インフラエンジニアの職務経歴書の書き方!例文とテンプレート
2026年05月29日更新
「職務経歴書に何を書けばよいかわからない」「運用保守しか経験がないと書けることが少ない」と感じているインフラエンジニアは多くいます。しかし書類選考の通過率を左右しているのは、経験の量ではなく「見せ方の質」です。
採用担当者がインフラエンジニアの職務経歴書で確認しているのは、技術スキルの羅列ではなく「何を・どの程度・どのように担当したか」という3点です。担当フェーズの記載が曖昧だったり、構築環境の粒度が粗かったりするだけで、実力が正確に伝わらないまま書類落ちにつながるケースは少なくありません。
この記事では、インフラエンジニアの職務経歴書の書き方を次の内容で解説します。
- 採用担当者がチェックするテクニカル・マネジメント・顧客折衝の3つのスキル
- 職務要約・職務経歴・技術スキル・資格・自己PRの各項目の書き方とテンプレート
- 担当フェーズや構築環境の記載でとくに意識すべきポイント
- 採用を後押しする自己PRの書き方と例文
- 運用保守中心のキャリアから上流工程への転職を目指すための書き方
コピーして使えるテンプレートと例文を用意しているので、この記事を読みながら自分の職務経歴書をそのまま仕上げられます。ぜひ最後まで読んで転職活動に役立ててください。

著者
伊東 光雄
(Ito Mitsuo)
専門学校卒業後、約12 年間IT サービス事業会社にてシステム開発、インフラ運用管理、自社製品の新規開拓営業に従事。その後、2014 年に株式会社ワークポートに就業しキャリアアドバイザーとして転職相談にお越し頂く求職者に対し、キャリアに関する相談業務~求人企業のご紹介~内定・入社までのサポート及び、入社後のアフターフォロー業務全般に従事。
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監修者
高久 侑歩
(Takaku Yuho)
新卒で技術接客業経験後、株式会社リクルートにて法人営業を行う。企業の経営課題を解消するコンサル営業として多くの中小企業の立て直しを経験。 その後、企業成長へ貢献したいと思い、IT企業にてWebコンサルタントとして従事。そこで、エンジニアファーストではない現場の実態から、企業成長の妨げの根本はここにあるのではないか?と考え、My Vision・ITエンジニアのCAへ転職。企業の実態や求める人材を誰よりも深く理解し、候補者様のキャリアビジョンと精度の高いマッチングを実現し、候補者様・企業様の「成長」をサポート。
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目次
CONTENTS
採用担当者が職務経歴書でチェックするインフラエンジニアの3つのスキル
インフラエンジニアの職務経歴書は、採用担当者と技術面接官の両方が確認します。採用担当者が真っ先に見るのは「何を・どの程度・どのように担当したか」という3点です。技術力の羅列だけでは書類選考を通過しにくく、スキルの幅と深さをバランスよく示すことが求められます。
- テクニカルスキル
- プロジェクトマネジメントスキル
- コミュニケーション・顧客折衝スキル
それぞれのスキルをどう記載すれば評価につながるか、以下で詳しく解説します。
テクニカルスキル(OS・ネットワーク・クラウド)
インフラエンジニアの職務経歴書において、テクニカルスキルは採用可否を左右する最重要項目です。採用担当者が確認するのは「どの技術を・どのくらいの期間・どのフェーズで扱ってきたか」という3点です。
記載する際は、OS・ネットワーク・クラウドの区分ごとに整理するのが基本です。具体的には次のような粒度が求められます。
| 区分 | 粒度 |
|---|---|
| OS | Windows Server、RHEL、Ubuntu などを、名称・バージョン・経験年数とあわせて記載します |
| ネットワーク | Cisco機器の設定経験、ルーティング・スイッチング・VPN構成などを記載します |
| クラウド | AWSであればEC2・S3・RDS・VPCなど、使用したサービス名と用途を具体的に示します |
設定変更や運用監視が中心のキャリアであっても、テスト環境の構築補助や手順書作成など、設計・構築フェーズに関わった実績があれば積極的に記載しましょう。プロジェクト本番環境での経験と区別しながら、技術領域の幅広さをアピールできます。
また、稼働率や障害件数の削減といった数値実績を組み合わせると、技術力の高さが具体的に伝わります。「稼働率99.9%を2年間維持」「障害対応のMTTRを30分から10分に短縮」のように、数字とセットで記載することが書類通過率の向上につながります。
プロジェクトマネジメントスキル
インフラエンジニアにとって、プロジェクトマネジメントスキルは上流工程への適性を示す重要な評価軸です。設計・構築フェーズを担当した経験があれば、単なる作業者ではなく、プロジェクトを推進できる人材として評価されます。
記載すべき内容は次のとおりです。
- メンバー人数や協力会社の有無を具体的に記載します
- 要件定義・基本設計・詳細設計・構築・テスト・運用・保守のうち、携わった工程を示します
- 進捗管理や課題管理への関与状況を明記します
- コスト管理やベンダーコントロールの経験があれば記載します
