
ベンダー管理に偏る社内システムエンジニアから、自ら実装を担うデータエンジニアへ転職
男性・35歳
観光・サービス業界の大手企業
社内SE
480万円
独立系SIer
データエンジニア
600
万円
担当キャリアアドバイザー

石川 喜佐
Ishikawa Kisa
大学を卒業後、大手システムインテグレーターである伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)に勤務。自身の現場経験を活かし、表面的な情報だけでは辿り着けない優良ポジションや狙い目の求人を数多く、ご提案。
転職を意識するまで
ご経歴について教えてください
新卒で大学院を修了後、観光・サービス業界の大手企業に入社しました。本社情報システム本部に配属され、最初の1年間はグループ全体の事業を支える基幹システムの保守・運用チームに所属。ユーザーからの問い合わせ対応や、外部ITベンダーとの調整、軽微な画面設計などを担当していました。その後、開発チームへ異動となり、社内Webサイトのリニューアルに伴うフロントエンドの実装や、海外拠点と連携した基幹システムの設計書修正、受入テストなどに携わっていました。前職には約8年間在籍し、異動や役割の変化のたびに内製開発へのシフトを期待しましたが、体制が大きく変わることはありませんでした。
転職のきっかけを教えてください
エンジニアとしての「自ら手を動かす技術力」の成長に限界を感じたこと、そして外部環境の激変による会社の先行きへの不安が重なったことがきっかけです。 前職では内製開発の割合が低く、要件を定義した後は外部ベンダーやオフショア拠点に製造を任せるスタイルが中心でした。そのため、モダンな技術に触れる機会が少なく、技術者としての市場価値が上がらないことに焦りを感じていました。そんな中、外部環境の急激な変化により、予定されていた新規のデータ活用プロジェクトが軒並み無期限凍結となってしまったのです。日々の業務がコスト削減の調整中心となる中で、「このままではエンジニアとして生き残れない」と強く危機感を抱くようになりました。
転職を決めた背景は何ですか?
特定の業界の景気に左右されない「汎用性の高いモダンな技術力」を身につけ、「ゼネラリスト的な社内SE」から「データ領域のスペシャリスト」へとキャリアの軸足を移したかったからです。 前職で予約・手配系のシステムに触れる中で、散在するデータをビジネスに還元する仕組みの重要性を感じていました。今後、どの産業でも需要が急増するであろうデータエンジニアリングの分野で、一からデータ基盤を構築するような大規模なプロジェクトに、設計・実装の当事者として参画したいと考え、転職を決意しました。
TechGoの支援について
エージェントは何社と話しましたか?
大手の総合エージェントを含めて3社と面談をしました。
その中で最終的にTechGoを選択した理由を教えてください
担当者の方が、私の技術スタックと今後のキャリアの志向性を最も深く理解し、具体的な戦略を提示してくれたからです。 他のエージェントでは、前職の「保守・運用」や「ベンダー調整」という経験だけを見られ、同様の社内SE案件や、既存システムの運用保守案件を勧められることがほとんどでした。しかしTechGoの担当者様は、私が「一からモダンな技術(PythonやGCP)を学び、データエンジニアになりたい」という想いを伝えたところ、私が上流工程で培った要件定義や折衝の経験を「データ基盤の要件整理や顧客との合意形成のフェーズで活きる強みだ」と捉え、「技術をゼロから磨きながら、データ領域のスペシャリストを目指せる独立系SIerのデータ基盤構築案件」を提案してくださいました。この提案が、私の目指す姿と合致していました。
当社のサービスに対して、率直なご意見をいただけますでしょうか?
技術的な解像度が高い「書類サポート」と、レスポンスの早さによる「安心感」が本当に素晴らしかったです。 当初、私の職務経歴書は「問い合わせ対応」や「設計書の修正」といった受動的な書き方になっていたのですが、「SIerが求めるのはプロジェクトを推進する力。外部ベンダーとの課題解決や、データの整合性に向き合った経験をもっと具体化しましょう」とアドバイスをいただき、見違えるほどアピール力の高い書類に仕上げていただきました。また、現職でストレスが多い中、チャットで相談すると常に数分から数時間以内に的確な返信が返ってきたため、在職中の限られた時間でも迷うことなく、効率的に選考対策を進めることができました。
ご自身の転職活動を振り返って
今後の転職候補者のために、転職活動の良かった点を教えてください
「社内SEとしての経験」を、次の会社でどう再現できるかという文脈で言語化できたことです。 TechGoの担当者様との壁打ちを通じて、自分では単なる調整業務だと思っていたベンダーコントロールや上流工程の経験が、大規模プロジェクトにおける「要件定義力」や「顧客企業との折衝力」として高く評価される強みであると気づけました。技術の習得に対する熱意だけでなく、前職で培ったポータブルスキルを自信を持って面接で伝えられたことが、第一志望の企業から内定をいただけた最大の要因だと思います。
今後の転職候補者のために、転職活動の反省点を教えてください
クラウドやデータエンジニアリングに関する「基礎知識のインプット」をもっと早くから始めておくべきだったという点です。 実務での実装経験が乏しい状態からの挑戦だったため、面接では「なぜそのアーキテクチャを選ぶのか」「データパイプラインにおけるETLの注意点は何か」といった概念的な質問に対して、理路整然と答えるのに苦労しました。資格の勉強だけでなく、普段からモダンな技術ブログを読み込んだり、ハンズオンで手を動かして小さくても成果物を残しておいたりすることで、技術的なトレンドや基本構造を頭に叩き込んでおくべきだったと痛感しました。
転職前後の年収を教えてください
前職は外部環境の影響による賞与減もあり約480万円でしたが、今回の転職で約600万円までアップしました。 現在はGCPやPython、ワークフローエンジンを用いたゼロからのデータ基盤構築に、先輩エンジニアの指導も受けながら設計・実装の当事者として参画しています。BIツールを使ったダッシュボード開発など幅広い工程に関わる中で、徐々に裁量範囲を広げており、技術面で大きく成長できていると感じています。
