システムエンジニア(SE)の志望動機の書き方|転職エージェントが解説
2026年06月17日更新
志望動機の作成に、思いのほか時間がかかっていないでしょうか。転職の動機そのものはある。でも、いざ文章にしようとすると手が止まってしまう。SEへの転職を検討している方から、そういう声はよく届きます。
志望動機は「やる気を伝えるもの」と捉えられがちですが、採用担当者が実際に確認したいのはそこではありません。「なぜ今の会社ではなく、うちを選ぶのか」というWHYの部分と、「入社後に何をする人なのか」という貢献イメージです。熱意だけを前面に出した志望動機が選考を通過しにくいのは、そこがすっぽり抜けてしまっているからです。
また、経験者と未経験者では、書くべき内容の軸が異なります。経験者であれば「スキル・経験の接続」と「企業を選んだ理由の解像度」が問われ、未経験者であれば「なぜSEなのか」という職種選択の根拠と、「前職の何が活かせるか」という視点が必要です。
この記事では、以下の内容を解説します。
- 採用担当者が志望動機から本当に見ているもの
- 経験者・未経験者それぞれの、書く前の整理の進め方
- 採用担当者に評価される志望動機の構成
- 状況別の例文4パターン
- 通過率を下げるNG表現と、その改善例
- 面接で志望動機を聞かれたときの答え方
SEへの転職を検討していて、志望動機の書き方に迷っている方に、選考を通過するための考え方と実践的な手順をお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

著者
江原 万理
(Ehara Mari)
大学を卒業後、事業会社を楽天グループにてマーケティングコンサルタントとしてMVPを受賞。ITエンジニアやCRM領域からIT系コンサルファームへの転職支援に強みを持つ。特に面接対策を強みとしており、量・質ともに業界トップクラスの転職成功率を有する。
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監修者
岡﨑 健斗
(Okazaki Kento)
東京大学を卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。主に金融・通信テクノロジー・消費財業界における戦略立案プロジェクトおよびビジネスDDを担当。採用活動にも従事。 BCG卒業後は、IT企業の執行役員、起業・売却を経て、株式会社MyVisionを設立。
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目次
CONTENTS
「転職」における志望動機の本当の役割とは?
志望動機は、採用担当者に「やる気」を伝えるための欄だと思っていないでしょうか。実際には、そうではありません。
採用担当者が志望動機から確認したいのは、大きく2つです。ひとつは「なぜ数ある企業の中からうちを選んだのか」というWHYの部分。もうひとつは「この人が入社後に何をしてくれるのか」という貢献のイメージです。熱意を込めた文章を書いても選考を通過しにくいのは、この2点が伝わっていないケースがほとんどです。
採用担当者が志望動機を通じて見極めようとしているのは、「自社に長く勤め、活躍してくれる人材かどうか」です。どれだけ意欲的な言葉が並んでいても、「どの企業にも送れそうな内容」「待遇への言及がメイン」「前職への不満だけが伝わる内容」では、その判断ができません。逆に言えば、WHYと貢献イメージがしっかり伝わる志望動機は、スキルや経験年数が似た候補者の中から頭ひとつ抜け出せる要素になります。
転職における志望動機は、新卒の就職活動とも性質が異なります。新卒であれば「この仕事に興味があります」「成長したいです」でも一定の評価を得られますが、転職では通用しません。これまでの経験と、応募先企業での役割がどう接続するかを、具体的に示せるかどうかが問われます。
SEという職種は、技術力だけでなく、顧客折衝・要件定義・プロジェクト管理といった幅広いスキルが求められます。そのため採用担当者は、志望動機を通じて「技術だけでなく、課題解決への姿勢を持っているか」「主体的に動ける人物か」もあわせて読み取ろうとしています。この点を意識して書けているかどうかで、志望動機の説得力は大きく変わります。
エンジニアの職種については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

エンジニアの職種をわかりやすく解説!仕事内容・将来性・適性から最適がわかる
志望動機の書き方は未経験者・経験者で異なる
志望動機の書き方に迷う方の多くは、「経験者と未経験者で、何をどう書くべきかが違う」という前提を意識できていません。同じSEへの転職でも、すでにSEとして働いている経験者と、異業種からキャリアチェンジする未経験者とでは、採用担当者が見たいポイントが根本的に異なります。それぞれの状況に合わせて、書くべき内容の軸を変えることが先決です。
経験者と未経験者で求められることの違いは、次のとおりです。
| 経験者 | 未経験者 | |
|---|---|---|
| 採用担当者が見たいこと | スキル・経験の接続と企業選択の理由 | 職種選択の根拠と前職経験の転用可能性 |
| 志望動機の中心軸 | 「なぜ今の会社ではなくここなのか」 | 「なぜSEなのか」「何が活かせるのか」 |
| 評価されやすいポイント | 即戦力としての具体的な貢献イメージ | 学習意欲と業務への適性 |