とくに注意が必要なのは、担当フェーズの記載を省略しないことです。「インフラ構築業務に従事」という書き方では、要件定義から携わったのか、手順書に沿って構築を担当したのかが判断できません。採用担当者はフェーズの幅を見て、即戦力かポテンシャル採用かを判断しています。
リーダー経験やサブリーダーとしての調整業務があれば、「5名チームのリーダーとして進捗管理・工数調整を担当」のように役割と規模をセットで記載しましょう。数字を加えることで、マネジメント経験のリアリティが格段に増します。
コミュニケーション・顧客折衝スキル
インフラエンジニアは技術職ですが、上流工程になるほど顧客やベンダーとの折衝が業務の中心を占めるようになります。採用担当者は、技術力だけでなく「チーム内外での連携経験」を職務経歴書のなかで確認しています。
コミュニケーション・折衝スキルとして評価されやすい実績は次のとおりです。
- 顧客ヒアリングや要件整理に参加した経験
- 障害発生時の顧客対応や報告対応の実績
- ベンダーや外部パートナーとの調整業務の経験
- 問い合わせ対応の手順書整備や後輩育成の経験
これらの実績は数値化しにくいため、記載を後回しにしてしまうエンジニアも多くいます。しかし「顧客からの問い合わせ対応を担い、対応手順書を整備することでチーム全体の工数を削減した」のように、行動と成果をセットで記述することで、十分なアピール材料になります。
SIerやITコンサル領域を目指す場合は、とくに顧客折衝の経験を具体的に記載することが重要です。転職後の業務イメージが採用担当者に伝わりやすくなり、書類通過率の向上が期待できます。
職務経歴書の各項目で何をどう書くか【テンプレート付き】
インフラエンジニアの職務経歴書は、「職務要約」「職務経歴」「技術スキル・構築環境」「保有資格」「自己PR」の5つのブロックで構成するのが標準です。
- 職務要約:キャリアの全体像を3〜5行で端的に示す
- 職務経歴:案件ごとにフェーズ・規模・実績を記述する
- 技術スキル・構築環境:OS・ネットワーク・クラウドをカテゴリごとに一覧化する
- 保有資格:取得中・失効中も含めてすべて記載する
- 自己PR:技術的な強みとキャリアビジョンをセットで伝える
まず下記の完成例で全体像を確認してから、各項目の書き方に進みましょう。
職務要約でキャリアの全体像を3〜5行にまとめる
職務要約は採用担当者が最初に目を通すセクションです。ここで「自社が求めるエンジニアかどうか」という判断が生まれるため、技術領域・経験年数・担当フェーズ・今後の志向という4つの要素を3〜5行で端的にまとめることが重要です。
盛り込むべき情報は次の4点です。
- どの技術領域を何年担当してきたかを示す
- 直近で力を入れてきた業務・スキルを示す
- リーダー経験やマネジメント経験があれば触れる
- 今後目指すキャリアの方向性を1文で示す
| 例 | 2019年に新卒でシステムインテグレーターに入社後、サーバーおよびネットワークインフラの設計・構築・運用保守に5年間従事してきました。 直近3年間はAWSを活用したクラウドインフラの設計・構築を主担当し、Terraformによるインフラのコード化を推進した結果、構築工数を40%削減するなどの成果を残しています。 チームリーダーとして4名の進捗管理を担当した経験もあり、今後は要件定義から携わる上流工程でのキャリアを目指しています。 |
この例は3段構成で組み立てています。①入社からの技術領域と経験年数、②直近の主な成果・実績、③今後のキャリアビジョンです。とくに「構築工数を40%削減」という数値が、技術力を具体的に担保しているポイントです。「経験の羅列」にならないよう、一貫したキャリアの流れとして読める文章に整理しましょう。
| テンプレ | [入社年]に[新卒/中途]で[会社種別:SIer/SES企業など]に入社後、[技術領域:例「サーバー・ネットワークインフラの設計・構築・運用保守」]に[年数]年間従事してきました。 直近[年数]年間は[直近の主な業務・技術]を担当し、[習得したスキルや成果を記入します]。 [リーダー・マネジメント経験がある場合は「チームリーダーとして○名の進捗管理を担当した経験もあります。」と記入します] 今後は[目指すキャリア・ポジション]でキャリアを築いていきたいと考えています。 |
職務経歴でプロジェクトの詳細を案件ごとに記述する
職務経歴は職務経歴書の中核となるセクションです。担当した案件を時系列で並べ、プロジェクトごとに「案件概要・規模・担当フェーズ・担当業務・実績」の5項目を記載するのが標準的な形式です。
記載の際は次の点を意識しましょう。
- 案件概要には業種・システムの種別・規模感を入れる
- 担当フェーズは要件定義・基本設計・詳細設計・構築・テスト・運用・保守のうち、携わったものをすべて記載する
- 担当業務は作業内容を具体的に記述する
- 実績は稼働率・工数削減率・チーム人数などの数値とセットで記載する
| 例 | <大手製造業向けAWS移行支援(2021年4月〜現在)> 期間:2021年4月〜現在(3年) 案件概要:オンプレミスで稼働する業務系システムのAWSへの移行・クラウドインフラ構築 規模:AWS環境一式、チーム4名(チームリーダー) 担当フェーズ:基本設計・構築・テスト・運用 担当業務:AWSインフラ設計・構築、Terraformによるインフラのコード化、運用監視設定、コスト最適化対応 実績・成果:Terraform導入により構築工数を従来比40%削減。月次クラウドコストを20%削減 |
