業務内容
●組織のミッション 成長著しいアジアでの海外ペイメント事業として、ベトナム、マレーシア、インド、香港に拠点を持ちながら、事業戦略を整理しつつ、更なるフットプリントの拡大、適切なガバナンスを効かせた事業運営を通じて、各国社会の利便性向上と大幅な事業拡大に寄与していきます。 ●担当業務 ・海外ペイメント事業会社間の連携スピードを加速させ、シナジーを高めていくため、各社個別に構築されているシステムのアプリケーションレベルでのリファクタリングや共通化に関する取り組みが急務となっています。これらの全体戦略立案と施策遂行を最終的にはリードしていただくことを期待しています。 ・当面は東京もしくは海外子会社で進行中の、いずれかのプロダクト開発に参画いただき、現地メンバと共にこれらをリードいただくことで、グローバルペイメント事業を構成するシステム群の全体構成をつかんでいただきたいと考えております。 ●体制 グローバルビジネス担当 Tech&DevOpsTeam 部長1名、課長2名、代理5名、主任2名、一般社員4名 自チームメンバのみでなく、各国カントリーマネージャー、海外開発チームメンバとも連携しながら仕事を進めます。
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【法人】メディア・エンタメ・交通業界向けソフトウェアアーキテクト<1048>
想定年収
700~1,050万円
勤務地
-
業務内容
メディア・エンタメ・交通業界のお客様に対して、ソフトウェアアーキテクトととしてプロジェクトを推進し、多岐にわたるシステム開発に携わっていただきます。 技術チームの規模はプロジェクトにもよりますが、社員2名~5名程度です。 【主なプロジェクト内容・提案テーマ】 ●営業やコンサルと連携したシステムの企画、提案 主にRFPに対する提案活動です。 技術チームの一員として、システムアーキテクチャ設計/処理方式設計/見積りをしていただきます。 直近では、AWSサービスを利用したシステムを提案しています。(RDS Aurora,Cloudfront,Lambda,Fargate,Cognitoなど) ●アプリケーション基盤の設計、開発、テストの実施・推進 プロジェクト実行フェーズでは、アプリケーション基盤の設計(FW/MW選定)、処理方式設計、業務アプリチームの開発・テストの推進をしていただきます 直近のプロジェクトでは、SpringBoot/ThymeLeafのようなMPAを採用しましたが、今後はREACTのようなSPAを採用する方針です 処理方式検討では、認証/認可方式、ログ出力方式のような、業務アプリケーションの代表的な処理パターンを検討することに加えて、非機能要件を実現するための方式の検討をします。 また、技術力とソフトウェア開発論を組み合わせて、業務アプリチームの開発を推進/補佐する役割を担います ●既存システムのエンハンス開発、維持管理 ●生成AIを使ったAP開発プロセス/インフラ基盤構築プロセスの省力化トライアル MStepある既存システムにおいて、方式検討が必要なエンハンス開発があった際は、影響調査・処理方式検討をしていただきます。 また、既存システムはリリースしてから長期間保守していることもあり、生産性向上を目的にして当時の開発プロセスの見直し/モダン化を進めています。 キーワードとしては、Github-Copilot導入、テスト駆動開発の適用、E2Eテストツール(Playwright)導入、NTTデータ社内のAIツール導入PoCなどがあります。 【アサイン先想定】 ※以下①➁③それぞれに多数の案件がありますので、ご希望やご経験を鑑み、最適な案件アサインを検討いたします。 ①広告代理店様の基幹システム、周辺システム開発 ②エンタメ領域(ボート/競馬)の基幹システム、周辺システム開発 ③放送業界様の基幹システム、周辺システム開発 ④交通業界(鉄道会社)の基幹システム、周辺システム開発 【組織の特徴・業務の進め方】 お客様と当社とは長期のお付き合いであり、信頼関係が構築できています。プロジェクト進行における課題や問題に対しても当社の主張を尊重していただける関係性です。 相対するお客様はシステム部門の方ですので技術面の話題に関しても議論できます。「よりよいシステムにするためにはどうすれば良いのか」をフラットに会話をしながらプロジェクトを進めていきます。 組織のカルチャーとして、一人ひとりに与えられる裁量は大きく、検討タスクに関してはかなりの自由度が与えられます。 そのため、提示されたビジネス課題・制約をもとに、最善なシステム構成を検討し、課題に対処しながらシステムを実現していく活動を通じて、幅広い技術力を持つエンジニアになることができます。 とはいえ、システム開発における技術要素は幅広く、一人で全体をカバーできるものではないという事も理解していますので、不足部分はチームでフォローしながら進めていくことになります。ご安心ください。
