
技術選定の裁量を求めて本国主導の外資系半導体メーカーから社会インフラを担う大手総合電機へ
男性・34歳
データストレージ
OTエンジニア
700万円
総合電機メーカー
DXエンジニア
850
万円
担当キャリアアドバイザー

高久 侑歩
Takaku Yuho
新卒で技術接客業経験後、株式会社リクルートにて法人営業を行う。企業の経営課題を解消するコンサル営業として多くの中小企業の立て直しを経験。 その後、企業成長へ貢献したいと思い、IT企業にてWebコンサルタントとして従事。そこで、エンジニアファーストではない現場の実態から、企業成長の妨げの根本はここにあるのではないか?と考え、My Vision・ITエンジニアのCAへ転職。企業の実態や求める人材を誰よりも深く理解し、候補者様のキャリアビジョンと精度の高いマッチングを実現し、候補者様・企業様の「成長」をサポート。
転職を意識するまで
ご経歴について教えてください
大学院でエネルギー科学を専攻した後、新卒で外資系半導体メーカーに入社しました。日本拠点の生産技術職として、工場の自動化(FA)や製造装置のデータ収集・分析システムの構築に携わってきました。
転職のきっかけを教えてください
決定的なきっかけは、工場内でのIoTプロジェクトでの出来事です。 私は製造ラインのデータをクラウド(Azure)へリアルタイム連携し、予知保全を行うシステムを起案しました。技術検証も終え、現場の生産性向上に直結する自信がありました。 しかし、本国のIT部門から「グローバル基準のセキュリティポリシーに抵触する」「ローカル独自のシステム構築は認めない」と一蹴されてしまったのです。外資系特有のトップダウン文化により、日本拠点では「与えられたシステムの運用」しか許されない現実に、「エンジニアとして自ら仕組みを創り出す仕事がしたい」という思いが爆発しました。
転職を決めた背景は何ですか?
大きく2つの理由があります。 1つ目は、「裁量権」への渇望です。前職では本国の指示が絶対で、技術選定の余地がありませんでした。日本の製造業の強みである「現場力」と最新のITを組み合わせ、自らの手でシステムを設計・構築できる環境を求めました。 2つ目は、技術領域の拡張です。工場内の閉じたネットワークだけでなく、クラウドやWeb技術も融合させた、より広範な社会インフラシステムに携わりたいと考え、大規模なプロジェクトを持つ大手総合電機メーカーを志望しました。
TechGoの支援について
エージェントは何社と話しましたか?
大手のエージェントを含め、4社ほどとお話ししました。
その中で最終的にTechGoを選択した理由を教えてください
TechGoの担当者だけが、私の「生産技術(OT)」と「IT」の両方を知見として評価してくれたからです。 他のエージェントからは「社内SE」や「プリセールス」ばかり紹介されましたが、TechGoの方は「工場現場の泥臭いデータ構造を知っていて、かつクラウドも触れる人材は、今まさに大手メーカーのDX部門が喉から手が出るほど欲しがっています」と、IoTソリューション開発やスマートシティ関連のポジションを提案してくれました。私のニッチな強みを正確に言語化してくれた点が決め手となりました。
当社のサービスに対して、率直なご意見をいただけますでしょうか?
非常に満足しています。特に企業ごとの面接対策が的確でした。 私は外資系文化に慣れていたため、日系大手企業の面接で重視される「協調性」や「長期的なキャリア形成」といった観点のアピールが不足していました。担当者から「技術力だけでなく、周囲を巻き込んでプロジェクトを推進した経験をエピソードに加えてください」とアドバイスをいただき、職務経歴書や想定問答をブラッシュアップしました。このサポートがなければ、カルチャーフィットの面で見送られていたかもしれません。
ご自身の転職活動を振り返って
今後の転職候補者のために、転職活動の良かった点を教えてください
自身の経験の希少性に気づけたことです。 最初は「自分はIT専業のエンジニアには勝てない」と引け目を感じていました。しかしエージェントとの対話で、「現場の物理的な制約を理解した上でコードが書けること」自体が強力な武器になると気づかせてもらえました。 大手電機メーカーでは、ハードウェアとソフトウェアの融合が重要課題ですので、このクロスオーバーなスキルセットをアピールしたことが内定に繋がったと感じています。
今後の転職候補者のために、転職活動の反省点を教えてください
ドメイン知識の伝え方に苦戦したことです。 半導体製造特有の専門用語や工程の課題感をそのまま話しても、異業界である電機メーカーの面接官には伝わりにくい場面がありました。 「歩留まり改善」を「データ分析による品質コストの削減」と言い換えるなど、業界を問わず通じる「ビジネス課題」として翻訳して伝える努力が必要でした。これにもっと早く気づいていれば、序盤の面接もよりスムーズだったと反省しています。
転職前後の年収を教えてください
転職前は年収700万円でしたが、転職後は年収850万円になりました。 一般的に外資から日系への転職は年収が下がると言われますが、DX推進のコア人材として評価いただき、予想以上のオファーをいただけて大変満足しています。
