Salesforceエンジニアとは?仕事内容・年収・将来性・必要な資格を徹底解説
2026年03月26日更新
Salesforceエンジニアは、CRMプラットフォーム「Salesforce」を活用して、企業の営業や顧客管理などの業務を効率化・最適化するエンジニアです。DXの推進にともない導入企業が増え、需要も高まっています。
一方で、「どんな仕事内容なのか」「ほかのエンジニアと何が違うのか」「未経験から目指せるのか」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
本記事では、Salesforceエンジニアの役割や仕事内容、必要なスキル、年収、将来性までをわかりやすく解説します。

著者
高久 侑歩
(Takaku Yuho)
新卒で技術接客業経験後、株式会社リクルートにて法人営業を行う。企業の経営課題を解消するコンサル営業として多くの中小企業の立て直しを経験。 その後、企業成長へ貢献したいと思い、IT企業にてWebコンサルタントとして従事。そこで、エンジニアファーストではない現場の実態から、企業成長の妨げの根本はここにあるのではないか?と考え、My Vision・ITエンジニアのCAへ転職。企業の実態や求める人材を誰よりも深く理解し、候補者様のキャリアビジョンと精度の高いマッチングを実現し、候補者様・企業様の「成長」をサポート。
プロフィール詳細を見る

監修者
川村 莉子
(Kawamura Riko)
名古屋工業大学卒業後、新卒でDirbatoに入社。通信会社に対する業務改善プロジェクトや次世代ネットワーク移行案件のPMOなどに従事。自身のコンサルタント経験を活かした、IT系コンサルファームへの開発支援を得意とする。
プロフィール詳細を見る
目次
CONTENTS
Salesforceエンジニアとは?
Salesforceエンジニアは、Salesforceというプラットフォーム上で業務要件を実現し、企業の業務改善を支えるエンジニアです。
営業・顧客管理・マーケティングなど複数の業務領域を横断して扱うため、システム開発だけでなく業務設計の視点も求められます。
ここでは、Salesforceエンジニアの特徴や開発スタイル、他職種との違いを整理します。
CRMプラットフォームを支える専門家
Salesforceエンジニアは、CRMプラットフォームを通じて顧客情報を中心とした業務を支える専門家です。
具体的には、リード獲得から商談管理、受注、カスタマーサポートまでの一連のプロセスを一元管理し、営業活動の可視化や顧客対応の品質向上を実現します。SFA(営業支援)やカスタマーサポート管理、マーケティングオートメーションなど、複数の機能を横断的に扱う点が特徴です。
また、単なるシステム構築にとどまらず、どの情報をどのタイミングで入力・更新するかといった業務設計まで担うため、ビジネス理解も重要です。
「ローコード設定」と「プロコード開発」を使い分ける開発スタイル
Salesforceエンジニアは、ローコードとプロコードを組み合わせて開発を行います。
標準機能やFlowを活用すれば、入力制御や通知、承認フローなどの基本的な業務はコードを書かずに実装できます。一方で、複雑な条件分岐や外部システム連携、独自UIが必要な場合は、ApexやLWCによる開発が必要です。
主な使い分けは以下のとおりです。
- 標準機能:オブジェクト設計、権限制御
- Flow:業務プロセスの自動化
- Apex:複雑なロジックやバッチ処理
- LWC:ユーザーインターフェースの拡張
このように、要件に応じて最適な手段を選択できるかが重要なスキルです。
AIエージェント「Agentforce」と「Data Cloud」の活用
Salesforceエンジニアは、AgentforceやData Cloudを活用した設計にも関わります。
Agentforceは生成AIを活用した業務支援機能で、問い合わせ対応の自動化や営業活動のサポートなどに利用されます。これにより、担当者の作業負担を軽減しながら、対応品質の均一化が可能です。
また、Data Cloudは顧客データを統合する基盤であり、Salesforce内外のデータを横断して扱うことができます。ECサイトや広告データ、問い合わせ履歴などを統合することで、より精度の高い分析やパーソナライズが可能です。
そのため、近年はデータ設計やAI活用を前提としたシステム設計が求められています。
Javaエンジニア/Webエンジニアとの違いとは?