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【技術】ソフトウェアアーキテクト(グランドデザイン・マイクロサービスアーキテクチャ・クラウド)<386>
想定年収
700~1,050万円
勤務地
豊洲
業務内容
職務内容 ・当社のプロジェクト横断型の技術支援組織である技術革新統括本部の中で、 「ソフトウェアアーキテクト」 としてプロジェクトに参画し、適切なアーキテクチャの提案や実現性検証、レビューを実施できる方を募集します。案件の要望や状況によっては、開発推進や品質統制という役割で案件を技術面でリードする役割を担っていただきます。 職務例 ・メインフレームからのオープン化案件において、ドメイン定義を行なって機能・データを分割し、マイクロサービスアーキテクチャの具体的な実現案を提案する ・Spring Framework(Java)を採用したシステムをクラウドネイティブ対応にするため、コンテナ化して Kubernetes で管理し、CI/CD を含めた一連の開発プロセスを提案する ・クリーンアーキテクチャに従ったGo言語の独自フレームワークをアジャイルで開発し、改善や機能追加などのサポート、及びメンバへの開発フォローを進めながら期間内にリリースする ・AWS のデザインパターンを参考に、API Gateway / Lambda / DynamoDB などを組み合わせた低コストでスケーラブルなアーキテクチャを設計し、Terraform や AWS SAM といった IaC(Infrastructure as Code)ツールを使った構築自動化方式と併せて提供する ・iPaaS製品を用いたシステム開発の実施
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【公共】大規模自治体の行政・教育分野における次世代基盤インフラシステム<355>
想定年収
550~1,050万円
勤務地
新宿副都心
業務内容
地方自治体のお客様においては、住民ひとりひとりのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させることを目的として、行政のデジタル化が加速度的に進められており、それらを支える基盤インフラシステム分野の重要度が益々高まってきています。 そのような時代の要請に応えるべく、行政サービスを支える次世代の基盤インフラシステムの実現に向け、最新の基盤技術(ネットワーク、仮想化基盤、セキュリティ等)や様々なソリューション、クラウドサービス等を用いて、システム全体の企画・設計・開発から運用保守まで一貫したサービス提供を行っています。 担当頂くプロジェクトは、大規模自治体の行政基盤インフラシステムや、教育分野のICT基盤インフラシステムが対象となります。教育分野においては、「平等で質の高い教育機会の提供」や「教職員の労働環境改善」などの社会課題を解決するために、最新のクラウドサービスやデジタル技術を組み合わせて、先生と生徒を繋ぐオンライン授業環境等を提供しています。 行政分野や教育分野が抱える社会課題の解決に向け、基盤インフラシステムの観点からどのように貢献できるか、ありたい将来像を検討して実現していける仲間を求めています。 様々な行政サービスを支える基盤インフラシステム等の企画・開発・運用を通して、社会に貢献していきましょう。 *デジタルコミュニティ事業部 情報発信サイト https://www.dcom.nttdata.com/ 組織情報 チームミッション 公共分野のお客様に対して、システム基盤領域のITインフラをトータルで整備するSI案件の設計・構築・運用がメインミッションとなります。 また、更に上流の提案フェーズにおいても、営業担当と連携してtobe像のお客様提案やシステム構成検討にも携わることとなります。 チーム情報 ・インフラシステム関連の開発・運用 ・お客様:首都圏自治体、官公庁 ・メンバー編成:課長3人、社員12人、他協働者:主に課長ラインごと・プロジェクトごとで対応を分担
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年収800〜1,200万円のAWS/AzureクラウドPM求人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 職種 | DevOpsエンジニア/クラウドエンジニア/プロジェクトマネージャー |
| 想定年収 | 800万円〜1,200万円 |
| 業務内容 | AWS/Azure上でのクラウド構築・移行プロジェクトを推進していただきます。 ・クラウド構築・移行プロジェクトの進捗、品質、予算管理 ・IaC/DevOps/CI/CDを前提としたプロジェクト計画の立案 ・顧客課題に応じたアーキテクチャ提案 ・プリセールス、コンサルティング活動 ・エンジニアチームのリードおよび技術的な意思決定 |
