SES退職を考えている人へ|円満に辞めるための手順と注意点を徹底解説
2026年06月01日更新
SESを辞めたいと思っても、「契約の途中で辞められるのか」「損害賠償を請求されないか」「誰にどう切り出せばいいのか」と足が止まっていませんか。客先常駐は自社・常駐先・クライアントの三者が絡むぶん、退職の進め方が見えにくく感じられます。
結論からいえば、SESは契約期間の途中でも法的に退職できます。会社が違約金や損害賠償をちらつかせても、正しい手順を踏めば応じる必要はありません。大切なのは、法律上のルールを知り、トラブルを避ける順番で動くことです。
この記事では、SES退職の法的な可否から、誰にどう伝えるか、引き止めや損害賠償への対処、最終手段としての退職代行、そして退職後のキャリアまでを順番に解説します。

著者
飯尾 洸太
(Iio Kota)
大学を卒業後、IT企業の営業職として新卒入社。1~2年目で全ての半期において優績者表彰を獲得し、2年目には全社MVPを受賞。3年目に管理職へ昇進し、組織運営や数値管理を担当。就任時は全国最下位だった支店を立て直し、5年目には全国1位へと導く。その後、仕事を通じて輝ける人を1人でも増やしたいと考えキャリアアドバイザーに転身し、技術職ならではの志向やキャリアパスを踏まえた伴走支援を徹底することでITエンジニアの転職支援を得意としている。転職を通じて志願者の方々がより豊かな生活を送れるよう、誠実かつ丁寧なサポートが信条。
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監修者
串田 聡太
(Kushida Sota)
明治大学卒業後、富士通株式会社にて、自社製品に加えSAPやSalesforce導入、DX提案などを経験。その後、パーソルキャリア株式会社にて、ITエンジニアの転職支援を担当。業界トップクラスの実績を有する。
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目次
CONTENTS
SESを退職したいと感じるのは珍しくない
SESとして働くなかで、将来の方向性を見直したいと考えるエンジニアは少なくありません。特定のプロジェクトに長く携わって安定や経験を得られる一方、設計や技術選定といった上流工程に関わる機会は限られやすく、専門性を深めにくいと感じる場面もあります。
組織の意思決定から距離があり、自分のキャリアを自発的に描きにくいのもSES特有の事情です。「より裁量を持って働きたい」「将来を見据えてスキルを磨きたい」と考えて退職を選ぶのは、キャリアを再構築するための前向きな判断といえます。
よくある退職理由
退職を考える理由は人それぞれですが、SESでは次の4つがよく挙がります。
- スキルが伸びない:常駐先ごとに担当が変わり、技術選定や設計を自分で決める機会が少ない
- 年収が上がらない:成果を出しても契約構造のなかで報酬が分配され、努力が反映されにくい
- 案件を選べない:配属が会社都合で決まり、希望する技術領域や業界に関われない
- 評価が不透明:常駐先の業績や案件状況に左右され、何を基準に評価されるか分かりにくい
退職理由をさらに深く整理したい人は、辞めたい気持ちの背景とキャリアパスをまとめた以下の記事も参考になります。

