バックエンドエンジニアの平均年収は?年代別相場や年収アップの方法を解説
2026年05月28日更新
バックエンドエンジニアとして働く中で、「今の年収は高いのか」「どうすれば年収を上げられるのか」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
バックエンドエンジニアはIT職種の中でも年収が高まりやすい傾向にあり、近年はSaaSや生成AI、クラウドネイティブ領域の拡大によって、高度な技術を持つ人材の需要が非常に高まっています。
本記事では、バックエンドエンジニアの平均年収や年代別の相場を解説するとともに、年収アップを目指すために必要なスキル、おすすめの資格、キャリアアップの戦略を詳しく紹介します。市場価値を高めて高年収を実現したい方は、ぜひ参考にしてください。

著者
石川 喜佐
(Ishikawa Kisa)
大学を卒業後、大手システムインテグレーターである伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)に勤務。自身の現場経験を活かし、表面的な情報だけでは辿り着けない優良ポジションや狙い目の求人を数多く、ご提案。
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監修者
山村 優
(Yu Yamamura)
新卒で福祉系企業に入社。その後株式会社リクルートに転職し、約6年間法人営業として従事。新規開拓からはじまり既存顧客への業績拡大のための深耕営業も経験。個人目標を60ヶ月連続達成、事業部全体での通期表彰も獲得。直近ではプレイングマネージャーとして、自身の業績拡大と並行してチームの業績管理・ピープルマネジメントを担当。自分自身のキャリア形成を考える中で芽生えた「人生を豊かにする企業との出会いをより多くの方に届けたい」という強い思いから、MyVisionへ参画。
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目次
CONTENTS
バックエンドエンジニアの平均年収はいくら?
ここでは、バックエンドエンジニア全体の平均年収や、年代別の年収相場を整理します。
バックエンドエンジニアの平均年収
バックエンドエンジニアの全体平均年収は、複数の主要な求人媒体や人材エージェントの統計を統合すると、概ね500〜516万円の範囲に収束しています。
また、フリーランス市場に目を向けると、数値は大きく変わります。フリーランスボードが2025年11月時点で集計した83,810件の案件データによると、バックエンドエンジニアの平均月額単価は76.0万円、年収換算では912万円に達します。IT職種の中でも案件占有率27.0%と最大規模を誇り、需要の高さが単価を支えています。
正社員とフリーランスで年収の目線が大きく異なる点は、キャリアを考えるうえで重要な視点です。
出典:PR TIMES「【年収912万円】バックエンドエンジニア案件2025年11月最新|フリーランス調査【フリーランスボード調べ】」
年代・経験年数別の年収相場
年代が上がるほど年収も上昇する傾向は明確ですが、上昇の速度は20代と30代で大きく異なります。20代は技術習得の時期であり、実装スキルの成熟とともに年収が伸びます。30代以降は設計・レビュー・上流工程への参画が年収に直結し、40代でマネジメントを担うかどうかで差が開きます。
年代別・経験年数別の平均年収は次の通りです。
| 年代区分 | 平均年収の市場相場 |
|---|---|
| 20代前半 | 322万円〜339万円 |
| 20代後半 | 434万円〜445万円 |
| 30代前半 | 518万円〜533万円 |
| 30代後半 | 573万円〜601万円 |
| 40代前半 | 621万円〜625万円 |
| 40代後半 | 651万円〜685万円 |
| 50代以上 | 652万円〜754万円 |
| 経験年数 | 年収相場 |
|---|---|
| 未経験・新卒(1年未満) | 300万円〜400万円 |
| 1年〜2年(ジュニア) | 330万円〜400万円 |
| 3年〜7年(ミドル) | 500万円〜700万円 |
| 8年以上(シニア) | 700万円〜1,000万円以上 |
とくに近年は、生成AI、SRE、クラウドネイティブ領域など高度な技術を扱う人材需要も高まっています。そのため、単純な経験年数のみではなく、「どの案件を担当したか」「どの技術領域へ関わったか」によって年収上限は変化しやすくなります。