| 必須スキル | ・ITインフラ領域におけるプロジェクトマネジメント、プロジェクトリード経験 ・AWSまたはAzureクラウドの設計・構築経験 ・顧客課題を理解し、技術をビジネス価値につなげる提案経験 |
| 歓迎スキル | ・プリセールス、提案活動への関与経験 ・AWS各種サービスの利用経験 ・IaCツールの使用経験 ・Docker、Kubernetes、Terraformなどを活用したインフラ構築・運用経験 ・AWS認定資格またはAzure認定資格 |
| 求められる経験 | クラウドインフラの設計・構築だけでなく、クラウド移行プロジェクト全体をリードした経験が求められます。 進捗・品質・予算管理に加えて、顧客課題に応じた技術提案まで担える人材は高く評価される傾向があります。 |
年収1,000万円クラスのインフラエンジニア求人では、AWSやAzureを活用したクラウド構築・移行経験に加えて、プロジェクト全体を推進する力が求められます。想定年収は800万円〜1,200万円で、クラウド設計構築とPM・PL経験を併せ持つ人材は高年収帯を狙いやすい構成です。
この求人では、単なるインフラ構築だけでなく、IaCやDevOps、CI/CDを前提としたプロジェクト計画やアーキテクチャ提案まで担当します。そのため、クラウド移行を技術面・管理面の両方から支援できるインフラエンジニアは、市場価値を高めやすいでしょう。
年収800〜1,000万円のクラウドインフラエンジニア求人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 職種 | クラウドエンジニア/ネットワークエンジニア/サーバーエンジニア |
| 想定年収 | 800万円〜1,000万円 |
| 業務内容 | AWSなどを用いたクラウド環境の構築・運用を担当していただきます。 ・Apache、Nginx、Tomcatなどのサーバー構築 ・Dockerなどを用いたアプリケーションプラットフォーム構築 ・クラウド上でのネットワーク設計・構築 ・結合テスト、障害テスト、性能評価、運用テスト ・サーバー監視、障害分析、改善提案 |
| 必須スキル | ・クラウド環境の構築・運用経験 ・サーバー構築やネットワーク設計・構築の経験 ・Windows、LinuxなどOSに関する知識 ・運用保守や障害分析の経験 |
| 歓迎スキル | ・AWS、Azure、GCPなどクラウド環境の利用経験 ・Dockerを用いた環境構築経験 ・VMware、Hyper-Vなど仮想化環境の経験 ・Cisco、FortiGateなどネットワーク・セキュリティ機器の知識 ・Python、Ruby、Shellなどを用いた自動化経験 |
| 求められる経験 | クラウド環境の構築・運用に加えて、サーバー、ネットワーク、セキュリティ、仮想化まで幅広く対応した経験が求められます。 設計からテスト、運用改善まで一貫して関われる人材は高く評価される傾向があります。 |
年収1,000万円を目指せるインフラエンジニア求人では、クラウドだけでなく、サーバー、ネットワーク、セキュリティ、仮想化など幅広いインフラ領域の知識が求められます。想定年収は800万円〜1,000万円で、クラウド基盤の構築・運用経験を持つ人材は高年収帯を狙いやすい求人です。
この求人では、AWSなどのクラウド環境に加えて、ApacheやNginx、Docker、Windows/Linux、ネットワーク機器など多様な技術に関わります。そのため、特定領域だけでなくインフラ全体を横断して設計・構築・運用改善まで担える人材は、市場価値を高めやすいでしょう。
転職で年収1,000万円を実現するための動き方
年収1,000万円を目指す転職は、準備の質で結果が大きく変わります。次の3つのステップを順番に進めることが、年収交渉を有利に進める前提です。
- 自分の現在の市場価値を客観的に把握する
- 実績をポートフォリオとして整理する
- 年収交渉に強い転職エージェントを選んで活用する
自分の現在の市場価値を客観的に把握する
転職活動を始める前に、自分のスキルと経験が市場でどう評価されるかを把握しておく必要があります。
市場価値を見誤ると、本来届くはずの年収帯を下回る条件で内定を受け入れてしまうリスクがあります。逆に、自分のスキルと経験を正確に言語化できれば、年収交渉の場面で根拠を持って主張できます。
確認すべき軸は次の3つです。
- 担当工程(設計・構築か運用保守か)
- 扱える技術領域(クラウド・セキュリティ・コンテナなど)
- 商流上のポジション(一次請けかどうか)
この3軸を整理すると、自分が転職市場でどの層に属するかが見えてきます。
客観的な把握には、転職エージェントへの相談が有効です。エージェントは日々の求人データと採用実績をもとに、現在のスキルセットに対する市場の評価を具体的な年収レンジで示してくれます。自己評価だけで動き始めると、交渉の余地を見落としたまま転職先を決めてしまうケースがあります。
実績をポートフォリオとして整理する