SESを辞めたい人向けに、辞める手順と注意点、キャリアパスを解説
退職か現職継続かで迷っている段階の人は、自分の市場価値を客観的に把握するところから始めるのがおすすめです。専門アドバイザーがあなたの経験を診断します。
SESは契約途中・プロジェクト途中でも退職できる
「契約期間の途中だから辞められない」と思い込んでいる人は多いですが、これは誤解です。退職の自由は法律で守られており、SESでも例外ではありません。まずは自分の雇用形態ごとのルールを押さえましょう。
無期雇用なら申し出から2週間で退職できる(民法627条)
SES企業の正社員の多くは、雇用期間の定めがない無期雇用です。この場合、民法627条1項により、退職を申し出てから2週間が経過すれば雇用契約は終了します。会社の承諾は必要ありません。
常駐先のプロジェクトが途中であっても、自社との雇用契約を解約する権利は労働者にあります。ただし円満に進めるなら、就業規則の申し出期限(多くは1か月前)に配慮し、引き継ぎの時間を確保するのが現実的です。
有期雇用でも「やむを得ない事由」があれば解除できる(民法628条)
契約社員などの有期雇用でも、民法628条により「やむを得ない事由」があれば契約期間の途中で解除できます。健康上の理由や、当初の条件と大きく異なる働き方を強いられている場合などが該当します。
「契約途中の退職は損害賠償」という主張に効力はない
会社から「途中で辞めるなら違約金が必要」「損害賠償を請求する」と言われることがあります。しかし労働基準法16条は、契約の不履行に対してあらかじめ違約金や損害賠償額を定めること(賠償予定)を禁じています。「3年以内に辞めたら○○円」といった取り決めは、契約書にあっても無効です。
ただし、これは実際に発生した損害の賠償請求まで一律に禁じるものではありません。とはいえ、正当な手順を踏んで退職する限り、賠償が認められるケースは実務上ほとんどありません。引き継ぎを丁寧におこない、無断退職を避けていれば過度に恐れる必要はないでしょう。
【テックゴー編集部の見解】 退職交渉の相談を受けていると、会社が損害賠償をちらつかせるのは、辞めさせないための心理的なブレーキであることがほとんどです。実際に裁判で賠償が認められるのは、無断でいなくなって取引先に具体的な損失を出したような例外的なケースに限られます。 逆に揉めやすいのは、感情的に「もう来ません」と言い切って引き継ぎを放棄してしまうパターンです。法律が守ってくれる前提で、淡々と手順を踏むほうが結果的に早く・きれいに辞められます。
▼SESからの転職そのものに不安がある人は、以下の記事もおすすめです。

SESから転職できないは誤解?言われる理由と突破口・成功のポイントを解説
SESを退職する前に確認しておくべきこと
退職を決めたら、まず現状を客観的に整理することが大切です。SESは自社・常駐先・クライアントの三者が関わるため、契約や立場が複雑になりやすい傾向があります。動き出す前に、次の3点を確認しておきましょう。
自社の雇用契約と常駐先の稼働契約を整理する
SESは、雇用契約を結ぶ「所属会社」と、業務委託契約で動く「常駐先」の二重構造です。まず把握すべきは、自社との雇用契約の形態と、常駐先プロジェクトの区切りやリリース時期です。契約更新のサイクルをつかんでおくと、最適な退職タイミングを見極めやすくなります。
▼SESの仕組みや働き方を整理したい人は、以下の記事もおすすめです。

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就業規則の退職申し出期限を確認する
法律上は2週間前で退職できますが、多くの会社は就業規則で「1か月前までに申し出る」と定めています。円満退職を目指すなら、この期限を確認したうえで、引き継ぎを含めて逆算したスケジュールを立てておくと安心です。法律上の権利と、社会人としての配慮のバランスを取るイメージです。
退職前に転職先を決めておく
引き止めを最小限にする最大の材料は、転職先が決まっていることです。「次が決まっています」と言えれば、会社も慰留しづらくなります。
収入の空白も避けられるため、在職中から転職活動を進めておくのが理想です。SESからの転職をいつ動くべきかは、以下の記事で詳しく解説しています。
▼SESからの転職ロードマップについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

SESからの転職ロードマップ|おすすめのキャリアと選考突破の実践ノウハウ
SESを円満に退職するための手順
SESの退職は、関係者の多さを踏まえて段階的に進めるのが基本です。手順を誤ると情報共有の遅れや誤解が生じます。ここでは円満退職の流れを整理します。
誰に・どの順番で伝えるか
退職の意思は、まず直属の上司に伝えます。その後、営業担当や人事を通じて社内手続きに移るのが一般的です。
常駐先の責任者に直接伝えるのは避け、必ず自社の判断を経てから報告します。順番を誤ると、自社を飛ばして話が進んだと受け取られ、関係がこじれる原因になります。
伝える際は「今後のキャリアを前向きに考えたい」という意図を示し、これまでの経験への感謝を添えると、受け止められやすくなります。
退職理由はポジティブに言い換える
退職理由は、不満ではなく次の目標を中心に伝えます。「単価が上がらない」ではなく「より上流の工程に関わってスキルを高めたい」というように、現状の延長線上にある挑戦として語ると、誠実さと意欲の両方が伝わります。
【例文】 現職では限られた工程を担当してきましたが、今後は設計や要件定義など、より上流にも関わりながらスキルを高めたいと考えています。
▼転職理由の伝え方を例文つきで知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

