エンジニアの履歴書の書き方|通過率を上げる5つのポイント
2026年08月04日更新
エンジニアの履歴書は、職務経歴書と役割を分けて書けているかどうかで評価が変わります。技術力そのものよりも、情報が整理されているか、2枚の書類の内容が食い違っていないか。採用担当はそこを先に見ています。
人材の需給だけを見れば、エンジニアは有利な立場にあります。情報処理推進機構(IPA)のDX動向2025によると、日本企業の85.1%がDXを推進する人材の不足を挙げました。それでも書類選考で落ちる人が減らないのは、スキルの有無ではなく、伝わり方に原因があるからです。
この記事でわかること
- 採用担当がエンジニアの履歴書で見ている5つのポイント
- 履歴書と職務経歴書の書き分け方
- 学歴・職歴欄や志望動機など、基本項目の書き方
- 経験者・未経験者それぞれのアピール方法
- 書類選考で落ちる履歴書に共通する特徴

著者
川村 莉子
(Kawamura Riko)
名古屋工業大学卒業後、新卒でDirbatoに入社。通信会社に対する業務改善プロジェクトや次世代ネットワーク移行案件のPMOなどに従事。自身のコンサルタント経験を活かした、IT系コンサルファームへの開発支援を得意とする。
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監修者
笠原 英樹
(Kasahara Hideki)
法政大学を卒業後、開発企業での技術職経験を経て、サイバーエージェントの子会社へ転職。技術領域に深くコミットしてきた経験を武器に、入社半年でプロジェクトリーダーを兼任する。「圧倒的なコミットメント力」、そして培ったリーダーとしての専門性をもって一貫して高い成果と信頼性を証明してきました。 この確かな技術的バックグラウンド、そして「誰かを支え、その人の強みを最大限に引き出すリーダー」としての経験を活かし、求職者の方々が心から納得できる「次の挑戦」をサポートしたい、という思いで転職エージェントMyVisionに入社しました。
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目次
CONTENTS
採用担当がエンジニアの履歴書で見ている5つのポイント
エンジニア採用では、履歴書そのものよりも「どの情報が、どう整理されているか」が判断材料になります。採用担当が見ているのは、おおむね次の5点です。
- 志望動機に一貫性があるか
- 保有スキルと業務経験が結びついているか
- 職務経歴書と内容が食い違っていないか
- 退職理由と職歴の空白期間に説明があるか
- 人柄や価値観が伝わるか
それぞれ、どう読まれているのかを見ていきます。
志望動機に一貫性があるか
志望動機で確認されているのは、「なぜこの会社なのか」が説明できているかという一点です。スキルが高くても応募理由が曖昧だと、「他社でもいいのでは」と受け取られます。
エンジニアは企業ごとに扱う技術も働き方も違います。プロダクトへの興味、技術スタックや事業内容への理解が文章に出ていれば、採用担当は入社後の姿を具体的に想像できます。逆に、どの会社にも出せる文章だと、そこで止まってしまいます。
保有スキルと業務経験が結びついているか
技術名を並べただけでは実力は伝わりません。どの案件で、どの立ち位置で、どこまで貢献したのか。この3つが欠けていると、採用担当は判断のしようがないからです。
たとえば「Python」とだけ書かれた履歴書と、「Pythonで社内向けAPIを新規開発、設計から運用まで担当」と書かれた履歴書では、読み手が受け取る情報量がまったく違います。スキルの深さ、使用頻度、担当フェーズ。この整合性が信頼につながります。
職務経歴書と内容が食い違っていないか
履歴書と職務経歴書の一貫性は、書類選考で必ず確認されます。
記載スキルが書類ごとに違っていたり、強調しているポイントがずれていたりすると、情報そのものの信頼性が下がります。「実際の経験がわかりにくい」と判断されて終わりです。
反対に2枚が補い合っていれば、経歴の流れと強みがはっきりします。書類全体の整合性は、選考通過に直結する要素だと考えてください。
退職理由と職歴の空白期間に説明があるか
