
仕様書作成だけの技術者から脱却し、実装力を武器に戦えるロボティクス領域の企業へ転職
男性・30歳
自動車メーカー
ADAS先行開発エンジニア
750万円
自動車メーカー
ロボティクス制御エンジニア
880
万円
担当キャリアアドバイザー

飯尾 洸太
Iio Kota
大学を卒業後、IT企業の営業職として新卒入社。1~2年目で全ての半期において優績者表彰を獲得し、2年目には全社MVPを受賞。3年目に管理職へ昇進し、組織運営や数値管理を担当。就任時は全国最下位だった支店を立て直し、5年目には全国1位へと導く。その後、仕事を通じて輝ける人を1人でも増やしたいと考えキャリアアドバイザーに転身し、技術職ならではの志向やキャリアパスを踏まえた伴走支援を徹底することでITエンジニアの転職支援を得意としている。転職を通じて志願者の方々がより豊かな生活を送れるよう、誠実かつ丁寧なサポートが信条。
転職を意識するまで
ご経歴について教えてください
大学院を修了後に、新卒で大手自動車メーカーに入社しました。入社後は、ADAS(先進運転支援システム)の先行技術開発部門に配属され、 そこでは機械学習を用いた環境認識の基礎研究から始まり、主力車種向けの車線変更支援機能の量産開発、そしてハンズオフ機能のテスト環境構築まで、上流から下流まで幅広く経験しました。特に後半は、シミュレーション技術を活用して、実車試験の工数を削減するための開発環境整備に注力していました。
転職のきっかけを教えてください
最大のきっかけは、「エンジニアとして手を動かす時間」が極端に減ってしまったことです。 入社数年が経ち、大規模なプロジェクトの中核を担うようになると、業務の大半がサプライヤーへの仕様書作成や、社内会議のための資料作り、あるいは実車評価のための配線作業などの「調整・段取り」に費やされるようになりました。 ある時、制御ロジックに不具合が見つかったのですが、中身がサプライヤーのブラックボックスになっており、自分たちでは原因究明も修正もできないという事態に直面しました。「自分は技術者として、本当にモノを作れているのだろうか?」という強烈な焦燥感に襲われたのを覚えています。
転職を決めた背景は何ですか?
これからのエンジニアキャリアを考えた際、「管理能力」ではなく「実装能力」を武器にしたいと強く思ったからです。 自動車業界はMATLAB/Simulinkが標準ですが、世の中のAI・自動運転開発の主流はPythonやC++、ROS(Robot Operating System)に移りつつあります。今の環境に居続けると、社内調整のプロにはなれても、市場で通用する技術者ではなくなってしまうという危機感がありました。 そこで、組織の看板で仕事をするのではなく、自分の書いたコードでロボットを動かせる環境、それも社会実装に近いフェーズで挑戦できる場所を探そうと決意しました。
TechGoの支援について
エージェントは何社と話しましたか?
大手総合型エージェントを含めて3社とお話ししました。しかし、多くのエージェントは「自動車業界なら、別の自動車メーカーへ」という安直な提案ばかりで、私が求めている「技術スタックの変革(ROS2/C++への移行)」という文脈を深く理解してくれる担当者はなかなかいませんでした。
その中で最終的にTechGoを選択した理由を教えてください
TechGoの担当の方が、唯一「制御理論のバックグラウンドがあれば、自動車からロボティクスへの転身こそがキャリアのアップサイドが大きい」と具体的な提案をしてくれたからです。 私の職務経歴書を見て、単に「ADAS開発経験あり」と処理するのではなく、「モデルベース開発の知見と、C++での実装経験のギャップをどう埋めてアピールするか」という技術的な戦略を一緒に練ってくれました。エンジニア専門のエージェントならではの解像度の高さに信頼を寄せました。
当社のサービスに対して、率直なご意見をいただけますでしょうか?
非常に満足しています。特に次の2点が役立ちました。 1点目は通過率の高い書類サポートです。私の経歴は「評価・検証」の記述が多く、一見すると「テスター」のように見えかねない懸念がありました。TechGoさんはそこを修正し、「評価環境を構築するために、いかに複雑なスクリプトを組み、論理的な検証を行ったか」という開発者視点でのリライトを提案してくれました。これにより、書類選考で「実装力のあるエンジニア」として認知してもらえたと思います。 2点目は模擬面接の質の高さです。 面接対策では、想定される技術質問(制御理論や物理モデルに関する問い)を深掘りしていただきました。一般的なマナー指導ではなく、「技術的なこだわりをどうビジネス貢献に結びつけて話すか」という観点でのアドバイスは、最終面接での役員プレゼンで非常に役立ちました。気になることがあって連絡してもすぐに回答が来るスピード感も、在職中の転職活動において大きな安心材料でした。
ご自身の転職活動を振り返って
今後の転職候補者のために、転職活動の良かった点を教えてください
「自分が何を捨てて、何を得たいか」を明確にしたことです。 私の場合は、「完成車メーカーのブランド力」や「既存の社内ネットワーク」を捨ててでも、「最先端の技術環境」と「実装の裁量」を得ることを優先しました。この軸が定まっていたため、面接で「なぜ自動車を辞めるのか?」と問われた際にも、ネガティブにならず前向きな技術的挑戦として語ることができました。
今後の転職候補者のために、転職活動の反省点を教えてください
もっと早く「市場価値の確認」をしておけばよかったと思います。 社内の評価制度や独自ツールに最適化しすぎていた期間が長く、外の世界で標準とされている技術(Gitのモダンな運用やコンテナ技術など)の習得が遅れていました。転職活動を始めてから慌ててキャッチアップすることになったので、日頃から社外の勉強会などに参加し、自分の立ち位置を客観視しておくべきでした。
転職前後の年収を教えてください
転職前は年収750万円、転職後は年収880万円になりました。 裁量労働制への移行や、経験スキルが「即戦力」として高く評価されたことで、希望以上の提示をいただけました。