※各数値は、複数のIT専門転職エージェントおよび公的調査機関のデータをテックゴー編集部が統合・算出したものです。
年収の高いバックエンドエンジニアに共通する特徴
高年収のバックエンドエンジニアには、技術力の高さだけでは説明できない共通点があります。スキルの質・関わるフェーズ・対応範囲の3つの軸で整理すると、年収差が生まれる構造が見えてきます。
- モダンな技術スタックを継続的にキャッチアップしている
- 要件定義・基本設計といった上流工程に積極的に参画している
- 技術領域を横断して対応範囲を広げている
モダンな技術スタックを継続的にキャッチアップしている
年収が高いバックエンドエンジニアは、使える技術を「増やし続けている」という点で共通しています。特定の言語・フレームワークに習熟するだけでなく、市場で需要が高まっている技術を早期にキャッチアップし、実務で使える状態にしておく習慣があります。
2025年時点で求人単価が高い技術領域としては、Go・Rust・TypeScript(Node.js)などのモダンな言語のほか、マイクロサービスアーキテクチャ、コンテナ技術(Docker・Kubernetes)、クラウドネイティブ開発(AWS・GCP)が挙げられます。
これらに精通しているエンジニアは、プロジェクトの設計判断にも携わりやすく、年収600万円以上の求人で優遇される傾向があります。
重要なのは「流行に乗るだけ」ではない点です。技術選定の理由を言語化できるか、既存システムとの統合を設計できるか。そこまで答えられる人材が、高単価案件で求められるエンジニア像です。
バックエンドエンジニアのキャリアについては、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

バックエンドエンジニアとは何をする職種?役割・技術・キャリアをわかりやすく解説
上流工程・設計フェーズに積極的に参画している
同じ技術スタックを持つエンジニアでも、担当フェーズが違うだけで年収に100〜200万円の差が生まれます。実装・テスト・保守といった下流工程を担当するエンジニアと、要件定義・基本設計・API設計といった上流フェーズに関与するエンジニアとでは、市場評価が明確に異なります。
上流工程に携わるエンジニアに求められるのは、ビジネス要件をシステム設計に落とし込む力です。クライアントや非エンジニア職との会話を技術要件に翻訳し、スケーラビリティやセキュリティを考慮した設計方針を提示できることが、年収600〜800万円の水準で期待されるスキルセットになります。
年収が頭打ちになっているバックエンドエンジニアの多くは、技術力が不足しているのではなく、上流工程の経験機会がない環境に留まり続けているケースが目立ちます。現在の職場で設計フェーズに関われていないなら、転職によって環境を変えることが年収アップへの最短ルートになります。
技術領域を横断して対応範囲を広げている
バックエンドの実装だけをこなすエンジニアと、フロントエンドの構造も理解し、インフラ・セキュリティ・データベース設計にも意見を出せるエンジニアとでは、プロジェクト内での役割が根本的に違います。後者は単価交渉の余地が広く、フリーランス市場でも高単価案件に呼ばれやすい傾向があります。
とくに需要が高いのは、バックエンド開発にクラウドインフラの知識を掛け合わせたエンジニアです。AWSやGCPを用いたサーバーレス構成やコンテナ運用を自力で設計・構築できると、従来はインフラエンジニアが担っていた領域にも対応できるため、プロジェクト単価の高い案件への参入障壁が下がります。
ただし、横断的に広げた技術が「薄く広いだけ」になると市場価値は上がりません。バックエンド開発を軸として深い専門性を持ちつつ、周辺領域を読める状態にしておくことが、年収アップにつながる対応範囲の広げ方です。
フルスタックへのキャリアについては、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

フルスタックエンジニアとは何をする仕事?仕事内容・年収をわかりやすく解説
バックエンドエンジニアが年収を上げるための具体的な方法
年収アップの手段は大きく4つに整理できます。どれが正解かは現在の経験年数や市場価値によって異なりますが、優先順位の考え方は明確です。
- 技術力とポートフォリオを強化して市場価値の土台をつくる