退職理由と空白期間からは、働き方の姿勢と継続性が読み取られます。理由が曖昧なままだと、職場への適応や勤務継続に不安を持たれかねません。
ただし、前向きな理由や納得感のある説明ができれば、キャリアを見直した転機として受け止められます。空白期間も同じです。学習や資格取得、家庭の事情など、背景がわかれば問題視されにくく、むしろ計画性を示す材料になります。
人柄や価値観が伝わるか
技術以外に見られているのが人柄と価値観です。チーム開発が前提の職場では、協調性や主体性、課題への向き合い方が成果を左右します。
もうひとつ、企業文化と合うかの判断材料にもなります。志向が社風と噛み合っていれば入社後のミスマッチが減り、結果として長く働けます。テックゴーのアドバイザーが書類添削で人柄の見える一文を足すのも、この理由からです。
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履歴書と職務経歴書の書き分け早見表
エンジニアの応募書類でつまずく人の多くは、履歴書に職務経歴書の内容を詰め込んでいます。
【テックゴー編集部の見解】 1枚に収まらない原因のほとんどは、書く場所を間違えていることです。
「職務要約」「担当フェーズ」「プロジェクト規模」は、いずれも職務経歴書に書く項目です。履歴書に無理やり収めようとすると、どちらも中途半端になります。他ではあまり整理されていない部分なので、テックゴーとしての考え方を示しておきます。
履歴書に書くこと、職務経歴書に書くこと
| 項目 | 履歴書 | 職務経歴書 |
|---|---|---|
| 学歴・職歴 | 在籍期間と会社名を時系列で | 案件単位で業務内容まで |
| 技術スキル | 主要な言語とツールを数行 | 言語・フレームワーク・インフラを一覧で |
| 実績 | 志望動機に絡めて1〜2行 | 案件ごとに数値つきで |
| 志望動機 | 必須。応募企業ごとに書く | 原則不要 |
| 分量 | 1枚 | 1〜2枚 |
履歴書は「誰か」を伝える書類で、職務経歴書は「何ができるか」を伝える書類です。この線引きを守るだけで、1枚に収まらない問題はほぼ解決します。
2枚に矛盾を生まないための3つのチェック
書き上げたら、次の3点だけ突き合わせてください。
- 在籍期間と会社名が両方の書類で完全に一致しているか
- 履歴書のスキル欄に書いた技術が、職務経歴書のどこかの案件に必ず登場するか
- 履歴書の志望動機で挙げた強みが、職務経歴書の実績で裏づけられているか
3つとも通れば、書類間の矛盾で落ちることはまずありません。逆に1つでも引っかかるなら、そこが面接で必ず突かれる箇所です。
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エンジニアの履歴書の書き方【基本項目】
履歴書には、職務経歴書には存在しない固有の項目があります。ここを雑に埋める人が多いので、順に押さえていきましょう。
- 学歴・職歴欄
- 免許・資格欄
- 志望動機欄
- 本人希望記入欄
- 使用する様式
学歴・職歴欄の書き方
学歴と職歴は同じ欄にまとめて記載し、和暦か西暦のどちらかに統一します。混在は減点対象です。
学歴欄
学歴は高等学校卒業から書くのが一般的です。大学・大学院は学部・学科・専攻まで記載してください。情報系の学科であれば、それ自体が技術的な素地の説明になります。文系出身なら無理に補足せず、資格欄や志望動機で学習歴を示すほうが自然です。
職歴欄
職歴は入社と退社を1行ずつ書きます。会社名は正式名称で、「(株)」のような略記は使いません。会社名の下に、事業内容と担当領域を1行だけ添えると読み手が助かります。
- 事業内容(例:Webサービスの企画・開発)
- 従業員規模
- 自分の所属部署と担当領域
職務内容の詳細はここに書かず、職務経歴書に回してください。履歴書の職歴欄は、経歴の骨格だけを見せる場所です。
免許・資格欄の書き方
資格は取得年月の古い順に並べ、正式名称で書きます。「基本情報」ではなく「基本情報技術者試験」、「AWS認定」ではなく「AWS Certified Solutions Architect - Associate」と書いてください。