| 注意すべき落とし穴 | 抽象的なキャリアアップ志向だけに終わる | 「手に職をつけたい」だけで終わる |
経験者の志望動機は「接続と選択」で組み立てます。これまでの経験が応募先でどう活きるかを示したうえで、「なぜ今の職場ではなく、この企業なのか」という選択の理由を具体的に語れるかが問われます。スキルや年数が近い候補者との差は、この企業固有の理由の解像度で生まれます。
未経験者の志望動機は「根拠と転用」で組み立てます。「SEという職種を選んだ理由」と「前職で培った何かを活かせるという視点」の2点がそろっていないと、採用担当者には動機の薄い応募に映るでしょう。営業経験であればヒアリング力や折衝スキル、プロジェクト管理経験であれば進行管理や関係者調整の能力など、前職から転用できるスキルは意外と多くあります。
それでは、次のセクションでは経験者・未経験者それぞれの準備の進め方を順に見ていきましょう。
【経験者向け】志望動機を書く前に整理しておくべきこと
経験者の志望動機でよくある失敗は、職務経歴書と内容が重複してしまうことです。「これまで◯◯の開発に携わってきました」という経歴の説明は職務経歴書に任せ、志望動機では「その経験を持つ自分が、なぜこの企業を選ぶのか」と「入社後に何をするのか」を伝えることに集中します。
そのためには、書き始める前に次の4つの観点を整理することが大切です。
- なぜ転職先のシステムエンジニアを選ぶのかを言語化する
- 自分のスキル・経験を応募先企業の目線で棚卸しする
- 志望企業ならではの理由を掘り下げる
- 入社後のキャリアビジョンを具体的にイメージする
それぞれのポイントを確認していきましょう。
なぜ転職先のシステムエンジニアを選ぶのかを言語化する
経験者であっても、「なぜSEとして転職するのか」という理由の言語化は避けて通れません。現職でも続けられるはずなのに転職を選ぶ理由、それが採用担当者の最初の疑問です。
ここで押さえておきたいのは、転職理由と志望動機はセットで語られるものだという点です。「現職では上流工程に関われない」という転職理由があるなら、志望動機では「上流工程から携われる環境を選んだ」という前向きな理由に変換します。転職理由が後ろ向きであっても、志望動機は必ず前向きな言葉で表現しましょう。
言語化にあたって確認しておきたい問いは、次のとおりです。
- 現職では何が物足りなくて、どこを変えたいのか
- SEという職種を続けることに、どんな意味を見出しているか
- 5年後・10年後にどんなエンジニアになりたいのか
この問いに答えられない状態で志望動機を書き始めると、どうしても表面的な内容になります。まずここを整理することが、説得力のある志望動機づくりの出発点です。
自分のスキル・経験を応募先企業の目線で棚卸しする
スキルの棚卸しは多くの転職者がおこないますが、「自分が持っているもの」を整理するだけで終わってしまうケースが目立ちます。志望動機で必要なのは、「応募先企業が求めているものと、自分のスキルがどう一致するか」という視点での整理です。
たとえば、同じ「Javaでの開発経験3年」というスキルでも、応募先が金融系システムの開発会社であれば「基幹系システムへの理解がある」という文脈で語れます。一方、スタートアップへの応募であれば「短いサイクルでの開発経験がある」という切り口のほうが刺さります。スキルは変えられませんが、どの側面を前に出すかは変えられます。
棚卸しの手順は、次のとおりです。
- これまで携わったプロジェクト・担当工程・使用技術を書き出す
- 応募先企業の求人票・事業内容・採用ページを読み込む
- 自分のスキルと企業のニーズが重なる部分を見つける
- 重なった部分を、入社後の貢献イメージとして言語化する
この手順を踏むことで、志望動機の中に「なぜ自分がこの企業に貢献できるのか」という具体的な根拠が生まれます。スキルシートに書いてある内容をそのまま転記するのではなく、応募先の目線でフィルタリングしてから志望動機に落とし込みましょう。
志望企業ならではの理由を掘り下げる
採用担当者が最も確認したいのは、「なぜうちの会社なのか」という部分です。どの企業にも当てはまるような理由では、志望動機として機能しません。「上流工程に携われる環境で働きたい」「大規模なプロジェクトに関わりたい」という内容は、同業他社にも同じように当てはまります。
企業固有の志望理由を作るには、次の3つの視点から企業を深く調べることが有効です。
- 事業領域や強みの特徴(得意とする業界・技術・プロジェクト規模)
- 開発スタイルや組織体制(内製化の進捗、アジャイル導入状況など)
- 自分のキャリアとの接続ポイント(その企業でしか積めない経験は何か)
たとえば「金融系システムの開発に強みを持ち、要件定義から保守まで一気通貫で携われる点に魅力を感じた」という理由は、企業の特徴と自分のキャリア志向が重なった具体的な理由として機能します。一方で、「技術力が高く、成長できると思ったから」という理由は、調べた痕跡が伝わらず、採用担当者には響きにくいです。
企業ならではの理由を掘り下げるためには、採用ページや企業のプレスリリース、エンジニアブログなどを読み込む時間を惜しまないことです。その情報をもとに「自分のキャリアとどう接続するか」を言語化することで、他の応募者との差が生まれます。
入社後のキャリアビジョンを具体的にイメージする
志望動機の締めくくりとして、入社後のキャリアビジョンを示すことが求められます。採用担当者が知りたいのは「入社時点での活躍」だけでなく、「この人は中長期的にどう成長していくのか」という見通しです。