エンジニア転職理由の伝え方|面接で好印象を与える答え方と例文集
退職日までのスケジュール
円滑な退職には、スケジュールの可視化が欠かせません。以下は一般的な目安です。
- 退職2か月前:上司・営業担当に退職意思を伝える。後任引き継ぎを検討する
- 退職1か月前:業務整理と引き継ぎ資料の作成を開始する。関係者と共有する
- 退職2〜3週間前:常駐先への報告をおこない、業務の最終調整をする
- 退職当日:退職届の提出、備品返却、最終挨拶をおこなう
引き継ぎ内容や進捗を文書化しておくことも、円満退職に欠かせないポイントです。
有給休暇の消化を計画する
残っている有給休暇を取得するのは労働者の権利です。退職日から逆算し、引き継ぎと両立できるよう早めに上司と取得時期を合意しておきましょう。
退職間際にまとめて消化しようとすると調整が難しくなるため、申し出のタイミングで有給日数も確認しておくのが安全です。
退職願・退職届とメールでの伝え方
退職願は「退職の意思を伝える書面」、退職届は「退職手続きの正式書類」です。文面は簡潔で構いません。「一身上の都合により、○月○日をもって退職いたします」とするのが一般的で、提出は退職日のおよそ1か月前が目安です。
最初の意思表示をメールやチャットでおこなうこと自体は問題ありませんが、重要な話は口頭での補足を添えると丁寧です。メールで伝える場合は、次のような簡潔な文面で十分です。
【例文】 お忙しいところ恐れ入ります。一身上の都合により、○月○日をもって退職を希望しております。つきましては、ご相談のお時間をいただけますでしょうか。引き継ぎは責任を持って対応いたします。
退職時に起こりやすいトラブルと対処法
SESの退職では、引き止めや契約をめぐるトラブルが起きることがあります。あらかじめ対処法を知っておけば、慌てずに対応できます。
退職日を一方的に延ばされる
「後任が決まるまで待ってほしい」と退職日を延期されるケースです。後任の確保は会社の責任であり、退職を拒む理由にはなりません。
無期雇用なら申し出から2週間で退職できるため、就業規則に沿って書面で意思を残し、予定どおり進めて問題ありません。
有給休暇を使わせてもらえない
有給の取得は労働者の権利で、退職時にまとめて消化することも認められています。拒否された場合は、取得希望日を書面やメールで明確に伝え、記録を残しておきましょう。
損害賠償をにおわせてくる
前述のとおり、契約途中の退職に対する違約金や賠償予定は労働基準法16条で無効とされています。脅し文句に動揺せず、「正当な手続きで退職します」と一貫した姿勢を保ちましょう。
解決しないときの相談先
当事者間で解決しない場合は、より上の上司や人事部に相談します。それでも改善しなければ、管轄の労働基準監督署に相談・通報するという手段があります。
参考:都道府県労働局(労働基準監督署、公共職業安定所)所在地一覧
やり取りはメールや書面で記録に残しておくと、後の証拠になります。
どうしても辞められないときの退職代行という選択肢
引き止めが激しい、上司に会うのも精神的につらいといった場合は、退職代行という選択肢があります。本人に代わって退職の意思を会社に伝えるサービスです。
退職代行の仕組みと流れ
申し込み後、代行業者が会社へ退職の意思を伝え、以降の本人と会社の直接のやり取りを減らせます。即日対応が可能なサービスも多く、出社せずに退職手続きを進められるのが特徴です。
費用相場と業者の選び方
退職代行の費用は運営主体によって異なります。正社員の場合、目安は2〜5万円程度です。
- 民間企業型(2〜3万円前後):退職の意思を伝える連絡の代行が中心。会社との交渉はできない
- 労働組合型(2〜3万円前後):団体交渉権があり、退職日の調整や有給消化の交渉までできる。費用対効果が高い
- 弁護士型(5〜10万円程度+成功報酬):損害賠償への対応や未払い賃金の請求など、法的トラブルがある場合に唯一代理人として対応できる
なお、交渉権のない民間業者が会社と交渉すると違法(非弁行為)にあたる可能性があり、過去には逮捕例も出ています。料金の安さだけで選ばず、運営主体と対応範囲を必ず確認しましょう。
客先常駐でも使えるか
客先常駐でも退職代行は利用できます。退職先はあくまで雇用契約を結ぶ自社のため、代行業者は自社に連絡します。貸与品(PCやセキュリティカードなど)は郵送で返却するのが一般的です。
損害賠償についても、正当な手続きを踏んでいれば請求が認められることは基本的にありません。
【テックゴー編集部の見解】 退職代行は有効な手段ですが、使う前に一度立ち止まる価値はあります。引き止めの不安の多くは「辞めると言ったら何をされるか分からない」という見通しの悪さから来ています。 転職先が決まっていて、伝える順番と法的根拠を押さえていれば、自力で円満に辞められるケースは想像以上に多いです。エージェントに相談すれば、退職の切り出し方まで含めて整理できます。それでも難しいと感じたときの最終手段として、退職代行を選ぶのが納得感のある順番だと考えます。
SES退職後のおすすめキャリアパス
SESで培った経験は、次のキャリアに応用できます。大切なのは「何を伸ばしたいか」「どう働きたいか」を明確にし、それに合った環境を選ぶことです。ここでは、SES経験者が選ぶことの多いキャリアパスを紹介します。
自社開発企業でスキルを伸ばす
自社開発企業では、要件定義から運用まで全工程に関われ、開発プロセス全体を俯瞰して学べます。技術選定や開発方針の決定に関わる機会もあり、エンジニアとしての裁量が大きい環境です。
SESで培った実装力や課題解決力を、自社サービスの改善に活かせます。
▼SESから自社開発に転職する方法を詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