この例のポイントは2点です。担当フェーズを省略せず「基本設計から」と明記していること、そして実績を数値で示していることです。「AWSの移行に関わった」という漠然とした書き方と比べ、フェーズと成果を両立させた記述は採用担当者の印象が大きく変わります。案件ごとにこのブロックを積み重ねることで、キャリアの幅が自然に伝わります。
| テンプレ | <[案件名:業種・システム種別・作業概要]> 期間:[20XX年X月〜20XX年X月(X年Xヶ月)] 案件概要:[業種・対象システム・作業の概要を1〜2文で記入します] 規模:[サーバー台数またはクラウド環境の規模・チーム人数を記入します] 担当フェーズ:[例:基本設計・構築・テスト・運用] 担当業務:[具体的な作業内容を記入します] 実績・成果:[数値を使って成果を記入します] |
技術スキル・構築環境をカテゴリごとに一覧化する
技術スキルは採用担当者だけでなく、技術面接官も詳しく確認する項目です。情報を羅列するのではなく、カテゴリごとに整理することで、スキルセットの幅と深さが一目で伝わります。
カテゴリの分け方は次を参考にしてください。
- OS:Linux系とWindows Server系に分けて記載する
- クラウド:AWS・Azure・GCPそれぞれで使用したサービス名を列挙する
- ネットワーク:扱ったベンダー機器・プロトコル・構成経験を記載する
- IaC・自動化:TerraformやAnsibleなどの経験があれば記載する
- 監視:使用した監視ツールと運用実績を記載する
業務では使用していないが個人環境で学習中の技術は、「学習中」と明記したうえで記載できます。技術習得への姿勢を伝える材料になります。
| 例 | OS:Windows Server 2016/2019 / 経験5年 / 環境構築から運用まで可能 OS:RHEL 7/8 / 経験3年 / 構築・運用可能 クラウド:AWS(EC2・S3・RDS・VPC・CloudWatch)/ 経験3年 / 設計・構築可能 IaC:Terraform / 経験2年 / 構築・運用可能 仮想化:VMware vSphere / 経験3年 / 構築・運用可能 ネットワーク:Cisco機器(ルーター・スイッチ)、VLAN・VPN設定 / 経験4年 / 設定・運用可能 監視:Zabbix、CloudWatch / 経験3年 / 構築・運用可能 |
カテゴリを揃えて記載することで、採用担当者と技術面接官の双方が短時間でスキルセットを把握できます。「経験年数」と「習熟度」の両方を添えることが重要で、「設計・構築可能」「運用のみ」と一言加えるだけで、フェーズごとの実力が伝わります。
| テンプレ | OS:[OS名・バージョン] / 経験[X年] / [習熟度:例「環境構築から運用まで可能」] クラウド:[クラウドサービス名・使用サービス一覧] / 経験[X年] / [習熟度] ネットワーク:[機器・プロトコル・構成経験] / 経験[X年] / [習熟度] IaC:[ツール名] / 経験[X年] / [習熟度] 仮想化:[ツール名] / 経験[X年] / [習熟度] 監視:[ツール名] / 経験[X年] / [習熟度] ※経験のないカテゴリは省略し、学習中の技術は「学習中」と記載してください。 |
保有資格は取得中・失効中も含めて漏れなく記載する
インフラエンジニアにとって資格は、技術力を客観的に証明できる手段のひとつです。AWS認定・LPIC・CCNAなどのベンダー資格は転職市場でとくに評価されやすく、募集要項に記載されるケースも多くあります。
資格の記載では次の点を守りましょう。
- 取得年月を必ず記載する
- 現在勉強中の資格は「勉強中・受験予定:20XX年X月」のように記載する
- 有効期限が切れた資格でも、取得実績として記載して問題ない
- インフラ業務に直接関係のない資格も、省かずに一覧に含める
| 例 | AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト:2022年6月取得 LPIC-1:2020年3月取得 CCNA:2019年10月取得 基本情報技術者:2018年11月取得 応用情報技術者:勉強中(2025年10月受験予定) |
この例のポイントは、取得済みの資格に加えて「勉強中」の資格を記載している点です。向上心とキャリアへの本気度が伝わり、自己PRのキャリアビジョンとも連動します。資格の数が少ない場合でも、取得中の資格を添えることで情報量を補えます。
| テンプレ | [資格名]:[20XX年X月]取得 [資格名]:[20XX年X月]取得 [資格名]:勉強中([20XX年X月]受験予定) ※取得予定の資格がない場合は「勉強中」の行は省略してください。 |
自己PRで技術志向とキャリアビジョンをセットで伝える
自己PRは「どう貢献できるか」という能力と「どのキャリアを目指しているか」という意思の両方を伝えるセクションです。技術的な強みだけを列挙するのではなく、具体的なエピソードとキャリアビジョンをセットで記述することが重要です。
構成は次の3段落を意識しましょう。
- 第1段落:これまでの実績と強みを数値実績とともに示す