キャリアビジョンを描くうえで意識したいのは、入社直後にできることと、3〜5年後に目指す姿の2段階で語ることです。入社直後は即戦力として何ができるかを示し、そのうえで数年後にどんなポジションや役割を担いたいのかを伝えると、採用担当者に具体的なイメージが伝わります。
たとえば、「入社後はこれまでの開発経験を活かしながら即戦力として貢献し、3年後にはプロジェクトリーダーとしてチームをまとめる立場を目指したい」という形です。「御社で成長したい」という言葉だけでは、どう成長したいのかが伝わりません。応募先企業のポジション・組織体制と照らし合わせながら、現実的かつ具体的なビジョンを描きましょう。
システムエンジニアのキャリアプランについては、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

システムエンジニアのキャリアプランはどう描く?将来性の高いキャリアと成功戦略を徹底解説
【未経験者向け】志望動機を書く前に整理しておくべきこと
未経験者の志望動機で採用担当者が最も警戒するのは、「なんとなくITが伸びていそうだから」「手に職をつけたかったから」という動機の薄さです。業界の将来性や安定性への言及は、それだけでは志望動機になりません。
未経験であっても、「なぜSEなのか」という職種選択の根拠と、「前職の何が活かせるか」という視点を組み合わせることで、採用担当者に響く志望動機を作れます。
書き始める前に、次の4つの観点を整理しておきましょう。
- システムエンジニアという職種を選んだきっかけと理由を言語化する
- 前職から転用できるスキルを洗い出す
- 志望企業ならではの理由を掘り下げる
- 入社後の成長プランを具体的に描く
それぞれのポイントを確認していきましょう。
システムエンジニアという職種を選んだきっかけと理由を言語化する
未経験者の志望動機で最初に問われるのは、「なぜSEなのか」です。プログラマーでも社内SEでもなく、システムエンジニアという職種を選んだ理由を、自分の言葉で語れるかどうかが選考の入口になります。
ここで大切なのは、きっかけと理由の両方を用意しておくことです。きっかけは「前職でシステム導入プロジェクトに関わり、設計の面白さに気づいた」「業務改善のためにツールを自分で作ったことが原体験になっている」など、具体的なエピソードが望ましいです。一方、理由は「顧客の課題をシステムで解決するプロセス全体に関わりたい」というように、SEという職種への理解を示す内容にします。
きっかけだけでは「なんとなく興味を持った」に見え、理由だけでは「調べて頭で理解しただけ」に見えます。両方がそろうことで、採用担当者に「この人は本気でSEを目指している」と伝わります。
確認しておきたい問いは、次のとおりです。
- SEという職種に興味を持ったのはいつ、どんなきっかけだったか
- プログラマーや社内SEではなく、SEを選んだ理由は何か
- SEとして将来どんな仕事をしたいのか
この問いに答えながら言語化を進めることで、他の未経験者の志望動機との差が生まれます。
前職から転用できるスキルを洗い出す
未経験者がよく陥るのは、「IT経験がないから書けることがない」という思い込みです。SEに必要なのはプログラミングスキルだけではありません。顧客折衝・要件のヒアリング・進行管理・関係者との調整といったスキルは、異業種の経験から十分に転用できます。
前職のスキルがSEの業務とどう結びつくかの対応例は、次のとおりです。
| 前職の経験 | SEの業務への転用 |
|---|---|
| 営業・接客 | 顧客ヒアリング、要件整理、折衝スキル |
| プロジェクト管理・事務 | スケジュール管理、関係者調整、議事録作成 |
| 製造・品質管理 | 仕様書の読み込み、テスト設計、品質への意識 |
| 教育・研修 | ドキュメント作成、説明力、ユーザー目線 |
| 金融・会計 | 数値への正確性、業務フローの理解、リスク管理 |
前職でのスキルをそのまま語るのではなく、SEの業務文脈に翻訳して伝えることが重要です。「営業として顧客のニーズをヒアリングしてきた経験を、要件定義の場面で活かせると考えています」という形で語ることで、採用担当者は入社後のイメージを具体的に持ちやすくなります。
まずは前職でおこなってきた業務を書き出し、SEのどの工程・役割と重なるかを照らし合わせてみましょう。
20代未経験からのエンジニア転職については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

20代後半でも未経験からエンジニアになれる?転職する方法とおすすめの職種
志望企業ならではの理由を掘り下げる
未経験者の場合、企業を選ぶ理由として「研修制度が整っているから」「未経験者を歓迎していたから」を前面に出してしまいがちです。採用担当者の立場から見ると、これは「条件が合ったから応募した」という印象を与えます。
研修制度や受け入れ体制への言及は、企業を選んだ背景として添える程度に留め、メインの志望理由は別のところに置きましょう。
未経験者が企業固有の理由を作るための視点は、次のとおりです。
- その企業が手がけている事業・システムの領域に、前職の経験や知識が接続するか
- 企業のエンジニアブログや採用インタビューを読み、働き方や文化への共感点はあるか
- その企業でSEとして積める経験が、自分の5年後のキャリアと一致しているか
たとえば、前職が医療事務であれば、医療系システムを手がける企業に対して「現場の課題を知っている立場から、使いやすいシステム開発に貢献したい」という理由が語れます。前職の業界知識とその企業の事業領域が重なる場合は、それが未経験者ならではの強みになります。