SESから自社開発に転職は可能?必要なスキルと選考突破の準備を徹底解説
社内SE・情シスで安定と裁量を得る
社内SEは、業務の安定性と企業全体への影響力を両立できる選択です。SESでのトラブル対応力や顧客折衝の経験は、社内調整や要件ヒアリングで強みになります。
▼社内SEへの転職を詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

社内SEからの転職でキャリアアップは可能?おすすめの転職先や転職のポイント解説
受託開発(SIer)で上流に挑戦する
要件定義や設計など上流工程に関わりたいなら、受託開発のSIerも選択肢です。開発現場を理解しているSES出身者は、現実的な提案やクライアント折衝で評価されやすい傾向があります。
▼SIerからの転職やキャリアパスを詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

SIerからの転職、おすすめの転職先は?転職すべき人の特徴・メリットと成功のポイントを徹底解説
待遇の良い別のSES企業へ移る
「働き方は合っているが待遇に不満」なら、還元率や案件選択制の整った別のSES企業へ移る道もあります。同じSESでも、商流の深さや案件の質で年収は大きく変わります。
優良なSES企業の選び方は、以下の記事を参考にしてください。
▼大手SES企業の比較について詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

大手SES企業一覧|転職するならどこ?安定性・成長性・働きやすさを比較
フリーランスとして独立する
自分のスキルで案件を選び、働く時間や場所を決められるのがフリーランスの魅力です。単価が上がりやすい一方、営業・契約・確定申告などの管理を自己責任でおこなう必要があります。独立初期はエージェント経由で案件を受注するのが一般的です。
自社開発や社内SEなど、SES経験を高く評価する企業は多くあります。テックゴーでは、あなたの志向や得意分野にマッチする求人を紹介します。
退職して後悔しないための準備
SES退職で重要なのは、辞めること自体ではなく、その後のキャリアをどう築くかです。目的が曖昧なまま動くと、同じ課題に再び直面しかねません。退職を前向きな選択に変えるため、事前にやっておくべき準備を整理します。
転職理由とキャリアの方向性を整理する
まず、退職を決意した理由を明確にします。「どう働きたいか」「どんなスキルを身につけたいか」を言語化すると、転職活動の軸が定まります。
過去にやりがいを感じた業務と不満を感じた要因を書き出して比較すると整理しやすくなります。
スキルシート・ポートフォリオを整える
SES業務はプロジェクト単位で動くため、担当範囲や成果を整理しておくことが重要です。スキルシートには業務内容・開発規模・使用技術・成果を定量的にまとめましょう。
GitHubや技術ブログで可視化しておくと、評価が高まりやすくなります。
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ITエンジニアの職務経歴書の書き方完全ガイド|評価される構成と実例を徹底解説
面接での退職理由の伝え方を練習する
面接では、退職理由がポジティブに伝わるかどうかが印象を左右します。「環境を変えたい」ではなく「○○を実現したい」という目的型の表現に言い換えるのがポイントです。