- 第2段落:マネジメントやコミュニケーションなどのヒューマンスキルを示す
- 第3段落:今後のキャリアビジョンと、そのために取り組んでいることを示す
| 例 | インフラエンジニアとして5年間、オンプレミスとクラウドの両環境でサーバー・ネットワーク構築を担当してきました。 直近3年間はAWSを主軸としたクラウドインフラの設計・構築に従事し、Terraformによるインフラのコード化を推進した結果、構築工数を40%削減するなどの成果を残しています。 チームリーダーとして4名のメンバーをまとめた経験を通じ、スケジュール管理・進捗報告・顧客への定例報告対応など、マネジメントとコミュニケーションの両面でスキルを磨いてきました。 今後は要件定義・基本設計といった上流工程でインフラ全体のアーキテクチャ設計に携わりたいと考えており、AWSの上位資格取得にも取り組んでいます。 |
この例は3段構成で組み立てています。①技術実績と数値、②マネジメント・コミュニケーション経験、③キャリアビジョンと自己研鑽です。とくに「構築工数を40%削減」という数値が、技術力をエピソードとして裏付けているポイントです。第3段落でキャリアビジョンを明示することで、応募先でどう活躍したいかが採用担当者に伝わります。
| テンプレ | [技術領域]のエンジニアとして[年数]年間、[主な業務内容を記入します]に従事してきました。直近[年数]年間は[直近の主業務・技術]に従事し、[具体的な成果を数値とともに記入します]。 [チームや顧客とのかかわりから得たスキルを1〜2文で記入します:例「チームリーダーとして○名のメンバーをまとめた経験を通じ、スケジュール管理・顧客への報告対応などのスキルを磨いてきました。」] 今後は[目指すポジション・役割]でキャリアを積んでいきたいと考えており、そのために[取り組んでいること:資格取得・自己学習など]にも取り組んでいます。 |
インフラエンジニアがとくに意識すべき職務経歴書の書き方
他の職種の職務経歴書と比べて、インフラエンジニアには記載すべき固有のポイントがあります。「技術スタックは書いた」「業務内容も書いた」という状態でも、次の3点が抜け落ちていると書類選考を通過しにくくなります。
- 担当フェーズを省略せず、どこまで関わったかを正確に示す
- 構築環境はOS・ミドルウェア・クラウドの区分まで具体的に示す
- テクニカル・マネジメント・顧客折衝の3軸で経験を整理する
それぞれの意識すべき点と、具体的な書き方を以下で解説します。
担当フェーズ(設計・構築・運用・保守)を省略せずに記載する
インフラエンジニアの採用では、「どのフェーズを経験しているか」が即戦力かどうかの判断基準になります。同じ「インフラ構築に従事」という記述でも、要件定義から携わったエンジニアと、手順書に沿って構築作業を担当したエンジニアとでは、企業が期待する役割が大きく異なります。
担当フェーズは次の7段階で整理し、関わったものをすべて記載しましょう。
- 要件定義:顧客からの要件ヒアリングや整理に関わったかどうか
- 基本設計・詳細設計:インフラ構成の設計に携わったかどうか
- 構築:実際のサーバーやネットワーク機器の設定・導入作業
- テスト:動作確認や負荷試験への関与
- 運用・保守:日常的な監視・対応・改善業務
| 例(NG) | 大手製造業向けにインフラ構築業務を担当しました。 |
| 例(OK) | 大手製造業向けのサーバー更改案件において、基本設計・構築・テスト・運用の各フェーズを担当しました。 基本設計ではネットワーク構成図の作成と顧客レビュー対応を担い、構築フェーズでは物理サーバー20台のラック搭載・OS設定・ミドルウェア設定を担当しました。 |
NG例では担当フェーズがまったく伝わりません。OK例のように、フェーズ名と具体的な作業内容をセットで記載することで、採用担当者が業務レベルを正確に把握できます。運用・保守しか経験がない場合でも、手順書の整備やインシデント対応など、設計・構築フェーズに近い業務実績があれば積極的に記載しましょう。
構築環境はOS・ミドルウェア・クラウドの区分まで具体的に示す
構築環境の記載は、インフラエンジニアの職務経歴書において他の職種にはない独自の項目です。「LinuxやWindowsの経験があります」という書き方では、採用担当者も技術面接官も実力を判断できません。OS・ミドルウェア・クラウドの3区分で、具体的な製品名・バージョン・経験年数まで明記することが求められます。
記載の粒度は次を参考にしてください。
- OS:製品名とバージョン、経験年数を記載する(例:RHEL 8・3年・構築から運用まで可能)
- ミドルウェア:WebサーバーやDBなど、用途と製品名をあわせて記載する(例:Apache・Nginx・MySQL・PostgreSQL)
- クラウド:プラットフォーム名と使用したサービス名を列挙する(例:AWS・EC2・RDS・S3・VPC)
- IaC・自動化ツール:TerraformやAnsibleなどの経験があれば記載する
| 例(NG) | LinuxおよびWindowsサーバーの運用経験があります。クラウドはAWSを使用しています。 |
| 例(OK) | OS:RHEL 7/8(3年・構築から運用まで可能)、Windows Server 2019(5年・環境構築から運用まで可能) ミドルウェア:Apache、Nginx、MySQL 8.0、Postfix クラウド:AWS(EC2・S3・RDS・VPC・CloudWatch・Route53)・経験3年・設計・構築可能 IaC:Terraform(2年・構築・運用可能) |