企業を深く調べることで、「自分でないといけない理由」が見えてきます。その理由を志望動機の核心に据えましょう。
入社後の成長プランを具体的に描く
未経験者の志望動機の締めくくりは、入社後の成長プランです。経験者とは異なり、即戦力としての貢献をメインに語ることは難しいため、まず何を学び、どのように貢献できる状態になっていくかというプロセスを描くことが求められます。
成長プランを語る際に避けたいのは、「一日も早く戦力になれるよう頑張ります」という精神論で終わることです。採用担当者は努力の意欲ではなく、どう成長していくかの道筋を知りたいと思っています。取得を目指している資格、学習中の技術、前職の経験をどの工程で活かす予定かなど、具体的な要素を盛り込みましょう。
成長プランの組み立て方の例は、次のとおりです。
- 入社後半年:研修・OJTを通じて開発工程の基礎を習得し、テスト・実装を担える状態にする
- 1〜2年後:要件整理や設計補助に携わりながら、前職の◯◯業界の知識をプロジェクトに活かす
- 3〜5年後:担当領域でのSEとして、顧客折衝から設計まで一連の工程を自走できる状態を目指す
この3段階の構造で語ることで、採用担当者は「この人は中長期でどう育ってくれるか」のイメージを持ちやすくなります。未経験だからこそ、入社後の見通しを丁寧に示すことが選考通過への近道になるでしょう。
ITエンジニアに向いている人の特徴については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

ITエンジニアに向いている人の7つの特徴|職種ごとの適性や判断基準について解説
採用担当者に評価されるシステムエンジニアの志望動機の構成
志望動機の内容が固まっても、構成が整っていなければ採用担当者には伝わりません。どれだけ熱量があっても、読んでいて「何が言いたいのかわからない」と感じさせてしまうと、評価される前に読み飛ばされてしまいます。SEの志望動機には、採用担当者が読みやすいと感じる構成の型があります。
評価される構成の3ステップは、次のとおりです。
- 結論(なぜSEになりたいのか)を冒頭に置く
- 具体的なエピソードで説得力を持たせる
- 企業選びの理由と入社後の貢献イメージで締める
それぞれのポイントを確認していきましょう。
結論(なぜSEになりたいのか)を冒頭に置く
志望動機は、結論から書き始めることが原則です。「私がシステムエンジニアを志望する理由は◯◯です」という形で、最初の1〜2文に核心を置きます。背景や経緯から書き始めると、採用担当者が結論にたどり着く前に読む気を失います。
結論を冒頭に置くことで、採用担当者はその後の文章を「結論を裏付ける情報」として読み進められます。逆に結論が後ろに来ると、文章全体の意図が見えないまま読み続けることになり、印象が薄くなりがちです。
冒頭の結論は、「職種への志望理由」と「この企業への志望理由」のどちらを先に置くかで迷うことがあります。転職の場合、まず職種への志望理由で読者を引き込み、その後で企業固有の理由へと絞り込む流れが自然です。未経験者であれば「なぜSEなのか」を先に語り、経験者であれば「なぜ今の会社ではなくここなのか」を軸に据えると、採用担当者に意図が伝わりやすくなります。
具体的なエピソードで説得力を持たせる
結論を冒頭に置いたあとは、その結論を裏付けるエピソードを続けます。エピソードがない志望動機は、どれだけ言葉を重ねても「そう思っているだけ」に見えてしまいます。採用担当者が「なるほど、だからこの人はSEを目指しているのか」と納得できるエピソードを1つ盛り込むことで、志望動機全体の信頼性が上がります。
エピソードを選ぶ際のポイントは、次のとおりです。
- 職種選択や企業選択の理由と直結しているか
- 具体的な状況・行動・結果の3点がそろっているか
- 読んだ相手が情景を思い浮かべられる粒度になっているか
たとえば「前職でシステム導入プロジェクトの調整役を担い、ユーザー部門と開発チームの橋渡しをした経験から、要件定義工程の重要性を実感した」というエピソードは、状況・行動・気づきがそろっており、SEを目指す動機として説得力があります。一方で「ITに興味があり、もともとパソコンが得意でした」という内容は、エピソードとして機能しません。
エピソードは長くなりすぎないよう、3〜5文程度にまとめることを意識しましょう。志望動機全体の文字数が400〜600字程度であれば、エピソードに使えるのはそのうちの3分の1程度です。要点を絞って書くことで、結論と企業選びの理由に十分なスペースを確保できます。
企業選びの理由と入社後の貢献イメージで締める
志望動機の締めくくりは、「なぜこの企業なのか」と「入社後に何をするのか」の2点で構成します。この2点がそろって初めて、採用担当者は「この人は自社に来る理由がある」と判断できます。
企業選びの理由は、前のセクションで整理した「企業固有の志望理由」をコンパクトに盛り込みます。事業領域・開発スタイル・自分のキャリアとの接続点など、調べた内容をもとに「この企業でなければいけない理由」を1〜2文で示しましょう。
入社後の貢献イメージは、経験者と未経験者で語り方が変わります。
| 語るべき内容 | 例 | |
|---|---|---|
| 経験者 | 即戦力としての貢献+中期的な目標 | 「これまでの◯◯経験を活かし、入社後すぐに◯◯工程で貢献できます。3年後はPMとしてプロジェクトを牽引したいと考えています」 |