書ける資格が少ないときは、学習中のものを「〇〇試験 2026年10月受験予定」と記載しても構いません。空欄のまま出すより、意欲が伝わります。
志望動機欄の書き方
履歴書の志望動機欄は、多くの様式で5行前後しかありません。盛り込む要素は3つに絞るのが現実的です。
- その企業を選んだ理由(仕事内容・技術・事業のいずれか)
- 自分の強みがどの場面で活きるか
- 入社後にどう貢献するか
自己PRを詳しく書きたい場合は職務経歴書側で展開し、履歴書は要点だけにとどめてください。
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本人希望記入欄の書き方
ここに「特になし」と書くのは避けましょう。空欄も同様です。基本は「貴社規定に従います」で問題ありません。
ただし、勤務地や職種に譲れない条件があるなら、この欄で伝えます。給与や待遇の希望は面接以降で調整するのが通例なので、履歴書に書くと交渉の余地を狭めかねません。
使用する様式は厚生労働省の履歴書様式例が無難
かつて推奨されていたJIS規格の履歴書様式例は、2020年7月に日本規格協会が規格の解説から削除しました。これを受けて厚生労働省が2021年4月に新しい様式例を作成しています。
厚生労働省の様式例では、次の点がJIS規格版から変わりました。
- 性別欄は男女の選択式ではなく任意記載とし、未記載も可能
- 「通勤時間」「扶養家族数(配偶者を除く)」「配偶者」「配偶者の扶養義務」の4項目は設けない
企業から指定がなければ、この様式例を使っておけば形式面で減点されることはありません。転職エージェント経由の応募では独自フォーマットを渡される場合もあるので、事前に確認してください。
採用担当に刺さる履歴書に仕上げる4つのコツ
短時間で判断される書類だからこそ、書き方の工夫が効きます。押さえるべきは次の4つです。
- 成果を数値で示す
- 技術と役割をセットで書く
- 1枚に収まるレイアウトにする
- 再現性が伝わる書き方をする
成果を数値で示す
エンジニアの業務は抽象的に見えやすいため、数字を入れるだけで説得力が変わります。よくある書き方と、数値を入れた書き方を並べてみます。
| よくある書き方 | 数値を入れた書き方 |
|---|---|
| 業務効率化に貢献 | バッチ処理の見直しで作業工数を30%削減 |
| 品質改善に取り組んだ | リリース後の不具合報告を前年比40%減 |
| 問い合わせ対応を担当 | 月間30件の技術問い合わせに一次対応 |
| 売上に貢献した | フォーム改修によりCVRが5%改善 |
大きな実績がなくても構いません。工数削減や効率化といった小さな改善でも、数字がつけば評価の対象になります。
技術と役割をセットで書く
技術名だけを並べる、あるいは担当業務だけを書く。どちらも情報として不十分です。企業が知りたいのは、どの技術を使い、どんな役割を担い、何を実現したのかという流れです。
書くときは、次の3要素を1文に詰め込んでください。
- 技術スタックと担当業務を同じ文脈に置く(例:ReactでのUI実装、PythonでのAPI開発)
- 関わったフェーズを明示する(要件定義、設計、実装、テスト、運用)
- 関与の度合いを添える(一部担当、メイン担当、リード)
「Reactを使用」ではなく「Reactで管理画面のUIを実装、設計から一人で担当」と書きます。この差が書類の通過率を左右します。
1枚に収まるレイアウトにする
内容が良くても、読みづらければ意図は届きません。エンジニア採用では情報整理力そのものが評価対象になるので、レイアウトが整っているだけで加点されます。
- 見出しと項目の区切りをはっきりさせる
- フォント、余白、行間を統一し、詰め込みすぎない
- 日付、役職、技術名の表記フォーマットを揃える
- 1枚に収まらない情報は、削るか職務経歴書に移す
迷ったら削ってください。履歴書に情報を足すより、職務経歴書に振り分けるほうが読み手には親切です。
再現性が伝わる書き方をする
採用担当が最も知りたいのは、「この人はうちでも同じ成果を出せるか」という再現性です。経験を列挙するのではなく、課題をどう捉え、どう動き、何につながったかを書きましょう。