NG例では技術の実力がまったく見えません。OK例のように区分と習熟度をセットで記載することで、採用担当者と技術面接官の双方が短時間でスキルセットを把握できます。業務で使用していない技術でも、個人環境で学習中のものは「学習中」と明記して記載しましょう。
テクニカル・マネジメント・顧客折衝の3軸で経験を整理する
インフラエンジニアの職務経歴書でよく見られる失敗は、技術スキルの記述に偏りすぎてマネジメントや顧客折衝の経験が抜け落ちることです。採用担当者はビジネス視点を持った技術者を求めており、3つの軸がバランスよく揃っている職務経歴書ほど評価されます。
3軸の整理方法は次のとおりです。
- テクニカル軸:使用技術・担当フェーズ・稼働率やコスト削減などの数値実績を示す
- マネジメント軸:チーム規模・進捗管理・課題管理・ベンダーコントロールの経験を示す
- 顧客折衝軸:顧客ヒアリング・定例報告・障害時の顧客対応などの経験を示す
| 例 | テクニカル:AWSを活用したクラウドインフラの設計・構築を担当。Terraform導入により構築工数を40%削減し、月次クラウドコストを20%削減しました。 マネジメント:4名チームのリーダーとして進捗管理・工数調整を担当。協力会社2社とのベンダーコントロールもおこないました。 顧客折衝:週次の定例報告とシステム移行時の顧客向け説明資料の作成を担当。カットオーバー後の顧客からの問い合わせ一次対応を単独でおこないました。 |
この3軸の記述を職務経歴の各案件に盛り込むことで、「技術力だけのエンジニア」ではなく「プロジェクトを推進できるエンジニア」として評価されます。とくにSIerや上流工程への転職を目指す場合、マネジメント軸と顧客折衝軸の記述が薄いと書類落ちにつながりやすくなります。自分の経験を振り返り、3軸それぞれに記載できる実績を一度書き出してから職務経歴書に反映させましょう。
インフラエンジニアのキャリアパスについては、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

インフラエンジニアのキャリアパス|スペシャリスト・ITコンサルなど5つの道を徹底解説
採用を後押しする自己PRの書き方
自己PRは職務経歴書のなかで唯一、エンジニア自身の言葉でキャラクターと意欲を伝えられるセクションです。技術スキルや資格はほかの項目で示せますが、「なぜこの会社で、何を実現したいか」は自己PRでしか伝わりません。
定型文の羅列では採用担当者の印象に残りません。以下の3点を意識して、書類通過率を高める自己PRに仕上げましょう。
- 技術力の強みと問題解決エピソードを組み合わせて伝える
- 自己研鑽の取り組みをキャリアビジョンとつなげて語る
- 応募先の事業フェーズや技術スタックに合わせて内容を調整する
技術力の強みと問題解決エピソードを組み合わせて伝える
「インフラ構築の経験があります」「AWS環境の設計・構築が得意です」という記述は、多くのエンジニアが書く内容と大差ありません。採用担当者の目に留まる自己PRにするには、技術力の強みに「問題解決のエピソード」を組み合わせることが重要です。
問題解決エピソードとして使いやすい題材は次のとおりです。
- 障害やインシデントへの対応経験と、そこから得た改善施策
- 運用コストや構築工数の削減に取り組んだ経緯と結果
- チームや案件の課題を発見し、自分がどう動いたか
| 例(NG) | AWSを活用したクラウドインフラの設計・構築が得意です。Terraformの経験もあり、IaCの推進に貢献しました。 |
| 例(OK) | クラウドインフラの設計・構築において、手作業による構築ミスが障害の主因になっているという課題を担当案件で発見しました。 Terraformによるインフラのコード化を提案・推進した結果、構築工数を従来比40%削減し、設定ミスに起因する障害をゼロにすることができました。 この経験から、現状の課題を技術で解決するという視点を常に意識しながら業務に取り組んでいます。 |
NG例は「できること」の列挙に留まっており、採用担当者には実力の根拠が伝わりません。OK例のように「課題の発見→自分の行動→数値で示した成果」という流れで記述することで、技術力がエピソードとして裏付けられます。
数値実績がない場合は「障害件数の削減」「顧客満足度の向上」など、定性的な成果でも構いません。行動と結果をセットで示すことが重要です。
自己研鑽の取り組みをキャリアビジョンとつなげて語る
資格取得や個人学習の記録を職務経歴書に盛り込む際、「〇〇を勉強中です」という一文だけでは効果が薄くなります。自己研鑽の取り組みは、必ず「なぜ今その技術を学んでいるか」というキャリアビジョンとセットで語ることが重要です。
キャリアビジョンとつなげる際は次の2点を意識しましょう。
- 現在の業務経験と、学習中の技術との接点を示す
- 学習の先にある「なりたい姿」を具体的に示す
| 例(NG) | 現在、AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナルの取得に向けて勉強中です。 |