| 未経験者 | 学習プロセス+前職経験の転用+長期的な目標 | 「まず◯◯の習得に注力しながら、前職の◯◯経験を◯◯工程で活かし、3〜5年後には上流工程を担えるSEを目指します」 |
「御社で成長したいと思います」という締め方は、どの企業にも使えるため志望動機として機能しません。応募先企業のポジションや事業内容と具体的に結びついた貢献イメージを語ることで、志望動機全体に一貫性が生まれます。
状況別・SEの志望動機例文
ここまで解説してきた構成と準備の進め方をもとに、状況別の志望動機例文を4パターン紹介します。そのまま使い回すのではなく、自分のエピソードや応募先企業の特徴に合わせて書き換えることを前提に読んでください。
例文ごとに、採用担当者に評価されるポイントも解説します。
【経験者】SIerからステップアップ転職を目指す場合
| 例 | 私がシステムエンジニアとして転職を決めたのは、現職では担当できる工程に限りがあり、より広い範囲でプロジェクトに関わりたいと考えたからです。 現職ではJavaを用いた業務系システムの開発に5年間携わり、設計・実装・テストの工程を一通り経験してきました。 プロジェクトの後半では後輩メンバーの進捗管理も担い、チームとして納期を守る経験も積んできました。 一方で、要件定義や顧客折衝の工程には携われておらず、上流工程を経験できる環境への転職を考えるようになりました。 貴社を志望した理由は、金融系システムの開発において要件定義から保守まで一貫して携われる点と、プロジェクトリーダー候補としての採用ポジションが自分のキャリア目標と一致しているためです。 入社後は、これまでの開発経験を即戦力として活かしながら、3年以内にプロジェクト全体を牽引できるリーダーを目指したいと考えています。 |
この例文が採用担当者に響く理由は、転職理由・スキルの棚卸し・企業固有の志望理由・キャリアビジョンの4点が一本の線でつながっているからです。「上流工程に携われない」という転職理由を、「上流から一貫して携われる環境を選んだ」という前向きな文脈に変換している点も、採用担当者に好印象を与えます。
後輩の進捗管理という具体的なエピソードを入れることで、PLを目指すというキャリアビジョンの現実性も高まっています。
【経験者】上流工程やプロジェクトマネジメントに挑戦したい場合
| 例 | 私がシステムエンジニアとして転職を検討しているのは、プロジェクトマネジメントの領域に本格的に踏み出したいと考えているからです。 現職では製造業向けの基幹系システム開発に6年間従事し、直近の2年間はサブリーダーとして5名のチームをまとめてきました。 スケジュール管理や進捗報告、メンバーへのタスク割り当てを担う中で、プロジェクト全体の設計とリスク管理に強い関心を持つようになりました。 ただ、現職ではPM職へのキャリアパスが整っておらず、マネジメントを専門的に学べる環境を求めて転職を決めました。 貴社を志望したのは、PMを育成するための専門的なキャリアパスが明確に設けられており、若手からプロジェクト全体に責任を持てるポジションが用意されている点に魅力を感じたためです。 入社後は、これまでのサブリーダーとしての経験を活かして早期に戦力になりながら、2〜3年以内にPMとしてプロジェクトを主導できる状態を目指します。 |
この例文のポイントは、「なぜ今の職場ではなくこの企業なのか」という理由が明確な点です。現職でできないこと(PMへのキャリアパスがない)と、応募先でできること(PM育成制度がある)が対になっており、企業を選んだ必然性が伝わります。
サブリーダーとして5名のチームをまとめた経験は、PMを目指すうえでの現実的な根拠として機能しています。
【未経験】異業種からIT・SE職へのキャリアチェンジの場合
| 例 | 私がシステムエンジニアを志望するのは、前職での経験を通じて、システムが業務課題を解決する力を実感し、その設計・開発の側に携わりたいと考えるようになったからです。 前職では医療機関の事務職として5年間勤務し、電子カルテシステムの導入プロジェクトに現場担当者として関わりました。 現場のニーズを開発ベンダーに伝える調整役を担う中で、要件を正確に言語化することの難しさと、その精度がシステムの使いやすさに直結することを体感しました。 この経験がきっかけとなり、システムを使う側から作る側への転向を決意しました。 現在はJavaの基礎を独学で学習しており、基本情報技術者試験の取得に向けて準備を進めています。 貴社を志望した理由は、医療・ヘルスケア領域のシステム開発を主軸としており、前職で得た現場知識を開発工程に活かせると考えたためです。 入社後はまず開発の基礎を習得しながら、現場ユーザーの視点を持つSEとして要件整理の工程に貢献し、3〜5年後には担当領域の上流工程を自走できる状態を目指します。 |
この例文では、きっかけ(電子カルテ導入への関与)と理由(要件言語化の重要性を体感した)の両方がそろっており、「なぜSEなのか」という問いに説得力を持って答えられています。また、前職の業界知識と応募先企業の事業領域が重なっており、未経験ながら「自分でなければいけない理由」が生まれています。
独学と資格取得への言及が、学習意欲の裏付けとして機能している点も採用担当者に好印象を与えます。
文系からエンジニアへのキャリアチェンジについては、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

文系からエンジニアになれる?現実・向いている人の特徴・転職するためのロードマップを解説