- 課題、行動、結果の順で組み立てる
- 自分が工夫した点、判断した理由を明示する
- 環境が変わっても使えるスキルに言い換える
- チーム内での役割や、周囲への働きかけも含める
再現性の書き方はコツが要るので、うまく言語化できないときはテックゴーのような専門エージェントに壁打ち相手になってもらうのが早道です。
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経験者エンジニアが履歴書で押さえる4つのポイント
実務経験がある人は、どのフェーズを、どんな技術で、どの規模で担当したかが評価軸になります。押さえるべきは次の4点です。
- 担当フェーズを一行で示す
- プロジェクト規模と責務を書く
- リード・マネジメント経験を伝える
- SES・SIer経験を言い換える
担当フェーズを一行で示す
開発には要件定義から運用まで複数の工程があり、どこに関わったかで求められるスキルが変わります。履歴書ではスペースが限られるため、フェーズ名を列挙する形で構いません。
- 要件定義、設計、実装、テスト、運用のうち担当した工程を並べる
- 複数フェーズを担当したなら、範囲と関わり方を添える
- フロントエンド、バックエンド、インフラなど担当領域も書く
- メインかサブかを併記する
「設計から運用まで一貫して担当(バックエンド、メイン担当)」。この一行があるだけで、どの工程から戦力になるかが伝わります。
プロジェクト規模と責務を書く
同じ「開発経験」でも、3人のチームと50人のプロジェクトでは身につくものが違います。規模と役割はセットで書いてください。
- プロジェクト全体の人数や期間を簡潔に記載する
- 担当した工程と役割を明確にする
- 主担当かサブ担当か、どの程度の裁量があったかを示す
- 役割が途中で変わった場合はその経緯も書く
「10名規模の開発チームで、決済機能の設計・実装を主担当」といった書き方が理想です。入社後にどこまで任せられるかの判断材料になります。
リード・マネジメント経験を伝える
チームを牽引した経験は、エンジニアとしての評価を大きく押し上げます。事実を書くだけでなく、どうマネジメントし、何を導いたかまで踏み込みましょう。
- 役割と責任範囲を明記する
- チーム人数、プロジェクト数、期間を記載する
- 管理したタスクやメンバー数、そこで出た成果を添える
- 育成、コードレビュー、指導の経験があれば書く
- 改善提案など、マネジメント以外の貢献も含める
管理職の経験がなくても問題ありません。後輩のレビューを担当した、仕様の調整役を担った。こうした事実も立派な材料です。
SES・SIer経験を言い換える
SES・SIerの経験は、案件の多様性、幅広い技術スタック、短期間でのキャッチアップ能力といった強みの塊です。ただし案件名を羅列するだけでは、どこまで対応できるかが伝わりません。
- 案件内容、技術スタック、担当フェーズを組にして書く
- 複数案件を通じて身についた汎用スキルを前に出す
- 短期間で立ち上がった実績を、具体的な期間や成果で示す
- チーム構成と自分の役割を書き、現場イメージを持たせる
伝え方次第で、即戦力かつ順応力の高い人材として読まれます。案件の内容より、自分の役割と汎用スキルの整理に時間をかけてください。
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未経験・経験の浅いエンジニアが履歴書で押さえるポイント
実務経験が少なくても、学習内容、成長意欲、現時点でできることを整理すれば評価される履歴書は作れます。
- 学習内容の書き方
- ポートフォリオの活用方法
- やりがちなNG例と改善方法
学習内容の書き方
実務経験の代わりになるのが、何を、どのように学んできたかという情報です。技術名を並べるより、取り組み方と習得のステップを示すほうが刺さります。
- 学んだ技術・言語を、学習の目的とセットで書く
- 使用した教材や学習方法を簡潔に添える
- 期間と頻度を明記し、継続していることを示す
- 学んだ内容をどうアウトプットしたか書く