Salesforceエンジニアは、既存のクラウドプラットフォーム上で開発を行う点で、JavaエンジニアやWebエンジニアと異なります。
Webエンジニアはフレームワークやインフラを選定しながらゼロから構築することが多いのに対し、Salesforceエンジニアは標準機能や制約を前提に設計を行います。そのため、自由度は低いものの、開発スピードや安定性に優れています。
また、ApexはJavaに似た文法を持つ一方で、ガバナ制限やトランザクション制御など独自仕様があり、効率的な設計が求められます。
Webエンジニア・Javaエンジニアについて詳しく知りたい人は以下も参考にしてください。

Webエンジニアとは?仕事内容・年収・将来性とAI時代の勝ち残り方を徹底解説

Javaエンジニアとは?仕事内容・年収・キャリアパスをわかりやすく解説
Salesforceエンジニアの主な仕事内容
Salesforceエンジニアは、業務設計から開発、運用改善まで幅広い領域を担当します。単にシステムを作るだけでなく、業務プロセス全体を最適化することが役割です。
ここでは代表的な仕事内容を具体的に解説します。
顧客のビジネスプロセスをデジタル化する
Salesforceエンジニアは、営業やカスタマーサポートなどの業務プロセスをSalesforce上で再現し、デジタル化を進めます。
具体的には、リード獲得から商談管理、受注、アフターフォローまでの一連の流れを整理し、それぞれに対応するデータ構造や入力ルールを設計します。また、承認フローや通知設定を組み合わせることで、属人化しやすい業務を標準化できます。
これにより、業務の進捗が可視化され、ボトルネックの特定や改善につなげることができます。
ApexやLWCを用いた独自機能の実装
Salesforceエンジニアは、標準機能では対応できない要件に対してApexやLWCを用いた開発を行います。
たとえば、複雑な計算ロジックや条件分岐、大量データのバッチ処理、独自の操作画面などは標準機能では実現が難しいため、コードによる実装が必要です。
また、外部システムとのAPI連携やカスタムUIの開発など、拡張性を担保する役割も担います。プラットフォームの制約を理解した上で効率的に実装することが求められます。
MuleSoftなどを活用したデータ統合
Salesforceエンジニアは、ほかシステムとのデータ連携や統合も担当します。
企業の基幹システムやECサイト、マーケティングツールなどと連携することで、顧客データを一元管理し、業務全体の効率化を図ります。MuleSoftなどの統合ツールを用いることで、APIベースの柔軟な連携が可能です。
データの整合性やリアルタイム性を考慮した設計が重要であり、単なる接続だけでなく全体最適を意識した設計力が求められます。
リリース後のデータ活用とガバナンスの最適化
Salesforceエンジニアは、システム導入後の運用やデータ活用にも関与します。
具体的には、データの入力ルールを整備して品質を維持したり、アクセス権限を管理して情報漏洩を防いだりします。また、蓄積されたデータを分析し、営業戦略やマーケティング施策の改善に活用する仕組みを整えます。
継続的に改善を行うことで、システムの価値を最大化することが求められます。
Salesforceエンジニアに求められるスキルや資格
Salesforceエンジニアには、プラットフォームの理解を前提に、開発・データ・業務設計を横断したスキルが求められます。
とくに、標準機能を活かした設計力と、必要に応じて開発で拡張できるバランスが重要です。
ここでは、実務で求められるスキルと資格を整理します。
【必須】Salesforceプラットフォームの標準機能と制限の理解
Salesforceエンジニアには、標準機能と制約を正しく理解することが求められます。
オブジェクト設計、項目設定、権限制御、承認プロセス、Flowなどの基本機能を使いこなせないと、適切な設計ができません。また、Apexにはクエリ数やCPU時間などのガバナ制限があるため、無駄な処理を避ける設計が重要です。
まずは「標準機能でどこまで実現できるか」を判断できることが、実務の出発点です。
【開発】Apex(オブジェクト指向言語)とLWC(モダンJavaScript)
alesforceエンジニアには、ApexとLWCによる開発スキルが求められます。
ApexはJavaに似たオブジェクト指向言語であり、バッチ処理やトリガー処理などのサーバーサイドロジックを担います。一方、LWC(Lightning Web Components)はモダンなJavaScriptベースのフレームワークで、UIのカスタマイズに使用されます。