- 転職で現在の市場価値を年収に正しく反映させる
- フリーランスとして独立し、収入の上限を取り払う
- 副業で実績と収入を同時に積み上げる
とにかく技術力を磨いてポートフォリオを強化する
技術力は年収の「床」を決めます。どの手段を選ぶにしても、ここが弱ければ転職でも独立でも評価されません。
ポートフォリオ強化で重要なのは、動くものを作るだけでなく「設計の意図が読み取れる」成果物にすることです。採用担当やクライアントが見たいのは、コードの量よりも技術選定の理由と、トレードオフをどう判断したかです。READMEにアーキテクチャの説明を書く、なぜそのフレームワークを選んだかをドキュメントに残す、といった一手間が評価を左右します。
技術面で優先すべき領域は次のとおりです。
- API設計(RESTful設計・GraphQL・OpenAPI仕様の記述)
- データベース設計とクエリ最適化(インデックス設計・正規化・パフォーマンスチューニング)
- 認証・認可の実装(JWT・OAuth2.0・セキュリティ考慮)
- コンテナ技術(Docker・Kubernetes の基本構成と運用)
- CI/CDパイプラインの構築(GitHub Actions・自動テストの整備)
経験年数が浅い時期は、技術の幅を広げるよりも「この領域なら任せてほしい」と言える深さをひとつ持つほうが年収交渉で有利になります。
転職で市場価値を正しく反映した年収を獲得する
現職に留まり続けることは、市場価値と年収の乖離を広げるリスクがあります。日本の多くの企業では、在籍年数に応じた緩やかな昇給が基本であり、技術力が上がっても年収への反映が遅れる構造があります。転職はその乖離をリセットする手段として、年収アップの手段の中でも即効性が高いです。
バックエンドエンジニアの転職で年収アップを狙うには、次の3点を意識しましょう。
- 現職で担ってきた設計・上流工程の経験を職務経歴書に具体的に記載する
- 求人票の年収レンジの上限ではなく、内定後の年収交渉で実数を動かす
- 転職エージェントを活用して非公開求人・年収交渉の代理対応を受ける
とくに年収交渉は、エージェントを使うかどうかで結果が変わりやすいポイントです。自己応募では交渉のタイミングや言い方に迷いが生じやすい一方、エンジニア特化のエージェントであれば市場相場のデータをもとに代理交渉してもらえます。
エンジニアの転職については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

エンジニア転職で“年収バグ”が起きる理由とは?年収を上げる転職戦略と成功事例を解説
フリーランスとして独立して収入の上限を取り払う
正社員のバックエンドエンジニアの年収は、企業の給与テーブルが事実上の上限になります。一方、フリーランスには収入の天井がありません。月単価100万円を超える案件も市場に存在しており、正社員時代の1.5〜2倍の収入を実現しているエンジニアは珍しくありません。
ただし、独立には収入の不安定さ、社会保険の自己負担、案件が途切れる待機リスクといったデメリットも伴います。フリーランスへの移行を現実的に考えるなら、次の条件を満たしていることが望ましいです。
- 実務経験が3年以上あり、特定の技術領域で即戦力として動ける
- 既存のプロジェクト経験から、ポートフォリオや実績を提示できる
- 案件が途切れた場合に備えた3〜6ヶ月分の生活費を確保できる
フリーランスはゴールではなく、選択肢のひとつです。正社員として上流工程・設計フェーズの実績を積んでから独立するルートが、単価交渉力という観点では最も再現性が高いです。
副業で実績を積みながら収入を底上げする
副業は、リスクをとらずに収入を増やせる手段として現実的な選択肢です。本業の安定を維持しながら、週10〜20時間の稼働で月10〜30万円の上乗せを狙えます。
副業がキャリアに与える効果は、収入増だけではありません。本業では関われない技術領域や業種のプロジェクトに参加することで、実績の幅が広がります。その実績は転職時の職務経歴書にも活用でき、フリーランス独立後の案件獲得にもつながります。
副業の始め方としては、クラウドソーシングよりも知人・元同僚経由の紹介案件のほうが、単価・信頼性ともに有利なケースが多いです。まずはSNSやエンジニアコミュニティで実績を発信する習慣をつくることが、副業案件への入り口になります。
なお、副業を始める前に必ず就業規則は確認しておきましょう。副業禁止規定がある会社で無断で副業をおこなうと、就業規則違反として懲戒処分の対象になる場合があります。