- カリキュラムをこなしただけでなく、自主的な工夫があれば必ず入れる
「Ruby on Railsを6か月、平日2時間ずつ学習。教材の課題に加えて自作のタスク管理アプリを1本公開」。ここまで書ければ、主体的に学べる人材として読まれます。
ポートフォリオの活用方法
未経験者にとってポートフォリオは、実務経験の代わりにスキルを見せられる唯一の手段です。書類選考の通過率に直結します。
- 実際に動くアプリやサービスを用意する
- コードの可読性、命名規則、ファイル構成を整える
- フレームワーク任せにせず、自分で判断した箇所を説明できるようにする
- ソースコードはGitHubで公開し、履歴書にURLを記載する
- 似たアプリを複数作るより、1本の完成度を上げる
READMEに目的、機能、使用技術、工夫した点をまとめておくと、それだけで説明の手間が省けます。
やりがちなNG例と改善方法
未経験の転職では、経験の少なさより伝え方のミスで損をしているケースが目立ちます。
| NG例 | 改善方法 |
|---|---|
| 学習内容がただの羅列になっている | 何を理解し、どう活かしたかまで書く |
| 志望動機が業界志望にとどまっている | その企業を選んだ理由と自分の志向の一致を示す |
| ポートフォリオにコードしか置いていない | 目的、機能、使用技術、工夫点をREADMEにまとめる |
| 学習だけでアウトプットがない | 小規模でも自主制作物を1本仕上げる |
| 職歴の空白期間を説明していない | 学習や資格取得など、取り組んだ内容を簡潔に書く |
この5点を潰すだけで、主体性と実行力が伝わる書類に変わります。
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書類選考で落ちる履歴書に共通する4つの特徴
落ちる理由の多くは、スキル不足ではなく伝え方にあります。次の4つに心当たりがあれば、提出前に直してください。
- スキルや職務内容が抽象的
- 技術スタックの過不足と記述のズレ
- 誤字脱字と構成の乱れ
- 志望動機がテンプレート化している
スキルや職務内容が抽象的
「Webシステムの開発に従事」「バックエンドを担当」。この書き方では、規模も技術も関わり方も伝わりません。採用担当は判断を保留し、そのまま次の応募者に移ります。
改善は3点です。
- 使用技術、担当フェーズ、役割の3つを必ず組にする
- プロジェクト規模や成果など、客観的な情報を入れる
- 主に担っていた役割や役職を明確にする
技術スタックの過不足と記述のズレ
スキルを多く並べても、経験の深さや使用場面がわからなければ評価されません。むしろ、次のような書き方は逆効果です。
- 実務でほとんど使っていない技術を大量に載せている
- 使用期間や習熟度が書かれていない
- 履歴書と職務経歴書でスキル内容が矛盾している
- 流行の技術ばかりで、基礎的な技術が抜けている
直し方は決まっています。
- 言語、フレームワーク、インフラ、ツールのカテゴリごとに整理する
- 実務経験の有無、習熟度、使用期間をセットで書く
- 実際に案件で使った技術を優先する
- 履歴書、職務経歴書、ポートフォリオの記載を統一する
整理された技術スタックは、それだけで得意領域の説明になります。
誤字脱字と構成の乱れ
誤字脱字は、スキル以前に確認力と丁寧さを疑われる原因になります。
- 誤字脱字が複数ある
- 見出しや箇条書きの形式が揃っていない
- 行間、フォント、余白がばらついている
- 情報が散らかっていて、何を伝えたいかわからない
「プロジェクトの資料も同じように雑なのでは」と連想されると、挽回は困難です。提出前に第三者の目を一度入れてください。テックゴーの書類添削でも、内容より先に形式面の指摘が入ることが少なくありません。
志望動機がテンプレート化している
「貴社の事業内容に惹かれました」「成長できる環境でスキルを磨きたい」。表現自体は悪くありませんが、誰でも書ける文章では差がつきません。
防ぐには、次の4点を意識します。
- 仕事内容、技術、事業内容、自分のキャリア志向の観点で具体的に書く
- 自分の強みと企業が求めるものを紐づける