想定質問への回答を準備しておくと、本番でも落ち着いて話せます。
退職後の生活設計を立てておく
転職まで期間が空く場合は、生活費・保険・税金の支払いを把握しておきます。失業保険の申請や健康保険の切り替えも早めに準備しておくと、金銭的・心理的な不安を軽減できます。
転職エージェントに登録する
同じスキルでも、企業によって評価や報酬は大きく異なります。エージェントを使えば市場価値を客観的に把握でき、非公開求人の紹介や年収交渉のサポートも受けられます。
SESの経験を効果的に伝えるにはコツがいるため、エンジニア専門のアドバイザーに書類や面接対策を相談するのが近道です。
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テックゴーでSESからのキャリアチェンジを支援
SESからの転職では、スキルや経験をどう見せるかが結果を大きく左右します。「自分の経験がどう評価されるのか分からない」と感じるエンジニアは少なくありません。
テックゴーは、SES出身者のキャリアチェンジを専門的に支援しています。退職の相談から転職活動の開始までを一貫してサポートし、「どう退職を切り出すか」「引き継ぎをどう進めるか」といった実務的な不安にも、キャリアアドバイザーが具体的に助言します。
SES特有の契約構造や業務範囲を理解したアドバイザーが対応するため、あなたの経験を正確に企業へ伝えられます。円満退職と転職準備を並行して進めることで、ブランク期間を最小限に抑えられます。自社開発・上流・フルリモートなど、希望に応じた選択肢を中立的な立場で提案します。
まとめ:SESを辞めることは「逃げ」ではなく、キャリアを取り戻す一歩
SESを辞める決断は、環境から逃げることではなく、自分のキャリアを主体的に選び直す行動です。これまでの経験を否定するのではなく、そこで得たスキルを次の環境でどう活かすかを考えることが重要です。
退職を前向きな選択にするには、契約や法律のルールを正しく理解し、誰にどう伝えるかの順番を押さえ、トラブルには冷静に対処することが欠かせません。契約途中でも退職はできますし、引き止めや損害賠償を過度に恐れる必要もありません。
計画的に進めれば、関係者との信頼を保ちながら次のステージへ移れます。「辞めたい」と感じたその瞬間は、キャリアを再構築するための最初のサインです。焦らず、冷静に、主体的に次の一歩を踏み出しましょう。
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よくある質問
Q
退職は何か月前に伝えればいいですか?
A
法律上は、無期雇用なら申し出から2週間で退職できます。ただし円満に進めるなら、就業規則に沿って1〜2か月前に伝え、引き継ぎの時間を確保するのが望ましいです。
Q
契約期間の途中でも辞められますか?
A
辞められます。無期雇用は民法627条で2週間前の申し出により退職でき、有期雇用もやむを得ない事由があれば途中解除が可能です。プロジェクトの途中であっても、退職の権利は労働者にあります。
Q
退職時に有給は消化できますか?
A
できます。有給休暇の取得は労働者の権利で、退職前にまとめて消化することも認められています。引き継ぎと両立できるよう、早めに取得時期を上司と合意しておきましょう。