バックエンドエンジニアの年収アップならテックゴー
バックエンドエンジニアとして年収アップを目指すなら、転職エージェントの選び方が結果を左右します。汎用型のエージェントではなく、エンジニア職に特化したサービスを選ぶことが重要です。
テックゴーは、エンジニア・ITコンサル領域に特化した転職エージェントです。上流工程や設計フェーズへのステップアップ、年収交渉まで、エンジニアのキャリアに精通したアドバイザーが一貫してサポートします。アドバイザーには元エンジニア・ITコンサル出身者が多く、技術的な会話が成立したうえで求人提案を受けられる点が、汎用型エージェントとの大きな違いです。
実績として、利用者の平均年収アップ金額は138万円、年収交渉成功率は100%です。年収交渉を自分でおこなうことに不安がある方でも、市場相場のデータをもとに代理交渉を受けられます。
現在の年収が市場価値に見合っていないと感じているバックエンドエンジニアは、まず無料相談から現状を確認してみてください。
年収アップを後押しする資格
資格は技術力の証明として、転職時の年収交渉や案件獲得の場面で有効に機能します。ただし、取得すれば自動的に年収が上がるわけではなく、実務経験と組み合わせて初めて評価につながります。
ここではバックエンドエンジニアが優先的に検討すべき資格を4つ紹介します。
AWS認定資格(SAA・SAP)
クラウドインフラへの理解を証明する資格として、バックエンドエンジニアにとって取得優先度が高い資格です。AWSはクラウド市場で世界最大のシェアを持ち、バックエンド開発とインフラ構成が密接に絡む現在の開発現場では、AWSの知識は「あれば有利」から「ないと競争力が落ちる」水準になりつつあります。
SAAは転職市場での評価が上がる分岐点として機能し、SAPはキャリアの天井を押し上げる武器になります。CLF(クラウドプラクティショナー)単体では年収への直接的な影響は限定的なため、SAAを最初の目標に設定することをおすすめします。
AWS認定資格については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

AWS認定資格は転職で有利になる?資格の種類・難易度とあわせて取得順や勉強法についても解説
データベーススペシャリスト
IPAが実施する情報処理技術者試験のひとつで、データベースの設計・開発・保守・運用に関するスキルを認定する国家資格です。合格することで、データベース構築プロジェクトのグループ責任者レベルの知識と技術力を証明できます。
バックエンドエンジニアにとってデータベース設計はコア業務のひとつであり、この資格は「設計の責任を取れる人材」であることの客観的な証明になります。資格手当として月1〜2万円を設ける企業や、合格報奨金として10万円以上を支給する企業もあります。
合格率はおおむね15〜20%程度ですが、実務でSQLやデータモデリングを日常的に扱っているエンジニアにとっては、学習の見通しが立てやすい資格といえます。
Kubernetes認定資格(CKA・CKAD)
Cloud Native Computing FoundationとLinux Foundationが提供するコンテナオーケストレーション技術の認定資格です。コンテナを用いたシステム構成が主流となった現在、バックエンドエンジニアがインフラ側の知識を持つ証明として需要が高まっています。
2つの資格の位置づけは次のとおりです。
| 資格 | 概要 |
|---|---|
| CKAD | Kubernetes上でのアプリケーション開発・デプロイ・設定に関する資格。 バックエンド開発者として「コンテナ環境でのアプリ構築ができる」ことを示します。 |
| CKA | Kubernetesクラスターの構成・管理・運用に関する資格。 インフラ寄りのポジションや設計業務を担う際の証明として機能します。 |
Kubernetesは学習コストが高く、実務で扱えるエンジニアの絶対数がまだ少ない状況です。この希少性が転職時の差別化につながり、フリーランス市場では単価アップに直結しやすい資格でもあります。まずCKADを取得してからCKAに進むルートが、バックエンドエンジニアには取り組みやすい順序です。
情報処理安全確保支援士
IPAが実施する情報セキュリティの国家資格で、高度情報処理技術者試験のひとつです。試験は年2回実施され、合格率は約15〜20%と難易度は高めですが、取得後の市場評価はそれに見合うものがあります。