| 例(OK) | 現在の業務ではAWSの設計・構築フェーズを担当していますが、要件定義から全体のアーキテクチャ設計を主導できるエンジニアを目指し、AWS認定ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)の取得に取り組んでいます。 上流工程での設計判断力を高めるため、AWSのWell-Architectedフレームワークの実務への適用も並行して学習しています。 |
NG例では「勉強している事実」しか伝わりません。OK例のように「現状の業務との接点→目指すキャリア→そのために何を学んでいるか」という流れで記述することで、向上心と目的意識の両方が採用担当者に伝わります。
資格取得中の段階であっても、キャリアビジョンと結びついた自己研鑽の記述は書類評価を大きく高めます。
応募先の事業フェーズや技術スタックに合わせて内容を調整する
自己PRは一度書いたものを使い回すのではなく、応募先ごとに内容を調整することが重要です。採用担当者は「自社で活躍できるか」という視点で職務経歴書を読んでいます。自分の経験のうち、応募先が求めているものを前面に出す構成に組み替えることで、書類通過率が大きく変わります。
調整すべき観点は次の3点です。
- 応募先が自社開発企業かSIerかによって、アピールするスキルの軸を変える
- 応募ポジションが設計寄りか運用寄りかによって、強調するフェーズ経験を変える
- 応募先の技術スタックに近い経験を冒頭に配置し、親和性を示す
| 例 | 【SIer・上流工程ポジション向け】 インフラエンジニアとして5年間、サーバー・ネットワーク・クラウドの設計・構築を担当してきました。 直近3年間は顧客向けの要件整理から基本設計・構築・運用まで一貫して携わり、顧客との定例報告や障害時の一次対応も単独でおこなってきました。 技術力と顧客折衝力を組み合わせ、上流工程からプロジェクトに貢献できるエンジニアとして、貴社の案件推進に即戦力で関わりたいと考えています。 |
| 例 | 【自社開発・クラウドポジション向け】 インフラエンジニアとして5年間、AWSを中心としたクラウドインフラの設計・構築に従事してきました。 Terraformによるインフラのコード化を推進し、構築工数を40%削減した経験を持っています。 IaCや自動化への強い関心を持っており、開発チームと連携しながらインフラのモダン化を推進できるエンジニアとして貢献したいと考えています。 |
同じ経験を持つエンジニアでも、応募先に合わせて見せ方を変えるだけで印象が大きく変わります。自己PRの調整に時間がかかると感じる場合は、転職エージェントに添削を依頼することも有効な手段です。エンジニア出身のアドバイザーであれば、技術的な文脈を理解したうえで応募先に刺さる表現に仕上げてもらえます。
運用保守中心のキャリアから上流工程へ転職するための書き方
「運用保守しか経験がないと職務経歴書に書けることが少ない」と感じているエンジニアは多くいます。しかし採用担当者が見ているのは担当フェーズの広さだけではありません。
運用保守の経験のなかにも、設計・構築フェーズに近い実績は必ず存在します。それを正しく言語化できるかどうかが、上流工程への転職の成否を分けます。
- 運用経験のなかから設計・構築への関与実績を掘り起こして記載する
- 資格取得と自己学習でキャリアチェンジの本気度を証明する
- 転職エージェントを活用して自分の市場価値とキャリアの方向性を確かめる
運用経験の中から設計・構築への関与実績を掘り起こす
「設計・構築の経験がない」と思い込んでいるエンジニアでも、業務を振り返ると設計・構築フェーズに近い実績が見つかることが多くあります。運用保守の業務をそのまま「監視・対応をしていました」と書くのではなく、設計・構築への関与として言語化できる実績を掘り起こすことが重要です。
掘り起こすべき実績の例は次のとおりです。
- 障害対応の経験から、再発防止のための設定変更や構成変更をおこなった実績
- テスト環境の構築補助や、システム移行作業の一部を担当した実績
- 運用手順書やインフラ構成図の作成・更新をおこなった実績
- 監視設定の追加・変更やアラートチューニングをおこなった実績
| 例(NG) | サーバーの運用保守業務を3年間担当しました。日次の監視対応やインシデント対応をおこないました。 |
| 例(OK) | サーバーの運用保守を3年間担当するなかで、繰り返し発生していたディスク逼迫アラートの根本原因を調査し、ログローテーションの設定変更とZabbixの監視しきい値の見直しを提案・実施しました。 また、システム移行プロジェクトでは検証環境の構築補助を担当し、OSのインストールからミドルウェア設定までの一連の作業を経験しています。 |
NG例は「何をしていたか」が受け身の記述に留まっており、採用担当者には実力の根拠が伝わりません。OK例のように「課題の発見→提案・改善の実施→結果」という流れで記述することで、運用経験が設計・構築フェーズへの適性のアピールとして機能します。業務として指示された作業であっても、自分が主体的に動いた部分を前面に出して記述しましょう。
| テンプレ | [担当業務:例「サーバーの運用保守」]を[年数]年間担当するなかで、[発見した課題や問題を記入します]という課題を発見し、[自分がおこなった提案・改善・対応を記入します]を実施しました。 また、[設計・構築フェーズへの関与実績があれば記入します:例「システム移行プロジェクトでは検証環境の構築補助を担当し、〜を経験しています。」] |