- 抽象語を避け、具体的なエピソードや数値を入れる
- 使い回さず、応募企業ごとに書き直す
自分の言葉で企業との接点を書けたとき、本気度と実力の両方が伝わります。
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ITエンジニアの志望動機が思いつかない人へ|考え方と例文をわかりやすく解説
エンジニア転職の書類対策ならテックゴー
書類だけで実力を伝えきるのは、想像以上に難しい作業です。第三者の視点を入れると、自分では気づけない伝え漏れが見つかります。
テックゴーが選ばれる理由
エンジニア転職では、IT業界の構造と職種ごとのスキル要件を理解しているコンサルタントに相談できるかで結果が変わります。技術への理解が浅いエージェントだと、強みが正しく伝わらないまま応募が進んでしまいます。
テックゴーの特徴
- IT業界とエンジニア転職に精通したキャリアアドバイザーが対応
- 開発、インフラ、PM、ITコンサルなど幅広い職種をカバー
- 大手・成長企業の非公開求人を保有
- 書類添削から面接対策、日程調整までサポート
経済産業省のIT人材需給に関する調査では、2030年に最大で約79万人のIT人材が不足すると試算されています。需要が高い時期だからこそ、どの企業にどう応募するかの精度が問われます。
相談から応募までの流れ
初回のキャリア相談から書類提出まで、おおむね次の順で進みます。
- 無料相談で経験、スキル、希望条件をヒアリング
- 経歴の棚卸しと、アピールポイントの言語化
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 求人紹介と、企業ごとの書類カスタマイズ
- 応募、面接対策、日程調整
どこから相談しても構いません。履歴書だけ見てほしい、という依頼にも対応しています。
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エンジニアのキャリア相談はどこがいい?相談先4種の比較と失敗しない選び方
まとめ
エンジニアの履歴書で評価されるのは、スキルの量ではなく情報の整理力です。履歴書と職務経歴書の役割を分け、技術と役割をセットで書き、成果に数字を添える。この3つを守るだけで、書類の通り方は変わってきます。
とはいえ、自分の強みを客観的に言語化したり、応募企業ごとに書き分けたりする作業は、一人だと消耗します。行き詰まったら、外の目を借りるのが早いはずです。
テックゴーには、IT業界に精通したコンサルタントが在籍しています。履歴書の添削からキャリアの方向性、企業ごとのカスタマイズまで対応しているので、まずは現状の書類を見せるところから始めてみてください。
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エンジニア面接の完全ガイド|よく聞かれる質問と通過率を上げる対策法を解説
よくある質問
履歴書は手書きとPCのどちらで作るべきですか
エンジニア職ならPC作成を推奨します。 手書き指定がある企業は限られますし、応募先ごとに志望動機を書き直す前提を考えると、データで管理できるほうが現実的です。作成後はPDFに変換し、ファイル名を「履歴書_氏名_日付」の形で統一しておくと丁寧な印象になります。
履歴書に書ける職歴やスキルが少ない場合はどうすればよいですか
空欄で出すのだけは避けてください。職歴が短いなら、担当した業務を1行で補足します。スキルが少ないなら、学習中の技術と学習期間を書きましょう。書く内容がないのではなく、書ける形に整理できていないだけというケースがほとんどです。
GitHubやポートフォリオのURLは必ず記載すべきですか
公開できる成果物があるなら記載してください。ただし、更新が止まっていたりREADMEが空だったりするリポジトリは、載せないほうが無難です。見せる前提で整えたものだけに絞りましょう。
職歴の空白期間はどう説明すればよいですか
学習、資格取得、療養、家庭の事情など、事実を簡潔に書けば問題ありません。空白期間そのものより、説明がないことのほうがマイナスに働きます。学習に充てていた期間なら、何を学んだかまで書くと前向きな材料に変わります。