バックエンドエンジニアがこの資格を持つことの意味は、セキュリティを「実装後に考えるもの」ではなく「設計段階から組み込める人材」として評価される点にあります。API設計や認証基盤の構築を担うバックエンドエンジニアにとって、セキュリティ設計の知識は年収の高い上流工程ポジションへの参入条件になりつつあります。
セキュリティエンジニアへのキャリアパスについては、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

セキュリティエンジニアのキャリアパスを徹底解説|年収・将来性・必要スキルまで完全ガイド
まとめ
バックエンドエンジニアの平均年収は、500〜516万円です。年代別では30代後半から上流工程への参画とともに年収が伸び始め、40代では600万円台が相場となります。
最後に、年収アップのために押さえておきたいポイントを整理します。
- 高年収エンジニアに共通するのは、技術のキャッチアップ・上流工程への参画・対応領域の横断の3点
- 年収を上げる手段は技術力強化・転職・フリーランス独立・副業の4つで、現在の経験年数と市場価値に応じて優先順位が変わる
- 転職は年収の乖離をリセットする即効性の高い手段
現在の年収が市場価値に見合っているかどうかを確認するだけでも、転職活動を始める価値があります。エンジニア特化の転職エージェント「テックゴー」では、元エンジニア・ITコンサル出身のアドバイザーが無料でキャリア相談に対応しています。まずは無料のキャリア相談から始めてみましょう。
よくある質問
Q
バックエンドエンジニアは年収1000万円を目指せますか?
A
目指せます。ただし、技術力だけで到達できるケースは限られます。年収1,000万円を実現しているバックエンドエンジニアの多くは、上流工程・設計フェーズへの参画、マネジメント経験、クラウドやセキュリティといった専門領域の掛け合わせのいずれかを持っています。 正社員であれば大手企業・外資系・メガベンチャーへの転職が現実的なルートで、フリーランスであれば月単価100万円超の案件は市場に存在します。経験年数8年以上のシニアエンジニアが転職によって到達するケースが多く、「いつかたどり着く」ものではなく「環境と戦略を選ぶことで近づくもの」です。
Q
バックエンドエンジニアは将来的になくなりますか?
A
なくなりません。ただし、求められるスキルの中身は変わります。 生成AIの進化によりコーディング作業の一部は自動化されつつありますが、システム設計・API設計・データベース設計・セキュリティ要件の判断といった「構造を考える仕事」はAIに代替されにくい領域です。むしろAIツールを使いこなしながら設計・上流工程を担えるエンジニアの需要は高まっています。 将来性を保つうえで重要なのは、実装作業者にとどまらず、設計判断ができる人材にシフトしていくことです。
Q
未経験からでも年収を上げられますか?
A
上げられますが、段階を踏む必要があります。 未経験入社の初期は年収300〜380万円が相場です。そこから年収を引き上げるには、まず特定の技術領域で即戦力と呼べる実力をつけることが先決です。ポートフォリオの質を高め、設計の意図を説明できる状態になれば、2〜3年目での転職によって年収450〜550万円への引き上げは現実的な目標になります。 焦って早期に転職するよりも、現職で技術と実績を積んでから動くほうが交渉力は上がります。
Q
未経験入社した場合、最初の年収はどのくらいですか?
A
おおむね300〜400万円が相場です。企業規模や研修制度の充実度によって差はありますが、未経験採用ではこのレンジがスタートラインになります。 初年度の年収水準だけで企業を選ぶのではなく、技術習得の機会と成長後の年収レンジを確認して判断することをおすすめします。
Q
フリーランスと正社員ではどちらの年収が高いですか?
A
数字だけ見ればフリーランスが高いですが、単純な比較はできません。 フリーランスのバックエンドエンジニアの平均年収は912万円で、正社員の相場を大きく上回ります。ただしフリーランスは、社会保険料が全額自己負担になったり、有給休暇がなかったり、案件の空白期間は無収入になったりと、相応のリスクも伴います。そのため、実質的な手取りベースで比較すると、差は縮まります。 フリーランスへの移行は、正社員として実績と貯蓄を積んだうえで検討するのが再現性の高いルートです。