資格取得と自己学習でキャリアチェンジの本気度を証明する
運用保守中心のキャリアから上流工程への転職を目指す場合、実務での設計・構築経験が少ない分、資格取得と自己学習の記録が「本気度の証明」として機能します。採用担当者は「この人はキャリアチェンジを本気で考えているか」を職務経歴書から読み取ろうとしています。
資格と自己学習をキャリアビジョンと結びつけて記載する際は、次の2点を意識しましょう。
- 現在の運用保守業務との接点を示したうえで、学習の目的を示す
- 資格取得後にどのフェーズへの挑戦を目指しているかを示す
| 例(NG) | 現在、AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイトの取得に向けて学習中です。 |
| 例(OK) | 現在の業務ではAWSの運用監視を担当していますが、クラウドインフラの設計・構築フェーズへのキャリアチェンジを目指し、AWS認定ソリューションアーキテクト(アソシエイト)の取得に取り組んでいます。 学習と並行して個人環境でAWSの構成をTerraformで再現する実践も進めており、設計知識と構築スキルの両方を習得することを目指しています。 |
NG例では「勉強している事実」しか伝わりません。OK例のように「現状の業務→目指すフェーズ→そのための学習内容」という流れで記述することで、キャリアチェンジへの本気度が採用担当者に伝わります。個人環境での実践学習も積極的に記載しましょう。資格だけでなく、自分の手を動かして学んでいることを示す一文が、書類評価を大きく高めます。
| テンプレ | 現在の業務では[現在担当している業務:例「AWSの運用監視」]を担当していますが、[目指すフェーズ・キャリア]へのキャリアチェンジを目指し、[取得中の資格名]の取得に取り組んでいます。 [個人環境での実践学習や自己学習の内容があれば記入します:例「学習と並行して個人環境で〜を進めており、〜を目指しています。」] |
転職エージェントを活用して自分の市場価値とキャリアの方向性を確かめる
運用保守中心のキャリアから上流工程への転職は、職務経歴書の書き方だけでなく「どの企業・ポジションを選ぶか」という判断も重要です。自分の経験が市場でどう評価されるか、どのポジションが現実的なステップアップになるかは、求人票を読むだけでは判断しにくいことが多くあります。
転職エージェントを活用することで、次のようなメリットがあります。
- 運用保守経験をどう言語化すれば書類通過率が上がるかの添削
- 自分のスキルセットで応募できる現実的な上流工程ポジションの紹介
- 年収交渉を代理でおこなってもらえるため、提示年収よりも高い条件での入社を目指せる
とくに、アドバイザーがエンジニア出身またはITコンサル出身の転職エージェントは、技術的な文脈を正確に理解したうえで職務経歴書の添削や求人紹介をおこないます。「運用保守の経験をどう見せればよいか」という悩みも、インフラ領域の実務経験を持つアドバイザーであれば的確なアドバイスが期待できます。
職務経歴書の添削ならテックゴー
職務経歴書は書いて終わりではなく、「採用担当者にどう読まれるか」という視点で見直すことが書類通過率の向上につながります。しかし自分一人では客観的な評価が難しく、どこを改善すればよいかわからないまま応募を続けてしまうケースも多くあります。
テックゴーはエンジニア特化の転職エージェントです。アドバイザーは元エンジニア・ITコンサル出身者が中心のため、「担当フェーズの記載が薄い」「構築環境の粒度が足りない」といったインフラエンジニア特有の課題を技術的な文脈で的確に指摘できます。
サービスの特徴は次のとおりです。
- 上流案件・ITコンサル領域に強く、運用保守からのキャリアチェンジ実績が豊富
- 平均年収アップ金額138万円、年収交渉成功率100%の実績がある
- 職務経歴書の添削から求人紹介、面接対策、年収交渉まで、転職活動を一貫してサポートしてくれる
「運用保守の経験をどう見せればよいかわからない」「上流工程への転職に現実的な見通しが立てられない」という方は、まずは無料相談から自分の市場価値を確かめてみましょう。
まとめ
インフラエンジニアの職務経歴書は、技術スキルを正確に伝えるだけでなく、担当フェーズ・マネジメント経験・顧客折衝スキルを3軸でバランスよく示すことが書類通過率の向上につながります。
本記事で解説した内容を次のように整理します。
- 採用担当者は「何を・どの程度・どのように担当したか」という3点を確認している
- 担当フェーズは要件定義から運用・保守まで省略せず、関わったものをすべて記載する
- 構築環境はOS・ミドルウェア・クラウドの区分まで製品名・バージョン・経験年数とあわせて具体的に
- 自己PRは「技術実績→マネジメント・折衝経験→キャリアビジョン」の3段構成で記述する
職務経歴書の完成度は、転職活動の結果を大きく左右します。「うまく書けているか不安」「自分の経験をどう見せればよいかわからない」という場合は、エンジニア特化の転職エージェントへの相談を早めに検討しましょう。
テックゴーでは無料相談から職務経歴書の添削・求人紹介・年収交渉まで一貫してサポートしています。
よくある質問
Q
職務経歴書の枚数は何枚が適切ですか?
