
調整業務に忙殺される日々を脱し、インフラとアプリの知見を活かすデータアーキテクトへ
男性・31歳
通信事業
アプリケーションエンジニア
850万円
インターネットサービス
データエンジニア
980
万円
担当キャリアアドバイザー

串田 聡太
Kushida Sota
明治大学卒業後、富士通株式会社にて、自社製品に加えSAPやSalesforce導入、DX提案などを経験。その後、パーソルキャリア株式会社にて、ITエンジニアの転職支援を担当。業界トップクラスの実績を有する。
転職を意識するまで
ご経歴について教えてください
新卒で大手通信事業会社に入社し、最初の3年間は法人向けネットワークエンジニアとして働いていました。官公庁向けのWAN構築プロジェクトなどで、数百拠点規模の導入におけるサブPMを担当していました。 その後、社内の新規事業開発部門へ異動願を出し、物流業界向けのアプリケーション開発に従事しました。そこではクラウド(Azure)を活用したバックエンド開発や、Flutterを用いたアプリ開発のディレクションなど、インフラからアプリ層まで幅広く経験を積みました。
転職のきっかけを教えてください
新規事業部門で、IoTデバイスから収集したデータを活用するプロジェクトを担当したときのことです。 データの分析基盤を構築する必要があったのですが、社内のルール上、既存の重厚長大なレガシーシステムを利用するか、あるいは開発を外部の協力会社に委託するかの二択しかありませんでした。 「ちょっとしたデータ加工パイプラインを作りたいだけなのに、仕様書を書いて、見積もりを取って、承認を得るまでに2週間かかる」というスピード感の無さに愕然としました。自分でコードを書けば半日で終わる作業に対し、調整業務ばかりに時間を費やしている現状に、エンジニアとしての危機感を覚えたのが最初のきっかけです。
転職を決めた背景は何ですか?
「このままでは、技術の評価はできても自分では何も作れない『評論家』になってしまう」という焦りが大きかったです。 会社からはプロジェクトマネージャーとしてのキャリアを期待されていましたが、私はもっと技術の深淵に触れていたいという思いが強くなっていました。特に、インフラの知見とアプリ開発の経験の両方が活きる「データエンジニアリング」の領域で、自ら手を動かして大規模なデータ基盤を構築したいと考え、転職を決意しました。
TechGoの支援について
エージェントは何社と話しましたか?
大手総合型のエージェントを含めて4社とお話ししました。 エージェントの多くでは、私の経歴を見て「PM経験が豊富なので、コンサルファームに行きましょう」や「SIerのPL案件があります」といった提案ばかりでした。「手を動かしたい」という私の希望よりも、今の年収や肩書きに引っ張られた提案が多い印象でした。
その中で最終的にTechGoを選択した理由を教えてください
TechGoの担当者だけが、私の「インフラからアプリまで経験している」という経歴を、「データ基盤を作る上で最強の武器になる」と正しく評価してくれたからです。 私が漠然と抱いていた「データ領域に行きたい」という希望に対して、「それなら『データエンジニア』ではなく、より上流設計も含めた『データアーキテクト』や『ソリューションエンジニア』というポジションで攻めるべきだ」と、具体的な市場価値とポジションを提案してくれました。エンジニア専業ならではの解像度の高さに信頼を置きました。
当社のサービスに対して、率直なご意見をいただけますでしょうか?
職務経歴書の添削サポートが非常に役立ちました。 私の経歴はネットワーク、アプリ、企画と多岐にわたるため、一見すると「何でも屋」に見えてしまうのが悩みでした。しかし担当の方が、「dbtやクラウドアーキテクチャの経験を軸に、フルスタックなデータ人材として見せる」というストーリー構築を一緒に行ってくれました。 また、模擬面接では「なぜPMからIC(Individual Contributor:管理職を持たない専門職)に戻りたいのか?」という、企業側が最も懸念する質問に対して、ネガティブにならずに「技術への探究心」として伝える回答を何度も練習していただきました。
ご自身の転職活動を振り返って
今後の転職候補者のために、転職活動の良かった点を教えてください
「自分がコントロールできる領域」を重視して企業を選んだことです。 年収やブランドも大切ですが、面接では必ず「内製化比率はどのくらいか」「エンジニアが技術選定の裁量を持っているか」を確認しました。その結果、現在はdbtやStreamlitなど、最新の技術スタックを自らの判断で導入し、高速にPDCAを回せる環境で働けています。技術的な決定権を持つことは、エンジニアとしての幸福度に直結すると実感しています。
今後の転職候補者のために、転職活動の反省点を教えてください
もっと早く「ポートフォリオ」や「Githubのアカウント」を整備しておくべきでした。 業務でコードを書いていたとはいえ、社外に出せる成果物が少なかったため、スキル証明に苦労しました。転職活動を始める前から、QiitaやZennでの技術発信や、個人開発の成果物をまとめておくと、よりスムーズに技術力をアピールできたと思います。
転職前後の年収を教えてください
転職前は年収850万円、転職後は年収980万円になりました。 技術職に戻ることで年収が下がる覚悟をしていましたが、提示されたのはむしろ年収アップのオファーでした。「マネジメントができるエンジニア」としての希少性を評価していただけたと感じています。