【社内SE志望】SIer・ベンダーから事業会社へ転向したい場合
| 例 | 私がシステムエンジニアとして転職を考えているのは、これまで受託開発で培ってきた経験を、ひとつの事業に深く関わる形で活かしたいと考えるようになったからです。 現職のSIerでは、小売・物流・製造と複数の業界向けシステム開発に7年間従事してきました。 プロジェクトが終わると次の案件へと移るサイクルの中で、自分が手がけたシステムがその後どのように使われ、どんな課題を解決しているかを継続して見届けられないことに物足りなさを感じるようになりました。 自社のビジネスと直接向き合いながら、システムの改善と事業成長の両方に貢献できる社内SEという働き方に、強い関心を持っています。 貴社を志望したのは、EC事業の急成長に伴いシステムの内製化を推進している段階にあり、受託開発での経験が即戦力として活かせると考えたためです。 また、IT部門が経営層と近い距離で意思決定に関与できる体制にも魅力を感じています。 入社後はまず現行システムの全体像を把握しながら運用改善に取り組み、中期的には基幹システムの刷新プロジェクトにおいて中心的な役割を担えるよう貢献していきたいと考えています。 |
社内SE志望の志望動機では、「なぜ受託開発から社内SEへ転向するのか」という理由の説明が採用担当者にとっての最大の関心事です。この例文では、受託開発の経験を否定せずに「続きを見届けられない物足りなさ」という前向きな動機として語っており、ネガティブな転職理由に見えない点が評価されます。
応募先企業の内製化フェーズという具体的な状況と、受託経験という自分のスキルが自然に接続している点も、説得力を高めています。
社内SEへの転職については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

社内SEへの転職が難しい本当の理由とは?選考を突破する秘訣
志望動機でやってはいけないNG表現と改善例
志望動機の内容が整っていても、表現のしかたひとつで採用担当者の印象は変わります。よかれと思って書いた言葉が、実は評価を下げているケースは少なくありません。
ここでは、SEの志望動機でとくに注意すべきNG表現を4パターン取り上げ、それぞれの改善例とあわせて解説します。
他の職種・企業でも使い回せる抽象的な表現
最も多いNGパターンが、どの企業にも送れるような抽象的な志望動機です。「人の役に立つ仕事がしたい」「ITの力で社会に貢献したい」「チームワークを活かして働きたい」といった表現は、業種・職種を問わず使えてしまうため、採用担当者には「うちを特別に選んでいない」と受け取られます。
抽象的な表現のNG例と改善例は、次のとおりです。
| NG表現 | 改善例 |
|---|---|
| 「ITの力で社会に貢献したいと思いました」 | 「貴社が手がける物流システムの開発を通じて、現場の配送効率改善に直接貢献したいと考えています」 |
| 「チームワークを活かして働きたいと思います」 | 「前職の営業チームでの経験から、関係者間の認識のズレを調整する役割を得意としており、要件定義の工程でその強みを活かしたいと考えています」 |
| 「成長できる環境で働きたいと考えました」 | 「貴社のエンジニア育成制度と、若手からPMを目指せるキャリアパスに魅力を感じ、3年以内にプロジェクトリーダーを目指したいと考えています」 |
抽象的な言葉を具体的な内容に変えるには、「どの業界で」「どの工程で」「どんな強みを使って」という3点を意識して書き直すと効果的です。同じ志望動機でも、この3点が入るだけで採用担当者に伝わる解像度が大きく変わります。
待遇・条件面をメインに打ち出す書き方
給与や福利厚生、リモートワーク制度といった条件面を志望動機のメインに据えることも、採用担当者に警戒されるパターンのひとつです。条件への言及自体が悪いわけではありませんが、「年収が上がると思ったから」「リモート勤務ができるから」が志望理由の中心になると、「条件さえよければどこでもいい人」という印象を与えてしまいます。
条件面に関するNG例と改善例は、次のとおりです。
| NG表現 | 改善例 |
|---|---|
| 「年収アップを実現できると思い志望しました」 | 「上流工程に携わることでスキルの幅を広げ、市場価値を高めながらキャリアを積んでいきたいと考えています」 |
| 「フルリモートで働ける環境に魅力を感じました」 | 「集中して設計業務に取り組める環境が整っている点と、貴社のプロジェクトに携われる点に魅力を感じています」 |
待遇や条件への関心は自然なことですが、志望動機では「この会社でこの仕事をしたい理由」を前面に出し、条件への言及は「加えて〜」という形で添える程度に留めましょう。
採用担当者が見たいのは、条件が合ったという事実ではなく、その企業のビジネスや仕事に対する関心です。
前職や前の業界をネガティブに語る表現
転職理由として前職への不満を持っている方は多いですが、それをそのまま志望動機に書くことは避けましょう。「現職ではスキルが身につかない」「上司との関係が悪化した」「残業が多くて限界だった」といったネガティブな表現は、採用担当者に「この人はうちに来ても同じような不満を持つのではないか」という不安を与えます。
ネガティブな表現のNG例と改善例は、次のとおりです。
| NG表現 | 改善例 |
|---|---|
| 「現職では上流工程に携われず、スキルが身につかないと感じています」 | 「要件定義から携われる環境で、エンジニアとしての幅をさらに広げていきたいと考えています」 |