年収交渉の場面で最も説得力を持つのは、過去の実績を具体的な数字と成果で示すことです。
インフラエンジニアの実績は、アプリケーション開発と異なり成果物が目に見えにくい側面があります。しかし「何を設計し、どの規模のシステムを構築し、どんな課題を解決したか」を整理すれば、採用担当者が評価できる形に変換できます。
整理する際の観点は以下のとおりです。
- 担当したシステムの規模(サーバー台数・ユーザー数・トラフィック量など)
- 設計・構築・移行・運用のどの工程をどの程度の裁量で担ったか
- 障害対応や性能改善など、問題解決に貢献した具体的なエピソード
- 活用したクラウドサービス・ツール・構成管理の手法
職務経歴書に落とし込む際は、「〇〇を担当した」という表現ではなく「〇〇の設計をリードし、可用性を〇%改善した」のように、役割と成果をセットで記載することが重要です。数字が入るだけで、書類の説得力は大きく変わります。
インフラエンジニアの職務経歴書の書き方については、次の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

インフラエンジニアの職務経歴書の書き方!例文とテンプレート
年収交渉に強い転職エージェントを選んで活用する
転職エージェントの選び方は、年収の着地点に直接影響します。
エージェントによって、保有する求人の質・年収交渉の実績・アドバイザーの専門性は大きく異なります。インフラエンジニアとして年収アップを目指すなら、エンジニア領域に特化したエージェントを選ぶことが重要です。総合型のエージェントでは、IT分野の専門知識を持つアドバイザーが担当につくとは限らず、年収交渉の場面で適切なサポートを受けられないケースがあります。
エージェントを活用するうえで押さえておきたいのは、年収交渉は求職者自身がおこなうのではなく、エージェントが企業側と交渉を代行するという点です。交渉の実績と経験を持つエージェントであれば、求職者が直接交渉するより高い年収を引き出せる可能性があります。
エージェントに相談する前に、前項で整理した実績とスキルの棚卸しを済ませておくと、より精度の高いアドバイスを受けられます。準備が整っているほど、エージェント側も具体的な求人を提案しやすくなります。
転職エージェントの選び方については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

インフラエンジニア向け転職エージェントおすすめ17選!年代・職種・経験別に比較
大幅な年収アップを目指すならテックゴー
インフラエンジニアとして年収1,000万円を目指すには、自分のスキルを正しく評価してくれる企業と出会い、年収交渉を確実に進められるエージェントのサポートが欠かせません。
テックゴーは、エンジニア・ITコンサル領域に特化した転職エージェントです。
- エンジニア・ITコンサル領域に特化しており、上流案件・高年収求人を多数保有している
- 平均年収アップ金額は138万円と、大幅な収入増の実績が豊富にある
- 年収交渉の成功率は100%で、交渉のすべてを代行してもらえる
- アドバイザーは元エンジニア・ITコンサル出身者が多く、現場感覚に基づいた具体的なアドバイスを受けられる
- 面接対策は回数無制限で、選考通過に向けて徹底的にサポートしてもらえる
年収交渉の成功率100%という実績は、交渉のノウハウと企業側との信頼関係があってはじめて成り立つものです。求職者が自分で交渉するよりも高い年収を引き出せる可能性があり、転職後の年収水準に直接影響します。
また、元エンジニア・ITコンサル出身のアドバイザーが担当につくため、インフラ設計の経験やクラウドスキルといった技術的な実績を正確に評価したうえで、適切な求人を提案してもらえます。
「自分のスキルが市場でどう評価されるかわからない」という段階からでも相談できます。
まとめ
この記事では、インフラエンジニアが年収1,000万円を目指すための条件・キャリアパス・スキル・資格・転職の動き方を解説しました。
年収の高低を分けるのは経験年数ではなく、担当工程・商流ポジション・扱える技術領域の組み合わせです。運用保守中心のキャリアから抜け出し、設計・構築や上流工程へシフトすることが、年収1,000万円への現実的な出発点です。
スキルや実績が整っていても、それを適切に評価してくれる企業と出会えなければ年収は上がりません。転職活動では、自分の市場価値を正確に把握し、年収交渉を確実に進められるエージェントを選ぶことが結果を左右します。
インフラエンジニアとして大幅な年収アップを狙うなら、テックゴーへの相談がおすすめです。平均年収アップ138万円・年収交渉成功率100%の実績を持ち、元エンジニア・ITコンサル出身のアドバイザーが現場感覚に基づいたサポートを提供しています。
まずは無料相談から、自分のキャリアの可能性を確かめてみてください。
よくある質問
インフラエンジニアで年収1,000万はいつ頃から現実的に狙えますか?