とくに重要なのは、ガバナ制限を考慮した設計です。たとえば、ループ内でのクエリ発行を避ける設計や、非同期処理(Queueable、Batch)の適切な活用などが求められます。
単に書けるだけでなく、「制約の中で最適化できるか」が評価ポイントです。
【AI活用】Prompt BuilderやAgentforceを使いこなすAIレバレッジスキル
近年は、AIを活用した業務設計スキルも求められています。
SalesforceではPrompt BuilderやAgentforceを活用することで、営業支援や問い合わせ対応の自動化が可能です。たとえば、顧客情報をもとにした提案文の自動生成や、ナレッジ検索の効率化などが挙げられます。
重要なのは、AIに任せる範囲と人が判断する範囲を切り分ける設計力です。単にツールを使うのではなく、業務プロセスに組み込めるかどうかが差だといえます。
今後は「AIを使えるエンジニア」ではなく、「AIを前提に設計できるエンジニア」が評価される傾向にあります。
取得が推奨される資格
Salesforceエンジニアには、資格によるスキル証明が重要です。
代表的な資格は以下のとおりです。
- 認定アドミニストレーター
- Platform Developer I / II
- Salesforce認定コンサルタント
とくにアドミニストレーター資格は基礎理解の指標として評価されやすく、未経験からの転職では必須に近い位置づけです。
また、資格は単なる知識証明にとどまらず、最新機能のキャッチアップにも役立ちます。アップデートが多いSalesforceにおいて、継続的に学習する姿勢を示す意味でも重要です。
Salesforceエンジニアの年収相場
Salesforceエンジニアの年収は、スキル領域と経験によって大きく変動します。
とくに、開発スキルやコンサルスキル、データ活用領域まで対応できるかどうかで市場価値が大きく変わります。
ここでは、年収の目安と企業形態ごとの違いを整理します。
Salesforceエンジニアの平均年収と実務経験別の目安
Salesforceエンジニアの年収は、経験に応じて段階的に上がります。
一般的な目安は以下のとおりです。
- 未経験〜1年:350〜500万円
- 2〜3年:500〜700万円
- 5年以上:700〜1000万円以上
とくにApex開発やアーキテクチャ設計に関与できるようになると、年収は大きく上昇します。
上位記事でも共通して、Salesforceは専門性が高いため、一定の経験を積むと市場価値が上がりやすいとされています。
自社開発・コンサルファーム・SIerによる年収と働き方の違い
Salesforceエンジニアの年収は、所属する企業によっても大きく異なります。
- 自社開発:安定志向、年収は中程度
- SIer:プロジェクトベース、幅広い経験が積める
- コンサルファーム:高年収だが業務負荷が高い
とくにコンサルファームでは、業務設計や顧客折衝まで担うため、年収800万円〜1200万円以上のケースもあります。
働き方と年収のバランスをどう取るかが重要です。
「Data Cloud」や「Marketing Cloud」スキルの報酬単価
特定領域のスキルを持つことで、年収はさらに上がります。
とくに以下の領域は単価が高い傾向にあります。
- Data Cloud:データ統合・分析基盤
- Marketing Cloud:マーケティング自動化
- Experience Cloud:顧客接点の設計
これらは導入難易度が高く、対応できるエンジニアが少ないため、市場価値が高いです。
単なる開発スキルに加えて、データやマーケティング領域に踏み込めるかが差だといえます。
Salesforceエンジニアは「やめとけ」といわれる理由
Salesforceエンジニアは需要が高い一方で、「やめとけ」と言われることもあります。これはネガティブな職種というよりも、プラットフォーム特有の特徴やキャリアのクセがあるためです。
ここでは、実際によく挙げられる理由を整理します。
理由1.特定のベンダーに依存する「ロックイン」のリスク
Salesforceエンジニアは、特定のプラットフォームに依存するキャリアになりやすい点が懸念されます。
Salesforceは独自のデータ構造や開発環境を持つため、ほかのクラウドやフレームワークへの転用が難しいケースがあります。そのため、キャリアの選択肢が狭まるのではないかと不安に感じる人もいます。
一方で、CRMや業務設計の知識は他領域にも応用できるため、単なるツール依存ではなく「業務×IT」のスキルとして捉えることが重要です。