| 「現職はレガシーな環境で、技術的な成長が見込めません」 | 「新技術を積極的に導入している貴社の開発環境で、自分の技術力をさらに高めていきたいと考えています」 |
| 「残業が多く、働き方を改善したいと思っています」 | 「プロジェクト管理の仕組みが整った環境で、設計や開発の品質に集中できる働き方を実現したいと考えています」 |
前職への不満は、転職理由として面接で聞かれた際に答える場面では必要です。ただし志望動機では、その不満を「自分がどうなりたいか」という前向きな言葉に変換することが原則です。
ネガティブな動機を持つこと自体は問題ありませんが、それを志望動機の言葉としてそのまま使わないことがポイントになります。
「成長したい」「手に職をつけたい」だけで終わる志望動機
「エンジニアとして成長したい」「手に職をつけたい」という言葉は、転職の動機として自然なものです。ただし、これだけで志望動機が終わってしまうと、採用担当者には「自分の都合しか書いていない」と映ります。成長したいこと自体は否定されませんが、「何のために成長するのか」「成長した先に何を実現したいのか」が伝わらないと、志望動機として機能しません。
このパターンのNG例と改善例は、次のとおりです。
| NG表現 | 改善例 |
|---|---|
| 「エンジニアとして成長できる環境を求めて志望しました」 | 「要件定義から保守まで一貫して携われる貴社の環境で経験を積み、3年以内に顧客折衝からシステム設計まで自走できるSEを目指したいと考えています」 |
| 「手に職をつけたいと思い、SEを志望しました」 | 「前職の営業経験で培った顧客課題のヒアリング力を活かしながら、システムで課題を解決できるエンジニアとして専門性を高めていきたいと考えています」 |
「成長したい」という言葉は、具体的な成長の内容と、その先に実現したいことをセットで語ることで初めて志望動機として機能します。成長を目的ではなく手段として位置づけ、「何を実現するための成長か」を明示しましょう。
面接でSEの志望動機を聞かれたときの答え方
書類選考を通過したあと、面接でも志望動機は必ず聞かれます。書類に書いた内容をそのまま読み上げるだけでは、採用担当者に「準備してきた台本を話している」という印象を与えてしまいます。面接での志望動機は、書類の内容を土台にしながら、自分の言葉で話せる状態に変換しておくことが求められます。
面接で志望動機を答えるうえで押さえておきたいポイントは、次の2つです。
- 書類の内容を「自分の言葉」に変換して話す練習をする
- 深掘り質問への回答を事前に準備しておく
それぞれ確認していきましょう。
書類の内容を「自分の言葉」に変換して話す練習をする
面接官が志望動機を聞くのは、書いてある内容を確認するためだけではありません。その場で話す言葉に熱量や一貫性があるかどうかを見ています。丸暗記した文章をそのまま話すと、質問に対する答えが一字一句同じになりやすく、深掘り質問に詰まる原因にもなります。
書類に書いた内容を自分の言葉に変換するための手順は、次のとおりです。
- 書いた志望動機を声に出して読む
- 内容を箇条書きに分解し、伝えるべき要点を3〜4点に絞る
- 要点だけを見ながら、自分の言葉で話す練習をする
- 話した内容を録音して聞き直し、言葉が詰まる箇所を洗い出す
- 詰まった箇所の言葉を自分が話しやすい表現に置き換える
大切なのは、文章を覚えることではなく、話の骨格を頭に入れることです。骨格さえ入っていれば、多少言い回しが変わっても内容は伝わります。逆に文章を丸暗記すると、話の途中でひとつ言葉が飛んだだけで次が出てこなくなります。
面接は採用担当者との対話の場です。原稿を読んでいるような話し方よりも、言葉を選びながら話しているほうが、誠実さや思考力が伝わることもあります。練習は量より質で、「詰まらず話せるか」より「聞いた相手に伝わるか」を基準に繰り返しましょう。
深掘り質問への回答を事前に準備しておく
志望動機を話し終えたあと、面接官はほぼ必ずその内容を深掘りしてきます。書類では伝えきれなかった部分や、回答に矛盾がないかを確認するためです。深掘り質問に詰まると、それまで好印象だった志望動機の信頼性が一気に下がります。
SEの面接で志望動機に関して深掘りされやすい質問は、次のとおりです。
| 深掘り質問 | 準備しておくべき回答の方向性 |
|---|---|
| 「なぜ今の会社では実現できないのですか?」 | 現職の環境的な制約(キャリアパス・工程・規模)を具体的に説明する。個人への不満ではなく構造的な理由として語る |
| 「なぜ同業他社ではなく当社なのですか?」 | 企業固有の特徴(事業領域・技術スタック・組織体制)と自分のキャリア志向の接続点を1〜2点挙げる |
| 「入社後、具体的にどんな貢献ができますか?」 | 即戦力として発揮できるスキルと、3〜5年後の目標をセットで答える |
| 「SEとして5年後のキャリアをどう考えていますか?」 | PMやアーキテクトなど具体的な職位・役割を挙げ、応募先企業でそれを実現するイメージを語る |
| 「未経験でSEを目指した理由を教えてください」(未経験者) | きっかけのエピソードと、SEという職種を選んだ理由の両方をセットで答える |
深掘り質問への準備で意識したいのは、書類に書いた内容と面接での回答に矛盾が生じないようにすることです。書類に書いていない内容を面接で話すと、面接官を困惑させる可能性があります。書類の内容を起点に、「もし深掘りされたら何を答えるか」を逆算して準備しましょう。