担当工程とスキルによって異なりますが、設計・構築の実務経験が5〜7年程度積めた段階から、現実的な選択肢として視野に入ります。
厚生労働省のITSSレベル別データによると、設計・構築のレベル5以上で年収レンジが600〜950万円に達します。このレベルに到達するには、要件定義から構築・リリースまでを一通り担い、複数のプロジェクトでリードした実績が必要です。経験年数だけでなく、クラウド設計やSRE・セキュリティといった希少性の高い技術領域を持っているかどうかも、到達時期を左右します。
フリーランスの場合は正社員より早い段階で1,000万円に届くケースがあります。設計・構築の実務経験が3年以上あり、クラウドスキルが実務レベルに達していれば、独立後に月額80〜100万円の案件を獲得できる可能性があります。ただし収入の安定性や社会保険といったリスクも伴うため、独立のタイミングは慎重に判断する必要があります。
年収1,000万を目指すならフリーランスと正社員のどちらが有利ですか?
一概にどちらが有利とは言えませんが、到達の速さではフリーランス、安定性では正社員に軍配が上がります。
フリーランスは、スキルが案件単価に直結します。クラウド設計やSREの専門性を持つエンジニアであれば、月額80〜120万円の案件も現実的です。年間10ヶ月稼働で年収1,000万円を超える計算になり、正社員の昇給ペースより早く到達できる場合があります。
正社員の場合、大手SIerや外資系企業・コンサルファームへ転職することで年収1,000万円超のポジションに就ける可能性があります。給与テーブルに沿った昇給は緩やかですが、賞与・退職金・社会保険といった保障が整っており、収入の安定性は高くなります。
選択の基準は、リスクをどれだけ許容できるかと、現在のスキルレベルがどれくらいかの2点です。設計・構築の実務経験が豊富でクラウドスキルが高い場合は、フリーランスが有力な選択肢になります。経験がまだ浅い段階では、正社員として上流工程に関わる環境に移り、スキルを積み上げてから独立を検討する順序が堅実です。
運用保守から設計構築の上流工程にシフトするにはどうすればよいですか?
現職での働きかけと転職の2つのアプローチがあります。
現職でシフトを目指す場合、設計・構築フェーズへの参加を上長に申し出ることから始めます。既存システムの改善提案や小規模な構成変更の設計を自発的に担うことで、実績をつくっていきます。ただし、運用保守専業の部署や企業構造上、上流工程に関与できない環境もあります。そうした場合は、転職によって工程を変えるほうが現実的です。
転職でシフトする場合、設計・構築の実務経験が求められるため、現職でできる範囲で設計業務に関わった実績を作っておくことが選考通過の条件になるでしょう。資格取得(AWS認定・ネットワークスペシャリストなど)は、実務経験を補完する材料として有効です。
転職エージェントを活用し、上流工程を担える求人に絞って応募先を選ぶことで、工程のシフトを転職と同時に実現できます。
外資系企業への転職に英語力は必須ですか?
ポジションによって異なりますが、インフラエンジニア職であれば高度な英語力を必須としない求人も存在します。
外資系IT企業の日本法人では、社内の公用語が英語になっているケースがある一方、技術職に限っては日常業務を日本語でこなせる環境を整えている企業もあります。顧客対応や社内コミュニケーションが日本語中心のポジションであれば、英語は「あれば望ましい」程度の要件にとどまることもあります。
一方、グローバルチームとの協業が前提のポジションや、海外拠点のエンジニアと日常的にやり取りする役割では、ビジネスレベルの英語力が求められます。技術的なドキュメントを英語で読む・書くという業務は、英語力の高低にかかわらず発生するため、技術英語への慣れは身につけておいて損はありません。
外資系を志望する場合は、求人票の要件欄を丁寧に確認することが重要です。「ビジネスレベルの英語力必須」と明記されていない求人であれば、英語力に自信がない段階でも応募を検討できます。転職エージェントに相談すれば、英語力の要件が緩やかな外資系求人を絞り込んでもらえます。
よくある質問
Q
インフラエンジニアで年収1,000万はいつ頃から現実的に狙えますか?