理由2.独自言語への特化による汎用スキル形成への懸念
Salesforceエンジニアは、Apexなど独自技術に特化することで、汎用スキルが身につきにくいといわれることがあります。
ApexはJavaに似ているものの、実行環境や制約が大きく異なるため、そのままほかの開発環境に応用できるとは限りません。また、LWCもSalesforce上での利用が前提となるため、フロントエンド全般の経験とは少し性質が異なります。
ただし、設計力やデータモデリング、業務理解といったスキルは共通して評価されるため、技術の使い方次第で市場価値は大きく変わります。
理由3.3ヶ月ごとのアップデートと資格更新の継続的な学習コスト
Salesforceエンジニアは、継続的な学習が前提となる職種です。
Salesforceは年に3回大規模なアップデートがあり、新機能の理解や仕様変更への対応が求められます。また、資格も更新が必要なため、継続的に学習し続ける必要があります。
この点を負担に感じる人もいますが、逆にいえば常にスキルをアップデートできる環境でもあります。変化に対応できる人にとっては、長期的に価値を維持しやすい職種といえます。
Salesforceエンジニアの将来性とAIの影響
Salesforceエンジニアは、今後も需要が継続する職種とされています。とくにAIやデータ活用の進展により、従来の設定・開発だけでなく、より高度な設計や活用支援の役割が求められています。
ここでは、AIの影響と今後の市場動向を整理します。
生成AIで開発効率はどう変わった?
生成AIの普及により、Salesforce開発の効率は大きく向上しています。Apexコードの生成やエラー修正、ドキュメント作成などをAIが補助することで、開発スピードが向上しています。
また、ナレッジ検索やトラブルシューティングも効率化されています。
ただし、AIが出力したコードをそのまま使うのではなく、ガバナ制限やデータ構造を踏まえて検証できるスキルが重要です。結果として、基礎理解の重要性はむしろ高まっています。
「設定だけ」の担当者は不要?
AIの進化により、「設定だけを行うエンジニア」は価値が下がる可能性があります。標準機能の設定や単純なFlow構築はAIでも対応できる領域が増えているため、差別化が難しいです。
そのため、今後は業務要件の整理やデータ設計、システム全体の最適化まで踏み込める人材が求められます。設定だけでなく、「なぜその設計にするのか」を説明できるかが重要です。
SaaS市場の拡大と、Salesforceを基盤とするDX需要の永続性
Salesforceエンジニアの需要は、SaaS市場の拡大とともに今後も継続すると考えられています。企業のDXが進む中で、顧客データを中心とした業務設計の重要性は高まっており、その基盤としてSalesforceを採用する企業は増え続けています。
とくに、営業・マーケティング・カスタマーサポートを統合的に管理できる点はほかのツールと比較しても強みであり、長期的に需要が維持される領域です。
Salesforceエンジニアのキャリアパス
Salesforceエンジニアは、経験を積むことで複数のキャリアパスに進むことができます。開発スキルを深めるだけでなく、業務設計やコンサルティング領域へ広げることで、市場価値を高めることが可能です。
ここでは代表的なキャリアパスを紹介します。
テクニカルアーキテクト(技術戦略の最高責任者)
テクニカルアーキテクトは、Salesforceの技術全体を設計するポジションです。
システム全体の構成設計やデータモデル、外部連携の方針などを決定し、プロジェクトの技術的な意思決定を担います。複数のクラウドやシステムを統合する視点が求められるため、高度な設計力が必要です。
年収も高く、1000万円以上を目指せるポジションです。
Salesforceコンサルタント(上流工程・ビジネス解決のプロ)
Salesforceコンサルタントは、顧客の課題を整理し、最適なシステム設計を提案する役割です。
要件定義や業務整理、導入支援を中心に、技術とビジネスの橋渡しを行います。単なる開発ではなく、経営や業務改善に直接関わる点が特徴です。
とくにコンサルファームでは高年収が期待できるポジションであり、キャリアの幅を広げたい人に適しています。
未経験からSalesforceエンジニアを目指すためのロードマップ
Salesforceエンジニアは未経験からでも目指せる職種ですが、いきなり開発に入るのではなく、プラットフォームの理解から段階的にスキルを積み上げることが重要です。
とくにSalesforceは独自のデータ構造や開発ルールがあるため、一般的なWeb開発とは異なる学習アプローチが求められます。基礎→資格→開発の順で進めることで、実務に近いスキルを効率よく身につけることができます。