A
インフラエンジニアの職務経歴書はA4用紙2〜4枚が目安です。経験年数が浅い場合は2枚程度、案件数が多い場合や技術スキルが広範囲にわたる場合は3〜4枚になることがあります。 枚数よりも重要なのは、採用担当者が必要な情報を短時間で把握できる構成になっているかどうかです。次の点を確認しましょう。 ・職務要約で3〜5行にキャリアの全体像をまとめられているか ・案件ごとのブロックに担当フェーズ・規模・実績が揃っているか ・技術スキル一覧がカテゴリごとに整理されているか 情報を詰め込もうとして1案件あたりの記述が長くなりすぎると、読みにくくなります。とくにキャリアが長いエンジニアは、直近3〜5年の案件を中心に記載し、古い案件は概要のみに絞ることで全体のボリュームを適切に保てます。
Q
未経験からインフラエンジニアを目指す場合は何を書けばよいですか?
A
インフラエンジニアへの未経験転職では、技術経験がない分、「学習の記録」「前職のポータブルスキル」「キャリアビジョンの明確さ」の3点で採用担当者にアピールすることが重要です。 記載できる内容は次のとおりです。 ・取得済みの資格や学習中の資格 ・個人環境での学習実績があれば「自宅環境でLinuxサーバーを構築して学習中」のように具体的に記載 ・前職で培ったポータブルスキルとインフラ業務との接点 ・入社後のキャリアビジョン 未経験転職でとくに評価されやすい資格はLPIC-1・CCNA・AWS認定クラウドプラクティショナーです。資格の取得が間に合っていない場合でも、「勉強中・受験予定:20XX年X月」と記載するだけで学習姿勢のアピールになります。「なぜ開発ではなくインフラなのか」という問いに答えられる志望動機と組み合わせることで、書類選考の通過率が高まります。
Q
運用・保守の経験しかない場合でもアピールできますか?
A
アピールできます。「設計・構築の経験がないと職務経歴書に書けることが少ない」と感じるエンジニアは多くいますが、運用保守の業務を振り返ると設計・構築フェーズに近い実績が必ず見つかります。 運用保守経験からアピールできる実績の例は次のとおりです。 ・繰り返し発生していた障害の根本原因を調査し、設定変更や構成変更で解決した経験 ・監視設定の追加・変更やアラートのチューニングをおこなった経験 ・システム移行や更改プロジェクトで検証環境の構築補助を担当した経験 ・運用手順書やインフラ構成図の作成・更新をおこなった経験 重要なのは「作業をこなしていた」という受け身の書き方ではなく、「課題を発見し、自分が主体的に動いた」という視点で記述することです。この書き方ができるかどうかが、運用保守経験者の書類通過率を大きく左右します。 自分一人では実績の掘り起こしが難しいと感じる場合は、エンジニア特化の転職エージェントに相談することをおすすめします。
Q
転職エージェントに職務経歴書の添削を依頼できますか?
A
依頼できます。転職エージェントへの職務経歴書添削の依頼は無料でおこなえ、求人紹介や面接対策とあわせて転職活動全体をサポートしてもらえます。 エンジニア特化の転職エージェントに添削を依頼するメリットは次の3点です。 ・インフラ領域の実務を理解しているアドバイザーに、担当フェーズや構築環境の記載粒度を技術的な文脈で確認してもらえる ・自分では気づきにくい「市場価値の見せ方」のアドバイスをもらえる ・応募先ごとに自己PRの内容を調整するサポートを受けられる とくに汎用的な転職エージェントではなく、エンジニア出身またはITコンサル出身のアドバイザーが在籍するエンジニア特化型のエージェントへの依頼をおすすめします。技術的な背景を理解したうえで「採用担当者に刺さる表現」に仕上げてもらえるため、添削の質が大きく変わります。 テックゴーでは無料相談から職務経歴書の添削・求人紹介・年収交渉まで一貫してサポートしています。まずは気軽に相談してみましょう。