A
担当工程とスキルによって異なりますが、設計・構築の実務経験が5〜7年程度積めた段階から、現実的な選択肢として視野に入ります。 厚生労働省のITSSレベル別データによると、設計・構築のレベル5以上で年収レンジが600〜950万円に達します。このレベルに到達するには、要件定義から構築・リリースまでを一通り担い、複数のプロジェクトでリードした実績が必要です。経験年数だけでなく、クラウド設計やSRE・セキュリティといった希少性の高い技術領域を持っているかどうかも、到達時期を左右します。 フリーランスの場合は正社員より早い段階で1,000万円に届くケースがあります。設計・構築の実務経験が3年以上あり、クラウドスキルが実務レベルに達していれば、独立後に月額80〜100万円の案件を獲得できる可能性があります。ただし収入の安定性や社会保険といったリスクも伴うため、独立のタイミングは慎重に判断する必要があります。
Q
年収1,000万を目指すならフリーランスと正社員のどちらが有利ですか?
A
一概にどちらが有利とは言えませんが、到達の速さではフリーランス、安定性では正社員に軍配が上がります。 フリーランスは、スキルが案件単価に直結します。クラウド設計やSREの専門性を持つエンジニアであれば、月額80〜120万円の案件も現実的です。年間10ヶ月稼働で年収1,000万円を超える計算になり、正社員の昇給ペースより早く到達できる場合があります。 正社員の場合、大手SIerや外資系企業・コンサルファームへ転職することで年収1,000万円超のポジションに就ける可能性があります。給与テーブルに沿った昇給は緩やかですが、賞与・退職金・社会保険といった保障が整っており、収入の安定性は高くなります。 選択の基準は、リスクをどれだけ許容できるかと、現在のスキルレベルがどれくらいかの2点です。設計・構築の実務経験が豊富でクラウドスキルが高い場合は、フリーランスが有力な選択肢になります。経験がまだ浅い段階では、正社員として上流工程に関わる環境に移り、スキルを積み上げてから独立を検討する順序が堅実です。
Q
運用保守から設計構築の上流工程にシフトするにはどうすればよいですか?
A
現職での働きかけと転職の2つのアプローチがあります。 現職でシフトを目指す場合、設計・構築フェーズへの参加を上長に申し出ることから始めます。既存システムの改善提案や小規模な構成変更の設計を自発的に担うことで、実績をつくっていきます。ただし、運用保守専業の部署や企業構造上、上流工程に関与できない環境もあります。そうした場合は、転職によって工程を変えるほうが現実的です。 転職でシフトする場合、設計・構築の実務経験が求められるため、現職でできる範囲で設計業務に関わった実績を作っておくことが選考通過の条件になるでしょう。資格取得(AWS認定・ネットワークスペシャリストなど)は、実務経験を補完する材料として有効です。 転職エージェントを活用し、上流工程を担える求人に絞って応募先を選ぶことで、工程のシフトを転職と同時に実現できます。
Q
外資系企業への転職に英語力は必須ですか?
A
ポジションによって異なりますが、インフラエンジニア職であれば高度な英語力を必須としない求人も存在します。 外資系IT企業の日本法人では、社内の公用語が英語になっているケースがある一方、技術職に限っては日常業務を日本語でこなせる環境を整えている企業もあります。顧客対応や社内コミュニケーションが日本語中心のポジションであれば、英語は「あれば望ましい」程度の要件にとどまることもあります。 一方、グローバルチームとの協業が前提のポジションや、海外拠点のエンジニアと日常的にやり取りする役割では、ビジネスレベルの英語力が求められます。技術的なドキュメントを英語で読む・書くという業務は、英語力の高低にかかわらず発生するため、技術英語への慣れは身につけておいて損はありません。 外資系を志望する場合は、求人票の要件欄を丁寧に確認することが重要です。「ビジネスレベルの英語力必須」と明記されていない求人であれば、英語力に自信がない段階でも応募を検討できます。転職エージェントに相談すれば、英語力の要件が緩やかな外資系求人を絞り込んでもらえます。