ここでは、未経験から実務レベルに到達するまでの具体的なステップを解説します。
Step1:Trailhead(公式学習サイト)で基礎バッジを獲得する
まずはTrailheadで、Salesforceの基本構造を理解します。
オブジェクト、リレーション、権限、レポートなどを実際に手を動かしながら学べるため、初学者でも理解しやすいのが特徴です。とくに重要なのは「画面操作」ではなく、「データがどう構造化されているか」を意識することです。
この段階でデータモデルと業務の関係を理解できると、後の設計や開発の理解が大きく進みます。
Step2:認定アドミニストレーター資格を取得して基礎を固める
次に、認定アドミニストレーター資格を取得し、基礎を体系的に整理します。
オブジェクト設計、セキュリティ、レポート、自動化など、実務で必要な知識が網羅されており、「理解が曖昧な部分」を明確にできます。学習時は、設定の意味や業務での使い方まで意識することが重要です。
未経験からの転職では、基礎スキルの証明として評価されやすく、最低限の実務理解を示す材料だといえます。
Step3:プログラミング(Apex/LWC)の学習とポートフォリオ作成
基礎を理解したら、ApexとLWCを学び、実務に近い開発を経験します。
案件管理や問い合わせ管理などの簡単なアプリを自作し、データ設計、Flow、自動化、Apexによるロジック実装までひととおり再現します。このとき、標準機能で実現できる部分と開発が必要な部分を意識して使い分けることが重要です。
ポートフォリオでは、「何を作ったか」よりも「なぜその設計にしたか」を説明できることが評価につながります。
Salesforceエンジニアへの転職ならテックゴーへ
Salesforceエンジニアを目指す場合は、転職支援サービスの活用が有効です。
未経験の場合、自分のスキルレベルを客観的に判断しづらいため、IT特化のエージェントを利用することで、適切な求人選定や学習方針のアドバイスを受けられます。書類添削や面接対策も受けられるため、選考通過率の向上につながります。
テックゴーではSalesforce求人も扱っており、未経験からのキャリア構築をサポートしています。
まとめ
Salesforceエンジニアは、顧客データを軸に業務プロセスを設計し、システムで実現する専門職です。営業・マーケティング・サポートなど複数の業務領域に関わるため、開発だけでなく業務理解やデータ設計のスキルが求められます。
標準機能と開発を組み合わせて効率的にシステムを構築できる点や、AIやデータ基盤と連携した高度な活用に関われる点も特徴です。スキルの幅を広げることで、市場価値を高めやすい職種といえます。
未経験からでも段階的に学習を進めれば十分に目指せるため、将来性と専門性の両方を重視したい人に適したキャリアです。
Salesforceエンジニアに関するよくある質問
Salesforceエンジニアを目指す際には、未経験からの難易度やAIの影響、必要な適性について疑問を持つ人が多くいます。
ここでは、とくに多い質問について、実務を踏まえて簡潔に解説します。
未経験から30代でSalesforceエンジニアに転職するのは厳しいですか?
30代未経験でも転職は可能ですが、基礎理解と学習実績が重要です。
とくに、認定アドミニストレーター資格の取得や、Trailheadでの学習履歴、簡単なポートフォリオがあると評価されやすくなります。また、営業や業務改善の経験がある場合は、CRMとの親和性が高く、強みとして活かせます。
年齢よりも「業務理解+ITスキル」をどれだけ説明できるかが判断基準です。
AI(Agentforce)が進化したら、エンジニアのコーディングは不要になりますか?
コーディングの一部は自動化されますが、エンジニアの役割はなくなりません。
AIはコード生成や設定補助は得意ですが、業務要件の整理やデータ設計、最適な実装方法の判断は人が担う必要があります。とくにSalesforceでは、標準機能・Flow・開発の使い分けを設計できるかが重要です。
今後は「実装する人」よりも「設計できる人」の価値が高まります。
数学が苦手でもSalesforceエンジニアとして活躍できますか?
高度な数学スキルは必要ありません。
Salesforceで求められるのは、データの関係性を理解する力や、業務フローを整理する論理的思考です。四則演算や基本的な条件分岐の理解があれば、実務で困る場面はありません。
むしろ、業務理解やコミュニケーション力のほうが成果に直結しやすい職種です。