また、社内SEの面接では「開発より運用・保守が中心になることへの理解があるか」という観点でも深掘りされやすいです。社内SEを志望する場合は、運用・改善業務への理解と、それに対する自分のスタンスを整理しておきましょう。
エンジニアの面接については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

エンジニア面接の完全ガイド|よく聞かれる質問と通過率を上げる対策法を解説
システムエンジニアの志望動機作成に行き詰まったらテックゴー
志望動機の書き方を理解しても、いざ自分の言葉で書き始めると手が止まってしまうことがあります。「この内容で本当に採用担当者に伝わるのか」「企業固有の理由が薄いのではないか」という不安は、一人で抱えていてもなかなか解消されません。SEへの転職で志望動機の作成に行き詰まっているなら、テックゴーへの相談がひとつの選択肢です。
テックゴーは、エンジニア・ITコンサル領域に特化した転職エージェントです。志望動機の作成・添削はもちろん、キャリアの棚卸しから面接対策まで、転職活動全体をサポートしています。
- アドバイザーは元エンジニア・ITコンサル出身者が多く、現場感覚に基づいた志望動機のアドバイスを受けられる
- 面接対策は回数無制限で、深掘り質問への対応も含めて徹底サポートしてもらえる
- エンジニア・ITコンサル領域に特化しており、SE・PM・上流工程の求人を多数保有している
- 平均年収アップ金額は138万円と、収入アップの実績が豊富にある
- 年収交渉の成功率は100%で、交渉をすべて代行してもらえる
志望動機は、書き方を知っているだけでは完成しません。自分のキャリアと応募先企業の接続点を言語化する作業には、客観的な視点が欠かせません。
一人で悩む時間を転職活動の準備に使いたい方には、テックゴーのサポートをおすすめします。
まとめ
この記事では、SEへの転職で採用担当者に評価される志望動機の書き方を、経験者・未経験者それぞれの視点から解説しました。志望動機に求められるのは熱意の表明ではなく、「なぜこの企業なのか」というWHYの明確さと、「入社後に何をするのか」という貢献イメージです。この2点が伝わる志望動機を作れるかどうかが、書類選考の通過率に直結します。
志望動機の作成で行き詰まりやすいのは、整理すべき情報が多いわりに、自分一人では客観的な判断が難しいからです。自分のスキルと企業のニーズがどう重なるか、転職理由をどう前向きな言葉に変換するか、深掘り質問にどう答えるかといった点は、経験豊富なアドバイザーと一緒に整理することで精度が上がります。
SEとして上流工程への転向や年収アップを目指しているなら、テックゴーへの相談がおすすめです。元エンジニア・ITコンサル出身のアドバイザーが、志望動機の作成から面接対策まで現場感覚に基づいてサポートしています。
よくある質問
Q
志望動機が理由で不採用になることはありますか?
A
あります。志望動機は書類選考・面接の両方で評価対象になるため、内容が採用担当者に響かなければ不採用につながります。 とくに注意が必要なのは、「どの企業にも送れる抽象的な内容」「待遇・条件面がメインになっている内容」「前職へのネガティブな言及が目立つ内容」の3パターンです。スキルや経験年数が十分であっても、志望動機の内容でミスマッチと判断されるケースはあります。 一方で、志望動機だけが採用の決め手になるわけでもありません。職務経歴書・面接での受け答え・技術的な質問への対応と合わせて総合的に評価されます。ただし、志望動機が弱いと書類選考の段階で面接に進めないこともあるため、後回しにせず丁寧に作り込むことが大切です。
Q
SEが転職する理由で多いのは何ですか?
A
転職者全体の調査では、転職理由の1位は5年連続で「給与が低い・昇給が見込めない」です。SEも例外ではなく、年収への不満は転職を検討するきっかけとして上位に挙がります。 ただし、SEに特有の転職理由として多いのは、次の3つです。 ・担当できる工程が限られており、上流工程やプロジェクトマネジメントに携われない ・レガシーな技術環境や多重下請け構造の中で、スキルアップや市場価値向上が見込めない ・SESや受託開発の働き方から、自社サービスや社内SEといった環境へ転向したい これらの理由は、個人の努力不足ではなく所属する環境や商流の構造的な問題から生じることが多いです。転職を検討するきっかけとしては自然なものですが、志望動機に書く際はこの記事で解説したとおり、前向きな言葉に変換することが求められます。
Q
転職エージェントは志望動機の作成に使えますか?
A
使えます。転職エージェントのアドバイザーは、志望動機の作成・添削を無料でサポートしています。 とくに次のような状況では、エージェントを活用する効果が高いです。 ・自分のキャリアと応募先企業の接続点を言語化できずに行き詰まっている ・書いた志望動機が採用担当者に響くかどうか、客観的な判断ができない ・経験者 / 未経験者それぞれの状況に合った書き方がわからない ・深掘り質問への回答まで含めて面接対策を進めたい ただし、エージェントによって得意とする領域は異なります。SEへの転職を検討しているなら、エンジニア領域に特化したエージェントを選ぶことで、業界・職種の実態に即したアドバイスを受けられます。 テックゴーでは、元エンジニア・ITコンサル出身のアドバイザーが志望動機の作成から面接対策まで一貫してサポートしているので、ぜひ活用してみてください。
